【完結】サヨナラの向こう側にあるもの

まゆら

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別れの時

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ずっと忘れる事などないと思っていたのに

あなたの事をスッカリ忘れてる自分に気づいた

段々とあなたの存在が希薄になっていくのが少しだけ悲しいけれど

本当にお別れの時が来たのだと思うから

別れてからも

ずっと私の心の柔らかいところにいたあなたが消えてしまうのは淋しいけれど

そろそろサヨナラだね

別れてから

あなたが大事にしてくれていた事に気づいたんだよ

遅すぎたね

あなたの想いを知らずに傷つける事も沢山あったんだろうな

鈍感で残酷だった私は許されないね

もうサヨナラも言えないけど…

私なりにあなたの事が好きだった事

理解してくれていたらいいな

やり直す事は出来ないし

ふたりの人生は重なり合う事はないけれど…
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