前代未聞のトイレ異世界転移ファンタジー～うちのトイレは異次元でした。街中は勘弁してください。いや、そこもちょっと！～

第152話：道路で老人を助ける闇落ちと怪奇な便器

俺、佐藤太一、18歳。

この呪われたトイレに振り回される生活、もう慣れっこだけど毎回予想外だ。

昨日は玩具屋で「キャンディーもヤバすぎ！」って震えた。

今日は中村玲奈が「太一くんに飲んでほしい…」って持ってきた怪しげな闇コーヒーを断れなくて飲んじまった。

黒い液体が「ドロドロ！」って濃厚で、「ゴクゴク！」飲んだら苦味と謎の酸味が「ガツン！」と来た。

「虚無を癒すよ…」って言われたけど、腹が「グCHAグCHA！」って虚無爆発だ。

トイレに駆け込んで、ドアをガチャッと開けた瞬間――。  

「うおっ、道路!?」  

目の前には、夕暮れの道路。

アスファルトが「ゴツゴツ！」と熱を帯び、街灯が「チカチカ！」と点滅してる。

遠くで車が「ブーン！」と走り、クラクションが「プップー！」と鳴ってる。

電線が「ビュウビュウ！」と風に揺れ、ゴミが「カサカサ！」と転がってる。

道端の草が「ザワザワ！」と揺れ、夕陽が「ジリジリ！」と赤く染めてる。

で、そこに中村玲奈が「虚無でも…助けるよ」と「ヨロヨロ！」と老人を支えてる。

俺は便器ごと、その道路のど真ん中に「ドカッ！」と出現。  

「いや、マジかよ……闇落ちが老人助けててトイレって、優しすぎて笑えねえだろ！」  

すぐ横では、玲奈が「大丈夫…虚無じゃないよ」と「スッ！」と老人の腕を掴み、目を「ジロッ！」と虚ろに光らせてる。

汗とハーブの「スースー！」した匂いが漂い、服が「シワシワ！」とヨレてる。

老人が「ありがとうね…」って「ガタガタ！」震え、杖を「カツカツ！」と地面に突いてる。

汗と古い革の「ムワッ！」とした臭いが「モワン！」と混じる。

距離、玲奈まで2メートル、老人まで3メートルくらい。

汗とアスファルトとコーヒーの匂いが鼻にガンガンくる。

道路の空気が温かくてムッとしてて、便器がアスファルトに「ギシッ！」と軋んでる。

こんな場面で用を足すとか、羞恥心が玲奈の優しさよりデカい。

優しすぎて、心が「ドキドキ！」って締め付けられてる。
  
腹が限界だ。

闇コーヒーが「グCHAグCHA！」って暴れてる。

時間がない。

「こんな道路でミッションとか、心が羞恥と笑いで爆発しそう！」

玲奈が「虚無でも…生きてる」と「ヨロヨロ！」老人を支え、車が「ブーン！」と通り過ぎる中、俺は必死に腹に力を入れる。

風が「ビュウ！」って吹き、ゴミが「カサッ！」と便器に引っかかった。

「うわ、ゴミまで絡むのかよ！」って内心ツッコむ。  

「おっ、おっ、おっ……頼む、出てくれ！」  

その時、玲奈が「ん？何か気配が…」って俺のすぐ横まで「トコトコ！」と近づいてきて、目を「ジロッ！」と細めた。

やばい、気づかれる!?

「虚無じゃない何か…」って呟いてる。

俺は慌てて息を止める。

でも見えてねえよな…よな？

その瞬間、車が「プー！」ってクラクション鳴らし、風が「ビュウ！」って吹いて、杖が「カツッ！」と便器に当たった。

「うっ、杖まで絡むのかよ！」って汗だくで堪える。

老人が「助かったよ…」って「ニコッ！」と笑い、玲奈が「虚無でも…いいね」と「ボソッ！」と呟いた。  

道路の騒音に紛れて、俺の腹が「ぐぅうう！」って鳴った。

玲奈が「虚無の音…？」って「キョロキョロ！」と見回し、老人が「腹減ったか？」って「ハハハ！」と笑った。

やばい、音でバレる!?

「いや、腹減ってねえ！コーヒーだよ！」って内心叫びながら、俺はさらに力む。
玲奈が「行こう…」って老人を「ヨロヨロ！」と渡らせた瞬間――。  

ぷすっ。  

「……ミッションクリアー」  

光が「パッ！」と弾けて、俺はアパートの狭いトイレに戻ってきた。

換気扇の「ブーン！」って音が耳に優しく響き、便器がタイルに「カチッ！」と安定してる。

全身汗だくで、コーヒーの苦味と道路の埃が鼻にこびりついてる。

息を整えながら、俺は震える声で呟いた。

「闇落ちが老人助けてて優しすぎって…感動的すぎて笑うしかねえだろ！コーヒーもヤバすぎ！」

腹はスッキリしたけど、心は優しさとコメディでグCHAグCHAだ。

トイレのドアをガタガタ震える手で閉めて、俺は床にへたり込んで「ハハハ！」って笑いが漏れた。