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第1幕『半人半蛇(蛇人間)』【華】
第15話『その ┫、凶悪につき』
しおりを挟む「お…………、おい。見ろよ、あれ……!!」
「あの男、チンコ二本あるくね!? やっべぇぇ……!!! 超強そーじゃん!!!」
「お前、コーカサスオオカブト初見時とまるきり同じリアクションって気付いてる? ……いやしかし凶悪だな……」
他の観客達も徐々にその異変に気付き始めた。会場内にはどよめきが起こり、彼らの耳の奥ではうわんうわんという音のうねりが生き物のごとく蠢く。
「いや、フェイクかもしれません。僕は信じませんよ。変わった先天的疾患をお持ちの患者様も数多く診てきましたが、性器が二本生えた人間なんて見たことがない……」
「そ…………そ~だよねっっ!? 蛇人間とかいるワケないよねえっ?!!」
観客達は概ね珍しいものを見て歓喜していたが、信じがたい光景を目の当たりにしたことがきっかけで防衛本能が働いたのか、冷静ぶって今目にしているものを否定する者もいないわけではなかった。
「……あのー……。先ほどはみなさんスルーしていたようなので、わたしも言ってなかったんですけど、あの蛇人間さんは舌も蛇さんとお揃いでしたから、見間違えているわけではないのではと思います、よ…………!」
「舌が蛇とオソロお? なんじゃそりゃ。なぞなぞかあ?」
「蛇の舌っつーと、細長くて……?」
「あ、先っちょがパッカーンって割れてる!!」
「………………」
トワイライトは舌を最大限まで伸ばし、空中で遊ばせた。
「うわ、マジじゃん!!!」
「てことは、チンコも本物!?!?」
「待て待て。ズルすぎんだろぉ~!? オレってば泣く泣く双子の姉選んだんだぜ~? なんでアイツにふたつあってオレにゃひとつしかねぇんだよぉ~!! そうすりゃ双子の妹も一緒にハーレム3P天国だったってのに……」
「うっわおっさんキモ……ッ。これだから男って最悪…………」
答え合わせが済むと、観客達は好き勝手感想を述べ始めた。
「どうやってすると思う? やっぱアナルとマンコに一本ずつ……?」
「――――と、思うじゃん? でも、おれの目にはふたついっぺんに行こうとしてるようにしか見えないんですけど!?」
「……だよな……?」
「あんな細い女の子に……? ムリムリムリ!!! 裂けちゃうよ~!!」
「二人は夫婦なんだろう。開発済みなんじゃないか?」
――――観客達が息を呑んで事の次第を見守る中、先に動いたのはキャンディのほうだった。彼女は下になっているほうの性器を自ら膣に導いた。
「おぉ……! はいった…………!!」
「一本だけかよ。期待して損した」
「ムリすんな、キャンディちゃんー。ウチも夫のデカチンのせーで裂けたときマージ痛かったからー!」
「美人なギャルママちゃんありがとう♡ 実はび――トワのは同時でも挿入んだけど、あとで見したげるね♡♡」
キャンディは女性客の一人――重そうな腹をさすっている――に返事を返す傍ら、外に出ているほうの性器に指を這わせた。
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