【完結】真実の愛に目覚めた男達の末路

まゆら

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イケメン神官らしいです

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私は神に仕える神官です!

私の仕事ですか?

簡単に言えば、神について皆様にお話したり、神からの言葉をお伝えしたり、神にお願いがある方からお話を聞いたりと色々なのですが…

私は主に神にお願いがある方々からお話を聞いて、それを神にお伝えする仕事をしています。

お祈りを通じて、神にお願いがある方はいつでも大神殿に来て下さいね!

私、ロナウドがお待ちしておりますよ。

今回私は、大神殿から離れまして王宮の方でお仕事をさせていただく事になりました!と言うのも、妹であるライラを通じて

第二王子であるエリック様より、ラシュダナ王国からのお客様をもてなす際に通訳がいなくて困っているので通訳をお願いしたいと依頼されたのであります。

ラシュダナ王国の言葉を流暢に話せる者は中々いないらしく、私だけでなくサリーナも呼ばれたようです。

ラシュダナと我が国は海を隔てている事もあり、ラシュダナからこちらに旅行にくる人も少ないのだ。

その為、ラシュダナ語を習得していかるものは少ないのである


ずっと大神殿から離れない生活が続いている為、時々は息抜きがしたいとロナウドは思っているようですが…


どうなる事やら!

一方、エリック様はラシュダナ語の発音に苦戦していて息抜きの為に素振りをしております。

エリック様が鍛錬している姿はカッコイイとライラが訴えておりますが…

息抜き時間の方が段々長くなっていてライラに注意されています。

「エリック様!

時間配分がおかしいですよ?

いいですか?

ラシュダナ語を三十分、素振り五分にして下さいね。

素振り二十分、ラシュダナ語十分はダメですから!

来週までに挨拶だけでもマスターしますよ?」

「ライラ…

息抜き位は、許してくれ。

このままじゃ挨拶も無理そうだから…

挨拶位は言いたいんだよ。

さぁ、もう一度お願いするから」

「エリック様!

素振りしながら、ラシュダナ語の発音をお願いしますね。

はい、始め!」

ライラがドンドンスパルタになっておりますが…

来週までにエリック様は話せるようになるのか?

気になりますね…



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