闇落ち異世界転生記~小悪魔からはじめる成り上がり、非力でも出来る出世法~

和紗かをる

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第3章 籠城戦って案外楽なんじゃないかとか考えていたけど、正直キツイ・・・。

3-1

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あの夜、見張り小屋に現れたのは敵かと思ったけれど、よく考えれば敵の斥候が松明掲げて来ないだろうと言う事で、味方だった。
 相手は領主様の館から砦への伝令を仰せつかったとか言う下級悪魔と知性のある犬型魔物だった、一般的にはコボルドとか言うらしいが、彼らは四つ足歩行で見た目は大きめの犬とか小さめの狼のよう。ただの犬と違うのは、炎のブレスを使えるのと、知性があり言葉を使うことが出来る事。戦闘の序列では下級悪魔と同列扱いで、もちろん小悪魔であるインプより上司と言える。犬っぽい魔物が自分より上司とか考えると泣けてくるけれど、怒らせてブレスでも吐かれたら一撃で消炭になるインプなので、何も言えない。
 それに彼らは俺が必死こいて設置した罠をいとも容易く突破してきたのだ。
「ここは撤収だ、もう間もなく敵は砦に迫る、領主様方も1両日中に砦に入って防戦の指揮をされる、だから各地の見張りも砦に集合する事」
 下級悪魔とコボルドの伝令隊はそれだけ伝えると、砦に向かって進んでいった。
 取り急ぎ、下級悪魔とインプ2匹の俺たちは、短い時間ではあったが、怒声も鞭も飛んでこない快適な小屋に火をかけて、移動を開始する。襤褸な見張り小屋とはいえ少しだけ愛着も沸いて来た場所だったが、敵に利用されないようにするためだ。ここに敵が潜んで、後からくる領主様一行を襲うための拠点にされない為とも言う。そうなったら責任問題で下級悪魔とインプ2匹は斬首がいいところだろうし。弱者は弱者なりの理由で動いているって事だ。
 あの夜の次の日、ファル先生とはお別れした。
 彼女は自ら好んでインプに必勝法を授けたかったわけではなく、黒猫との取引により仕方なく俺に技を教えてくれていた。それを先生、先生と慕うような呼び方で呼んでいたのは俺の勝手だし、彼女はまんざらでもない顔をしていた風に見えたけれど、米粒の表情なんか想像でしかない。実は面倒くさい奴とでも思われていたかもしれない。別れもそっけなく、あっそ、じゃっという短い単語二つでさようならだった。
 授業の最後のあいさつでも、もう少し言葉が優しい気がするけど、別れってのはそれくらいの方が、気が楽でいいのかもな。
 元々の予定だと、見張り小屋で侵攻してくる敵を見つけてから砦に逃げる段取りだったのが、今はのんびりとまでは行かないけれど安全に砦に向かっている。
 敵は他の見張り小屋が見つけたところによると、他の道から砦に向かっている様で、俺たちのチームは役目を成すことなく砦に入る。
 細い森の中の道を進むと、あちこちに木で組まれた妨害設備が見える。歴史小説で出てくる逆茂木とか言うやつだ。選ぶ必要もないほど周囲に生えている木の片方を尖らして、数本を組んだうえで地面に突き立てる。労力はかかるけれど、材料には困らないので時間さえあれば大量に準備できる。
 そんな逆茂木のエリアを抜けると、小高い丘の上にこれも木を組んだ砦の壁が見えてくる。周囲は雑草さえも抜かれた土がなだらかな起伏で続いている。
 攻める時はこのなだらかな起伏が曲者で、雨でも降れば足を滑らせる事が期待できる。一人が足を滑らせても大したことにはならないが、10人20人が一体になって動く時に、1人が足を滑らせると周囲を巻き込むことになる。転倒していたり、足を止めている集団は弓矢の餌食となるだろう。
 砦の直下では下級悪魔や中級悪魔に指揮されたインプや、力は強くても知能が低いオークによく似た悪魔。名前は知らないけれど、オークはあくまで亜人種で、彼等みたいな豚頭の悪魔はまた別種らしい。知能は低くて序列的には下級悪魔の下に位置するが、最下級のインプよりは上の種族だ。そんな豚頭の悪魔が土を掘って砦の周囲に穴をこしらえている。これで水でも張れば立派な水堀になるけど、水がないので空堀ってやつかな?
 こうしてみると、江戸期の城郭には全然届かないけど、戦国期の砦としては十分な造りな気がする。歴史の教科書では有名処の城しか載っていなかったけど、グループ研究で地元の山城を調べた知識から言うと、かなり立派な砦で難攻不落かは知らないけれど、襤褸小屋よりは大分マシだ。
「お前らは裏側の空堀作りと逆茂木作りを手伝う様に、搦め手だが守りが薄い、きっちり仕上げる様にな」
 砦につくと指示役の中級悪魔から組頭の下級悪魔が命を受け、それを俺たち最下級のインプに伝えてくる。最下級からしたら、中級悪魔は雲の上の人で、服装からして違う。俺らインプは布か?と疑いたくなるような、服未満の者を羽織って腹の下で結んでいるだけ。下帯はこれもダボッとした布?のズボンをひもで縛っているだけだ。防御効果なんて欠片もなく、肌を刺してくる虫くらいにしか効果がない。対して中級ともなると、皮鎧のあちこちに刀避けの金属パーツが組み合わされ、それだけで強そうに見える。しかも腰には片手剣、背中には3メートル近い槍を装備していて、戦場では決して会いたくない。インプなんぞは瞬殺のいいところだろう。
 頭には金属製の兜をするのだろうが、流石に砦の内部で兜は着けておらず、背後に控える下級悪魔に銀色に光る兜を持たせている。よく見ると兜は前面に隙間があるが、それ以外は金属に覆われてすごく視界が悪そうだ。頭を守ることは出来るだろうが、背後から兜と鎧の隙間に細くて薄い刃物を差し込まれたら絶命だ。
「ほおら、ぼけっとしてねぇで行くぞ!」
 組頭格の下級悪魔が声をかけて来たので、俺ともう1匹のインプは相変わらずのろのろと従う。砦に来て手柄を上げれば、少しは待遇が改善されるかもと少しだけ考えたが、インプの仕事はやはり土いじりだ。
 空堀を作ったり、逆茂木を並べたりはもちろん大事な役目なんだろうけど、それで出世とか手柄を上げられるわけじゃない。やっぱり戦闘で敵に1人や2人は倒さないと手柄とは言えないんだろうがお身で敵を倒すと言うイメージが全く沸いてこない。
 ファル先生のお陰で、生き残る事は出来る気がしてきているんだけどね。
 そこから6日が過ぎた。担当していた空堀はすっかり出来上がり、敵が進んできそうな場所にも逆茂木を配置終了した。
 その上で、空堀の底に逆茂木作成の際に出た細い枝の先を尖らせた物を仕込んだ。先端だけ少し地面から突き出させる程度に設置し、空堀の上からは判らないようにした。これで死ぬことはないだろうが、空堀に落ちたら足の裏に小さな穴くらいは出来るかもしれない。そうなれば戦闘どころじゃない。死んでないから敵も救わねばならず、お荷物を作ることになるだろう。これは狙撃系FPSで誰かがチャットしていた事の受け売りだ。もちろん会話相手は俺じゃないけど、流れていく文字を何となく読んで感心していた。敵は殺すよりも負傷させる方が、結果として相手に与えるダメージは高い。1人殺せば動かなくなるのは1人だけ。だけど1人を負傷させればそれを救おうとする人間数人と、救った後で負傷者を看護する人員も必要になり、さらに後方へ下げるにも護衛や介護で人が必要になる。だから戦では殺すよりも負傷者を増やす方法のが効果的。とか、そんな話だったような・・・。
 その考え方を基本に、搦め手の周囲には逆茂木を避けて進もうとした場所に、これも木で作ったトラバサミのようなものを仕掛けてある。本家本物のトラバサミは金属製だし、強力なバネも必要なんだろうけど、こっちは木製で、挟み込むための力は相手が体重をかけて踏む力を利用している。本家トラバサミの様な、挟まれたら身動きが取れなくなると言うようなものではなく、挟まれたら傷が出来るくらいのものでしかない。
 しかしここは異世界。消毒や絆創膏の知識は悪魔には無い。もしかしたら人間にはあるかもしれないが、人間が居るかもわからないのでどうでもいい。
 消毒の知識が無い状態で、かすり傷とは言え地面近くの場所が傷つくとどうなるか?衛生的にも酷く、雑菌パラダイスな所で傷が出来れば化膿して、行動を阻害するし、最悪破傷風とかって名前だけ聞いた事があるけど、実際どうなるか知らない怖い病気もある。
 効果があるかもしれないなら試してみるべきと、あれ以来敷居の低い下級悪魔と、寡黙に俺に従うインプと共に設置した。別に今の領主に対して忠誠心があるわけじゃないけど、いざ砦が攻め込まれ時、簡単に陥落してしまえばインプのその先なんて考えるまでもない。戦の狂騒でついでに斬られるか、奴隷にして好きな時に斬るか、自分の手持ちのインプと戦わせてみるとか、まぁろくでもない。
 それならば、一応衣食住がある今の状態のがましだし、最初は気に入らなかった下級悪魔も最近では何となく話がしやすくなっている。
 そんな事を考え、準備を終えた夜に、ついに敵が現れた。
 敵が現れたのは大手門の方面で、歓声の様な声を上げてこちらに攻め寄せている様だ。だがこちらも大手門からの攻撃は予想の内で、特に太い木を利用した門扉に魔法術式を利用した鉄で表面を覆っている。さらに術式が得意な連中から見下ろして砲撃できる様に複数の櫓も立てられ、そう簡単には近づけない。よっぽど敵が犠牲を無視するか、新兵器でも持ってこなければ当分は安心だ。
「大手の敵の数は300位だってな、それでも敵に前衛で主力が来たら合わせて1000近くになるんだってよ」
 砦内での噂は早い。真偽のほどなんかわかりはしないけど、搦め手から動いていない筈の連中から、大手門に寄せて来た敵の話が見てきたことの様に語られる。
「隣の領主だけじゃなくて、こっち側のなんとかって宗教も敵に寝返ったってよ、旗があったから間違いねぇ、こっちの領主様は一体何をしているんだか、結局砦に入るタイミングを無くしたって噂だぜ」
 当初の策では、砦に敵を引き寄せて、敵と仲の悪い連中を背後から襲わせるって話だった。それまで領主とその一族は砦に入り敵を一身に受け止めて時間稼ぎをするはずだった。だが、その領主が砦に居ない。
 見張り小屋に居た俺らにでさえ連絡が来た位なのだから、領主様に知らせが行ってない筈がない。それでも砦に来なかったと言う事は何か良くないことが起きているのか?
「なんでも領主様の末の娘がよ、どこそこのアホたれと密通してやがったのよ、そのせいで領主様 は激怒して大騒ぎよ、その日を怒りと共に密通相手を捕らえて殺すことに集中したせいで砦に来るのが遅れて、結局こんな感じさ・・・」
「嘘だろう・・・?」
 あの、我儘で作られているような領主のお嬢様が密通かよ?男なんか何にも知りませんってな顔しやがって、実際は領主様もびっくりの阿婆擦れビッチだったとか。俺に関係ないところでなら別に気にもしないんだけど、そのせいで砦に領主様が来れず、それによって士気が下がり、それによって砦が陥落したら最悪だ。
 敵が1000人集まっても、籠城戦ならその3分の1の戦力で守り切れる筈。誰が言ったのかは記憶にないけれど、呼んでいた戦記物、それだけじゃなくラノベ物でもそう書いてあった。砦の中にいる数は大体300人。当初より数が多いのは、見張り小屋に配置していた悪魔達を早めに撤収させて砦に取り込んだからだ。300人なら900人の攻撃まで耐えられる。後100人多いからって、その辺りは誤差修正で何とかなるといいな。
「だが、まぁ大手の連中には災難だが、しっかり守ってもらって、領主様が背後を突くまで時間稼ぎをしてもらおうや」
 搦め手にはまだ敵の姿は無い。領主様が砦の外にいるなら元から背後を突く予定だった近隣の勢力に対して交渉も速く進む筈。初めての戦だけど、このまま何事もなく終わればいい。
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