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第一章 ウィルとアルと図書館の守人
異世界への旅立ち
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本日の授業が終了した。
終了してしまった。
いつもは長く感じられる一日の大半が今日は早く過ぎてしまったように感じる。
しかも殆どの授業は身が入らず、頭が別の場所へ向いてしまってそれどころじゃなかった。
さて、どうしたものか。
こうなったら、腹を括って覚悟を決めるしか、ない……のかな。
「おい、ウィリアム!」
ああ、今日に限ってまた僕をからかい来たのか。
「なんだい? レズリー。今日は僕、君の相手をしている暇はないんだ」
「え?」
ん? なんだ? なんでそんな驚いて、困惑したような顔をするんだろう。
レズリーはいまいち、何を考えているのかわからない。
「暇じゃない、ってどこか行くのかよ? 誰か、と?」
「え? いや、そうじゃないけど。とにかく、僕は今日忙しいから。それじゃあね」
まさか、アルマジロと、なんて言えるわけもない。
振り向き様にレズリーの顔が見えた。
捨てられて置いていかれた犬や猫のような顔をしていた。
そんなことした覚えはないのに僕の中に少し罪悪感が残る。
いつも僕をからかって苛めてくるときは楽しそうにしているのに。
本当、訳がわからないよ
僕はレズリーのその表情の意味を理解することもできず、その場を離れた。
僕は気持ちを切り替える。
足は家である教会ではなく、教会の中腹にある丘の雑木林に向いていた。
あの喋るアルマジロと出遭った丘だ。
教会の辺りをウロウロしていたのなら、僕を探していたという言葉は本当かもしれない。
でも何故、僕なんだ?
一体どういう経緯で僕を探していたのか。
厄介ごとであることには変わりない。
でも僕は純粋に知りたかった。
口では憂鬱だと言ったものの、内心では興味が湧いていることも本当だ。
「たしか、この辺りだったよな」
誰に話しかけるわけでもなく、ポツリと呟いた。
辺りを見渡すが、今のところソレらしい影も気配も感じられない。
僕は雑木林のさらに奥へと入っていく。
ここまで入ってしまうと開けた丘の上とはいえ、視界には入らない。
木々が邪魔をして完全に身を隠してしまうからだ。
唯一、丘の上にある教会からもその姿は見えなくなる。
「やぁ!」
「う、わぁ!」
あたりを気にしながら歩いていると、突然現れた姿と声に驚いて僕は危うく後ろへ尻餅をつきそうになる。
でもどうにか踏ん張って耐えた。
「あ、アルマジロ!」
「アルだよ。お帰り、ウィル」
怒りは一瞬で収束して「お帰り」という、アルマジロことアルに少し照れくさげに頬を掻きながら小さな声で「ただいま」とぎこちなく返事を返した。
「早速だけどね、ウィル。私と一緒に来て欲しいんだ。そして会って欲しいお方がいる。さぁ、行こう!」
「え? ちょっと待って、どういうことだよ。アルっ」
「ゲートよ! 我らを導くしるべとなれ」
突然、アルが上空に向けて両手をかざし呪文のような言葉を囁いた。
するとそこに海の大渦のようなものが現れる。
しかも色は紫と、怪しさが倍増だ。
この渦に飛び込んだが最後、僕は暗黒世界に飛ばされてしまうのかもしれない。
しかもぐるぐるしているからずっと見ていると目が回る。
「なんだよ、これ」
「さあ、私と一緒にこの中へ」
ズボンの裾をクイクイと引っ張りアルは僕を無理やりこの怪しい紫の渦に誘い込もうとしている。
やっぱりとんでもない厄介事に巻き込まれてしまったようだ。
どうにかこの場所から、アルから逃げなければならない。
「ね、ねぇ、僕も学校帰りだし、家族に一言子と伝えてからでもいいんじゃないかな」
僕は掴まれていた裾を引き剥がしながら、どうにか言い訳をしてこの場から逃げようと考えた。
「君は本当の両親のことを知りたいと思わないかい?」
「本当の、両親。どうして」
アルの言葉に僕の思考回路が動きを止めた。
止まってしまった。そんなの無視して走りだしてしまえば良かったのに。
「君の両親に会わせてあげよう。ウィル」
「父さんと母さんに?」
ずっと探していた、僕の本当の両親。
アルはその両親に会わせてくれると言った。
「この渦の中に入れば、両親に会える?」
ほんの僅かに間が空いた。
その理由は?
「……あぁ。それから真実も」
真実。
僕がなぜ捨てられたのか……その理由も?
「それとも怖いかい? 真実を知ることが」
「なっ、そんなわけないだろ! 僕はずっと……ずっと実の両親のことを探していたんだから」
普通に考えたらこんな怪しい渦の中に入って両親に会えるわけがないと思う。
でもすでに常識じゃ考えられないことがすでに起きている。
服を着て二足歩行で歩く喋るアルマジロの存在だ。
もうすでに常識じゃ考えられないことが目の前で起きてしまっている。
非常識極まりない。
僕は息を飲んで決意する。
「いいよ。上等だ。行ってやろうじゃないか、何処へだって」
「ははっ! さあ、私に続いて!」
アルが手を差し出し、自ら大渦の中に飛び込んだ。
その小さな姿が消える。少し躊躇したものの僕も深く息を吸い込み留める。
渦の中へ飛び込んだ。
苦しい、苦しい……?
「――くっ……あれ? 息ができる」
渦の中には空気が存在した。
水の中に入るイメージで飛び込んだから少し拍子抜けだ。
クルクルと螺旋を描くように僕の体が奥へ奥へと吸い込まれていく。
緩やかなに水が流れるような速度で。
地面、水面と言った方がいいのか、水の壁、至るところから気泡が生まれてポコポコと空気が上へ上へ昇っていく。
海や川などで見られる海草や魚たちの姿はない。
それが少し残念な気もしたけど、それでも水の中を歩くという幻想的なこの光景に僕はワクワクが留まるところ知らない。
「水の中を歩くってこんなイメージなんだなぁ。凄い、凄く綺麗だ。ゲートの色を見て一時はどうなることかと思ったけど」
向かう方角はなんとなくわかっていた。
道がトンネル状で一直線だったこともあるけど、まるでこっちだよ、と誰かに手招きされている感覚があったから。
青色の世界を流れながら進んでいくと再びあの紫の渦が現れた。
さっきの渦は左周りに渦巻いていた。
けど今度のは逆方向の右回りに渦巻いている。
此処が終点。出口のようだ。
入ったときのようになんとなく息を詰めた。
渦から飛び出す。
「――っ!」
外は光の世界だった。
とても眩しい世界。
瞼が中々開くことが出来ない。
それでも無理やり抉じ開けるように瞼を持ち上げる。
光の世界が輝きを増していく。
「う、わぁ、まぶしっ……!」
今度こそ完全に目を開けられないぐらい眩しい光が、覆いかぶさるように僕を包み込んだ。
終了してしまった。
いつもは長く感じられる一日の大半が今日は早く過ぎてしまったように感じる。
しかも殆どの授業は身が入らず、頭が別の場所へ向いてしまってそれどころじゃなかった。
さて、どうしたものか。
こうなったら、腹を括って覚悟を決めるしか、ない……のかな。
「おい、ウィリアム!」
ああ、今日に限ってまた僕をからかい来たのか。
「なんだい? レズリー。今日は僕、君の相手をしている暇はないんだ」
「え?」
ん? なんだ? なんでそんな驚いて、困惑したような顔をするんだろう。
レズリーはいまいち、何を考えているのかわからない。
「暇じゃない、ってどこか行くのかよ? 誰か、と?」
「え? いや、そうじゃないけど。とにかく、僕は今日忙しいから。それじゃあね」
まさか、アルマジロと、なんて言えるわけもない。
振り向き様にレズリーの顔が見えた。
捨てられて置いていかれた犬や猫のような顔をしていた。
そんなことした覚えはないのに僕の中に少し罪悪感が残る。
いつも僕をからかって苛めてくるときは楽しそうにしているのに。
本当、訳がわからないよ
僕はレズリーのその表情の意味を理解することもできず、その場を離れた。
僕は気持ちを切り替える。
足は家である教会ではなく、教会の中腹にある丘の雑木林に向いていた。
あの喋るアルマジロと出遭った丘だ。
教会の辺りをウロウロしていたのなら、僕を探していたという言葉は本当かもしれない。
でも何故、僕なんだ?
一体どういう経緯で僕を探していたのか。
厄介ごとであることには変わりない。
でも僕は純粋に知りたかった。
口では憂鬱だと言ったものの、内心では興味が湧いていることも本当だ。
「たしか、この辺りだったよな」
誰に話しかけるわけでもなく、ポツリと呟いた。
辺りを見渡すが、今のところソレらしい影も気配も感じられない。
僕は雑木林のさらに奥へと入っていく。
ここまで入ってしまうと開けた丘の上とはいえ、視界には入らない。
木々が邪魔をして完全に身を隠してしまうからだ。
唯一、丘の上にある教会からもその姿は見えなくなる。
「やぁ!」
「う、わぁ!」
あたりを気にしながら歩いていると、突然現れた姿と声に驚いて僕は危うく後ろへ尻餅をつきそうになる。
でもどうにか踏ん張って耐えた。
「あ、アルマジロ!」
「アルだよ。お帰り、ウィル」
怒りは一瞬で収束して「お帰り」という、アルマジロことアルに少し照れくさげに頬を掻きながら小さな声で「ただいま」とぎこちなく返事を返した。
「早速だけどね、ウィル。私と一緒に来て欲しいんだ。そして会って欲しいお方がいる。さぁ、行こう!」
「え? ちょっと待って、どういうことだよ。アルっ」
「ゲートよ! 我らを導くしるべとなれ」
突然、アルが上空に向けて両手をかざし呪文のような言葉を囁いた。
するとそこに海の大渦のようなものが現れる。
しかも色は紫と、怪しさが倍増だ。
この渦に飛び込んだが最後、僕は暗黒世界に飛ばされてしまうのかもしれない。
しかもぐるぐるしているからずっと見ていると目が回る。
「なんだよ、これ」
「さあ、私と一緒にこの中へ」
ズボンの裾をクイクイと引っ張りアルは僕を無理やりこの怪しい紫の渦に誘い込もうとしている。
やっぱりとんでもない厄介事に巻き込まれてしまったようだ。
どうにかこの場所から、アルから逃げなければならない。
「ね、ねぇ、僕も学校帰りだし、家族に一言子と伝えてからでもいいんじゃないかな」
僕は掴まれていた裾を引き剥がしながら、どうにか言い訳をしてこの場から逃げようと考えた。
「君は本当の両親のことを知りたいと思わないかい?」
「本当の、両親。どうして」
アルの言葉に僕の思考回路が動きを止めた。
止まってしまった。そんなの無視して走りだしてしまえば良かったのに。
「君の両親に会わせてあげよう。ウィル」
「父さんと母さんに?」
ずっと探していた、僕の本当の両親。
アルはその両親に会わせてくれると言った。
「この渦の中に入れば、両親に会える?」
ほんの僅かに間が空いた。
その理由は?
「……あぁ。それから真実も」
真実。
僕がなぜ捨てられたのか……その理由も?
「それとも怖いかい? 真実を知ることが」
「なっ、そんなわけないだろ! 僕はずっと……ずっと実の両親のことを探していたんだから」
普通に考えたらこんな怪しい渦の中に入って両親に会えるわけがないと思う。
でもすでに常識じゃ考えられないことがすでに起きている。
服を着て二足歩行で歩く喋るアルマジロの存在だ。
もうすでに常識じゃ考えられないことが目の前で起きてしまっている。
非常識極まりない。
僕は息を飲んで決意する。
「いいよ。上等だ。行ってやろうじゃないか、何処へだって」
「ははっ! さあ、私に続いて!」
アルが手を差し出し、自ら大渦の中に飛び込んだ。
その小さな姿が消える。少し躊躇したものの僕も深く息を吸い込み留める。
渦の中へ飛び込んだ。
苦しい、苦しい……?
「――くっ……あれ? 息ができる」
渦の中には空気が存在した。
水の中に入るイメージで飛び込んだから少し拍子抜けだ。
クルクルと螺旋を描くように僕の体が奥へ奥へと吸い込まれていく。
緩やかなに水が流れるような速度で。
地面、水面と言った方がいいのか、水の壁、至るところから気泡が生まれてポコポコと空気が上へ上へ昇っていく。
海や川などで見られる海草や魚たちの姿はない。
それが少し残念な気もしたけど、それでも水の中を歩くという幻想的なこの光景に僕はワクワクが留まるところ知らない。
「水の中を歩くってこんなイメージなんだなぁ。凄い、凄く綺麗だ。ゲートの色を見て一時はどうなることかと思ったけど」
向かう方角はなんとなくわかっていた。
道がトンネル状で一直線だったこともあるけど、まるでこっちだよ、と誰かに手招きされている感覚があったから。
青色の世界を流れながら進んでいくと再びあの紫の渦が現れた。
さっきの渦は左周りに渦巻いていた。
けど今度のは逆方向の右回りに渦巻いている。
此処が終点。出口のようだ。
入ったときのようになんとなく息を詰めた。
渦から飛び出す。
「――っ!」
外は光の世界だった。
とても眩しい世界。
瞼が中々開くことが出来ない。
それでも無理やり抉じ開けるように瞼を持ち上げる。
光の世界が輝きを増していく。
「う、わぁ、まぶしっ……!」
今度こそ完全に目を開けられないぐらい眩しい光が、覆いかぶさるように僕を包み込んだ。
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