80 / 379
第1幕『半人半蛇(蛇人間)』【裏】
第43話『G“ゾーン”』
しおりを挟むあたし自身の意志とは関係なく、びくんびくんと身体が跳ねる。
(何これすっごぉ……♡♡ 使い分けもタイミングも意表の突き方も完璧♡♡ こんなの知らないよ?♡ やっぱあたし教えることないって♡)
花弁を揺らし、膣襞を轟かせ、情けない声を上げる。それらすべてが脳信号によってなされるもの。長ったらしく語ったが、早い話が絶頂を迎えてしまったということだ。
(教えたいことと覚えてもらいたいことはあるけど、あたしがされて嬉しいことと気持ちいいことっていう♡♡ 私利私欲に走りすぎてさすがに憚られるじゃん?♡)
初めて体験したのはいつのことだったか。思い出すのも困難なほどに年月を経て、経験を重ねてしまったが、ここまで爆発力のある絶頂に導かれた経験は未だかつてなく、率直に言って戸惑っている。
(……もっとほしい♡♡ イってるのに♡ 今度はナカイキしたい♡♡ 先っちょ割れた白夜の蛇ちゃん舌、あたしのどこまで挿入ってこれる……?♡)
その疑問に答えるように、ナイフのような舌が先ほど割り開いたちょうど中心部にすっと入り込んできた。
(きた♡♡ きちゃったぁ……♡)
だが、先端部だけを埋めた白夜は唇の内側をぐるりと一周したときと同じ要領でペロリとひと舐めした。特別な舌の形状を直接教えてくれているみたいだ。
(あたしのGスポ、『スポットてかゾーンじゃない!?』てくらい広範囲だけど、それもわかっちゃってる?♡♡)
それから、彼はGゾーンといってもいいくらい広い場所を押し上げてきた。
「……!?♡ っ、あ゛♡♡ なに?♡ ゆ、び…………?♡♡」
しかし、それでは不足だと判断したのか、腿を固定していた手をするすると移動させ、油断していたクリトリスを指の腹で叩いてきた。
(そういえば、クリってそこだけじゃないんだっけ♡ 見えてない部分のが多くて……♡ 医学的には陰核亀頭って言うくらいだし♡♡ 二点攻めなのか一点攻めなのかわかんないけどこれ好きぃ♡♡)
遅すぎず早すぎない絶妙な間隔で繰り返す振動はお腹の中にも伝わって、じんわりと快感が伝播していく。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる