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一回目の廃棄
4th trash -breaktime-
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目が覚めるとそこは檻に囲まれた空間だった。周りに人気はなく、ただ小さい窓にベッドとトイレが置いてあるだけで、まるで独房のようだった。
「俺はなんで今ここにいるんだろう」
最上は特にすることもないので人間とは何なのか考え出した。
ーなんなのだろうか。人間は猿から進化したと言われているけどなぜ進化する必要があったのだろう。なぜ言語が必要だったのだろう。 もしもコミニュケーションというものが猿が進化して人間だけが手に入れられたものなのだとすれば猿達はコミニュケーションはとれなかったことになる。じゃあ猿達って...ー
ーいや、今は生きることだけを考えよう。一体どこまでこの地獄が続くかはわからないけど...そういえば...ー
最上は自分のTシャツを見た。そこには相も変わらず白い生地に黒字で「w」と書かれていた。ほふく前進したときについた血痕は薄くなっていた。
ーそういえばここに来て最初に会った3人は黒字じゃなくてグレーだったな...なにか意味があるのだろうか...それとも単純に薄くなっただけ? いや、それはないな...ー
そうこうしているうちに檻が開いた。窓からは小鳥のさえずりが聞こえていた。いつのまにか朝になっていたのだろう。
「00220番、出番だ。」
と監守のような出で立ちの男に言われた。そういえば俺の登録番号は確かそんな感じだった気がするな...
俺は二人の男に腕を掴まれ、頭から真っ黒な袋を被せられた。
「着いたぞ」
頭の袋をとられた時にまず一番に感じたのは、熱気だった。
<ゲーム再開 残り26人>
「俺はなんで今ここにいるんだろう」
最上は特にすることもないので人間とは何なのか考え出した。
ーなんなのだろうか。人間は猿から進化したと言われているけどなぜ進化する必要があったのだろう。なぜ言語が必要だったのだろう。 もしもコミニュケーションというものが猿が進化して人間だけが手に入れられたものなのだとすれば猿達はコミニュケーションはとれなかったことになる。じゃあ猿達って...ー
ーいや、今は生きることだけを考えよう。一体どこまでこの地獄が続くかはわからないけど...そういえば...ー
最上は自分のTシャツを見た。そこには相も変わらず白い生地に黒字で「w」と書かれていた。ほふく前進したときについた血痕は薄くなっていた。
ーそういえばここに来て最初に会った3人は黒字じゃなくてグレーだったな...なにか意味があるのだろうか...それとも単純に薄くなっただけ? いや、それはないな...ー
そうこうしているうちに檻が開いた。窓からは小鳥のさえずりが聞こえていた。いつのまにか朝になっていたのだろう。
「00220番、出番だ。」
と監守のような出で立ちの男に言われた。そういえば俺の登録番号は確かそんな感じだった気がするな...
俺は二人の男に腕を掴まれ、頭から真っ黒な袋を被せられた。
「着いたぞ」
頭の袋をとられた時にまず一番に感じたのは、熱気だった。
<ゲーム再開 残り26人>
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