聴かせてよ愛の歌を…翔と華那恵のラブストーリー

かのん

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アルファ聴かせて第二部第二章〈2学期編〉act.35

-夏美-NATUMI~翔…女子剣道部へ~

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〈-夏美-NATUMI〉
 ~翔…女子剣道部へ~

「おはよ~っと」

放課後。
女子剣道部に顔を出すと夏美が笑顔で
出迎えてくれた。

「おはようさん!
 なんや今日は偉いご機嫌やな~?」

あえて理由が判っている事をニヤニヤ
しながら聞いてくる夏美に翔は嬉しそう
に答える。

「そりゃあね? やっと本格的に剣道を
 教えてもらえるからな…。
 昨日は興奮してなかなか眠れなかったよ?」

翔の返事を聞いた夏美はケラケラと
笑いながら防具を着けている自分の胸を
ドンと叩いて答えてきた。

「あはっ、なんか翔やん子供みたいやな?
 よっしゃ、このお姉さまがしっかりと
 教えたるさかい、
 ちゃんとついてきいや?」

翔も夏美につられるように声を出して
笑い出し、軽く頭を下げてお礼を言う。

「ははは。よろしく頼みます。
 ところで菜緒は?」

そして、周りを見渡し菜緒が居ないことに
気付き夏美に確認した。

「まだや。あいつ今日は顧問の所に寄って
 来るさかい、遅れて来る事になってるんや
 まあ心配せえへんでも、あとで来るさかい
 大丈夫や…」

「えっ? 顧問?」

夏美の言った顧問と言う言葉に反応する
翔であった。

「そうや。
 翔やんの仮入部が教員部会で承認された
 って言うてな…。それで承認書を
 受け取りにいってるねん。
 まあ他にも部の予算の事とかいろいろ
 あるからついでやけどな…。

 ほやけどあんたの仮入部ホンマのところ、
 ウチも菜緒もこんなに早く承認が取れる
 とは思っておらんかったわ…。
 申請出したの昨日やで?

 もう少し揉めるかなって思ってたのに、
 思いっきり肩透かしをくろた感じや…」

腕を組みながらウンウンと頷きながら
言ってくる夏美を翔は黙って見ていた。

「………………」

(そうだよな? 普通だったら女子部に
 男子が入部するって不可能だよな?

 夏美ちゃんの反応が普通なんだよなぁ…)

「まあ、なにはともあれこれで翔やんも
 はれて女子剣道部に入部できたんや
 よかったな翔やん」

夏美は翔の顔を見てニッコリと笑って
言ってきた。

理事長の裏技を既に知っている翔は、
戸惑いながら頷いて返事をした。

「あ、…うん。 そうだね…」

「………………」

夏美はそんな翔の顔をジーっと
見つめている。
翔は慌てて夏美の視線から目を逸らした。
夏美が目を細め疑って翔に聞いてくる。

「なんや? 翔やん。
 今回の入部の件の理由
 なんか知ってるんか?」

「えっ?」

「入部が承認されたって聞いても…
 特に驚いた顔もせんかったしなんか事情を
 知ってるような感じやで?
 知ってるなら説明し…」

驚く翔に詰め寄るように聞いてくる夏美に
翔は戸惑いながら答えた。

「…いや。 仮入部の申請の件と
 承認の件は今日始めて知った。
 ただ、夏美ちゃんに聞くよりも前に
 呼び出しを受けて直接説明をされたんだ」

翔は理事長の名前を出さずに
夏美に説明をした。

その説明を聞いた夏美の顔は疑っていた
表情から納得した表情に変って行った。

「そうやったんか?
 ごめんな…なんか疑ってしもうたわ。
 そっか事前に話を聞いてたんや…。
 なんかいろいろ注意されたんと
 ちゃうか?」

逆に心配そうな表情に変化し夏美は
翔の顔を見上げるように聞いてきた。

翔は夏美に申し訳ないと感じつつも
返事をした。

「いや。それは無かったな。
 ただ単に説明をされただけって言うか…」

「そうやったんか…。
 まあ今回の件はあの中条も
 絡んどるからな…
 先生らも詳しい話はしたく
 なかったんやろうな…」

夏美は自分自身に言い聞かせるように
腕を組んで呟いていた。

「……そうなのか?」

「そんなことより、はよぅ着替えて
 こんかい。そこにあんたの防具も
 持って来とるさかいな……。
 さすがに更衣室は使えんやろ?
 そこの倉庫で着替え」

夏美は顔を上げて、自分の持ってきた
防具と胴着を指差してから奥の倉庫に
腕を伸ばした。

「………わかった」

翔は頷いてから夏美の持ってきた
胴着だけを持ち上げて奥の倉庫の中に
入っていった。

 ・
 ・
 ・

「………こんなもんかな?
 でも、白い剣道着か…。
 なんか照れくさいもんがあるな?」

 ガラガラガラ……

白い剣胴着に着替えた翔は倉庫の扉を
開けて、道場内に足を踏み出した。

「うわぁ~~っ」
「カッコイイ……」
「………素敵……」

白い胴着に身を纏った翔が姿を現した途端、
練習している女子部員達が動きを止めて
翔を見て感嘆の声を漏らす。

翔は驚いたように顔を上げて道場内を
見渡した。

「……へっ?」

(道場に出た途端、女子部員達が
 一斉にこっちを見て、
 ザワついてるような……)

「へえ~翔やん。たいしたもんやな?」

立ち尽くしている翔に夏美がニコニコと
笑いながら話しかけてきた。

翔は驚いたように夏美の方に振りかえる。

「えっ?」

夏美は目を細めて翔の全身を確かめるよう
に見た後、自分の顎に手を添えて
ウンウンと頷きながら嬉しそうに
言ってきた。

「一発でウチの部員達を魅了してもうたわ。
 うん。確かによう似合とる。
 さすが、ええ男や。
 まさに、馬子にも衣装やで……」

翔はそんな夏美の事を黙って見つめていた。

「………………」

夏美は手を股と胸の辺りに当ててモジモジと
体をくねらせ、頬を紅く染めて翔の顔を
見つめながら言ってきた。

「あかん。 ウチも感じてきてもうた。
 あんまりこっち、見いへんといてなぁ…」

翔は思わず頭痛を感じ、
額に頭を当てて俯いた。

「……………」

「とりあえず、この竹刀を構えてみい。
 ウチが基本を教えてやるさかい」

夏美は『さてと」と言って翔の顔を見上げ
竹刀を前に出しながら真剣な顔で
言ってきた。

翔その竹刀を受け取り大きく頷く。

「ああ、わかった」

夏美に言われたとおりにゆっくりと竹刀を
正眼に構える翔。

夏美はその構えを目を細めて見つめ翔に
左右の手の握り方や構えの位置を
教えてくる。

夏美は翔に丁寧に基本を教え、
翔はひとつずつ、確実にそれを自分の物に
して行った。

 ビュン!ビュン!

夏美に教えられたとおりに竹刀を打ち下ろす
翔に夏美は大きな声で嬉しそうに言ってくる。

「そうや。それが基本の振りや!
 翔やんあんたやっぱ、筋がいいでぇ。
 さすがウチが見込んだ男や」

 ビュン!ビュン!

翔は細かい動きに注意して真剣に竹刀を
打ち下ろしながら夏美の言葉に耳を傾ける。

(夏美ちゃんの教え方って、カプランに
 似ている。カプランに『それでいいネ!
 翔ベリーグッドヨ!!」って言われると、
 本当に良いような気がしたもんな…?
 夏美ちゃんの教え方はまさしく
 そんな感じだ)

沖縄の修行時代を思い出し、
翔は一心不乱に竹刀を打ち下ろしていた。

 ・
 ・
 ・

30分ほど素振りを行い翔達は休憩に入った。

道場の壁際に腰を降ろし流れた汗を拭き取る
翔に夏美は冷たい麦茶を差し出しながら隣に
腰を降ろした。

翔はそれを受け取り自分の喉を潤していく。

夏美はその様子をニコニコと見て翔に
話しかけてくる。

「翔やんあんた、本当に剣道初めてなんか?
 絶対ウソやろ~。
 あんたの素振り見せてもろたけど、
 そんなん初めての動きと違うわ」

翔は飲み終わったグラスを自分の腿の上に
おいて夏美の方に振り返り笑いながら
言った。

「本当に初めてだって、そんなことで
 ウソついても意味ないだろ?」

「そうなんか?
 でもまったくの素人ってワケでも
 ないんちゃうか?
 なんか武道をやってるん?」

夏美は不思議そうな顔をしながら
翔の手からグラスを奪い取る。

それをグラスの回収にまわっている
女子部員に渡した。

翔はちょっと考えてから夏美に答えた。

「武道…になるのかな?
 格闘技ならやってるけど?」

「それで、ええ動きをしとるんかいな。
 まあなんでもええけど…翔やんあんた
 才能あるで…」

夏美はケラケラと笑って翔の腕を
バンバン叩いてくる。

「そうか。
 夏美ちゃんにそう言われると
 なんか嬉しいな…」

翔は自分の鼻の頭を掻き、照れながら
答えていた。

「ほな、また教えようか」

「ああ、頼む」

夏美がゆっくりと立ち上がり道場の中央へ
進んでいく。

翔も立ち上がり夏美の後を追うように
歩いていった。

 ・
 ・
 ・

「じゃあちょっと、自分の好きなように
 構えてみい。
 あんたが一番しっくりくる
 構えで良いで?」

翔は夏美に言われゆっくりと竹刀を構える。

「しっくりくる構えるって……こうか?」

翔は夏美に言われたように、自分にとって
違和感の無い構えを取った。

正眼の構えから若干剣先を右にずらして
構える翔であった。

夏美はその構えを見て、『ほう」と
感心するように話してきた。

「自然な良い構えや。
 そのまま素振り100回」

翔は大きく頷いてから、さっき夏美に
教わったように体を前後に動かし、
素振りを開始する。

「OK!
 1,2,3,4,5,6,7……」

 ビュン!ビュン!
 ビュン!……

夏美は翔から少し離れて素振りを見ていた。

腕を組みながら鋭い眼つきで翔の一挙動を
確認する夏美。

そこに職員室から戻って来た菜緒が近づき
夏美に声をかけてきた。

「夏美。翔はどうだ?」

「なんや菜緒。もう戻って来たんか?
 あんたも早いなぁ~。
 見てみい、翔やんとても初めてやとは
 思われん振りしとるで?」

夏美は菜緒の顔をチラリと見てから
翔の方に顔を向けて菜緒に良く見るように
促す。

菜緒は夏美に言われ翔を見て思わず驚きの
声を漏らした。

「えっ? 翔か?……あっ?」

菜緒は両手で口を押さえその動きを
止めていた。

 ・
 ・
 ・

『にいさま~。
 にいさまみてぇ~」

『ははは。なんだい菜緒?」

『なおねっ、もうこんなに、
 しないふれるようになったんだよっ!」

『ほう。菜緒はすごいな?
 もうそんなにできるようになったのか?」

『うん。
 なおははやくつよくなって、
 にいさまのおてつだいするんだぁ~」

『そうだな。
 菜緒はこの兄より強くなるかも
 しれないな?」

『うん。
 にいさまよりもつよくなるの。
 それでねっなおは、にいさまの
 およめさんになるんだ」

『そうだな?
 菜緒がこの兄より強くなったらな?」

『うん。えへへ………」

 ・
 ・
 ・

剣道着を着て竹刀を振る翔の姿を見て
菜緒は死んだ兄の事を思い出していた。 

「………にいさま………」

呟くように兄を呼ぶ菜緒の表情が
悲しみで曇っていく。

泣きそうな表情で翔を凝視している菜緒を
夏美は不思議そうな顔で覗き込んで呼んだ。

「菜緒? なにボーっとしとるねん?」

夏美が声を掛けても菜緒は呆然とした
様子で固まったまま動こうとしない。

「菜緒!」

夏美は菜緒の肩を掴み、菜緒の体を
揺らすように叫んだ。

菜緒はゆっくりと夏美の顔を見て
夏美の名前を呟いた。

「………夏美……?」

困惑した表情で夏美を見る菜緒の顔を
覗き込み心配そうに聞いてくる夏美。

「………あんた大丈夫か?
 ちょっと休んだ方が良いとちゃうんか?」

夏美は自分の額と菜緒の額に手を当てて
熱が無いかを確認するような動作をしてきた。
夏美のヒヤリとした冷たい手が、
菜緒を現実に引き戻す。
菜緒の瞳に光が戻ってくる。

「あっ…悪い。イヤなんでもない」

首を振りながら答える菜緒に夏美は
ホッとした様子で笑いながら言ってきた。

「ホントしっかりいしいや」

菜緒はぎこちない笑顔で夏美に笑い返し、
翔の方を向いてもう一度真剣な顔で
翔の姿を見た。

「……………」

(翔の白い道着のせいか?
 翔を見てると、死んだ兄様の事を
 思い出してしまった……。なんでだ?)

翔はそんな菜緒の視線に気付かずに
もくもくと素振りを続けていた。

「99・100回!
 よし、終わり! おっ、菜緒来たのか?」

構えを解き息を整えながら夏美の方に
振りかえる翔は菜緒の姿を確認し笑いながら
話しかける。

「!?」

菜緒はその笑顔に兄の笑顔を重ね見てしまう。

「………菜緒?」

自分を見つめ固まっている菜緒を不思議に
思い、菜緒の前まで近づき心配そうに
顔を覗き込みながら声を掛ける翔であった。

菜緒はハッと顔を上げて動揺しながら
返事をしてきた。

「ああ、翔。に、似合ってるぞその道着」

菜緒は頬を紅く染め上げてぎこちない
笑顔を浮かべ翔に返事を返してくる。

翔は不思議に思いながら菜緒に返事を
返した。

「えっ。
 ああ、ありがとう。
 菜緒、お前どうしたんだ?顔が赤いぞ?」

翔の質問に菜緒は自分の火照った両頬を
手で覆い隠しながら返事を返した。

「な、なんでもない。とりあえず私は
 他の部員達の様子を見てくる。
 翔は夏美の相手をしててくれ!」

そう言いながら慌てて翔の側から
離れて行く菜緒の後姿を見送りながら
翔は首を傾げて返事をした。

「………ああ」

翔の横に並びながら夏美も不思議そうな
顔をして翔に話しかけてくる。

「なんか、菜緒の様子おかしいやろ?」

翔も夏美の意見に頷きながら返事をした。

「なんか、へんだよな?」

二人の視線の先にはまだ少しだけ
頬を紅く染めて部員達に話しかけている
菜緒の姿があった。

夏美は首を傾げた後、ギブアップと
いうような感じで両手を体の横で上に
向けて、翔の方に振り返りながら
言ってきた。

「まあええか?
 じゃあ、翔やん、次は打ち込みやで」

翔も『まあいいか…」と小さな声で
呟いてから夏美の顔を見て返事をした。

「…ああ」

 。
 。
 。
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