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第205話:蔵王のお釜で神秘の絶景がまさかの大混乱!? もう恥ずかしくて火口湖に飛び込みたいよ!
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俺の名前は佐藤太一、18歳。
コンビニ飯は嫌いじゃないけど、最近は控えめにしてるつもりだ。
友達の手料理も優しい味を頼みたいのに、つい刺激的なもんに手が伸びちまう。
それでも俺の胃は、たまの妙な食い物でやられちまう。
俺の日常は、引っ越し先のアパートに備え付けられた曰く付きトイレのせいで、完全にカオスと化してる。
トイレのドアを開けた瞬間、どこか知らない場所に便器ごと転移して、用を足さないと戻れない仕様。
もう何回目か分からないけど、毎回メンタルが削られる。
このトイレ、俺の状況とか感情とか完全に無視して転移先決めるっぽいし、引っ越した当初は「駅近で家賃安い、ラッキー!」なんて浮かれてた自分が恨めしい。
昨日は宮城県白石城で、歴史ある天守閣前をカオスに変えてしまった。
その前は仙台うみの杜水族館の癒しを汚してしまったし、毎回毎回が試練だ。
なのに、今日もまた腹がゴロゴロ鳴ってる。
原因は昨夜の飯だ。
美月が「太一、蔵王の絶景に合うよ!」って持ってきた手作り山菜おにぎりを食ったんだ。
「優しい味にしたから!」って言ってたけど、隠し味の山椒が効きすぎてたのか、胃がザワついたみたいだ。
おにぎり自体は山菜の香りが効いてて美味かったけど、食べ終わった後にじわじわ来る感じで、「美月の優しさにもスパイスが潜んでるのか……」って実感したよ。
それに加えて、最近この転移トイレのストレスで胃が弱ってたから、ついコンビニで「腸活サポート!」ってパッケージの乳酸菌タブレット飲んじまった。
「トイレの呪いに負けねえ!」なんてバカなこと考えたのが間違いだった。
山菜おにぎりの山椒と乳酸菌タブレットの腸活パワーが胃の中でケンカしてる感じだ。
学校から帰って少しテレビ見てたけど、我慢の限界が来た。
胃が「ギュルルル!」って唸ってて、冷や汗が止まらない。
仕方なくトイレに駆け込んだら、ドアを開けた瞬間――
冷たい山の風と、火山の硫黄っぽい匂いが鼻と耳に飛び込んできた。
目の前には宮城県と山形県の県境、蔵王連峰の火口湖「御釜」の展望台。
俺の便器は、その展望台のど真ん中、御釜を見下ろす絶景ポイントの真前にポツンと出現。
「うおっ、蔵王のお釜!? 火口湖の絶景かよ!?」
展望台からはエメラルドグリーンの火口湖が神秘的に輝き、刈田岳、熊野岳、五色岳の荒々しい火口壁が取り囲んでる。
観光客が「すげえきれい……」って写真撮りまくってて、カップルが「癒されるね」って寄り添ってる。
ガイドが「御釜は蔵王のシンボル、五色沼とも呼ばれます」って説明してるし、風が「ゴオオオ!」って吹き上げてくる。
この壮大で神秘的な蔵王のお釜のど真ん中に、俺の便器がドーンと浮いてて、まるで俺が火口湖の新モニュメントみたいになってるよ。
蔵王の静けさと絶景が俺の便器でぶち壊しになってて、どうしていいか分かんねえよ!
「こんなとこで用を足すとか、マジで無理ゲーだろ……!」
腹痛は待ってくれない。
美月の山菜おにぎりと乳酸菌タブレットの組み合わせが下腹部をギュルギュル締め付けてきて、冷や汗が止まらない。
でもさ、蔵王のお釜の展望台で、どうやって集中しろって言うんだよ!
カップルが「ここでプロポーズしたいな」って囁き合ってるし、観光客が「この色、信じられない!」ってスマホでパシャパシャ撮ってる。
風の「ゴオオオ!」とガイドの声が耳に響いてて、神秘的すぎるこの状況が逆に焦りを増してくる。
おばさんが「何か変な気配するね?」って俺の便器の方チラ見してるけど、見えてないはずだよな……?
「いやいや、落ち着け俺。『俺からは見えてるけど、向こうからは見えない』がルールだろ?」
そう自分に言い聞かせて、深呼吸する。
でもその瞬間、腹が「グゥゥゥ!」ってデカい音立てちまった。
展望台の静寂が一瞬止まって、カップルが「え、何!?」って振り返る。
「風かな?」って彼氏が誤魔化すけど、彼女が「いや、変な音だったよ?」って首かしげる。
観光客のおじいさんが「腹減ったかな?」って笑うけど、俺の腹音がバレかけてて、心臓バクバクだ。
見えてないはずなのに、こんな絶景の場所で注目されるなんて、俺、自分の腹に「お釜の神秘壊すなよ!」って心の中で叫んでるよ!
「やばい、やばい、やばい! 早く終わらせないと精神持たねえ!」
腹に全神経を集中させる。
おっ、おっ、おっ、なんとか出そう……よし、気合入れろ!
ブッ。
「……うっ、静寂を破る音が展望台に響いた!」
火口湖の静けさに音が反響して、観光客が「何だ!?」って一斉にざわつく。
子供が「何か鳴った!」って笑い出し、おばさんが「何!?」って目を丸くする。
見えてないはずなのに、音が静寂を切り裂いてバレちまったじゃん!
カップルが「え、変な音!」って顔見合わせ、ガイドが「皆様、落ち着いて! 山の響きです!」って誤魔化そうとするけど、すぐに匂いが漂ってきて混乱が広がる。
おじいさんが「この臭い、何だ!?」って鼻押さえ、観光客が「湖の匂いじゃないよね?」って騒ぎ出す。
風が「ゴオオオ!」と吹き上げ、草が「ザワ!」と揺れる。
展望台全体が「謎の音と匂い」でカオスになって、俺、この蔵王のお釜の神秘を台無しにしちまった罪悪感で頭おかしくなりそうだよ!
ガイドが「御釜は蔵王の宝です、静かに!」って叫ぶけど、誰も聞いてねえ。
「待て待て、俺は火口湖じゃねえって! ……って、どうにもならねえ!」
いつもならシュールで笑える状況も、今回はお釜の壮大な美しさを汚した焦りと羞恥しかない。
子供が「オナラ湖だ!」って走り回り、観光客が「これもお釜の神秘?」って笑ってる。
カップルが「せっかくのデートが……」って言い争い、ガイドが「次は駐車場に戻ります、落ち着いて!」って必死に誘導するけど、誰も動かねえ。
蔵王のお釜がエメラルドグリーンに輝く中、俺のせいで「オナラお釜事件」なんて語られたらどうすんだよ!
この蔵王の聖域が俺のせいで汚れちまった罪悪感で、笑うどころか火口湖に飛び込みたくなるよ!
「いや、蔵王のお釜、ごめんって! ……って、早く帰らせてくれ!」
ポチャン。
「よっしゃ、出た! 終わった! ……って恥ずかしくて死にそう!」
次の瞬間、頭の中にいつもの声が響く。
「ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」
光に包まれてアパートのトイレに戻った瞬間、便器の冷たい感触と換気扇の微かな音にホッとする。
心臓バクバクで息を整えながら、俺は便器に座ったまま放心状態で「うわああ……」って呻く。
笑う余裕なんてなくて、蔵王のお釜の神秘を汚した羞恥がまだ体に残ってるよ。
「本当に何でこんなトイレ付きの部屋に住んじまったんだろ……」
汗だくで呟く。
蔵王のお釜で火口湖の絶景を台無しにするなんて、俺の人生ハードすぎるだろ。
今回は遥や彩花たちが出てこなくて一人だったけど、観光客のざわめきとお釜の静けさが俺を追い詰めた。
あの展望台の前で耐えた俺、よくやったよ……いや、やりたくなかったよ!
「ったく、次のトイレはどこに飛ばされるんだよ……」
腹痛が収まったことに感謝しつつ、俺はトイレのドアをそっと閉めた。
次に開けるのが怖い。
でも美月の山菜おにぎりと乳酸菌タブレットの残りがまだ胃で暴れてる気がするし、またすぐ来るかもしれない。
コンビニ飯や激辛、トイレにちなんだ食い物は控えめにしたいけど、つい手が伸びちまうんだよな。
美味いし、友情も嬉しいし、つい食べちゃうんだよ。
考えてみれば、このトイレのせいで歴史や観光地をめちゃくちゃにしてきたけど、今回は蔵王の象徴を汚しちまったよ。
あのエメラルドグリーンの湖面と火口壁が頭から離れねえよ。
蔵王のお釜、ごめんな。
お前の美しさを汚しちまったよ。
次は頼むから穏やかな場所に飛ばしてくれ……って、期待しても無駄か。
少し落ち着いて、深呼吸したいけど、この胃じゃ無理だろうな。
美月の隠し味と乳酸菌パワーが俺を離してくれねえ。
蔵王の風と湖の輝きが頭に残ってて、ちょっと神秘的な気分になるけど、思い出したら羞恥で震えるよ。
次はどんな場所に飛ばされるか分からないけど、少しでも静かな場所を願いたい……って、無理か。
このトイレ、絶対また何かやらかす気だよ。
山菜おにぎりみたいな美味いもん、もうしばらく控えようと思ったけど、美月がまた持ってきたら断れねえだろうな。
このトイレのせいで食い物の選択までおかしくなってるんだから、俺の胃とメンタル、どうなってんだよ。
とりあえず、今日はもうトイレ行きたくない。
でも腹の調子がそんな願い聞いてくれるわけないか。
蔵王のお釜でやらかしただけでも褒めてくれよ、自分。
あの火口湖の前でミッションクリアしたんだからさ。
次はどんな試練が待ってるか分からないけど、もう慣れた……いや、慣れねえよ!
コンビニ飯は嫌いじゃないけど、最近は控えめにしてるつもりだ。
友達の手料理も優しい味を頼みたいのに、つい刺激的なもんに手が伸びちまう。
それでも俺の胃は、たまの妙な食い物でやられちまう。
俺の日常は、引っ越し先のアパートに備え付けられた曰く付きトイレのせいで、完全にカオスと化してる。
トイレのドアを開けた瞬間、どこか知らない場所に便器ごと転移して、用を足さないと戻れない仕様。
もう何回目か分からないけど、毎回メンタルが削られる。
このトイレ、俺の状況とか感情とか完全に無視して転移先決めるっぽいし、引っ越した当初は「駅近で家賃安い、ラッキー!」なんて浮かれてた自分が恨めしい。
昨日は宮城県白石城で、歴史ある天守閣前をカオスに変えてしまった。
その前は仙台うみの杜水族館の癒しを汚してしまったし、毎回毎回が試練だ。
なのに、今日もまた腹がゴロゴロ鳴ってる。
原因は昨夜の飯だ。
美月が「太一、蔵王の絶景に合うよ!」って持ってきた手作り山菜おにぎりを食ったんだ。
「優しい味にしたから!」って言ってたけど、隠し味の山椒が効きすぎてたのか、胃がザワついたみたいだ。
おにぎり自体は山菜の香りが効いてて美味かったけど、食べ終わった後にじわじわ来る感じで、「美月の優しさにもスパイスが潜んでるのか……」って実感したよ。
それに加えて、最近この転移トイレのストレスで胃が弱ってたから、ついコンビニで「腸活サポート!」ってパッケージの乳酸菌タブレット飲んじまった。
「トイレの呪いに負けねえ!」なんてバカなこと考えたのが間違いだった。
山菜おにぎりの山椒と乳酸菌タブレットの腸活パワーが胃の中でケンカしてる感じだ。
学校から帰って少しテレビ見てたけど、我慢の限界が来た。
胃が「ギュルルル!」って唸ってて、冷や汗が止まらない。
仕方なくトイレに駆け込んだら、ドアを開けた瞬間――
冷たい山の風と、火山の硫黄っぽい匂いが鼻と耳に飛び込んできた。
目の前には宮城県と山形県の県境、蔵王連峰の火口湖「御釜」の展望台。
俺の便器は、その展望台のど真ん中、御釜を見下ろす絶景ポイントの真前にポツンと出現。
「うおっ、蔵王のお釜!? 火口湖の絶景かよ!?」
展望台からはエメラルドグリーンの火口湖が神秘的に輝き、刈田岳、熊野岳、五色岳の荒々しい火口壁が取り囲んでる。
観光客が「すげえきれい……」って写真撮りまくってて、カップルが「癒されるね」って寄り添ってる。
ガイドが「御釜は蔵王のシンボル、五色沼とも呼ばれます」って説明してるし、風が「ゴオオオ!」って吹き上げてくる。
この壮大で神秘的な蔵王のお釜のど真ん中に、俺の便器がドーンと浮いてて、まるで俺が火口湖の新モニュメントみたいになってるよ。
蔵王の静けさと絶景が俺の便器でぶち壊しになってて、どうしていいか分かんねえよ!
「こんなとこで用を足すとか、マジで無理ゲーだろ……!」
腹痛は待ってくれない。
美月の山菜おにぎりと乳酸菌タブレットの組み合わせが下腹部をギュルギュル締め付けてきて、冷や汗が止まらない。
でもさ、蔵王のお釜の展望台で、どうやって集中しろって言うんだよ!
カップルが「ここでプロポーズしたいな」って囁き合ってるし、観光客が「この色、信じられない!」ってスマホでパシャパシャ撮ってる。
風の「ゴオオオ!」とガイドの声が耳に響いてて、神秘的すぎるこの状況が逆に焦りを増してくる。
おばさんが「何か変な気配するね?」って俺の便器の方チラ見してるけど、見えてないはずだよな……?
「いやいや、落ち着け俺。『俺からは見えてるけど、向こうからは見えない』がルールだろ?」
そう自分に言い聞かせて、深呼吸する。
でもその瞬間、腹が「グゥゥゥ!」ってデカい音立てちまった。
展望台の静寂が一瞬止まって、カップルが「え、何!?」って振り返る。
「風かな?」って彼氏が誤魔化すけど、彼女が「いや、変な音だったよ?」って首かしげる。
観光客のおじいさんが「腹減ったかな?」って笑うけど、俺の腹音がバレかけてて、心臓バクバクだ。
見えてないはずなのに、こんな絶景の場所で注目されるなんて、俺、自分の腹に「お釜の神秘壊すなよ!」って心の中で叫んでるよ!
「やばい、やばい、やばい! 早く終わらせないと精神持たねえ!」
腹に全神経を集中させる。
おっ、おっ、おっ、なんとか出そう……よし、気合入れろ!
ブッ。
「……うっ、静寂を破る音が展望台に響いた!」
火口湖の静けさに音が反響して、観光客が「何だ!?」って一斉にざわつく。
子供が「何か鳴った!」って笑い出し、おばさんが「何!?」って目を丸くする。
見えてないはずなのに、音が静寂を切り裂いてバレちまったじゃん!
カップルが「え、変な音!」って顔見合わせ、ガイドが「皆様、落ち着いて! 山の響きです!」って誤魔化そうとするけど、すぐに匂いが漂ってきて混乱が広がる。
おじいさんが「この臭い、何だ!?」って鼻押さえ、観光客が「湖の匂いじゃないよね?」って騒ぎ出す。
風が「ゴオオオ!」と吹き上げ、草が「ザワ!」と揺れる。
展望台全体が「謎の音と匂い」でカオスになって、俺、この蔵王のお釜の神秘を台無しにしちまった罪悪感で頭おかしくなりそうだよ!
ガイドが「御釜は蔵王の宝です、静かに!」って叫ぶけど、誰も聞いてねえ。
「待て待て、俺は火口湖じゃねえって! ……って、どうにもならねえ!」
いつもならシュールで笑える状況も、今回はお釜の壮大な美しさを汚した焦りと羞恥しかない。
子供が「オナラ湖だ!」って走り回り、観光客が「これもお釜の神秘?」って笑ってる。
カップルが「せっかくのデートが……」って言い争い、ガイドが「次は駐車場に戻ります、落ち着いて!」って必死に誘導するけど、誰も動かねえ。
蔵王のお釜がエメラルドグリーンに輝く中、俺のせいで「オナラお釜事件」なんて語られたらどうすんだよ!
この蔵王の聖域が俺のせいで汚れちまった罪悪感で、笑うどころか火口湖に飛び込みたくなるよ!
「いや、蔵王のお釜、ごめんって! ……って、早く帰らせてくれ!」
ポチャン。
「よっしゃ、出た! 終わった! ……って恥ずかしくて死にそう!」
次の瞬間、頭の中にいつもの声が響く。
「ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」
光に包まれてアパートのトイレに戻った瞬間、便器の冷たい感触と換気扇の微かな音にホッとする。
心臓バクバクで息を整えながら、俺は便器に座ったまま放心状態で「うわああ……」って呻く。
笑う余裕なんてなくて、蔵王のお釜の神秘を汚した羞恥がまだ体に残ってるよ。
「本当に何でこんなトイレ付きの部屋に住んじまったんだろ……」
汗だくで呟く。
蔵王のお釜で火口湖の絶景を台無しにするなんて、俺の人生ハードすぎるだろ。
今回は遥や彩花たちが出てこなくて一人だったけど、観光客のざわめきとお釜の静けさが俺を追い詰めた。
あの展望台の前で耐えた俺、よくやったよ……いや、やりたくなかったよ!
「ったく、次のトイレはどこに飛ばされるんだよ……」
腹痛が収まったことに感謝しつつ、俺はトイレのドアをそっと閉めた。
次に開けるのが怖い。
でも美月の山菜おにぎりと乳酸菌タブレットの残りがまだ胃で暴れてる気がするし、またすぐ来るかもしれない。
コンビニ飯や激辛、トイレにちなんだ食い物は控えめにしたいけど、つい手が伸びちまうんだよな。
美味いし、友情も嬉しいし、つい食べちゃうんだよ。
考えてみれば、このトイレのせいで歴史や観光地をめちゃくちゃにしてきたけど、今回は蔵王の象徴を汚しちまったよ。
あのエメラルドグリーンの湖面と火口壁が頭から離れねえよ。
蔵王のお釜、ごめんな。
お前の美しさを汚しちまったよ。
次は頼むから穏やかな場所に飛ばしてくれ……って、期待しても無駄か。
少し落ち着いて、深呼吸したいけど、この胃じゃ無理だろうな。
美月の隠し味と乳酸菌パワーが俺を離してくれねえ。
蔵王の風と湖の輝きが頭に残ってて、ちょっと神秘的な気分になるけど、思い出したら羞恥で震えるよ。
次はどんな場所に飛ばされるか分からないけど、少しでも静かな場所を願いたい……って、無理か。
このトイレ、絶対また何かやらかす気だよ。
山菜おにぎりみたいな美味いもん、もうしばらく控えようと思ったけど、美月がまた持ってきたら断れねえだろうな。
このトイレのせいで食い物の選択までおかしくなってるんだから、俺の胃とメンタル、どうなってんだよ。
とりあえず、今日はもうトイレ行きたくない。
でも腹の調子がそんな願い聞いてくれるわけないか。
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