聴かせてよ愛の歌を…翔と華那恵のラブストーリー

かのん

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第二部第二章〈2学期編〉act.44

雪乃-YUKINO-3-Ⅶ~ストーカー撃退作戦!その2~

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隆二達は1階に降りて、正面玄関から死角
になっている場所で一旦身を潜め、
外の様子を伺っていた。

「玲子。雪乃ちゃんにサングラス。
 お前も着けろよ?」

隆二はそう言いながら、玲子に大きめの
サングラスを2個渡した。

「うんわかった。雪乃ちゃんこれ掛けて?
 帽子は深めに被っていてね?」

受け取ったサングラスの一つを雪乃に
渡しながら言ってくる玲子であった。

雪乃は小さく頷きながらサングラスを
受け取り掛ける。

そして帽子を深めに被り翔に向かって
小さな声で聞いてきた。

「翔さん。どうですか?」

翔は雪乃に聞かれジッとその顔を
見つめた。

そのサングラスは雪乃にしては
かなり大きめで、
帽子を深く被っているために
口元しか見えない状態であった。

「うん。ほとんど誰だかわからないかな?」

「ホントですか…。 よかった…」

翔の返事を聞いて、安心したようにホッと
する雪乃であった。

「雪乃。 大丈夫だから…。
 何があっても俺が雪乃を守るから…」

翔は雪乃の手をそっと握り締め小さな声で
耳元で囁いた。

「……翔さん…。ありがとうございます…」

雪乃は握り締められているその手を優しく
握り返しながら小さな声で答えた。

「隆二さん。そろそろ車が来ます」

その時、外の様子を確認しに行っていた
ハクがスマホを掛けながら戻ってきた。

「わかった。じゃあみんな、車が来たら
 急いで乗り込めよ?
 玲子と雪乃ちゃんは俺と翔に挟まれる
 ように乗り込んでくれ。
 絶対に帽子とサングラスは外すなよ?」

一番前にいる隆二は、後ろを振り返り
ながら言ってきた。

「わかりました」

玲子と雪乃が頷き、翔が2人の代わりに
返事を返した。

雪乃は緊張しているのかギュッと翔の手を
握ってきていた。

「ハクと康介は両サイドのガードを頼む」

「「了解です」」

翔の返事を聞いた後、続けざまにハクと
康介に声をかける隆二に2人は
同時に答えた。

その返事を待っていたかのように白い
ワンボックスカーが正面玄関の前に
横付けされる。

停車と同時にピィッピィッと音を立てて
横のドアがスライドしていく。

「行くぞ!」

隆二の声掛けと同時に全員が同時に車に
向かって行く。

ハクと康介が扉の横に立ったのを確認して
翔と雪乃が車に乗り込んで行く。

車の中の後ろの席には翔と雪乃が知らない
若い女性がすでに座っていた。

翔と雪乃はお互いに顔を見合わせて
『誰だろう?』と思いながらその女性を
見つめた。

その女性は翔と雪乃にニッコリと
微笑みかけて自分の隣をポンポンと
2回叩いて『座って?』と合図を送る。

翔は雪乃を促してその場所に座らせ
自分はその前の席に腰を降ろした。

「玲子せんぱい、隆二さんお久しぶりです」

完全に密室になった空間で雪乃の隣に座る
女性が口を開いた。

「美月(みづき)。久しぶりだな?
 今日は無理言ってすまんな?」

「美月ちゃん久しぶり。元気だった?」

美月と呼ばれる女性に答えるように
隆二と玲子が返事を返した。

「やだな~隆二さん。そんな水臭いこと
 言わないでくださいよ~。
 私は隆二さん達の役に立てて
 嬉しいんですから…。
 玲子せんぱい。私はいつも元気ですよ~」

ケラケラと笑いながら答える美月に
玲子と隆二も微笑んで答えた。

「翔、雪乃ちゃん。
 彼女は
 真田美月(さなだみづき)。
 彼女も昔の仲間で、ハクの彼女だ。
 美月。
 こいつが翔で、彼女が雪乃ちゃん。
 雪野ちゃんは美月の後輩になるかな…
 今、2年生だ。雪乃ちゃん。
 美月も神女の卒業生だ」

「よろしくね?翔くん。
 あ、翔くんでいいのかな?
 私は真田美月です」

隆二の紹介受けた美月は翔の顔を見ながら
自己紹介をしてくる。

「どうも…はじめまして。高村翔です」

翔も微笑みながら頭を下げた。

美月はニッコリと笑ってから
雪乃の方に振り向き、自己紹介を続ける。

「雪乃ちゃんもよろしくね?
 そうか二年生か…雪乃ちゃんが入学する
 年に卒業した美月です」

雪乃は緊張した様子で美月に頭を下げた。  

「は、はじめまして。長谷川雪乃です。
 あ、あの…美月先輩って…
 もしかして真田幸村の…」

顔を上げてから美月の顔を見つめて
聞いてくる雪乃の言葉を遮るように
美月は声を上げた。

「え~!
 雪乃ちゃんなんで知ってるの~!?」

「もちろん知ってます!
 玲子さんのパネルの隣に美月先輩の
 パネルも飾ってありますから!」

雪乃は少し興奮気味に言ってきた。

「うぅぅっ…やっぱり…飾ってるんだ…。
 そうよね…玲子せんぱいの写真も
 飾ってたもんね…。
 私の写真も飾らない訳…ないか…」

両手で頭を押さえるように項垂れて
言ってくる美月であった。

その様子を見ていた玲子も
『あの生徒会は…』と言わんばかりに
一緒に頭を押さえるようにしていた。

翔は『知ってます?』と隆二の顔を見て
小さな声で聞いてみた。

隆二は『知らねぇ…』と顔を左右に
振った後、『お前が聞いてみろ!』と
顎を雪乃の方に振った。

翔は頷いてから雪乃の方に振り返って
聞いてみた。

「雪乃…。真田幸村って?」

翔は聞かれた雪乃はパッと翔の方に
振り向き嬉しそうに答えてきた。

「美月先輩は演劇部に所属していて、
 文化部発表会で演じた真田幸村の写真が
 大きく飾られているんです!
 玲子さんの代の『ベル薔薇』に続いて
 美月先輩の時の『戦国武将』は今も
 在校生に語り継がれてます!」

「へぇ~じゃあ『真田十勇士』でも
 演じたんだ…」

翔はそう言いながら美月の方を
チラリと見た。

翔の言葉を聞いた美月はなぜか頬を紅く
染めているように見えた。


「違います!戦国武将同士の儚い恋と
 友情をテーマにしたオリジナルの
 演劇でした。発表された時は衝撃だった
 と聞いてます!」

興奮気味に語る雪乃にますます顔を
紅くする美月であった。

「えっ? 戦国武将…同士の…
 はかない…こい…?」

(戦国武将って男だよな?それって…
 男同士の…恋愛ですか?)

翔は呆れたように口を大きく開けた状態で
目をランランと輝かせる雪乃の顔を見つめた。

「特に美月先輩が演じる真田幸村と…
 今の生徒会長の楓先輩の演じる
 伊達政宗の…友情を超えた…
 お互いの想いを打ち明けあうシーンは
 語り草になっています。
 あたしもDVDでその時の劇を観させて
 もらいましたけど…本当にカッコよくて…
 感動しちゃいました!!」
 
雪乃が頬を紅く染め上げて熱く語る
その横で『もうやめて!』と言わんばかりに
涙目で雪乃を見つめる美月であった。

玲子は口元に手を当てて両肩を
震わせている。

その姿は笑いを堪えているようであった。

翔はその二人の姿を見て、額に手を当てて
『まずったなぁ…』と呟き隆二の方を見た。
隆二も口元に手を当てて笑いを堪えていた。

「…玲子。そろそろ準備を頼む」

翔の視線に気付き、コホンと咳払いを一つ
してから隆二は玲子に話し掛ける。

「うん。雪乃ちゃん。そろそろいいかな?」

玲子も顔を上げて大きく深呼吸してから
笑いを誤魔化すように雪乃に話し掛ける。

「えっ? あ、はい…」

玲子に言われ素の状態に戻る雪乃であった。

「じゃあ、準備しよう。
 雪乃ちゃんジャケットと帽子を脱いで
 美月に渡して?」

玲子は状況がつかめない雪乃に
指示を伝える。

「あ、はい」

雪乃は玲子に言われ、自分の着ている
ジャケットを脱ぎ始めた。

その姿を確認し今度は美月に話し掛ける
玲子であった。

「美月も今着ている洋服を脱いでね?」

「はい」

雪乃に続いて美月も自分の着ている服を
脱ぎ始める。

翔は前の方を向いてできるだけその姿を
見ないようにした。

 ・
 ・
 ・

「二人共もういいわよ」

前を向いて座っている翔と隆二に玲子が
言ってきた。

翔が後ろを振り返るとお互いの洋服を
交換した雪乃と三月の姿があった。

雪乃が着ていたレザー製のジャケットと
帽子、サングラスを掛けた三月は初めから
履いていたと思われる雪乃と同じレザー製
のショートパンツを履いていた。

一方雪乃は先ほどまで美月が着ていた
ジャケットとくるぶしまでのスカートを
身に着けて、その頭にはキャップを
被っていた。

体系的によく似ているのと暗い車内の
照明のせいで事情をしっている翔ですら
二人がただ座っている場所を交換したのかと
思ってしまうほどであった。

「よし。これであいつらは美月を雪乃ちゃん
 だと思うはずだ。玲子と美月は打ち合せ
 どおり行動してくれ。
 雪野ちゃんは翔とハクと一緒にそのまま
 車で移動するから…」

隆二が二人の姿をマジマジと見て満足そうに
言ってきた。

4人は黙って隆二に頷いて答えていた。

「康介。状況はどうだ?」

隆二は前を向いてカーテン越しに康介に
声を掛けた。

「タクシーが2台…着いて来てます。
 6人が追っかけて来ているみたいです。
 尾行組からの連絡ではそれ以外の車や
 バイクは確認していないとの話です。
 それ以外のヤツラはマンションの前で
 隠れるように待機しているとの事です。
 例の三人は最初のタクシーに乗っている
 との事ですね…」

康介が現状を隆二に報告してきた。

その報告を聞いて、隆二以外の4人が
緊張するように姿勢を正した。

隆二は康介の報告を聞いてもまるで
動じない様子で今度は運転席のハクに
声を掛けた。

「そうか…。
 ハクあと…どれくらいで到着するんだ?」

「あと5分ぐらいで目的地の前に
 到着予定です。人間の配置は全て
 終了しています」

すかさずハクの返事が帰ってきた。

「よし。到着次第作戦開始だ!」

「「「はい!」」」

隆二の気合の入った掛け声に返事をする
雪乃以外の3人であった。

 ・
 ・
 ・

「隆二さん…。そろそろ着きます!」

しばらくして助手席に座っている康介が
隆二に言ってきた。

「わかった。玲子、美月降りる準備を
 してくれ。美月は喋らないで玲子の
 側から離れないで動くこと」

康介の報告を聞いた隆二は後ろを
振り向き、玲子と美月の顔を順番に
見てから話し掛ける。

「うんわかった。
 美月ちゃんは私の腕にしがみついて
 いてね?」

玲子がニッコリと笑って美月の方を
見て話かけた。

「…はい」

美月はやや緊張気味の表情で小さく頷いた。

「大丈夫よ美月ちゃん。私もいるし…
 隆二も康くんも側にいてくれるから…」

玲子は美月の肩に手を添えて顔を
覗き込むように優しく言った。

「…はい。でも少し緊張します。
 私…上手く出来るかどうか心配…です」

美月は玲子の顔を見つめぎこちない笑みを
浮かべながら答える。

「そうだ、美月はなんにも心配しなくても
 大丈夫だ。玲子と美月の事は俺と康介が
 絶対に守る。
 じゃないとハクにぶっ殺されるからな…」

隆二は美月を見ながらそう言って自分の顎を
クイっと運転席の方に振った。

「ふふふ…いやだ隆二さん。
 仮にハクが隆二さんに襲いかかっても…
 簡単に返り討ちにあっちゃいます。
 大丈夫です。
 ハクの命を助ける為にも私が上手に
 立ち回ります」

美月は微笑みながら隆二の
顔を見て答えてきた。

隆二は優しく美月の顔を見てから
翔と雪乃の顔を見て言ったきた。

「翔は雪乃ちゃんと車の中に残ってくれ。
 特に雪乃ちゃんは俺達が降りるときに
 外から見えないように隠れておくように」

「「はい」」

翔と雪乃は頷きながら返事をする。

「翔。あとは打ち合せ通りにハクと
 動いてくれ。
 雪乃ちゃんは翔の指示に従っていれば
 いいから…」

「はい。わかりました」

「………はい」

二人の返事を聞いて続けざまに話してくる
隆二に翔は力強く返事をし、雪乃は翔の
顔を見てからゆっくりと返事を返した。

「隆二さん着きます!」

その時運転席からハクの声が聞こえ、
ほぼ同時に車がゆっくりと停車していく。

車が完全に停車してから助手席の扉を
開けて康介がサイドドアの前に立つ。

乗った時と同じようにピィッピィッと
音を立ててドアがスライドしていく。

それと同時にまばゆい光と賑やかな音や
歩道を歩く人達の声が聞こえて来る。

「「!?」」

翔と雪乃は驚いたようにお互いの顔を見た。

車は繁華街のど真ん中に来ている
みたいだった。

後部座席からはまったく外を見る事も
出来ず、防音性も高めていた為か
外の世界からは完全に遮断されていたのに
今更気付く二人であった。

「いくぞ!」

隆二の掛け声と共にまず隆二が車の
外に出て続いて玲子、美月の順に
外に出て行く。

 ガァーバタン!

美月が完全に降りたのを確認して康介が
手動で扉のドアを力強く閉めた。

扉が閉まると同時に車がゆっくりと
動き出した。




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