125 / 145
もふもふしたい季節
しおりを挟む
寒くなってくると…
姉妹でもふもふ争奪戦が始まります。
ふうたんと一緒に寝る権利を巡って毎晩じゃんけん大会が開催されてるんだよ?
しまじろはお外へ行ったりして夜はいないからね…
たまに凪と一緒に寝てるけどね。
◇◇◇◇
さざなみハイツメンバーの朝食とお弁当をつくり終えた夕陽ちゃんはオバケ南瓜と格闘中。
美紅姉がピアノ教えてる生徒さんから大きな南瓜を沢山貰ったんだって。
ハロウィンにはまだ早いけど…
南瓜祭りになるのかも?
みんなは好きな南瓜料理は何かな?
うちは南瓜サラダとか…南瓜プリンとか…
南瓜のお焼きもいいなぁ。
チーズ入ってるやつ…
夕陽ちゃんは大量に煮た南瓜を潰してますが…
コロッケ、サラダ、グラタン、スープ、お団子、プリン…何になるか楽しみだね。
◇◇◇◇
「おはよ…珈琲お願い!」
眠たそうに目をこすりながら長身の中々のイケメンがやって来ましたよ?
定位置のカウンターの隅っこに腰掛けてあくびをする様子は、大概の女性の母性本能を擽るよね?
ムダに格好いいよね…このヒトと思いながら
「おはようございます。
渉さん、珈琲だけでいいの?」
ひと仕事終えて、珈琲を淹れてたところに良いタイミングで現れた渉に珈琲を出す。
「んー。珈琲飲んで目が覚めたら考える…」
徹夜明けなのか?
仕事が忙しくて寝ていないのか…
珈琲をゆっくり飲みながらぼんやりしている渉は年上なんだけど、可愛らしいなぁと秘かに思う夕陽なのでした。
◇◇◇◇◇◇
大量に潰した南瓜はお惣菜用とスイーツ用に2つに分けてスイーツ用には甘味を足してから冷ますみたい。
大量の南瓜にビックリしてた渉さんは南瓜コロッケをリクエストしている。
うちも慌ててサラダをリクエスト!
ゆで玉子多めでベーコンブロックとシメジ入れてってお願いしたのに…
「凪…自分で作ればよくない?」と未処理のオバケ南瓜渡されたから泣いてもいいですか?
クリームチーズたっぷり入れたマフィン作りたいかも…
ドライフルーツ入りの蒸しパンもいいな!
その前にフレンチトーストだな。
うちが休みの朝は夕陽ちゃんの為に…
いつも有難うの感謝の意味でフレンチトーストを焼くのだ。
フレンチトーストはヒトに作ってもらうとより美味しく感じるらしい。
今朝は林檎のクタクタ煮も添えてみる。
コンポートとは違って薄切りでくたくたになるまで煮込んだ林檎はまた違った味わいなのだ。
夕陽ちゃんと自分用にフレンチトーストを焼いてたらバターとバニラの甘い香りが気になったのか、渉さんもフレンチトーストを食べたくなったらしく
「なーぎー、俺も食べたい!」とおねだりしてきた。
一応、お客様なので自分用に焼いたのを渉さんに出したら…
お腹が空いてたのか直ぐにフレンチトーストは彼のお腹の中に消えていった。
追加分…
何人分焼こうかな?と思いながら卵液にパンを浸す凪である。
夕暮れカフェは朝から営業しておりますよ。
お昼からは南瓜を使ったスイーツが食べられるかも…
姉妹でもふもふ争奪戦が始まります。
ふうたんと一緒に寝る権利を巡って毎晩じゃんけん大会が開催されてるんだよ?
しまじろはお外へ行ったりして夜はいないからね…
たまに凪と一緒に寝てるけどね。
◇◇◇◇
さざなみハイツメンバーの朝食とお弁当をつくり終えた夕陽ちゃんはオバケ南瓜と格闘中。
美紅姉がピアノ教えてる生徒さんから大きな南瓜を沢山貰ったんだって。
ハロウィンにはまだ早いけど…
南瓜祭りになるのかも?
みんなは好きな南瓜料理は何かな?
うちは南瓜サラダとか…南瓜プリンとか…
南瓜のお焼きもいいなぁ。
チーズ入ってるやつ…
夕陽ちゃんは大量に煮た南瓜を潰してますが…
コロッケ、サラダ、グラタン、スープ、お団子、プリン…何になるか楽しみだね。
◇◇◇◇
「おはよ…珈琲お願い!」
眠たそうに目をこすりながら長身の中々のイケメンがやって来ましたよ?
定位置のカウンターの隅っこに腰掛けてあくびをする様子は、大概の女性の母性本能を擽るよね?
ムダに格好いいよね…このヒトと思いながら
「おはようございます。
渉さん、珈琲だけでいいの?」
ひと仕事終えて、珈琲を淹れてたところに良いタイミングで現れた渉に珈琲を出す。
「んー。珈琲飲んで目が覚めたら考える…」
徹夜明けなのか?
仕事が忙しくて寝ていないのか…
珈琲をゆっくり飲みながらぼんやりしている渉は年上なんだけど、可愛らしいなぁと秘かに思う夕陽なのでした。
◇◇◇◇◇◇
大量に潰した南瓜はお惣菜用とスイーツ用に2つに分けてスイーツ用には甘味を足してから冷ますみたい。
大量の南瓜にビックリしてた渉さんは南瓜コロッケをリクエストしている。
うちも慌ててサラダをリクエスト!
ゆで玉子多めでベーコンブロックとシメジ入れてってお願いしたのに…
「凪…自分で作ればよくない?」と未処理のオバケ南瓜渡されたから泣いてもいいですか?
クリームチーズたっぷり入れたマフィン作りたいかも…
ドライフルーツ入りの蒸しパンもいいな!
その前にフレンチトーストだな。
うちが休みの朝は夕陽ちゃんの為に…
いつも有難うの感謝の意味でフレンチトーストを焼くのだ。
フレンチトーストはヒトに作ってもらうとより美味しく感じるらしい。
今朝は林檎のクタクタ煮も添えてみる。
コンポートとは違って薄切りでくたくたになるまで煮込んだ林檎はまた違った味わいなのだ。
夕陽ちゃんと自分用にフレンチトーストを焼いてたらバターとバニラの甘い香りが気になったのか、渉さんもフレンチトーストを食べたくなったらしく
「なーぎー、俺も食べたい!」とおねだりしてきた。
一応、お客様なので自分用に焼いたのを渉さんに出したら…
お腹が空いてたのか直ぐにフレンチトーストは彼のお腹の中に消えていった。
追加分…
何人分焼こうかな?と思いながら卵液にパンを浸す凪である。
夕暮れカフェは朝から営業しておりますよ。
お昼からは南瓜を使ったスイーツが食べられるかも…
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
白苑後宮の薬膳女官
絹乃
キャラ文芸
白苑(はくえん)後宮には、先代の薬膳女官が侍女に毒を盛ったという疑惑が今も残っていた。先代は瑞雪(ルイシュエ)の叔母である。叔母の濡れ衣を晴らすため、瑞雪は偽名を使い新たな薬膳女官として働いていた。
ある日、幼帝は瑞雪に勅命を下した。「病弱な皇后候補の少女を薬膳で救え」と。瑞雪の相棒となるのは、幼帝の護衛である寡黙な武官、星宇(シンユィ)。だが、元気を取り戻しはじめた少女が毒に倒れる。再び薬膳女官への疑いが向けられる中、瑞雪は星宇の揺るぎない信頼を支えに、後宮に渦巻く陰謀へ踏み込んでいく。
薬膳と毒が導く真相、叔母にかけられた冤罪の影。
静かに心を近づける薬膳女官と武官が紡ぐ、後宮ミステリー。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
課長と私のほのぼの婚
藤谷 郁
恋愛
冬美が結婚したのは十も離れた年上男性。
舘林陽一35歳。
仕事はできるが、ちょっと変わった人と噂される彼は他部署の課長さん。
ひょんなことから交際が始まり、5か月後の秋、気がつけば夫婦になっていた。
※他サイトにも投稿。
※一部写真は写真ACさまよりお借りしています。
月華後宮伝
織部ソマリ
キャラ文芸
★10/30よりコミカライズが始まりました!どうぞよろしくお願いします!
◆神託により後宮に入ることになった『跳ねっ返りの薬草姫』と呼ばれている凛花。冷徹で女嫌いとの噂がある皇帝・紫曄の妃となるのは気が進まないが、ある目的のために月華宮へ行くと心に決めていた。凛花の秘めた目的とは、皇帝の寵を得ることではなく『虎に変化してしまう』という特殊すぎる体質の秘密を解き明かすこと! だが後宮入り早々、凛花は紫曄に秘密を知られてしまう。しかし同じく秘密を抱えている紫曄は、凛花に「抱き枕になれ」と予想外なことを言い出して――?
◆第14回恋愛小説大賞【中華後宮ラブ賞】受賞。ありがとうございます!
◆旧題:月華宮の虎猫の妃は眠れぬ皇帝の膝の上 ~不本意ながらモフモフ抱き枕を拝命いたします~
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる