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ジルの思惑
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「ヤッホー!娘ちゃん!料理上手くいったかい?」
ジルさんが様子を見に来てくれたみたい。
有り難うございます。場所提供していただいたおかげで手伝いながらも何とかシチュー作れました!
「えっ?マジか!やっぱ娘ちゃんすごいな。アイツの事だから材料炭にして終了だと思ってたわ。てかさぁ。娘に料理習うってどうなんやろな。」
はぁ。うちは特殊ですからね。ママは母親らしい事は全く出来ないけど、それで不満に思った事ないですよ。
「娘ちゃん‥おじさん泣いちゃうよ。何ていい娘なんだよ。いっつも俺の分まで弁当やら差し入れやら作ってくれて本当助かってる。有り難うな。」
そんな。お礼なんて‥ママがいっつも勝手してるからそのお詫びとジルさんいっつも美味しいって食べてくれてるから私嬉しいんですよ。
「本当娘ちゃんの作る爆弾おにぎりなぁ、中身がいっつも違うし色々入ってるから楽しみでな。昨日のウインナーとチーズとマヨコーン良かったわ!あと唐揚げと明太子が意外にはまるな。事務所で食べてたら受付の子に半分食べられたわ!」
そうなんですね。じゃあ今度事務所にも差し入れしないと!
「つーかさぁ。ギルドの食堂のおばちゃんたちに色々教えてくんないかな?あの人らなぁんか保守的なもんしか作らねぇからみんな飽きてるんだよな。娘ちゃんも忙しいやろけど暇ある時に頼むわ。」
私はいいですよ。ただ皆さん長年やってるからそれなりにプライドもあると思いますし‥
私はただ自分の家族や身近な人に美味しい物を食べさせたいと思って作ってるだけですから。
ママに関しては片手で食べられてお腹を直ぐに満たせる物を作ってますけどね。
「それだよ。そのちょっとした心遣いが有難いんだよ。俺も結構忙しいからさ、片手で食べられて直ぐに腹いっばぱいになるもんがいいんだよな。週一でもいいから数量限定でオークカツサンドと爆弾おにぎり作ってギルドで販売しないか?」
本当ですか?
嬉しいお話なんですけど‥私まだ本職の方もきっちりやれてないんで‥
直ぐにはお返事出来ないんですけど‥
「そうか。わかった。本職が落ち着いたら考えてもらえるか?あっ。そうそう。昨日のマフィン旨かったわ。感想まとめたらミレディに渡すな。俺は芋チョコが一番やったわ。次点が栗抹茶かなぁ。あれいいわ!また作ってくれよ。」
本当ですか?美味しい栗と芋がないと作れないんでそれでも良ければ作りますよ。
「娘ちゃんはデイブさんに似たんやな。うまいこと何でも作るなぁ。本職の方も期待してるで。何か俺も試食会のメンバーに入ってるんやわ。マフィンはいつでもいいからな。」
本当ジルさんって誉め上手ですよね。だからここのギルド人気なんですね。
実は色々料理作る予定だったけど、思ってた以上にママのスキルが破滅的だったからかなり材料余ったんで色々作ってたんですよ。
良かったらジルさん食べませんか?
アリアは、きのこのキッシュ、きのこご飯のおにぎり、きのこの茶碗蒸し、きのこのポットスープ、きのこと燻製オークのピザをジルの前に並べた。
「おいおい。すごいな!やっぱ明日からギルドの食堂に来て欲しいわ!なぁ娘ちゃんよ。スポセンのカフェはレシピ提供するだけにしてギルドの専属にならないか?常に腹ペコの冒険者達に娘ちゃんの愛情と栄養たっぷりの料理を食べさせたいんだ。国王には俺から申し入れをするから考えてもらえないかな?」
ジルさん‥そんなに私の料理を気に入ってくれているんですね。
ギルドの専任になるのは難しいかもしれませんがスポセンと兼任なら大丈夫かも。
私から宰相さんにチラッと話を振ってみますね。
早く帰らないとママが心配するのでもう帰らないと‥
「じゃあ送るよ。ミレディにもこの話をしとかないといかんからな。あと、アイツのデレ顔を拝みたいからな。ちょっとだけお邪魔するよ。」
ジルは、アリアと共に転移してアリアの家に。
ミレディとデイブのラブラブタイム邪魔するつもりですね。
あっ。ラビとブラッディとミスティもいるから二人っきりじゃないのか。
それにしてもジルさん家庭の味が恋しいなら料理上手の彼女か嫁募集しないとね。
アリアは‥難しいよ?
あれだけ誉めても、口説いてもピンときてないからね。
流石は鈍感女神の娘だね。
今回は長くなってきたので一回〆ときます!
意外に純情でまわりくどいジルの恋が実るのか楽しみですね。
囲い込み作戦成功するのかな?
いきなりプロポーズしないか心配だよね?
ギルドに就職させて自分の傍に置いとこうとするあたりが可愛いよね。
では、次回お楽しみに!
ジルさんが様子を見に来てくれたみたい。
有り難うございます。場所提供していただいたおかげで手伝いながらも何とかシチュー作れました!
「えっ?マジか!やっぱ娘ちゃんすごいな。アイツの事だから材料炭にして終了だと思ってたわ。てかさぁ。娘に料理習うってどうなんやろな。」
はぁ。うちは特殊ですからね。ママは母親らしい事は全く出来ないけど、それで不満に思った事ないですよ。
「娘ちゃん‥おじさん泣いちゃうよ。何ていい娘なんだよ。いっつも俺の分まで弁当やら差し入れやら作ってくれて本当助かってる。有り難うな。」
そんな。お礼なんて‥ママがいっつも勝手してるからそのお詫びとジルさんいっつも美味しいって食べてくれてるから私嬉しいんですよ。
「本当娘ちゃんの作る爆弾おにぎりなぁ、中身がいっつも違うし色々入ってるから楽しみでな。昨日のウインナーとチーズとマヨコーン良かったわ!あと唐揚げと明太子が意外にはまるな。事務所で食べてたら受付の子に半分食べられたわ!」
そうなんですね。じゃあ今度事務所にも差し入れしないと!
「つーかさぁ。ギルドの食堂のおばちゃんたちに色々教えてくんないかな?あの人らなぁんか保守的なもんしか作らねぇからみんな飽きてるんだよな。娘ちゃんも忙しいやろけど暇ある時に頼むわ。」
私はいいですよ。ただ皆さん長年やってるからそれなりにプライドもあると思いますし‥
私はただ自分の家族や身近な人に美味しい物を食べさせたいと思って作ってるだけですから。
ママに関しては片手で食べられてお腹を直ぐに満たせる物を作ってますけどね。
「それだよ。そのちょっとした心遣いが有難いんだよ。俺も結構忙しいからさ、片手で食べられて直ぐに腹いっばぱいになるもんがいいんだよな。週一でもいいから数量限定でオークカツサンドと爆弾おにぎり作ってギルドで販売しないか?」
本当ですか?
嬉しいお話なんですけど‥私まだ本職の方もきっちりやれてないんで‥
直ぐにはお返事出来ないんですけど‥
「そうか。わかった。本職が落ち着いたら考えてもらえるか?あっ。そうそう。昨日のマフィン旨かったわ。感想まとめたらミレディに渡すな。俺は芋チョコが一番やったわ。次点が栗抹茶かなぁ。あれいいわ!また作ってくれよ。」
本当ですか?美味しい栗と芋がないと作れないんでそれでも良ければ作りますよ。
「娘ちゃんはデイブさんに似たんやな。うまいこと何でも作るなぁ。本職の方も期待してるで。何か俺も試食会のメンバーに入ってるんやわ。マフィンはいつでもいいからな。」
本当ジルさんって誉め上手ですよね。だからここのギルド人気なんですね。
実は色々料理作る予定だったけど、思ってた以上にママのスキルが破滅的だったからかなり材料余ったんで色々作ってたんですよ。
良かったらジルさん食べませんか?
アリアは、きのこのキッシュ、きのこご飯のおにぎり、きのこの茶碗蒸し、きのこのポットスープ、きのこと燻製オークのピザをジルの前に並べた。
「おいおい。すごいな!やっぱ明日からギルドの食堂に来て欲しいわ!なぁ娘ちゃんよ。スポセンのカフェはレシピ提供するだけにしてギルドの専属にならないか?常に腹ペコの冒険者達に娘ちゃんの愛情と栄養たっぷりの料理を食べさせたいんだ。国王には俺から申し入れをするから考えてもらえないかな?」
ジルさん‥そんなに私の料理を気に入ってくれているんですね。
ギルドの専任になるのは難しいかもしれませんがスポセンと兼任なら大丈夫かも。
私から宰相さんにチラッと話を振ってみますね。
早く帰らないとママが心配するのでもう帰らないと‥
「じゃあ送るよ。ミレディにもこの話をしとかないといかんからな。あと、アイツのデレ顔を拝みたいからな。ちょっとだけお邪魔するよ。」
ジルは、アリアと共に転移してアリアの家に。
ミレディとデイブのラブラブタイム邪魔するつもりですね。
あっ。ラビとブラッディとミスティもいるから二人っきりじゃないのか。
それにしてもジルさん家庭の味が恋しいなら料理上手の彼女か嫁募集しないとね。
アリアは‥難しいよ?
あれだけ誉めても、口説いてもピンときてないからね。
流石は鈍感女神の娘だね。
今回は長くなってきたので一回〆ときます!
意外に純情でまわりくどいジルの恋が実るのか楽しみですね。
囲い込み作戦成功するのかな?
いきなりプロポーズしないか心配だよね?
ギルドに就職させて自分の傍に置いとこうとするあたりが可愛いよね。
では、次回お楽しみに!
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