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6章 モブ幼女、森に砦を築く
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ジローとブクスフィ達との交渉が済み、とにかく赤髪父を救うべく薬を持って帰ることを優先して、私はブクスフィとの挨拶もそこそこに、来た道を戻る。
ここまで来た時は、歩きにくいし、ごつごつと木の根がトラップの様に生えていて、とても道中長く感じたのだけれど、考え事をしていたら帰りはあっという間だった。
昨晩泊まったヘイチェルさんの家から見えない様に、アーベ叔父さんの狩小屋を目指す。こっそり出てきてしまったから、ユルヘンも兎人のブレフトも怒っているかもしれない。別に悪い事をしたつもりはないけど、それでもなんか顔を合わせるのが辛い。ヘイチェルさんに捕まれば、拳骨のひとつは覚悟しなきゃいけないかも?なんかあの人、家族でもないのに全身全霊で怒ってくれそうな雰囲気の持ち主だった。クラスにいれば絶対に中心人物になるタイプで、隅っこ族の私とは正反対。
苦手ではないけれど、マジ泣きしながら、息が詰まるくらいぎゅうっとされたら対応に困る。
そんな事を考えながら、ヘイチェルさん家を迂回して、アーベ叔父さんの狩小屋が見える位置まで来ると、そこにはドアの前で仁王立ちするアーべ叔父さんの姿がある。少し離れたところでユルヘンとブレフトが地面に並んで座らされている。
あ~これかなりまずい奴だ。
アーべ叔父さん激おこだ。
子供だけで森に来たこともそうだろうし、しかも一番年少の私だけがいなくなったとしたら、と考えると心中お察しします。
そういえば、私、春風の両親はどうなんだろう?別に家族仲は良くもなく悪くもない家庭で、両親と下に義理の弟がいる四人家族の中級家庭。そんな家庭でいきなり娘が失踪したとなったらどうなるだろう?
かなりの確立で、家庭崩壊につながる状況になるかもしれない。
おそらく両親も弟も、私の事を必死になって探すことだろう。だが一方探される私のほうはこんな異世界で、腹ペコ状態。
多分だけど、手がかりとか。、もしあったとしても、娘が異世界に行ったとは誰も思うまい。
一年が過ぎ、二年が過ぎ、三年が過ぎたころ。家族は一応の私のいない生活に安定を見つけ、一片の悲しみと寂しさを胸に、普通に生活を始めてくれたらいいなと思う。
それはそれで私にとっては寂しいけれど、帰れるか判らない状況で何十年も悲しみ続けてくださいとは言えない。
もし言えることがあるとしたら、少しでも早く悲しむのを止めて、幸せを探してね。くらいだ。
異世界なんてほんと、良い事なんか殆どない。
魔法には少しだけ憧れるけど、剣とか弓とか鎧にまったく憧れない。
剣も鎧も重いだろうし、弓は使えるかもしれないけど、生き物を狙って殺すことが私に出来る訳ない。
帰り方が判るのなら、この体をハルに返して、私は元の世界に帰りたい。炭酸とポテチ持って動画見ながら、誰かの文句にイイネでもしていたい。
だらっとしていて、将来大丈夫か?とか言われそうだけど、異世界で命削られるくらいな腹ペコ体験とかより大分ましだ。
「あっ」
なんて、そんな事を考えながら、藪の中からぼうっとユルヘン達を見ていたら、向こうも隠れていた私を発見、そのまま知らんぷりしていればよかったのに、私と目が合った瞬間ブレフトが声を出してしまった。
すぐにユルヘンが彼の膝を蹴って黙らせるが、もう遅い。
歴戦の狩人であるアーべ叔父さんは、そんな二人のやり取りと、目線の動きから私の居場所をすぐに特定。
地面に何回足ついた?って位の物凄いステップであっという間に目の前まで来てしまった。
え~二十メートルくらいあったと思うんだけど・・・。
二十メートルを四歩で飛んでくる叔父、とんでもねぇ。
「こらっハル!逃げないで、おとなしく捕まりなさいっ」
刑事ドラマとかで、大人しく捕まれとか言う刑事いるけど、あれは馬鹿だと私は思っていた。逃げるなと言って逃げない犯人がいないとの一緒で、大人しく捕まるようなら隠れていないし、自首してるっての、ってテレビに向かって呟いてもいたりした。
だがしかし、私は叔父の一喝にピクリとも動くことが出来ずに、あっさりと捕まってしまう。逃げても無駄だし、抵抗はさらに無駄。大人しく捕まれって言うのは相手に逃げることの無意味さを知らしめ、気力を奪うことが目的だと初めて気づいた。
かくして私はあっさり叔父さんに捕まる事になったんだけど、それはほんの数秒だけだったんだ♪
「血縁だろうと、今はこの娘を捕らえるのは、少しこちらが困るのだ」
ポンっと空中にジローが現れると、私の肩を掴んだアーべ叔父さんを、逆に二股に分かれた尻尾でぐるぐる巻きにしてしまった。
「ぐぅ、ケットーシーだと?どういう事だハル?」
「えっとね、叔父さんこちらはジロー、う~ん私の仲間?なのかな」
私の言葉に叔父さんは目をパチクリ、私とジローを交互に睨む。狩人の睨み、ジローの尻尾で拘束されていても、かなり怖い。
「お前の家に行った時、なにやら変な感じがしたが、どうやらこれが答えなのか?」
いま家に残っている家族が、私の事をなんて言ったのかわからないけど、たぶんろくでもない話をしたんだと思う。
私の事を、良い子だと伝えているとは思えない。
「なんて言われたのか分からないけど、私、家を追い出されて、行き場が無くてそれでも、お父さんを助けようと思って来たの」
「そうか、あいつらから聞いた話だとハルは夜に家を出て魔物に浚われたと聞いていた、夜の魔物なら昼は森に隠れる、だから領主の許可を受けてすぐに戻ってきたんだ、それがケットシーと仲間になっているとはな」
「ジローは大丈夫、魔物かもしれないけど、良くしてくれるよ」
「そうか・・・なら、まあ良かったと言えるのか、まったくあの家族ときたらアルナウトの見舞いもせずに、末の娘を放り出して、いったい何を考えているんだ」
それ、私もまったく同じ気持ちです・・・。
ハルの記憶を知ることが出来れば、理由が少しは判るかもしれないけど、私には本当に何がしたんだろう?としか思えない。
食い扶持を減らして・・・、と言う話は、ユルヘンから聞いた限りでは違うと思う。貴族じゃないんだから跡継ぎ問題とも違う。本当なんなんだろうなぁ。
「だが今は良い、怒らないからこれを外して、一緒にお父さんに会いに行こう」
私はジローに合図して叔父さんの拘束を解くと、一緒になって狩小屋に向かった。
私と叔父さんが一緒に近づいてきた所でブレフトとユルヘンが心配そうに走ってくるが、直前でアーべ叔父さんに足払いを喰らい、地面に転がる。
「座ってろと言った筈だ、話がしたいなら後にしろ」
転がされて不満そうな顔の二人をよそに私は叔父さんに案内されるまま小屋の中に入る。
小屋の中は外から見たとおり、なかなかに広い一間で暖炉もあるしっかりとしたつくりの山小屋みたい。部屋の隅には大きめのベッドが置かれていて、そこに赤髪父アルナウトが寝ていた。額には汗で綺麗な赤髪がべったりと張り付いている。うなされているのか、寝顔は苦悶の表情で意識がない。
一目見て苦しそう・・・。
「叔父さん・・・」
「大丈夫だ、命までは取られないだろう、だが手足をどうするか決めないとそれも判らん、この辺りにはその処置が出来る医師も少なく、今は領主に依頼は出しているがどうなるか・・・、先代ならすぐ動いてくれただろうがな」
病状はジローの見立てと変わらないみたい。呪いが進めば手足が腫れ、それが全体に至れば命も無い。けど、私にはブクスフィから貰った薬がある。
「叔父さん、実は・・・」
私は叔父さんに薬の話をした。ブクスフィから貰ったという話はせずに、仲間となったケットシーが特別な薬を持っていると言う話にした。ブクスフィと交渉したなんて言っても、子供が何を言っている、と信じてもらえないだろう。
だけどジローなら実際に目にしている分、受け入れやすいと思う。
私はジローから薬の小瓶を受け取り、それを叔父さんに渡す。叔父さんはそれをじっと見つめていたが、医師でも薬剤師でもない叔父さんはすぐにあきらめた。
「これは俺では判別できない、後で兎人のヘイチェルと言う看護見習いみたいな子が来る、彼女に見てもらえば毒か薬か位は判るだろう、使うのはそれからだが、うん、良くやったなハル」
叔父さんが頭を撫でてくる。いつぞやのアルナウト父と同じ撫で方で、どっちが兄でどっちが弟かわからないけど、血の繫がりを感じる。
「えへへ・・・」
この世界に来て、こんな風にほめられたのは初めてだ。前にアルナウト父に撫でられた時は褒められてではない。
その後で、ジローから話があるということで、私、アーべ叔父さん、ユルヘン、ブレフトが集まり、外で話すことになった。
ここまで来た時は、歩きにくいし、ごつごつと木の根がトラップの様に生えていて、とても道中長く感じたのだけれど、考え事をしていたら帰りはあっという間だった。
昨晩泊まったヘイチェルさんの家から見えない様に、アーベ叔父さんの狩小屋を目指す。こっそり出てきてしまったから、ユルヘンも兎人のブレフトも怒っているかもしれない。別に悪い事をしたつもりはないけど、それでもなんか顔を合わせるのが辛い。ヘイチェルさんに捕まれば、拳骨のひとつは覚悟しなきゃいけないかも?なんかあの人、家族でもないのに全身全霊で怒ってくれそうな雰囲気の持ち主だった。クラスにいれば絶対に中心人物になるタイプで、隅っこ族の私とは正反対。
苦手ではないけれど、マジ泣きしながら、息が詰まるくらいぎゅうっとされたら対応に困る。
そんな事を考えながら、ヘイチェルさん家を迂回して、アーベ叔父さんの狩小屋が見える位置まで来ると、そこにはドアの前で仁王立ちするアーべ叔父さんの姿がある。少し離れたところでユルヘンとブレフトが地面に並んで座らされている。
あ~これかなりまずい奴だ。
アーべ叔父さん激おこだ。
子供だけで森に来たこともそうだろうし、しかも一番年少の私だけがいなくなったとしたら、と考えると心中お察しします。
そういえば、私、春風の両親はどうなんだろう?別に家族仲は良くもなく悪くもない家庭で、両親と下に義理の弟がいる四人家族の中級家庭。そんな家庭でいきなり娘が失踪したとなったらどうなるだろう?
かなりの確立で、家庭崩壊につながる状況になるかもしれない。
おそらく両親も弟も、私の事を必死になって探すことだろう。だが一方探される私のほうはこんな異世界で、腹ペコ状態。
多分だけど、手がかりとか。、もしあったとしても、娘が異世界に行ったとは誰も思うまい。
一年が過ぎ、二年が過ぎ、三年が過ぎたころ。家族は一応の私のいない生活に安定を見つけ、一片の悲しみと寂しさを胸に、普通に生活を始めてくれたらいいなと思う。
それはそれで私にとっては寂しいけれど、帰れるか判らない状況で何十年も悲しみ続けてくださいとは言えない。
もし言えることがあるとしたら、少しでも早く悲しむのを止めて、幸せを探してね。くらいだ。
異世界なんてほんと、良い事なんか殆どない。
魔法には少しだけ憧れるけど、剣とか弓とか鎧にまったく憧れない。
剣も鎧も重いだろうし、弓は使えるかもしれないけど、生き物を狙って殺すことが私に出来る訳ない。
帰り方が判るのなら、この体をハルに返して、私は元の世界に帰りたい。炭酸とポテチ持って動画見ながら、誰かの文句にイイネでもしていたい。
だらっとしていて、将来大丈夫か?とか言われそうだけど、異世界で命削られるくらいな腹ペコ体験とかより大分ましだ。
「あっ」
なんて、そんな事を考えながら、藪の中からぼうっとユルヘン達を見ていたら、向こうも隠れていた私を発見、そのまま知らんぷりしていればよかったのに、私と目が合った瞬間ブレフトが声を出してしまった。
すぐにユルヘンが彼の膝を蹴って黙らせるが、もう遅い。
歴戦の狩人であるアーべ叔父さんは、そんな二人のやり取りと、目線の動きから私の居場所をすぐに特定。
地面に何回足ついた?って位の物凄いステップであっという間に目の前まで来てしまった。
え~二十メートルくらいあったと思うんだけど・・・。
二十メートルを四歩で飛んでくる叔父、とんでもねぇ。
「こらっハル!逃げないで、おとなしく捕まりなさいっ」
刑事ドラマとかで、大人しく捕まれとか言う刑事いるけど、あれは馬鹿だと私は思っていた。逃げるなと言って逃げない犯人がいないとの一緒で、大人しく捕まるようなら隠れていないし、自首してるっての、ってテレビに向かって呟いてもいたりした。
だがしかし、私は叔父の一喝にピクリとも動くことが出来ずに、あっさりと捕まってしまう。逃げても無駄だし、抵抗はさらに無駄。大人しく捕まれって言うのは相手に逃げることの無意味さを知らしめ、気力を奪うことが目的だと初めて気づいた。
かくして私はあっさり叔父さんに捕まる事になったんだけど、それはほんの数秒だけだったんだ♪
「血縁だろうと、今はこの娘を捕らえるのは、少しこちらが困るのだ」
ポンっと空中にジローが現れると、私の肩を掴んだアーべ叔父さんを、逆に二股に分かれた尻尾でぐるぐる巻きにしてしまった。
「ぐぅ、ケットーシーだと?どういう事だハル?」
「えっとね、叔父さんこちらはジロー、う~ん私の仲間?なのかな」
私の言葉に叔父さんは目をパチクリ、私とジローを交互に睨む。狩人の睨み、ジローの尻尾で拘束されていても、かなり怖い。
「お前の家に行った時、なにやら変な感じがしたが、どうやらこれが答えなのか?」
いま家に残っている家族が、私の事をなんて言ったのかわからないけど、たぶんろくでもない話をしたんだと思う。
私の事を、良い子だと伝えているとは思えない。
「なんて言われたのか分からないけど、私、家を追い出されて、行き場が無くてそれでも、お父さんを助けようと思って来たの」
「そうか、あいつらから聞いた話だとハルは夜に家を出て魔物に浚われたと聞いていた、夜の魔物なら昼は森に隠れる、だから領主の許可を受けてすぐに戻ってきたんだ、それがケットシーと仲間になっているとはな」
「ジローは大丈夫、魔物かもしれないけど、良くしてくれるよ」
「そうか・・・なら、まあ良かったと言えるのか、まったくあの家族ときたらアルナウトの見舞いもせずに、末の娘を放り出して、いったい何を考えているんだ」
それ、私もまったく同じ気持ちです・・・。
ハルの記憶を知ることが出来れば、理由が少しは判るかもしれないけど、私には本当に何がしたんだろう?としか思えない。
食い扶持を減らして・・・、と言う話は、ユルヘンから聞いた限りでは違うと思う。貴族じゃないんだから跡継ぎ問題とも違う。本当なんなんだろうなぁ。
「だが今は良い、怒らないからこれを外して、一緒にお父さんに会いに行こう」
私はジローに合図して叔父さんの拘束を解くと、一緒になって狩小屋に向かった。
私と叔父さんが一緒に近づいてきた所でブレフトとユルヘンが心配そうに走ってくるが、直前でアーべ叔父さんに足払いを喰らい、地面に転がる。
「座ってろと言った筈だ、話がしたいなら後にしろ」
転がされて不満そうな顔の二人をよそに私は叔父さんに案内されるまま小屋の中に入る。
小屋の中は外から見たとおり、なかなかに広い一間で暖炉もあるしっかりとしたつくりの山小屋みたい。部屋の隅には大きめのベッドが置かれていて、そこに赤髪父アルナウトが寝ていた。額には汗で綺麗な赤髪がべったりと張り付いている。うなされているのか、寝顔は苦悶の表情で意識がない。
一目見て苦しそう・・・。
「叔父さん・・・」
「大丈夫だ、命までは取られないだろう、だが手足をどうするか決めないとそれも判らん、この辺りにはその処置が出来る医師も少なく、今は領主に依頼は出しているがどうなるか・・・、先代ならすぐ動いてくれただろうがな」
病状はジローの見立てと変わらないみたい。呪いが進めば手足が腫れ、それが全体に至れば命も無い。けど、私にはブクスフィから貰った薬がある。
「叔父さん、実は・・・」
私は叔父さんに薬の話をした。ブクスフィから貰ったという話はせずに、仲間となったケットシーが特別な薬を持っていると言う話にした。ブクスフィと交渉したなんて言っても、子供が何を言っている、と信じてもらえないだろう。
だけどジローなら実際に目にしている分、受け入れやすいと思う。
私はジローから薬の小瓶を受け取り、それを叔父さんに渡す。叔父さんはそれをじっと見つめていたが、医師でも薬剤師でもない叔父さんはすぐにあきらめた。
「これは俺では判別できない、後で兎人のヘイチェルと言う看護見習いみたいな子が来る、彼女に見てもらえば毒か薬か位は判るだろう、使うのはそれからだが、うん、良くやったなハル」
叔父さんが頭を撫でてくる。いつぞやのアルナウト父と同じ撫で方で、どっちが兄でどっちが弟かわからないけど、血の繫がりを感じる。
「えへへ・・・」
この世界に来て、こんな風にほめられたのは初めてだ。前にアルナウト父に撫でられた時は褒められてではない。
その後で、ジローから話があるということで、私、アーべ叔父さん、ユルヘン、ブレフトが集まり、外で話すことになった。
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