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第4章 ジャンヌの西進
閑話7 玖門竜胆(オムカ王国客将)
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「――というのが私と先輩の出会いだったのです! 涙あり笑いありの正義な巨編大作! いかがだったですか!?」
歩きながら先輩との出会いをハリウッド並みに盛りに盛って語り尽くすこと20分。
きっとこれなら愛良さんも、感動感涙間違いなしです!
「…………」
はい無反応!
これは泣いていいやつですか? 先輩に慰めてもらっていいやつですか?
むむー、先輩から受けたこのミッション。この愛良さん。新しいプレイヤーということで、仲良くなってこいという超重要ミッションです。
その時の先輩はどこかおどおどしてて、愛良さんのことを若干怖がっているようでした。
どうして怖がるんでしょう? こんな真面目ですらっとした素敵な人なのに。
何より服装が格好いいです。
しゅたっとしたマントに、しゅっと胸元を引き締めるトップス、どかんとしたズボンにがばっとしたブーツ。赤色っていうのも格好いいですねー。もう時代の最先端を行ってます。
しかもそのマントの背中にある文字。
天下無双夜露死苦。
なんて読むんでしょう?
てんしたむまたよるろしくる?
ちょっと漢字が難しくて分からないですけど、字体が格好いいですよね!
よし、次はそこら辺から攻めてみますか。いや、それより同じ木刀仲間ですからそこからかも。それとも正義な感じもするのでそっちですかね!
なかなか手ごわいですが、ミッションインポータントです!
ふっふっふ、雫ちゃんとも仲良くなった私のコミュ能力を舐めないでいただきたいですね!
「というわけでどんなお話がいいですかね。やっぱりここは本当にあった正義な話から――」
「あんた」
お、反応がありました!
やっぱり正義は勝つのです!
「はい、なんでしょう! あんた、もとい玖門竜胆です!」
「オレが怖くないわけ?」
どういうことでしょう?
何か怖いところがあるんでしょうか。
「怖い? 怖がることありますか?」
「あ? 舐めてんの?」
「いえ、舐めてないです。舐めているといえば、その口のはもしかして飴ちゃんですか? 私も舐めたいです!」
愛良さんが何やら棒のようなものを咥えているのを見て、実はずっとおいしそうだなぁって思ってたんですよね。やっぱり疲れた時には飴ちゃんです!
けど愛良さんはピタリと足を止めてこちらをまじまじと見てきました。
あれ、もしかして怒らせちゃいましたかね?
けどそれは違ったみたいです。
じっと私の方を見て、そして唇を大きく横に広げ、
「ぷっ……あはははっ!」
うぅ、大真面目に答えたのに笑われました。
なんかショックです……。
「いや、わりぃわりぃ。別に馬鹿にしているわけじゃ……くくっ、ねぇんだけどよ」
「へぅ? 馬鹿にされてたんですか?」
「いや、だから違ぇーって。はっ、なんかお前。他の奴とは違うな」
「ん、はい! 竜胆は小学校の先生に、もうちょっと他の人の真似をしてみてね、って言われましたから!」
「……あー、いや。すまん。そういう意味じゃないんだけどよ。へへっ、お前見てると、残してきたガキの事思い出すな」
「ガキ?」
「子供だよ。オレの」
「へぅ!? お子さんいらしたんですか!? 失礼ですが、おいくつで……?」
「19。オレが16ん時に産んだから、今年で3歳だな」
「そうだったんですか……」
「可愛いぜ? 女の子なんだけどよ。オレが禁煙用のパイポ咥えてっとよ。チョウダイって寄ってくるんだ」
「それは可愛いですねぇ……って、タバコは二十歳になってからです! ノン正義です!」
「タバコはやめたよ、愛梨沙を産んでから」
「なるほど! それならオッケーですね! ……んん?」
なんか違うような気もしますが、まぁオッケーでしょう! 正義です!
そっかー、お子さんがいたんですね。
それと似ていると言われると、ちょっと嬉しいです。
あれ? それって私が3歳児ということ……なわけないですよね! とても素敵なお母さんがそんなこと言うはずありません!
「てか、ここってあれなんだろ? よくしんねーけど。最近流行りの。死んだ後に生き返るやつ。なんか女神とか言うのに連れてこられたわけだけどさ」
「はい! この世界に転生しました!」
「そっか……やっぱり、死んだのか」
愛良さんが寂しそうに少し遠くを見ています。
お子さんのことを考えてるのでしょう。
「大丈夫です! きっと元の世界に戻れます!」
「はっ、あんた。あいつの言う事信じてんの? この世界を統一したら元の世界に戻れるとか言う。やめときな。ありゃ典型的な詐欺師の手口だ。うちのダンナと一緒だよ。信じたら、ひどい目に遭うよ」
「いえ、そんな女神とかいう人は知りません。私が信じているのは先輩だけです!」
「先輩? あのさっきのちっこいの?」
「はい! ジャンヌ先輩は凄いんですよー。100万の部隊を指揮して100戦100勝の天才なんですから! 竜胆がこの世界に来た時、助けてくれたのも先輩でした!」
「……あ、そう」
「むむ、信じていませんね。分かりました。私が先輩の素晴らしさを身振り手振りダイジェストで誇張有りの3時間枠でお話ししましょう!」
「あ、いやそういうのいいから。そうじゃないんだ。そういうのじゃ……」
愛良さんは歩きながらも視線をところどころに移し、そして髪の毛をかきむしる動作をした後、こちらを向いてこう言った。
「いいか、あいつには言うなよ?」
「はい! 竜胆は口が堅い事で有名ですから、安心してください!」
愛良さんはなんか微妙そうな表情をしたものの、小さくため息をついて話し始めた。
「愛梨沙と似てるんだよ、彼女。あと何年か経てば、あんな感じになるんじゃないかなって、そう思っちゃってさ」
「はぁ……お子さんと」
「そ。だからさ、あんな子に説教されたり、睨まれるとさ。どうもね……いや、レディースの頭はってたオレが情けねぇんだけどさ。それでぶっきらぼうになっちゃうっつーか」
れでぃいすのあたまをはってた?
レディース、つまり女の人の頭を殴ってたってことですか!?
「暴力はノン正義ですよ!?」
「ん? まぁ、そうだな。昔の話だよ。今はもう、足を洗ったよ。洗ったはずなのに、あんなことするからここに来たってことか……これって罰なんだろうなぁ……愛梨沙」
愛良さんがお子さんの名前を呟いて上を向く。
彼女の娘さんを思う気持ち。それがすごく伝わってくる気がします。
「元の世界に帰りたいんですね」
「当然だろ。あいつはまだ3つなんだ。オレがいなくちゃ……生きていけないだろ」
うん、そうですね。子供には親が必要です。
私もお父さんとお母さんがいたからこそ、ここまで育ったんです。
お父さん言ってました。
『育ててくれたお母さんに対する感謝を忘れないのは大事だ。けど、他の困っている人たちにその分の感謝を返してあげるんだ。そうすればきっと世界はもっと良くなる。それが正義だ』
そう! つまり彼女を恩を返すことが正義なんですね!
「大丈夫です、愛良さん! すぐに元の世界に戻れますよ!」
「慰めてくれるのはありがたいけどな。下手な嘘だと思うとやりきれないよ」
「嘘じゃありません! てか私じゃ無理ですけど……先輩なら! みんなを幸せにして元の世界に戻してくれるはずです!」
「またその先輩かよ……凄いのかもしれないけどよ。子供に頼るってのもさ……」
「えぅ? でも先輩本当は19とか20って言ってましたよ?」
「いや、それでも全然……って、タメ!? または年上!? あれで!?」
「はい。なんかアバター制作で女神に意地悪されたとか言ってました。内緒ですよ?」
「…………へ」
おお、愛良さんの目が点になってしまいました。一大事です。
かと思いきや、
「ぷっ……ふへへへへへ……」
おおう、もしかして壊れてしましたか!?
お医者さん。お医者さんはどこですか!?
「あははははははは! なんだ。そうか。そういうものか! あっははははは!」
さも愉快そうに大声で笑う愛良さん。
ちょっと怖いと思ったのは内緒です。
「あー、またやっちまったか。外見では判断しちゃいけないって、デカい授業料払ったつもりだったんだけどなぁ。愛梨沙、お母さんまだまだだったみたい……」
そう呟く愛良さんはとても嬉しそうだけど寂しそうだった。
ただ、再び振り向いた時には、どこか優しい目をしてました。
「あんた……いや、竜胆って言ったか?」
「はい! 玖門竜胆です、よろしくお願いします!」
「あのジャンヌとかいうのに言っといてくれ。もし本気で元の世界に戻ろうってなら……チーム『暗怒炉女堕』レディース総長、澪標愛良が真剣を抜くってな」
「はぁ……」
「てかあんたも大概だな。オレみたいなのに物怖じせず来るんだからよ。良い度胸だ」
「はい! 悪には怯まない! それも正義なのです!」
「……それ、オレが悪ってことか?」
そう苦笑しながら呟く愛良さんは、これまでと違って何か憑き物が落ちたように感じました。
むむ、これはミッションコンプリートってやつですかね!
ちなみにその日の夜。
愛良さんの言葉をそのまま先輩に伝えると、
「え? なに? やっぱ元暴走族!? てか総長!? 真剣抜くってどういうこと!? 俺、カチコミされるの!?」
とか言ってブルブル震えてましたけど……なんででしょう?
歩きながら先輩との出会いをハリウッド並みに盛りに盛って語り尽くすこと20分。
きっとこれなら愛良さんも、感動感涙間違いなしです!
「…………」
はい無反応!
これは泣いていいやつですか? 先輩に慰めてもらっていいやつですか?
むむー、先輩から受けたこのミッション。この愛良さん。新しいプレイヤーということで、仲良くなってこいという超重要ミッションです。
その時の先輩はどこかおどおどしてて、愛良さんのことを若干怖がっているようでした。
どうして怖がるんでしょう? こんな真面目ですらっとした素敵な人なのに。
何より服装が格好いいです。
しゅたっとしたマントに、しゅっと胸元を引き締めるトップス、どかんとしたズボンにがばっとしたブーツ。赤色っていうのも格好いいですねー。もう時代の最先端を行ってます。
しかもそのマントの背中にある文字。
天下無双夜露死苦。
なんて読むんでしょう?
てんしたむまたよるろしくる?
ちょっと漢字が難しくて分からないですけど、字体が格好いいですよね!
よし、次はそこら辺から攻めてみますか。いや、それより同じ木刀仲間ですからそこからかも。それとも正義な感じもするのでそっちですかね!
なかなか手ごわいですが、ミッションインポータントです!
ふっふっふ、雫ちゃんとも仲良くなった私のコミュ能力を舐めないでいただきたいですね!
「というわけでどんなお話がいいですかね。やっぱりここは本当にあった正義な話から――」
「あんた」
お、反応がありました!
やっぱり正義は勝つのです!
「はい、なんでしょう! あんた、もとい玖門竜胆です!」
「オレが怖くないわけ?」
どういうことでしょう?
何か怖いところがあるんでしょうか。
「怖い? 怖がることありますか?」
「あ? 舐めてんの?」
「いえ、舐めてないです。舐めているといえば、その口のはもしかして飴ちゃんですか? 私も舐めたいです!」
愛良さんが何やら棒のようなものを咥えているのを見て、実はずっとおいしそうだなぁって思ってたんですよね。やっぱり疲れた時には飴ちゃんです!
けど愛良さんはピタリと足を止めてこちらをまじまじと見てきました。
あれ、もしかして怒らせちゃいましたかね?
けどそれは違ったみたいです。
じっと私の方を見て、そして唇を大きく横に広げ、
「ぷっ……あはははっ!」
うぅ、大真面目に答えたのに笑われました。
なんかショックです……。
「いや、わりぃわりぃ。別に馬鹿にしているわけじゃ……くくっ、ねぇんだけどよ」
「へぅ? 馬鹿にされてたんですか?」
「いや、だから違ぇーって。はっ、なんかお前。他の奴とは違うな」
「ん、はい! 竜胆は小学校の先生に、もうちょっと他の人の真似をしてみてね、って言われましたから!」
「……あー、いや。すまん。そういう意味じゃないんだけどよ。へへっ、お前見てると、残してきたガキの事思い出すな」
「ガキ?」
「子供だよ。オレの」
「へぅ!? お子さんいらしたんですか!? 失礼ですが、おいくつで……?」
「19。オレが16ん時に産んだから、今年で3歳だな」
「そうだったんですか……」
「可愛いぜ? 女の子なんだけどよ。オレが禁煙用のパイポ咥えてっとよ。チョウダイって寄ってくるんだ」
「それは可愛いですねぇ……って、タバコは二十歳になってからです! ノン正義です!」
「タバコはやめたよ、愛梨沙を産んでから」
「なるほど! それならオッケーですね! ……んん?」
なんか違うような気もしますが、まぁオッケーでしょう! 正義です!
そっかー、お子さんがいたんですね。
それと似ていると言われると、ちょっと嬉しいです。
あれ? それって私が3歳児ということ……なわけないですよね! とても素敵なお母さんがそんなこと言うはずありません!
「てか、ここってあれなんだろ? よくしんねーけど。最近流行りの。死んだ後に生き返るやつ。なんか女神とか言うのに連れてこられたわけだけどさ」
「はい! この世界に転生しました!」
「そっか……やっぱり、死んだのか」
愛良さんが寂しそうに少し遠くを見ています。
お子さんのことを考えてるのでしょう。
「大丈夫です! きっと元の世界に戻れます!」
「はっ、あんた。あいつの言う事信じてんの? この世界を統一したら元の世界に戻れるとか言う。やめときな。ありゃ典型的な詐欺師の手口だ。うちのダンナと一緒だよ。信じたら、ひどい目に遭うよ」
「いえ、そんな女神とかいう人は知りません。私が信じているのは先輩だけです!」
「先輩? あのさっきのちっこいの?」
「はい! ジャンヌ先輩は凄いんですよー。100万の部隊を指揮して100戦100勝の天才なんですから! 竜胆がこの世界に来た時、助けてくれたのも先輩でした!」
「……あ、そう」
「むむ、信じていませんね。分かりました。私が先輩の素晴らしさを身振り手振りダイジェストで誇張有りの3時間枠でお話ししましょう!」
「あ、いやそういうのいいから。そうじゃないんだ。そういうのじゃ……」
愛良さんは歩きながらも視線をところどころに移し、そして髪の毛をかきむしる動作をした後、こちらを向いてこう言った。
「いいか、あいつには言うなよ?」
「はい! 竜胆は口が堅い事で有名ですから、安心してください!」
愛良さんはなんか微妙そうな表情をしたものの、小さくため息をついて話し始めた。
「愛梨沙と似てるんだよ、彼女。あと何年か経てば、あんな感じになるんじゃないかなって、そう思っちゃってさ」
「はぁ……お子さんと」
「そ。だからさ、あんな子に説教されたり、睨まれるとさ。どうもね……いや、レディースの頭はってたオレが情けねぇんだけどさ。それでぶっきらぼうになっちゃうっつーか」
れでぃいすのあたまをはってた?
レディース、つまり女の人の頭を殴ってたってことですか!?
「暴力はノン正義ですよ!?」
「ん? まぁ、そうだな。昔の話だよ。今はもう、足を洗ったよ。洗ったはずなのに、あんなことするからここに来たってことか……これって罰なんだろうなぁ……愛梨沙」
愛良さんがお子さんの名前を呟いて上を向く。
彼女の娘さんを思う気持ち。それがすごく伝わってくる気がします。
「元の世界に帰りたいんですね」
「当然だろ。あいつはまだ3つなんだ。オレがいなくちゃ……生きていけないだろ」
うん、そうですね。子供には親が必要です。
私もお父さんとお母さんがいたからこそ、ここまで育ったんです。
お父さん言ってました。
『育ててくれたお母さんに対する感謝を忘れないのは大事だ。けど、他の困っている人たちにその分の感謝を返してあげるんだ。そうすればきっと世界はもっと良くなる。それが正義だ』
そう! つまり彼女を恩を返すことが正義なんですね!
「大丈夫です、愛良さん! すぐに元の世界に戻れますよ!」
「慰めてくれるのはありがたいけどな。下手な嘘だと思うとやりきれないよ」
「嘘じゃありません! てか私じゃ無理ですけど……先輩なら! みんなを幸せにして元の世界に戻してくれるはずです!」
「またその先輩かよ……凄いのかもしれないけどよ。子供に頼るってのもさ……」
「えぅ? でも先輩本当は19とか20って言ってましたよ?」
「いや、それでも全然……って、タメ!? または年上!? あれで!?」
「はい。なんかアバター制作で女神に意地悪されたとか言ってました。内緒ですよ?」
「…………へ」
おお、愛良さんの目が点になってしまいました。一大事です。
かと思いきや、
「ぷっ……ふへへへへへ……」
おおう、もしかして壊れてしましたか!?
お医者さん。お医者さんはどこですか!?
「あははははははは! なんだ。そうか。そういうものか! あっははははは!」
さも愉快そうに大声で笑う愛良さん。
ちょっと怖いと思ったのは内緒です。
「あー、またやっちまったか。外見では判断しちゃいけないって、デカい授業料払ったつもりだったんだけどなぁ。愛梨沙、お母さんまだまだだったみたい……」
そう呟く愛良さんはとても嬉しそうだけど寂しそうだった。
ただ、再び振り向いた時には、どこか優しい目をしてました。
「あんた……いや、竜胆って言ったか?」
「はい! 玖門竜胆です、よろしくお願いします!」
「あのジャンヌとかいうのに言っといてくれ。もし本気で元の世界に戻ろうってなら……チーム『暗怒炉女堕』レディース総長、澪標愛良が真剣を抜くってな」
「はぁ……」
「てかあんたも大概だな。オレみたいなのに物怖じせず来るんだからよ。良い度胸だ」
「はい! 悪には怯まない! それも正義なのです!」
「……それ、オレが悪ってことか?」
そう苦笑しながら呟く愛良さんは、これまでと違って何か憑き物が落ちたように感じました。
むむ、これはミッションコンプリートってやつですかね!
ちなみにその日の夜。
愛良さんの言葉をそのまま先輩に伝えると、
「え? なに? やっぱ元暴走族!? てか総長!? 真剣抜くってどういうこと!? 俺、カチコミされるの!?」
とか言ってブルブル震えてましたけど……なんででしょう?
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