102 / 113
ふたりでお仕事!
しおりを挟む
「えっ?
私とですか?」
「相手が私では不満か?」
朝、職場に来たら…
推しからパーティーに一緒に行って欲しいと言われましたが…
私…明日死ぬの?
こう現世での運を全部使い果たしたよね?
エリック様オタクから刺されないかな?
こわいよ…
「ライラ?聞いているのかい?
来週のパーティーに来るラシュダナ王国の言葉を話せる者が君以外いないのだ。
通訳として、私のサポートをお願いしたいのだが無理だろうか?」
「通訳ですか?
いとこがラシュダナに嫁いでいるので、ラシュダナ語はある程度話せるのですが…
難しい言葉まではちょっと…」
「ラシュダナの第二王子が初めて我が国に来るから、言葉がわかる者がいた方がよいだろうと父上から話があったのでな。
私の傍でサポートしてくれたらいいだけだよ。
自分の国の言葉を話せる者がいれば王子も安心するだろう」
「エリック様!
我が家の者はだいたいラシュダナ語が話せますが?」
「そうなのか!
来週のパーティーに出席出来そうなら話をしておいてくれ。
君には確か、兄と妹がいたのでは?」
「はい…兄は神官で妹は商業ギルドに勤務しております」
「二人には私から話を通しておくよ。
教えてくれて有難う。
パーティー用のドレスを贈りたいのだが、時間がないので既製品になるが君と妹のドレスと装飾品は母が見繕うと言っているので連絡を待ってくれ。
ロナウドの方は、大聖女様が用意してくれるはずだから心配ないよ」
これは…何でしょうか?
ラシュダナに嫁いだいとこのアリアナお姉様に感謝です!
ラシュダナは我が国から海を隔てた国なので、ラシュダナ語は学園では学べない為、話せる者が少ないのでしょう。
それにしても、王妃様とドレス選びとは…サリーナに連絡しておかないと!
私、幸せの前借りした気分で不安なのですが…
この後、不幸になったりしませんように!
私とですか?」
「相手が私では不満か?」
朝、職場に来たら…
推しからパーティーに一緒に行って欲しいと言われましたが…
私…明日死ぬの?
こう現世での運を全部使い果たしたよね?
エリック様オタクから刺されないかな?
こわいよ…
「ライラ?聞いているのかい?
来週のパーティーに来るラシュダナ王国の言葉を話せる者が君以外いないのだ。
通訳として、私のサポートをお願いしたいのだが無理だろうか?」
「通訳ですか?
いとこがラシュダナに嫁いでいるので、ラシュダナ語はある程度話せるのですが…
難しい言葉まではちょっと…」
「ラシュダナの第二王子が初めて我が国に来るから、言葉がわかる者がいた方がよいだろうと父上から話があったのでな。
私の傍でサポートしてくれたらいいだけだよ。
自分の国の言葉を話せる者がいれば王子も安心するだろう」
「エリック様!
我が家の者はだいたいラシュダナ語が話せますが?」
「そうなのか!
来週のパーティーに出席出来そうなら話をしておいてくれ。
君には確か、兄と妹がいたのでは?」
「はい…兄は神官で妹は商業ギルドに勤務しております」
「二人には私から話を通しておくよ。
教えてくれて有難う。
パーティー用のドレスを贈りたいのだが、時間がないので既製品になるが君と妹のドレスと装飾品は母が見繕うと言っているので連絡を待ってくれ。
ロナウドの方は、大聖女様が用意してくれるはずだから心配ないよ」
これは…何でしょうか?
ラシュダナに嫁いだいとこのアリアナお姉様に感謝です!
ラシュダナは我が国から海を隔てた国なので、ラシュダナ語は学園では学べない為、話せる者が少ないのでしょう。
それにしても、王妃様とドレス選びとは…サリーナに連絡しておかないと!
私、幸せの前借りした気分で不安なのですが…
この後、不幸になったりしませんように!
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる