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第1幕『半人半蛇(蛇人間)』【真】
第25話『目的を果たせずに死んでしまう運命にある▽』
しおりを挟む「……っ♡」
色っぽい吐息をかけられ、一度は収束したはずの鳥肌が再び立った。
「あぁぁぁっ♡♡ ねぇもっと♡ 白夜♡ 死んじゃうくらいぎゅ~ってしてよぉ♡♡」
彼のすべすべな肌に比べてあたしはぶつぶつでどうとかいうことにも気を配っていられなくなってしまって、無我夢中で彼の身体に抱き着いた。オンナの全力なんてオトコからしたらお話にならないくらい弱いなんて知ってるけど、言葉にし損ね続けている想いの一片でも伝わらないものか。
「僕がしなくても…………グミちゃんがしてる、じゃん…………」
だから、今のコメントだってハグに対するものではなくナカの様子を実況しているだけだ。
「こっちはしたくてしてるんじゃないの♡♡ 好きって思わせた白夜のせい♡♡♡」
ただでさえ身動きの取りづらい彼には本当に申し訳ないことをしていると思いつつ、ヒダヒダで彼のモノを舐って舐って締め上げて、目的を果たせずに死んでしまう運命にある精をねだった。
(こんなに好きなのに……。オトコとオンナなのに…………。あたしたちの間には子どもが出来ないんだ……。『蛇人間なんて最高じゃん♡♡』って思ってたけど、普通の人だったらこんなこと考えなくて済んだのにって今は思っちゃってる。……白夜には言わないし何が何でも隠し通すけど、身勝手すぎる自分がしんどい)
「僕のせいか。ごめん。だけど、僕はグミちゃんのこと――――愛してるよ?」
それまで鼻の上のほうに皺を寄せたり歯を食い縛ったりしていた白夜が、すべてから解き放たれたような晴れやかで柔和な笑みを見せた。
「あたしが不意打ちに弱いの知ってるくせに♡」
その瞬間、身体を強張らせていた変な力がふっと抜け、じんわり浸透していくような穏やかな絶頂を迎えたのがわかった。程なくして、あたしを貫く二本のモノが震え出した。
「あっ!?♡♡♡ 出てる……?♡♡」
「言葉でイっちゃったんだ。可愛いね。二本分流し込めるようにスペース空けてくれたのはもっと可愛いけど……♡」
どの方向にも逃げられないように腰骨を痛いくらいに固定する白夜に、あたしから教えるべきことなどもう残されていないだろう。
ついさっきまで童貞だったくせに、プレイボーイも真っ青の口説き文句を使いこなせるようになっちゃって♡♡ ――やっぱり他のオンナには渡したくない。
「二回目なのに、一回目より出てない?♡♡」
「『出せば出すだけ妊娠の確率が上がる』って思ったら興奮しちゃったのかも。いつ出来るかな。楽しみだね♡」
にんまり口角を上げて笑った彼は、(一時的にではあるが)胸と同じくらい出っ張ったお腹を長い指でつついてきた。
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