『おしっこパニックで恋が始まる!?』

本能寺から始める常陸之介寛浩

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第15話:起1 - 冬休み明けの始業式! トイレパニック再び

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 冬休みが終わり、新学期が始まる始業式の日。体育館には全校生徒が集まり、校長の長い挨拶が響いている。体育館の床は冷たく、冬の寒さがまだ残る中、ハルカは2年B組の列に並び、意気込んでいた。
「新年もトイレパニックしない! 今年こそ克服する!」
 ハルカは新年の決意を胸に、校長の話を聞くが、校長の挨拶は一向に終わる気配がない。「新年を迎え、皆さんにはさらなる成長を…」と校長が延々と話し続ける中、ハルカはそわそわし始める。実は、朝食時に飲んだ甘酒が彼女の膀胱に響き、ピンチが訪れていた。
「うっ…! やばい…! トイレ…! 始業式でパニックはまずい! 膀胱、限界…!」
 ハルカは膝をガクガクさせながら、体育館の後ろの方へそっと移動しようとする。だが、クラスメイトのミキがハルカの異変に気づき、ニヤニヤしながら小声で絡んできた。
「ハルカ、またトイレパニック? 新年早々やらかす気?」
「ミキ、黙って! おしっこ我慢してるんだから!」
 ハルカが小声で叫ぶが、その声が体育館に少し響き、近くにいたクラスメイトたちがクスクスと笑い始める。校長の挨拶が続く中、ハルカは我慢の限界を感じ、ついに列を抜け出して体育館のトイレへ猛ダッシュ。だが、トイレは始業式の混雑で長蛇の列ができている。ハルカは膝を震わせながら列に並び、叫んだ。
「トイレの神様、新学期も試練なの!? おしっこ我慢、もう無理…!」
 列の隣に並んだミキが、ニヤニヤしながらスマホを構える。「ハルカ、新年早々トイレパニック! 動画撮っちゃうよ! SNSで『始業式パニックガール』ってバズるよ!」
「ミキ、消して! 私の新学期人生、終わる! おしっこ我慢、辛いよー!」
 ハルカが叫びながら膝を震わせる姿に、列に並ぶ生徒たちが「頑張れ!」「始業式パニック、面白いね」と笑いながら見守る。そこへ、ケントがハルカの叫び声を聞きつけてやってきた。
「佐藤、落ち着け。トイレ、こっちだ。俺が案内する」
「ケント、命の恩人! おしっこ我慢の救世主!」
 ハルカは涙目でケントにすがりつき、彼の案内に従って体育館の別のトイレへ向かう。だが、体育館の床は少し滑りやすく、ハルカは走る途中で足を滑らせて転びそうに。咄嗟にケントがハルカの腕を掴んで支えるが、勢い余って二人はもつれ合う形に。ハルカのスカートがめくれ上がり、ケントの目の前に彼女のパンツがチラリ。
「きゃあ! 見ないで! ケントのエッチ!」
「誰が見るか! 直せよ、バカ!」
 ケントは顔を真っ赤にしてそっぽを向くが、ハルカはさらに慌ててスカートを直す。そこへ、近くにいたクラスメイトたちが「何!?」「ハルカ、スカートめくれ!」「ケント、ラッキースケベ!」「始業式でハプニング!」と大爆笑。ミキが「ハルカ、新学期ラッキースケベ! 動画撮っちゃった!」と叫び、ハルカは「ミキ、消して! 私の新学期人生、終わる!」と絶叫。
 なんとか別のトイレにたどり着いたハルカだが、仮設トイレの狭いスペースでさらにハプニング。ドアを開けようとした瞬間、隣のトイレから出てきた生徒にぶつかり、ハルカは転びそうになる。ケントが再び支えるが、二人はトイレの入り口でもつれ合う形に。ハルカのスカートが再びめくれ、ケントの手に彼女の太ももが触れてしまう。
「うわっ! ケント、ごめん! でも近い! おしっこ我慢、限界…!」
「佐藤、離れろ! ったく…どこ触ってんだ! おしっこ我慢しろ!」
「触ってない! おしっこ我慢してるけど…もう無理!」
 二人がもつれ合う姿に、近くにいたクラスメイトたちが「ハルカとケント、密着!」「始業式ラブコメ!?」とざわつく。ミキが「ハルカ、ケントと始業式デート! 密着シーンまで見ちゃった!」とからかうが、ハルカは「デートじゃない! ミキ、黙れ! おしっこパニックのせいだもん!」と叫ぶ。
 なんとかトイレを済ませたハルカは、「生きてる…! トイレの神様、ありがとう! おしっこ我慢、辛かった…!」と叫びながら体育館に戻る。だが、急いで出てきたせいでスカートにトイレットペーパーがくっついていることに気づかず、ケントが呆れた顔で指摘する。
「佐藤、バカだろ…スカートにトイレットペーパーついてるぞ」
「え!? うそ!? 取って! 取って!」
 ハルカは顔を真っ赤にしてバタバタするが、トイレットペーパーがなかなか取れない。ケントがため息をつきながら近づき、トイレットペーパーを取り外そうとするが、その瞬間、ハルカがバランスを崩してケントに倒れ込む。ケントの胸にハルカの顔がピタリとくっつき、彼女のマフラーがケントの顔に絡まる。
「うわっ! ケント、ごめん! マフラーが…!」
「佐藤、離れろ! ったく…マフラー、邪魔だ!」
「邪魔って言うな! 新学期なんだから!」
 クラスメイトたちが「ハルカ、新学期の妖精!」「ケント、ヒーロー!」「新学期密着!」と囃し立てる。始業式が終わり、教室に戻ったハルカは「新学期、ドタバタすぎ…。でも、今年こそトイレパニック卒業する!」と呟く。ミキが「ハルカ、次はおしっこパニック期待してるよ!」と笑いながら言うと、ハルカは「絶対パニックしない!」と叫び返す。新学期はドタバタでスタートした。

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