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龍とゴーグル魔法使い
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そいつに目を奪われたと言っても、おかしくはないかな。ノヴァも学校を賑わすような美形なのだが、季節外れの転校生は、ノヴァとは違う系統のイケメンだった。まるで自分が主役っていう感じの美形で。
今日は久しぶりにクラスの教室に顔を出した。通常授業はもちろん受けているが、年々と専門授業が増えてきて、上級2年になるとクラスに出るのは週のほぼ半々と行ったところだ。後は特別に与えられたオレの工房に籠って提出物を作ったり、学校の設備やら装備品やらを作ったり修理している職人に指導をもらったりしている。まぁ、オレ一人で物を作ることはあまりなく、提出物以外は、多少の金品素材とトレードで顔見知りの魔道具のメンテナンスを担ったりしているぐらいだ。そのうちオレも一から魔道具を作ってみたいが、あと10年ぐらいはかかりそうだ。
で、話を元に戻すと、久しぶりというほどではないけれども、担任から転校生を紹介したいから、ちゃんと教室に顔を出すようにと連絡が来たので、顔を出すことにした。
「ジーニアス、久しぶりだな。」
「サイラスもな。長期休み……ノヴァと旅行に行ってきたって聞いたんだが。どこ行ったんだ。」
見知った顔を見つけ、その隣に座る。黒髪で眼鏡をしているサイラスという名のクラスメイトは、オレの言葉に若干引き攣りながら言葉を口にする。
「……武者修行の旅、かな?」
ちらっとオレとは反対側の隣に座っているプラチナブロンドの男を見るサイラス。相変わらず、図体でかいし、やたらと顔が整っている男だ。
「嘘つけ。新婚旅行か。」
「ちょ、なに藪から棒にいうんだ!違う違う!!ちょっとノヴァの家にお邪魔してきただけだよ。断じてハネムーンではない!」
かまをかけたというよりは、からかうだけの言葉に、妙に引っかかるなこいつ。ボロが出てきて、叩けば山のように証言が出てきそうなので、くくと笑ってしまう。
「まぁ、仲良きことはいいことだ、という言葉もあるし。せいぜい仲良くしろよ。クラスメイトだしな。……頭から食われない限りは。」
「あー……そうだな、うん。」
耳が赤いぞ。隠し事が下手だな。最近サイラスとノヴァの距離が異様に近いのはクラスメイトなら知っている公然の秘密っていうやつだった。男子はもう食われているに賭けているやつもいるが、女子の方はというと落胆しているやつもいれば、妙にコソコソと二人をこっそり見ているやつもいる。壁になりたいという声も聞かれたし、なにより学園の裏で出回っている生徒が作った雑誌、同人誌っていうやつか、には、同性同士の秘密の恋の小説が人気だと、オレは知っている。需要はあるのだろう、きっと。
今日は久しぶりにクラスの教室に顔を出した。通常授業はもちろん受けているが、年々と専門授業が増えてきて、上級2年になるとクラスに出るのは週のほぼ半々と行ったところだ。後は特別に与えられたオレの工房に籠って提出物を作ったり、学校の設備やら装備品やらを作ったり修理している職人に指導をもらったりしている。まぁ、オレ一人で物を作ることはあまりなく、提出物以外は、多少の金品素材とトレードで顔見知りの魔道具のメンテナンスを担ったりしているぐらいだ。そのうちオレも一から魔道具を作ってみたいが、あと10年ぐらいはかかりそうだ。
で、話を元に戻すと、久しぶりというほどではないけれども、担任から転校生を紹介したいから、ちゃんと教室に顔を出すようにと連絡が来たので、顔を出すことにした。
「ジーニアス、久しぶりだな。」
「サイラスもな。長期休み……ノヴァと旅行に行ってきたって聞いたんだが。どこ行ったんだ。」
見知った顔を見つけ、その隣に座る。黒髪で眼鏡をしているサイラスという名のクラスメイトは、オレの言葉に若干引き攣りながら言葉を口にする。
「……武者修行の旅、かな?」
ちらっとオレとは反対側の隣に座っているプラチナブロンドの男を見るサイラス。相変わらず、図体でかいし、やたらと顔が整っている男だ。
「嘘つけ。新婚旅行か。」
「ちょ、なに藪から棒にいうんだ!違う違う!!ちょっとノヴァの家にお邪魔してきただけだよ。断じてハネムーンではない!」
かまをかけたというよりは、からかうだけの言葉に、妙に引っかかるなこいつ。ボロが出てきて、叩けば山のように証言が出てきそうなので、くくと笑ってしまう。
「まぁ、仲良きことはいいことだ、という言葉もあるし。せいぜい仲良くしろよ。クラスメイトだしな。……頭から食われない限りは。」
「あー……そうだな、うん。」
耳が赤いぞ。隠し事が下手だな。最近サイラスとノヴァの距離が異様に近いのはクラスメイトなら知っている公然の秘密っていうやつだった。男子はもう食われているに賭けているやつもいるが、女子の方はというと落胆しているやつもいれば、妙にコソコソと二人をこっそり見ているやつもいる。壁になりたいという声も聞かれたし、なにより学園の裏で出回っている生徒が作った雑誌、同人誌っていうやつか、には、同性同士の秘密の恋の小説が人気だと、オレは知っている。需要はあるのだろう、きっと。
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