くず異世界勇者~こんなくそ世界でも勇者してやるよ~

和紗かをる

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第10章 魔女の郷?姥捨て山の間違いじゃないのか

10-3

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「痛って~~!!」
 いつもの様に短距離転移をしたのだが、その直後何かに思いっきり正面衝突した。
 気分は自転車乗っていたら、前から来た軽トラに弾き飛ばされた時と同じくらいの衝撃と痛みだ。目の中に流星雨が舞い、意識が白くなりそうだったけれど、手に握るひと肌がそれを辛うじて繋ぎ止めてくれた。
「そうだ、姉姫様!姉姫様!大丈夫ですか?けがはないですか?」
「う、ううん、大丈夫ですわ、何か少し気持ちが悪いのですけれど、それ以外は何処も痛くはありませんわ」
「良かった、恐らくそれは短距離転移の連続使用による転移酔いだ、骨とか平気ならいいんだけど」
 俺が軽トラに弾かれた時は、ぺきっと鎖骨が折れていた。鎖骨って普段地味な癖して体をちょっと動かすと偉い痛いんだよな。体の中心近くにあるから、手足の様にギブスで固めて動かさないようにすることも出来ないから治りが遅かった記憶がある。
「ええ、足も手も大丈夫ですわ、けれどいったいどうして?」
「妨害・・・だろうな、考えてみれば魔女の郷だし結界的な物があっても不思議じゃないか、でももしかしたら?」
 俺は先ほど衝撃を味わった辺りに簡単な土の術式で作った石の弾丸を放ってみる。
 手のひらサイズの尖った石の弾丸はまっすぐに、何もない空間を突き進むがあるポイントに達すると砕け散った。
「じゃあ、これならどうだろう」
 石の弾丸が砕けたあたりに、恐る恐る手を伸ばしてみると、それは何の抵抗もなく予想していたポイントを通過した。
「これってどういうことですの?」
「ああ、つまりこれは術式的な物は通過させないが、そうじゃない魔力を介さないただの肉体なら問題なく通過できるって事だな」
 考えてみれば簡単な事だ。魔女だって生き物で何かを食べるだろう。しかしこの世界で食べると言う行為は生産する行為と直結している。
 働かざるもの食うべからず、ではなく、生産しない者は食べれないという事。イメージでは魔女がせっせと農作業とか狩りをしている感じはない。ならば郷の外との最低限の交易は必須で、交易が必須なら人間を完全に拒む結界は作れないと言う答えだ。
 魔法術式を拒む結界と言うのは、大規模術引きによる不意打ちを警戒しているためと考えることが出来る。
 さて、そうなると
「そろそろ、来るぞ」
「えっ?」
 そう、術式を拒む結界があると言う事は、こっそりと郷へ侵入する事が可能。
 しかし当たり前だが、こっそりと侵入するような輩は敵対的可能性が高いため、その対抗策も考えているだろう。一番お手軽なのは予想外の箇所で結界に触れたり通過しようとすると、巡回している警戒要員に知らせが行くと言う物だ。
 空に黒い点がふわりとこちらに向かって飛んでくるのが見える。
 興ざめなのは、その魔女たちは俺の期待を裏切って箒に跨るスタイルではなく、全員が子供用の木馬に跨っている点だ。
 乗っているのは紛れもない黒いローブに三角帽子な魔女なのに、乗っているのは子供用玩具でも、もはや廃れ切った木馬だと・・・?
 杖もってるかな?
「お前たちがただの迷い人ならば今すぐに踵を返して、今来た道を帰るように、もし郷に仇なす為に来たと言うのならば、刹那で殲滅するが、良いか?」
 あっという間に3人の木馬乗り魔女に囲まれる。彼女らはゆっくりと俺と姉姫様を中心に回転しながら警戒態勢を崩さない。手元をよく見るが杖は持っていない様だ。
 そう言えば魔法少女も杖をもっていた記憶がないので、もしかしたらこの世界の魔法術引きを扱うのに杖は必要ないのかもしれない・・・って、俺も杖なしで術式使ってたわ。お約束外しってあるんだなぁ~。とか魔女たちの質問に答えずにぼぉっしていると・・・。
「貴女方!そんな場所から失礼じゃありませんか?馬上?空中?いいえやっぱり木馬に乗っている以上馬上って事で宜しいのですわよね、ただ人に問答を仕掛けるのならば、偉そうい馬上からものを言うのには理と言う物があるのでしょうけれど、言葉は相手を見て発しなさいと教わりませんでしたの?魔女と言う存在自体がそれほど偉いとは聞いたことも認識したこともありませんわ、それなのにこのわたくしの頭上から物を申すとはお郷が知れますわね?」
 俺が何かを言う前に、ガツンと姉姫様が相手以上に偉そうに言いきりやがりました。
 あの、姉姫様?
 一応俺たちは、姫巫女の呪いについて教えを乞う立場で来たんじゃなかったっけ?
 交渉決裂で交渉血烈も覚悟はしていたけど、最初から喧嘩腰でもいいのかよ?
「ほぉ、どうやら迷い人ではなさそうだな、我々は郷を守る為の守護の魔女、そちらどなたか存じぬが、非礼ということであれば勝手にこちらの領分に入ろうとしたそちらの方がより非礼だろう?どこでこの場所を知り、なぜこの場所に来たのか?」
 それは結構簡単だった。魔女の感覚から自分たちは周りから隔絶されていて、孤独な郷を気取っていたのだろうが、そうは問屋が卸さない。
 青肌獣耳の諜報員が調べたところによると、魔女は長らくエルフと争っている。その原因は古すぎて良く判っていないが、とにかく戦いと言う形での接触はあった。
 それがどんな接触であれ、長い期間争っていればお互いの事も自然と上昇が行き来すると言う物だ。だからエルフの争いを主導するような上層部は魔女ん郷の所在を知っていた。所在を知った上で大量破壊術式で一気に滅ぼさなかったのは、エルフ側に和平を望まずに争い続ける事を望み、それが利益になる集団が居たからのようだ。
そして悪いエルフは、より悪い人間と結託する。姉姫様曰く、エルフと人間を種族単位で見つめればエルフは長命な割に、どこか素直で正直で正義好きな勧化を持つことが多く、それを人間の商人などに利用されて利権等を奪い取られ丸裸にされる事例も多いそうだ。その事例通りに、悪いエルフはより悪い人間に騙され利権を奪われ、魔女との争いについての情報を、その郷の位置ごろバラしていた。
それを姉姫様指示の元、青肌猫耳諜報員が探り出して今に至ると言うわけだ。青肌猫耳諜報員によると、隠されている様で全然隠せていない魔物の尻だしみたいだったとの事だ。頭隠して尻隠さず見たいな意味なんだろうな。
「貴女方の老いて使いものにならない耳を術式で最大限癒してから心して聞きなさい、私は古大陸最大の覇権国家がアリタリア・ライノール王国第1王女で、いまや王位継承権第1のレシエンティア・ライノール・エンヴァース、通称は姉姫様、最近のお気に入りは妻妾(宰相)姫、たかが古いだけが取り柄の小さな郷の衛兵紛いが面と向かって話していい存在ではないのですわ、そ、れ、と!このわたくしの横にいらっしゃるのは昨今やっと私たちの元に降臨して頂けた勇者様です、私よりも勇者様に不敬を働いては謝罪だけではすむとは思わないことですわ、それこそ郷を丸ごと焼かれても文句は言えませんですわよ」
 あまり人のドヤ顔を見る事は無かったが、の姉姫様のドヤ顔と言ったら、辞書やネット検索トップに出し手も恥ずかしくないぐらいの見事のドヤ顔だった。いっつドヤ顔オブドヤ顔賞のベスト1だった。この時俺は相手の反応が事前に予測できたけれど、姉姫様にはそれが出来なかった。今の体になって数年、俺と再会してまだ一月たったかどうか。その間姉姫様はわき目も降らずに一生懸命に働いてくれたのだろう。そう自身の現状を鏡でじっくり見ることも無く。
「はっ、語るに落ちたな小娘、アリタリア・ライノール王国の姫と言えば二人、姉姫と妹姫が居らっしゃるが、妹姫はつい先ごろ婚約も済ませ結婚間近な御年齢、もちろん姉姫様は妹姫様よりも年上であるから結婚適齢期、翻ってお前はどうじゃ小娘、いかに背伸びしようが十代で、それもまだ中ごろにも至っておらぬ小娘よ、お姫様に憧れる乙女心は可愛らしくもあるが、大人をからかってはいかんぞい?」
 きりッとぱりっとドヤ顔返しをされてしまいましたとさ。
 だ~よ~ね~、俺や青肌獣耳一族がこの幼女を脱却して少女になったばかりの姉姫様をちゃんと姉姫様と認識できるけれど、普通の人はまず無理だろう。
 特にあの生身のままハイパー化しちゃったような姉姫様を知る人間からしたら、今の姉姫様は別人で別人種にしか見えない。オークが人間に進化した?的な話で、それをただ信じる人間も魔女も居ないだろう。素で信じたのは勇者である俺くらいだ。
 あれ?俺なんでこの幼児体形少女が姉姫様だって信じたんだっけか?
 心の奥底から、トラウマという化け物が頭を上げてこっちに手を振っているような気がしたので、すぐに蓋をして永久封印する。
 人には忘れると言う特別な能力があるんだ。忘却は優秀なスキル!うん、俺はもう忘れたぞ。
「ふ~ん、そうなんだ、そういう言い方するんですね、無知蒙昧な魔女風情にこうまで煽られましたら勇者様、私は少し怒ってしまいそうですわ」
 言ってる前から怒っているから。額で血管がぴくぴくして、ちょっと怖いから!姉姫様の本気の全力を見た事は無いけれど、以前の重戦車級の体を動かすエンジンがついていたんだ。  
もし重量が10分の1現在、エンジンがそのままなら軽快機敏に動く重戦車と言う矛盾な化け物をなっている可能性がある。
 良く良く考えてみれば、ただのお姫様が初見で教皇庁巡回騎士団と戦っていたのだから、その戦闘力は冒険者ランクで言えばAランクに近いだろうな。まっこの世界にランクとかないし、そもそも冒険者と言う職業は正式には存在しない。
 所謂ファンタジー世界における冒険者的な仕事、魔物を狩り、魔族を滅ぼし、人間をまもり、対価として金銭を得る様な事は、そのすべてが他の職業の人間が代替えしている。
 魔物の狩りは狩人団が、魔族を滅ぼし人間を守る仕事は騎士や兵士がそれぞれ役割を担っている。騎士や兵士で足りない時だけ傭兵が雇われるが、これが冒険者に近いのかもしれない。
 なので、この世界における冒険者と言うやつは傭兵にさえなれない、世界のあぶれ者の総称で、イコールで自分の人生に不貞腐れている不器用で我儘な奴がなる、職業ではなく、称号だ。
 俺の感覚で一番近いのは、浮浪者だろうか?もちろん志を持って冒険者になるような人間はいないし、もし子供が冒険者になりたいなんて言ったら親が全力で止めるだろう。俺も冒険者の実情を知るに至り、冒険者ではなく盗賊になる事を選んだ位だからだ。
「ちょっと姉姫様ステイ!少し大人しくしていようか?まともに話を奇禍に相手にはそれなりの対応が必要だとは思うが、それ以上に利用するってのも一つの方法だからな」
「勇者様がそう仰るならそう致しましょう、我慢なんてした事は数えるほどしかございませんけれど、ここはぐっと我慢が勇者様の教えであれば、私は我慢の出来る子ですわ」
「うんうん、よしよし」
 忠犬姉姫様だった。一国のお姫様をお犬様扱いだけど、いいのかな?
「なにをごちゃごちゃと、それに勇者だとか言って、どうせそいつも偽物だろう?勇者と言ったら世界を救う救世主とは名ばかりの傍若無人で冒険者よりも品がなく、女と見れば誰彼構わず襲い掛かる魔物以下と聞いておる、だが力は山を抜き魔力は空を覆う実力者で誰も逆らうことが出来ぬ魔王よりも下劣非道な輩だと・・・」
「あっ?」
 最後まで言わせる前に、俺の左手が何らかの魔力によって厨二病の設定みたいに自動発動。術式を構築しない純粋な魔力を濃縮した一撃で空中で偉そうにしゃべり続けるお馬鹿さんを撃墜した。当たり所が良ければ、腕一本くらいで済んでいる事だろう・・・。
「貴様、やはり敵か!ふざけるな」
 残りの二人の魔女が術引きを構築し始める。
 だが遅い。
 その術式が発動する前に詠唱をすべき喉元をぱっくりと斬られて。斬った犯人は勿論姉姫様。屈伸運動のような動きで軽く空まで駆け上がると剣の一振りで二人の喉を割いたのだ。
「おお~、って着地考えて飛べよな!」
 二人を斬った姉姫様は空中でバランスを崩し落下を開始、仕方がなく俺はそれをキャッチしてやる。
「やっぱり勇者様、潔いやら小気味が良いやら、痛烈爽快でしたわ、先ほどの言葉は油断を誘うためでしたのね、敵を騙すには味方から?でしたっけ、素晴らしいですわ」
 いや、人に我慢だなんだいっておいて、俺の左手が我慢できずに厨二病を発動させただけで、俺自身はあの魔女たちに道案内させるくらいの気持ちだったんだ。本当か嘘かはあなた次第!だ。結果は3人の魔女を撃墜し、さらに追加の魔女たちを呼び寄せる結果がありありと見えるがな!
「あ~そうだ、けどな次に魔女が来たら今度は平身低頭へつらって呪いを知る魔女への案内を頼むんだぞ、危害を加える事はNGだ」
「勇者様が仰るならもちろんですわ♪」
 で、その後どうなったかと言うと、大方の予想通り大挙してきた魔女たちを千切っては投げ千切っては投げの大立ち回りを演じて、軽く小規模な戦争状態を引き起こし、最終的には魔女の隊長みたいなのの首根っこをひっ捕まえて、一番偉い奴のところに、喉元に姉姫様が剣を突き付けながら説得して案内を求めることになったとさ。
 しかし、魔女ってすごい強いイメージがあったけど、20%勇者スキルで襤褸糞にやられちゃうって、大丈夫か?
 よくそれで古大陸守れているな、魔族側が本気出せば魔女とかエルフとか人間もあっという間に蹂躙されるんじゃないか?
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