『おしっこパニックで恋が始まる!?』

本能寺から始める常陸之介寛浩

文字の大きさ
14 / 203

第12話:承 - 年越しカウントダウンでトイレダッシュ! 年越しカウントダウンが近づき、神社ではクラスメイトたちが集まって盛り上がる。ハルカ

しおりを挟む
 年越しカウントダウンが近づき、地元の神社は大盛り上がり。提灯の明かりが境内を照らし、屋台からは焼きそばやたこ焼きの香りが漂う。ハルカたち2年B組のクラスメイトたちは、境内の広場に集まってパーティーを楽しんでいた。ハルカはマフラーにコート姿で、出店の甘酒を手に持つ。
「年越し、最高ー! 甘酒、あったかい! 美味しい!」
 ハルカは甘酒をゴクゴクと飲み干し、クラスメイトたちと一緒に「年越しだー!」と騒ぐ。ミキが「ハルカ、甘酒3杯目だよ! 飲みすぎ!」と笑いながら言うが、ハルカは「年越しなんだから、いっぱい飲む!」とニコニコ。しかし、その直後、彼女の顔色が一変した。
「うっ…! やばい…! トイレ…! カウントダウン前にパニックはまずい!」
 甘酒の水分が、彼女の膀胱に直撃。ハルカは膝をガクガクさせながら、仮設トイレへ猛ダッシュ。だが、神社は年越しを祝う観光客で大混雑しており、仮設トイレは長蛇の列ができている。ハルカは膝を震わせながら列に並び、叫んだ。
「トイレの神様、カウントダウン前に試練なの!? 年越しパニック、嫌だよー!」
 列の隣に並んだミキが、ニヤニヤしながらスマホを構える。「ハルカ、年越しパニック! カウントダウン漏らしちゃう? 動画撮っちゃうよ!」
「ミキ、黙れ! 漏らさないもん! でも…本当にヤバい…!」
 ハルカが叫びながら膝を震わせる姿に、列に並ぶ観光客が「頑張れ!」「年越しパニック、面白いね」と笑いながら見守る。そこへ、隣のクラスの美咲が優雅に歩いてきた。美咲はハルカの混乱ぶりを見て、ニヤリと笑う。
「ハルカ、相変わらずダサいわね。年越しカウントダウンでトイレパニックなんて、私にはありえないわ」
「美咲、黙って! 私の膀胱は国家非常事態なの! 年越しでもトイレは必要!」
 ハルカは涙目で反撃し、美咲は「ふーん」と鼻で笑う。そこへ、屋台で焼きそばを焼いていたケントがハルカの叫び声を聞きつけてやってきた。
「佐藤、落ち着け。トイレ、こっちだ。俺が案内する」
「ケント、命の恩人! トイレの神様より頼りになる!」
 ハルカは涙目でケントにすがりつき、彼の案内に従って別の仮設トイレへ向かう。だが、境内は人でごった返しており、ハルカは走る途中で観光客にぶつかって転びそうに。咄嗟にケントがハルカの腕を掴んで支えるが、勢い余って二人はもつれ合う形に。ハルカのコートがめくれ上がり、ケントの目の前に彼女のパンツがチラリ。
「きゃあ! 見ないで! ケントのエッチ!」
「誰が見るか! 直せよ、バカ!」
 ケントは顔を真っ赤にしてそっぽを向くが、ハルカはさらに慌ててコートを直す。そこへ、近くで屋台を楽しんでいたクラスメイトたちが「何!?」「ハルカ、コートめくれ!」「ケント、ラッキースケベ!」と大爆笑。ミキが「ハルカ、年越しラッキースケベ! 動画撮っちゃった!」と叫び、ハルカは「ミキ、消して! 私の年越し人生、終わる!」と絶叫。
 なんとかトイレにたどり着いたハルカだが、仮設トイレの狭いスペースでさらにハプニング。ドアを開けようとした瞬間、隣のトイレから出てきた観光客にぶつかり、ハルカは転びそうになる。ケントが再び支えるが、二人はトイレの入り口でもつれ合う形に。ハルカのコートが再びめくれ、ケントの手に彼女の太ももが触れてしまう。
「うわっ! ケント、ごめん! でも近い!」
「佐藤、離れろ! ったく…どこ触ってんだ!」
「触ってない! 年越しパニックのせいだもん!」
 二人がもつれ合う姿に、近くにいたクラスメイトたちが「ハルカとケント、密着!」「年越しラブコメ!?」とざわつく。ミキが「ハルカ、ケントと年越しデート! 密着シーンまで見ちゃった!」とからかうが、ハルカは「デートじゃない! ミキ、黙れ!」と叫ぶ。
 なんとかトイレを済ませたハルカは、「生きてる…! トイレの神様、ありがとう!」と叫びながら会場に戻る。だが、急いで出てきたせいでコートの裾にトイレットペーパーがくっついていることに気づかず、ケントが呆れた顔で指摘する。
「佐藤、バカだろ…コートにトイレットペーパーついてるぞ」
「え!? うそ!? 取って! 取って!」
 ハルカは顔を真っ赤にしてバタバタするが、トイレットペーパーがなかなか取れない。ケントがため息をつきながら近づき、トイレットペーパーを取り外そうとするが、その瞬間、ハルカがバランスを崩してケントに倒れ込む。ケントの胸にハルカの顔がピタリとくっつき、彼女のマフラーがケントの顔に絡まる。
「うわっ! ケント、ごめん! マフラーが…!」
「佐藤、離れろ! ったく…マフラー、邪魔だ!」
「邪魔って言うな! 年越しなんだから!」
 クラスメイトたちが「ハルカ、年越しの妖精!」「ケント、ヒーロー!」「年越し密着!」と囃し立てる。ちょうどその時、カウントダウンが始まり、みんなが一斉に声を上げた。
「10、9、8…!」
 ハルカはケントから離れながら、「トイレパニック、年越しちゃった…!」と嘆くが、クラスメイトたちと一緒に「3、2、1…! 明けましておめでとう!」と叫ぶ。境内に除夜の鐘が鳴り響き、花火が夜空に上がる中、ハルカは「新年、来たー!」と笑顔で叫ぶ。
 ミキが「ハルカ、年越しパニック最高! 次は初詣パニック期待してるよ!」と笑いながら言うと、ハルカは「絶対パニックしない!」と叫び返す。年越しパーティーは賑やかに続き、新年がやってきた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

不思議な夏休み

廣瀬純七
青春
夏休みの初日に体が入れ替わった四人の高校生の男女が経験した不思議な話

処理中です...