VTuber・シチュエーションボイス台本・VTuber配信使用無料

本能寺から始める常陸之介寛浩

文字の大きさ
152 / 336

『……なんで他の女の名前なんか、覚えてるのよ──ツンデレ系幼なじみ→闇堕ち→呪詛詠唱バージョン』

しおりを挟む
『……なんで他の女の名前なんか、覚えてるのよ──ツンデレ系幼なじみ→闇堕ち→呪詛詠唱バージョン』

 ■設定:高校生/男女幼なじみ/男子の部屋に遊びに来た女子が、“他の女子の痕跡”を見つけて、ツンデレから嫉妬、そして闇堕ち・呪詛詠唱へと変貌する一人芝居
 ■性格:最初は強気なツンと照れたデレ、徐々に嫉妬の黒炎に包まれていく構成
 ■形式:配信用・女一人芝居構成/男子のリアクションは字幕・チャット風/






(玄関を開ける音。声は少し強めに)

「ほら、言ったでしょ? 今日来るって!
 “勝手に来んな”とか言っても、あんたんちで暇潰すのが一番なんだから!
 ていうか、来てほしいくせに、口だけなんだから……ま、いーけどっ」

(室内に入って足音。明るく見せているがやや早口)

「ふん、相変わらず散らかってるし……。
 でも、まぁちょっとはマシになった?
 掃除くらいしとけって、何度言わせんのよ……」

(洗面所に向かう足音)

「ん……ちょっと鏡借りるから!
 ……別に“女の子っぽく”したいとかじゃないし!
 ちゃんと髪整えてる方が見てるあんたの目が……って、なに言わせんのよ! ……ばか!」

(扉を開ける。直後に沈黙)

「…………………………は?」

(リップを見つけて、固まったまま動かない)

「ねぇ、これ……なに?
 こんな、真っ赤で……“色気”の塊みたいなリップ……。
 わたし、こんなの使ったことないよ。あんた、見たことないよね? ……ねぇ」

(男子:『……ああ、それ、誰かが置いてったやつかな……』)

「“誰か”? ……へぇ、そうなんだ。
 あたし、今日“初めて”この家に来たわけじゃないよね?
 昔からずっと、あんたの隣にいたはずだよね?
 ──それなのに、あたしの知らない誰かが、あたしより先に“唇”を置いていったんだ」

(ゆっくりと声が低くなる)

「……わたし、バカみたい。
 “好き”とか、“嫌い”とか、言えないまま……“幼なじみ”って言葉だけに縋ってた。
 “いつかは気づいてくれる”って、信じてたのに……あんたは……」

(息を吸って、声に奇妙な熱がこもる)

「なら……もういい。
 わたしの想いが届かないなら……
 あんたの“記憶”そのものを、書き換える。
 ……だってそれが、“呪い”ってやつでしょ?」

(低く、囁くように──詠唱開始)

「記せ、黒き頁に──
 結ばれざる名を塗り潰せ。
 睦言(むつごと)を偽りと知り、
 くちづけを刻む“過去”よ、消えろ──」

(間。小さく笑う)

「ふふ……あんたの中から、
 “わたし以外”の名前が全部、落ちていく音が聞こえる。
 赤いリップの女? ……誰、それ。
 ──明日には、夢の中でも会えなくなるよ」

(リップを手に取る音。柔らかく、しかし恐ろしく)

「これは“贈り物”にして返してあげる。
 次にこのリップ使ったら、“わたしの呪い”があんたを通して彼女に届くから。
 唇が焼けて、言葉が歪んで……笑えなくなる」

(扉が閉まる音)

「じゃ、また来るね。
 ──あたしの名前、忘れないで。忘れたら、次は“記憶”だけじゃ済まさないから」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

👨一人用声劇台本「寝落ち通話」

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。 続編「遊園地デート」もあり。 ジャンル:恋愛 所要時間:5分以内 男性一人用の声劇台本になります。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

【完結】神様と縁結び~え、神様って女子高生?~

愛早さくら
キャラ文芸
「私はあなたの神様です」 突然訪ねてきた見覚えのない女子高生が、俺にそんなことを言い始めた。 それ以降、何を言っているのかさあっぱり意味が分からないまま、俺は自称神様に振り回されることになる。 普通のサラリーマン・咲真と自称神様な女子高生・幸凪のちょっと変わった日常と交流のお話。 「誰もがみんな誰かの神様なのです」 「それって意味違うくない?」

処理中です...