前代未聞のトイレ異世界転移ファンタジー～うちのトイレは異次元でした。街中は勘弁してください。いや、そこもちょっと！～

第149話：宇宙ステーションと無臭の便器

俺、佐藤太一、18歳。

この呪われたトイレに振り回される生活、もう慣れっこだけど毎回予想外だ。

昨日は村祭りで「麦酒もヤバすぎ！」って笑った。

今日は昼に食った怪しげな宇宙ステーションバーが腹の中で暴れてる。

銀色の「パキパキ！」した棒で、「ゴリゴリ！」噛んだら味のない化学的な甘さが「ムワッ！」と広がった。

「宇宙の栄養だ！」ってロボットに勧められたけど、腹が「グCHAグCHA！」って宇宙漂流だ。

トイレに駆け込んで、ドアをガチャッと開けた瞬間――。  

「うおっ、宇宙ステーション!?」  

目の前には、宇宙ステーションの制御室。

金属壁が「ピカピカ！」と冷たく光り、天井のLEDが「チカチカ！」と無機質に点滅してる。

床は「ツルツル！」の銀色で、パネルが「ピーピー！」と警告音を鳴らしてる。

遠くで機械が「ブーン！」と低く唸り、窓から地球が「キラキラ！」と青く輝いてる。

ホログラムが「シュワシュワ！」と星図を映し、配管が「ゴボゴボ！」と液体を流してる。

で、そこに宇宙服のクルーが「カチャカチャ！」とキーボード叩き、俺は便器ごと、その制御室のど真ん中に「ドカッ！」と出現。  

「いや、マジかよ……宇宙ステーションでトイレって、無臭すぎて笑えねえだろ！」  
すぐ横では、クルーAが「地球の軌道調整！」って「ピッピッ！」とボタン押して、ヘルメットが「キラッ！」と光ってる。

汗とプラスチックの「スースー！」した匂いが漂い、手袋が「カサカサ！」と擦れてる。

クルーBが「酸素レベル確認！」って「カチャカチャ！」とキーボード叩き、汗が「ジワッ！」と額に滲んでる。

無臭の空気に微かな消毒液の「ツーン！」とした匂いが「モワン！」と混じる。
距離、Aまで2メートル、Bまで3メートルくらい。

無臭と機械油の匂いが鼻にガンガンくる。

制御室の空気が冷たくて静かで、便器が金属に「ギシッ！」と軋んでる。

こんな場面で用を足すとか、羞恥心が宇宙の静寂よりデカい。

無臭すぎて、心が「ドキドキ！」って締め付けられてる。  

腹が限界だ。

宇宙バーが「グCHAグCHA！」って暴れてる。

時間がない。

「こんな宇宙ステーションでミッションとか、心が羞恥と笑いで爆発しそう！」

ホログラムが「ピピッ！」と点滅し、クルーが「異常なし！」って「ガヤガヤ！」報告する中、俺は必死に腹に力を入れる。

配管が「ゴボッ！」と鳴り、埃が「パラパラ！」と便器に降りかかった。

「うわ、埃まで絡むのかよ！」って内心ツッコむ。  

「おっ、おっ、おっ……頼む、出てくれ！」  

その時、クルーBが「ん？何か気配が…」って俺のすぐ横まで「ズカズカ！」と近づいてきて、センサーを「ピッ！」と鳴らした。

やばい、気づかれる!?

「異常反応か！？」って目を「ギラッ！」と光らせてる。

俺は慌てて息を止める。

でも見えてねえよな…よな？

その瞬間、風が「ビュウ！」って吹いて、パネルが「ピーッ！」と鳴り、配管が「ガシャン！」と便器に引っかかった。

「うっ、配管まで絡むのかよ！」って汗だくで堪える。

クルーAが「異常なし！」って「カチャカチャ！」叩き、Bが「気のせいか？」って「ムスーッ！」と戻った。  

制御室の静寂に紛れて、俺の腹が「ぐぅうう！」って鳴った。

クルーBが「また異常音！？」って「キョロキョロ！」と見回し、Aが「機械の音だ！」って「ハハハ！」と笑った。

やばい、音でバレる!?

「いや、機械じゃねえ！俺の腹だよ！」って内心叫びながら、俺はさらに力む。
ホログラムが「ピピッ！」と更新された瞬間――。  

ぷすっ。  

「……ミッションクリアー」  

光が「パッ！」と弾けて、俺はアパートの狭いトイレに戻ってきた。

換気扇の「ブーン！」って音が耳に優しく響き、便器がタイルに「カチッ！」と安定してる。

全身汗だくで、無臭とバーの化学臭が鼻にこびりついてる。

息を整えながら、俺は震える声で呟いた。

「宇宙ステーションで無臭すぎって…静かすぎて笑うしかねえだろ！バーもヤバすぎ！」

腹はスッキリしたけど、心は宇宙とコメディでグCHAグCHAだ。

トイレのドアをガタガタ震える手で閉めて、俺は床にへたり込んで「ハハハ！」って笑いが漏れた。