【完結】婚約破棄され国外追放された姫は隣国で最強冒険者になる

まゆら

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おやすみなさい

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パミラと一緒に別荘に帰ると‥

誰もいなかった‥

勿論、じいとか、ハイドはいるよ!

パミラがおひるねしよって言うから昼寝しようかな?

何か色々疲れたし‥

ベッドに横になると直ぐに眠りの世界に誘われた。

パミラがもふもふで撫でるとモコモコで最高なんです!

夢の中で誰かにパミラの自慢をしたような気がする。

誰なんだろ?

白い霧に包まれて姿がハッキリ見えなくてぼんやりしてた。


もうちょっとで見えそうなのに‥

うっすらと見えたのは?

お母様?

夢の中で会えたのかな?

会いたいよ‥

さみしい‥

私は泣きながら寝ていたみたいで起こしに来たゼルダに心配されていた。

ミディ様が泣いていた‥

これは明日は大雨に違いないと他の者にも言われてたんだけど‥

私だって泣くよ?

年頃の女子ですからね!

私がみんなの失礼な反応にぷんぷんしてたら

じいが言ったの。

「皆は知らないがミディ様は小さき頃は甘えん坊の泣き虫姫だったのじゃ。

今はお強くなられたがやはり三つ子の魂‥って言うからのう‥

今も‥実は泣き虫なんじゃ!」


じい‥

勝ち誇ったみたいに言わないで!

赤ん坊時代から知られてるから仕方ないけど

恥ずかしいから!


パミラも起きたみたいで

「だいじょぶ!ミディがなかないよにわたしまもる!わたしつよくなった!」

って、宣言してるから

それを見たみんなは‥

守り神様の小さき姫が可愛い!って‥

パミラを拝んでたんだけど‥

パミラは神の娘だからね

尊いに決まってるね!

◇◇◇◇

「わたし、父様みたいにつよくないからまだみんなまもれない!

みんながわたしをしんじてくれたらちからつよくなるって父様いったの。

しんじてくれないとつよくなれないの!

だから、みんなわたしをしんじてほしいの!!」

パミラがみんなにそう告げると‥

「私たちはずっと代々守り神様に生かされて来ましたから‥

勿論、信じております!

ミディ様のところに、貴女様が来てくれた!

ミディ様が女神であると‥  

守り神様から言われたのと同じですから!」

感動したように涙ぐみながら皆に伝えるように、

パミラにも理解出来るように話すじいに‥

私は‥

「女神って言われるのは恥ずかしいから周りには隠しといて!」と訴えた。

「何を言ってるんですか?ミディ様は生まれし時から我らが姫であり、女神ですよ?」

ハイドが言うとなんか胡散臭い!って思ってゼルダを見たら

「ハイドさん‥あぁ見えてこの中でも一番のミディ様推しなんですよ?見た目には、わからないんですが‥」と教えてくれた。

有り難う‥

ゼルダ‥

それ知りたくなかったかも?

ミディが何故か、一人感動したままのハイドを見てひきつっている。

パミラは‥

ゼルダがくれたおやつを嬉しそうに食べていた。

それを見ているみんなは‥

可愛いすぎ!

ブラッシングは私が!

もふもふでござる!

娘様‥推せる!

などと‥

ディオンお祖父様が選んだ精鋭たちはミディ大好き集団なのである。

◈◈転生もふもふで白ウサギ獣人ラビがミレディアを女神様と呼んでいるのだが‥

ラビは正しいって事だね!

間違いなく女神!

ミディは、聖女の力を解放しなくても‥

すでに女神だから‥よいのでは?

と思ってるかもしれない皆様へ

ここから、ミディが無敵の女神へと上り詰める伝説が始まるはず?


パミラが可愛すぎるのでもふもふしたいので‥

次回に続く!






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