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第二部第一章 act.61
-雪乃と翔-
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翔と雪乃と玲子の三人は翔の部屋に
戻っていた。
「雪乃ちゃん……大丈夫?
シャワー熱くない?」
「平気です……。
ありがとう…ございます……」
「………………………」
シャワーを浴びている雪乃に
声を掛ける玲子。
雪乃は元気なく玲子にお礼を言っていた。
「翔くん。ここで待っててあげてね?」
「…はい」
雪乃がシャワーを浴びている間に、
玲子は雪乃の着替えを取りに行ってきた。
「雪乃ちゃん…。これ…あたしの洋服
だけど…良かったら着て…」
「玲子さん…。
ありがとう…ございます…」
自分達の部屋から戻ってきた
玲子は雪乃に声を掛ける。
やはり雪乃は元気なく返事をしていた。
「翔くん…。
雪乃ちゃんの側にいてあげて…。
私、自分の部屋で隆二達を待ってるから」
「玲子さん…」
隆二と伸は倉庫に残り、翔に倒された男達
の面倒を見ていた。
主に警察沙汰にならないようにするためと
もう二度と男達が翔達に絡んでこないよう
にするためだ。
それは翔に連絡をよこした蓉子を守るため
でもあった。
石田と蓉子は翔たちを送ってくれた後、
倉庫に戻り隆二達と合流している。
男達は今回の相手が隆二の身内だと
知ると怯えた。
それを逆手に取るように、隆二が男達と
恵子を脅かし、そして翔や雪乃、蓉子に
二度と近づかないことを約束させた。
……ガチャ………
「ゆ、ゆきの……」
玲子が部屋から出ていった後、
シャワーを浴びた雪乃が浴室から出てきた。
「翔さん…あたし…あたし…」
翔の前に立ちまた泣きだす雪乃。
「雪乃……もう……大丈夫だから……
ほら……ここに座りな……」
「……………」
こくっ
ギシッ……
翔は雪乃の肩を優しく抱いて
自分のベットの上に座らせた。
「雪乃…。可哀想に…痛かったろう?」
良く見ると雪乃の両足や両腕は
擦り傷だらけだった。
ベットの上で泣きやまない雪乃を
なだめる翔。
どん!
ぎゅうぅっ
「翔さん!翔さん!」
「ゆきの…」
雪乃は翔に抱き付いてきた。
「あたし!あたし!
…あんな人達に…身体を…触られて…。
あたし…翔さん以外の人に……
触らせたく無いのに……うん…」
チュッ
翔は泣きやまない雪乃に、
優しく唇をかさねた。
そして、そのままベットに
倒し込んでいった。
唇をゆっくり離し、雪乃の顔を見つめ
ながら翔は優しく頬を撫で話しかける。
「雪乃…大丈夫か?…」
「翔…さん…あたし…あたし…」
翔の胸に顔を埋め泣き出す雪乃。
翔は優しく雪乃の頭を撫でながら言った。
「大丈夫だ…。雪乃には俺が付いてる…。
これからもずっと…俺が付いている…。
だから安心していい!」
「翔さん…翔さん…」
翔の言葉に安心したように
翔の名前を何度も呼ぶ雪乃だった。
・
・
・
暫くすると雪乃は翔の胸から顔を離し、
翔の顔を見つめながら言ってきた。
「翔さん…あたし…あたし…」
翔は泣き出しそうな雪乃の唇に
もう一度軽くキスをした。
チュッ
「んっ…」
「雪乃…」
唇が離れた後、雪乃は翔の身体を離し、
ベットから起き出し言ってきた。
「れ…玲子さんの所に行かなきゃ…
心配してると思うし…」
「そうだな…。隆二さん達もそろそろ…
戻ってくるだろうし…。
雪乃も…自宅に戻らなきゃ…
送っていくよ…」
翔も身体を起こし雪乃に返事をする。
「翔さん…。あたし…今日は…
帰りたくない…。
ずっと…翔さんの側にいたい…」
雪乃はポツリと呟く。
「雪乃…いいよ…。
ずっと…一緒にいよう…」
翔は雪乃の手を優しく握りながら伝えた。
そして、雪乃の身体をもう一度
優しく抱きしめた。
・
・
・
隆二達の部屋を訪ねると
玲子が優しく二人を迎えてくれた。
「雪乃ちゃん。
…もう…大丈夫なの?」
「玲子……さん……」
雪乃は玲子の顔を見て瞳に涙を溜めていた。
玲子はそんな雪乃を見て自分の手で
その涙を拭って言ってきた。
「それから、雪乃ちゃんの家に
電話しておいたわ…。
今日遅くなったから…
雪乃ちゃんを…家に泊めますって…
えっ?…雪乃ちゃん?」
「玲子…さん…!」
雪乃は玲子の優しさに胸から熱いものが
込み上げて来るのを感じていた。
そして、涙ぐみながら玲子に
抱き付いていった。
「あらあら…。雪乃ちゃんも、
お腹空いたでしょ?
もうそろそろ…隆二達も…
戻ってくると思うから…。
そしたら…みんなでご飯食べましょう?
ほら雪乃ちゃんも…手伝ってくれる?」
雪乃を抱きしめながら玲子は優しく言った。
「はいっ!」
涙を拭きながら返事をする雪乃。
それからしばらくして、隆二が酒のつまみ
を持って、みんなと共に戻ってきた。
そしてそのまま宴会に入った。
今日の事件を忘れるかのように
みんなではしゃぎまくった。
。
。
。
戻っていた。
「雪乃ちゃん……大丈夫?
シャワー熱くない?」
「平気です……。
ありがとう…ございます……」
「………………………」
シャワーを浴びている雪乃に
声を掛ける玲子。
雪乃は元気なく玲子にお礼を言っていた。
「翔くん。ここで待っててあげてね?」
「…はい」
雪乃がシャワーを浴びている間に、
玲子は雪乃の着替えを取りに行ってきた。
「雪乃ちゃん…。これ…あたしの洋服
だけど…良かったら着て…」
「玲子さん…。
ありがとう…ございます…」
自分達の部屋から戻ってきた
玲子は雪乃に声を掛ける。
やはり雪乃は元気なく返事をしていた。
「翔くん…。
雪乃ちゃんの側にいてあげて…。
私、自分の部屋で隆二達を待ってるから」
「玲子さん…」
隆二と伸は倉庫に残り、翔に倒された男達
の面倒を見ていた。
主に警察沙汰にならないようにするためと
もう二度と男達が翔達に絡んでこないよう
にするためだ。
それは翔に連絡をよこした蓉子を守るため
でもあった。
石田と蓉子は翔たちを送ってくれた後、
倉庫に戻り隆二達と合流している。
男達は今回の相手が隆二の身内だと
知ると怯えた。
それを逆手に取るように、隆二が男達と
恵子を脅かし、そして翔や雪乃、蓉子に
二度と近づかないことを約束させた。
……ガチャ………
「ゆ、ゆきの……」
玲子が部屋から出ていった後、
シャワーを浴びた雪乃が浴室から出てきた。
「翔さん…あたし…あたし…」
翔の前に立ちまた泣きだす雪乃。
「雪乃……もう……大丈夫だから……
ほら……ここに座りな……」
「……………」
こくっ
ギシッ……
翔は雪乃の肩を優しく抱いて
自分のベットの上に座らせた。
「雪乃…。可哀想に…痛かったろう?」
良く見ると雪乃の両足や両腕は
擦り傷だらけだった。
ベットの上で泣きやまない雪乃を
なだめる翔。
どん!
ぎゅうぅっ
「翔さん!翔さん!」
「ゆきの…」
雪乃は翔に抱き付いてきた。
「あたし!あたし!
…あんな人達に…身体を…触られて…。
あたし…翔さん以外の人に……
触らせたく無いのに……うん…」
チュッ
翔は泣きやまない雪乃に、
優しく唇をかさねた。
そして、そのままベットに
倒し込んでいった。
唇をゆっくり離し、雪乃の顔を見つめ
ながら翔は優しく頬を撫で話しかける。
「雪乃…大丈夫か?…」
「翔…さん…あたし…あたし…」
翔の胸に顔を埋め泣き出す雪乃。
翔は優しく雪乃の頭を撫でながら言った。
「大丈夫だ…。雪乃には俺が付いてる…。
これからもずっと…俺が付いている…。
だから安心していい!」
「翔さん…翔さん…」
翔の言葉に安心したように
翔の名前を何度も呼ぶ雪乃だった。
・
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・
暫くすると雪乃は翔の胸から顔を離し、
翔の顔を見つめながら言ってきた。
「翔さん…あたし…あたし…」
翔は泣き出しそうな雪乃の唇に
もう一度軽くキスをした。
チュッ
「んっ…」
「雪乃…」
唇が離れた後、雪乃は翔の身体を離し、
ベットから起き出し言ってきた。
「れ…玲子さんの所に行かなきゃ…
心配してると思うし…」
「そうだな…。隆二さん達もそろそろ…
戻ってくるだろうし…。
雪乃も…自宅に戻らなきゃ…
送っていくよ…」
翔も身体を起こし雪乃に返事をする。
「翔さん…。あたし…今日は…
帰りたくない…。
ずっと…翔さんの側にいたい…」
雪乃はポツリと呟く。
「雪乃…いいよ…。
ずっと…一緒にいよう…」
翔は雪乃の手を優しく握りながら伝えた。
そして、雪乃の身体をもう一度
優しく抱きしめた。
・
・
・
隆二達の部屋を訪ねると
玲子が優しく二人を迎えてくれた。
「雪乃ちゃん。
…もう…大丈夫なの?」
「玲子……さん……」
雪乃は玲子の顔を見て瞳に涙を溜めていた。
玲子はそんな雪乃を見て自分の手で
その涙を拭って言ってきた。
「それから、雪乃ちゃんの家に
電話しておいたわ…。
今日遅くなったから…
雪乃ちゃんを…家に泊めますって…
えっ?…雪乃ちゃん?」
「玲子…さん…!」
雪乃は玲子の優しさに胸から熱いものが
込み上げて来るのを感じていた。
そして、涙ぐみながら玲子に
抱き付いていった。
「あらあら…。雪乃ちゃんも、
お腹空いたでしょ?
もうそろそろ…隆二達も…
戻ってくると思うから…。
そしたら…みんなでご飯食べましょう?
ほら雪乃ちゃんも…手伝ってくれる?」
雪乃を抱きしめながら玲子は優しく言った。
「はいっ!」
涙を拭きながら返事をする雪乃。
それからしばらくして、隆二が酒のつまみ
を持って、みんなと共に戻ってきた。
そしてそのまま宴会に入った。
今日の事件を忘れるかのように
みんなではしゃぎまくった。
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