【完結】サヨナラの向こう側にあるもの

まゆら

文字の大きさ
4 / 339

天の河の向こう

しおりを挟む
君と願いを込めた短冊

叶えられなかった願い事に想いを馳せる

あれは…

2年前の夏のこと

 君の願い事を代筆したよね

君は自分の事は願わずに

周りの幸せばかり願っていたね

私の代わりに願い事を書いてねって…

笑う君の顔を今も覚えている

今年も君は隣にいないけど…

僕は君の幸せを…

君の夢が叶う事をお願いしておくよ

それと…

今夜 夢の中で君に逢えますようにって

願う事にしよう

7月7日だけは僕の為に

天の河を越えて逢いに来て欲しいから

七夕にはまだ早いけど

早めに短冊を書いておく事にする

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

旦那様の愛が重い

おきょう
恋愛
マリーナの旦那様は愛情表現がはげしい。 毎朝毎晩「愛してる」と耳元でささやき、隣にいれば腰を抱き寄せてくる。 他人は大切にされていて羨ましいと言うけれど、マリーナには怖いばかり。 甘いばかりの言葉も、優しい視線も、どうにも嘘くさいと思ってしまう。 本心の分からない人の心を、一体どうやって信じればいいのだろう。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

届かぬ温もり

HARUKA
恋愛
夫には忘れられない人がいた。それを知りながら、私は彼のそばにいたかった。愛することで自分を捨て、夫の隣にいることを選んだ私。だけど、その恋に答えはなかった。すべてを失いかけた私が選んだのは、彼から離れ、自分自身の人生を取り戻す道だった····· ◆◇◆◇◆◇◆ 読んでくださり感謝いたします。 すべてフィクションです。不快に思われた方は読むのを止めて下さい。 ゆっくり更新していきます。 誤字脱字も見つけ次第直していきます。 よろしくお願いします。

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

処理中です...