人狼と眼鏡男子魔法使い

フェレイル

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竜とゴーグル魔法使い2話

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「……オレが主導権、握るつもり、だったんだけどな……。」



お互いに果てた後、ぼんやりとそういうと、ちゅっと口付けが降ってくる。



「それはもうちょっと無理かもね。だって、私はジーニアスの事を愛したくてたまらないんだもの、常に。」



「……常にって。」



「だって、可愛いし。私の唯一だし。」



「唯一って……。」



照れと呆れが半分半分で。顔が赤くなるのを止めることはできなかった。



「っ……♡♡」



尻の穴からペニスを抜かれ、ぶるりと震える。こぽこぽと、垂れる精液に、どんだけエダルベルトがそそぎこんだのか。エダルベルトがくちゅくちゅと指であらかた掻き出す間、オレはぎゅっと彼の体に抱きついていた。



「浄化。」



エダルベルトは、ベッドの下に脱ぎ散らかされた制服のポケットから自分の杖を探しだし、浄化の魔法を唱えた。きれいさっぱりベッドの上に垂れた体液が消えてなくなる。便利な魔法だが、誰が作ったんだか。本来の用途は水質改善らしいが、その目的で使ってるものは余りいないとオレは思う。何せ身支度で、浄化の魔法を使うのはほぼ禁止状態だからな。便利すぎる魔法だ。



「あと、頼みたい事があるんだけど。」



「なんだ?」



オレの瞳を覗き込むように、顔を近づけてくる。



「私に好きって言ってくれないか?素面のときで。今。」



「なんだ、藪から棒に……。」



びっくりして、目が丸くなる。



「だって、身体を重ねている時は、素直なお口なのに、こうしている時は、好きって言ってくれないし。」



素直なお口って……。



「……悪かったな。」



「じゃあ…!」



「言わねー」



「なんで!!」



「んな事したら、我慢しきれずにいつも好きって言っちまうだろ……。」



ふいっと逸らした顔に熱が集まる。どんな顔でこのセリフ聞いてるのか直視出来ねえ。



「ふふ、私の番は、恥ずかしがり屋なんだね。そこも、愛しいよ。」



後ろからぎゅっと抱きしめられた。







ああ、ちゃんと好きだと伝えられるのはいつになるんだろうな。
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