聖女のアルバイトしながら花嫁修行しています!未来の夫は和菓子職人です!

まゆら

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どうやらファンらしいですよ?後編

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ラミア様はひとしきり泣いてから、聖女アイリスとの出逢いについて語ってくれた。

幼いながらに、必死で自分の膨大な魔力をコントロールして結界を張るラミアにアドバイスをくれた事を。

「私…責任感に押し潰されそうで、辛かったんです。それをアイリス様が理解して下さって…私、本当に嬉しくて…」

また泣きそうになるラミアを人化して走り寄ってきたパミラが慰める。

「お姉ちゃん!泣かないで!アイリスはあなたの事を忘れていなかったよ。」

「有難うございます。ミレディア様には妹様が?」

「うふふ…違うわ!パミラは私の使い魔なのよ。ラミア様のところへお使いに行ってもらったから初めてじゃないわよ?」

「えっ?あの可愛らしいワンコちゃんはあなたなの?」とパミラの頭を撫でる。

「お姉ちゃんのとこにもそのうち白いワンコが来るよ?

お姉ちゃんは魔の森を護る聖女様でしょ?」

パミラは、ラミアに謎かけをして、大きく切り分けた栗蒸し羊羹を食べはじめた。

◇◇◇◇◇

しろたんの兄弟のひとりが魔の森を護るフェンリルになるからね。

魔の森に結界を張るのがお役目のラミア様の使い魔になるはずだから。

「それは本当ですの?

楽しみですわ。母の使い魔のリルは母と一緒にいなくなってしまいましたの」

「リル様は私のおば様なの。今の森のフェンリルのお嫁さんで魔の森の守護をしてたの。」

パミラとラミア様の話が弾んでいるようなのでミディは話を聞きながらもお菓子に夢中です。

「ミディ!カボチャのお団子…残しておいてよ?私とお姉ちゃんの分まで食べたらダメ!」

「えっ?まだあるよ?」

ミディが、パチッと指を鳴らすとカボチャ団子が皿に追加された。

それを見てふたりがパァッと笑顔になる。

「ミレディア様は魔法使い様ね!」

「うん!うん!ミディは魔法が上手だよ?お姉ちゃんもでしょ?何か見せて?」

パミラの言葉を受けたラミアは…

パチンと指を鳴らして、パミラとミディの前に小さな花束を出現させた。

「「わぁー可愛い!」」

「美味しいお菓子のお礼ですわ」

◇◇◇◇◇◇

「パミラ様!可愛らしいお友達がいらしてますわ?お通し致しますね?」

パミラに会いに来たのは誰かな?

「ミディ…お客様みたいだからお迎え行くね?誰だろ?」

◇◇◇◇◇◇

ミディとラミアが談笑していると、パミラが飛び込んできた。パミラより、少し小柄な少年を連れて…

「あれ?しろたん?じゃないよね…」

パミラの後ろからぴょこんと顔を出したのはしろたんが人化した時にそっくりな男の子だった。

えっ?

しろたんのお兄ちゃんなの?

パミラに会いに来たのかな?

それにしてもタイミング良すぎない?

「あなたは…もしかして…リルの子供なの?」

続きは次回!



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