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どうやらファンらしいですよ?
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色んな方面から、ラミア様の調査が上がってきたけど特に危険はなさそうなので会ってみても大丈夫らしい。
しかしながら、私…一応、結婚を控えた身なので…
うちに来てもらう事にしました。
辺境伯様のお屋敷にパミラがお手紙を持って行ってくれたの。
パミラからみたラミア様の印象は…
何かね。優しいヒトみたい?
私にお使い有難うございますってお菓子をくれて…撫でても良いですか?って撫でてくれたよ?って…
パミラの事は白いワンコだと思ったみたいだよ?
ワンコは、お屋敷にお手紙配達出来るスキルないと思うんだけど…
ラミア様は、「あなたは賢いのですね!お使いご苦労様です」ってパミラを褒めてくれたんだとか。
ラミア様…天然か?
◇◇◇◇◇
「本日はお招き頂き有難うございます!ミレディア様!」
ラミア嬢は、少し緊張した面持ちである。
「ようこそ!ラミア様!
お待ちしておりました。
今日はゆっくりと出来るのでお茶でも楽しみながらお話しましょうね」
ミディもよそゆきの顔!
ちゃんと紅薔薇姫してるよ?
◇◇◇◇◇◇◇
ラミアは感激していた。
ミレディア様の婚約者様のお作りになったお菓子が…
最高に美味しいのですが?
何ですか…これは…
無言で涙ぐみながら栗大福を頬張るラミアに、ミディは慌てた。
「ラミア様?お口に合わなかったら、無理に食べなくても大丈夫ですのよ?」
栗大福を食べきったようで、お茶を一気に飲み干したラミア嬢は、
「違うのです!あまりに美味しくて感動してしまったのです!
ジュビアでお店を出すと聞いておりますが…我が家の領地はジュビアと隣接しておりますので買いに行きますね」と、微笑んだ。
あっ!この人も甘党なんだ!
デイブさんの作ったお菓子を好きになってくれるとか…
嬉しいんだけど…
「あっ…ラミア様?アーライからジュビアに来るにはパスがないと…アマンダ様の結界に弾かれてしまうの」
「問題ないですわ。私、アマンダ様から頂いたネックレスがありますの。」
「そうなんですね!ラミア様はもしかして…聖魔力持ちですか?」
「公にはしておりませんが…アーライと魔の森の境界線を守る聖女の役目を任されております。我が家の長子には聖魔力持ちが生まれるのが伝統なのです」
これを聞いたミディは、何かを思い出したようだ。
「ラミア様はもしかして…白百合の聖女様じゃないの?母から聞いた事があるの。
幼いながらも膨大な聖魔力を持った聖女様の事を」
「アイリス様が…私の事を話してくれていたのですね。私…亡き母の後を継いで結界を張るお役目を任されていたのですが…」
ラミア様は…
その後、言葉を紡ぐ事は出来なかった。
彼女の大きな瞳から涙が溢れてやまなかったのだ。
しかしながら、私…一応、結婚を控えた身なので…
うちに来てもらう事にしました。
辺境伯様のお屋敷にパミラがお手紙を持って行ってくれたの。
パミラからみたラミア様の印象は…
何かね。優しいヒトみたい?
私にお使い有難うございますってお菓子をくれて…撫でても良いですか?って撫でてくれたよ?って…
パミラの事は白いワンコだと思ったみたいだよ?
ワンコは、お屋敷にお手紙配達出来るスキルないと思うんだけど…
ラミア様は、「あなたは賢いのですね!お使いご苦労様です」ってパミラを褒めてくれたんだとか。
ラミア様…天然か?
◇◇◇◇◇
「本日はお招き頂き有難うございます!ミレディア様!」
ラミア嬢は、少し緊張した面持ちである。
「ようこそ!ラミア様!
お待ちしておりました。
今日はゆっくりと出来るのでお茶でも楽しみながらお話しましょうね」
ミディもよそゆきの顔!
ちゃんと紅薔薇姫してるよ?
◇◇◇◇◇◇◇
ラミアは感激していた。
ミレディア様の婚約者様のお作りになったお菓子が…
最高に美味しいのですが?
何ですか…これは…
無言で涙ぐみながら栗大福を頬張るラミアに、ミディは慌てた。
「ラミア様?お口に合わなかったら、無理に食べなくても大丈夫ですのよ?」
栗大福を食べきったようで、お茶を一気に飲み干したラミア嬢は、
「違うのです!あまりに美味しくて感動してしまったのです!
ジュビアでお店を出すと聞いておりますが…我が家の領地はジュビアと隣接しておりますので買いに行きますね」と、微笑んだ。
あっ!この人も甘党なんだ!
デイブさんの作ったお菓子を好きになってくれるとか…
嬉しいんだけど…
「あっ…ラミア様?アーライからジュビアに来るにはパスがないと…アマンダ様の結界に弾かれてしまうの」
「問題ないですわ。私、アマンダ様から頂いたネックレスがありますの。」
「そうなんですね!ラミア様はもしかして…聖魔力持ちですか?」
「公にはしておりませんが…アーライと魔の森の境界線を守る聖女の役目を任されております。我が家の長子には聖魔力持ちが生まれるのが伝統なのです」
これを聞いたミディは、何かを思い出したようだ。
「ラミア様はもしかして…白百合の聖女様じゃないの?母から聞いた事があるの。
幼いながらも膨大な聖魔力を持った聖女様の事を」
「アイリス様が…私の事を話してくれていたのですね。私…亡き母の後を継いで結界を張るお役目を任されていたのですが…」
ラミア様は…
その後、言葉を紡ぐ事は出来なかった。
彼女の大きな瞳から涙が溢れてやまなかったのだ。
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