精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第71話:乱戦

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「お前ー!まさか【聖魔力】の放出だけでーーー!?」



「ソんな訳あるか、バカ者ー!アタクシはなあ、キサマらからの【精霊魔術】を霧散させられたのは、このアタクシの契約精霊、【ネトロファイッス=セデロ】の能力があったからだけなんデスがな……」



それだけ説明したクリスティーナは何気に右手を宙に伸ばすとー



カチャ――――ング!!!



パチー――!



ガシ!



閃光が走ったかと思うと次は赤と青色が配色されたロングソードがどこからともなく出現し、彼女がそれを手に握り持つ。



「最初からそこの地面に突き刺さったままにしていたかーー!?」


「ウむ!レイ―ザリンクンが【透視化魔光霧(ターン・トゥートランスパーレント=マジック・ライト・ミスト)】を付与したお陰で、光を受けた刀身がそれを反射せずに、素通りさせておくことでキサマらの目を欺くことができたという訳デス!そして、アタクシの【ネトロファイッス=セデロ】が発動した【同等聖魔力量以下全魔技無効化】のお陰で、アタクシより聖魔力量が低い者共からの一切の精霊魔術と一般的魔術を何もかもアタクシの身体から半径2メートル以内に近づくと無効化させられる技デスぞよー!」


「--!!………ど、どうりでさっき俺とオードリーからの精霊魔術をああも簡単に霧散させられたって訳だー!」


「本当に卑怯極まりない能力もってるわねー、クリスティーナ!」


仮にも大聖霊のイーズベリアからの【聖刃波斬ホリーブレイド・カッティングウェーブ】に攻撃されたんだ!



そう簡単に聖魔力を体外に放出させるだけじゃ霧散させられまいー!



だから、彼女の『契約精霊』からの一種の能力とか【権能】なら、まだ納得ができるはず!そして、その通りだとクリスティーナが説明した!



「デスから、こうしてキサマら二人からの精霊魔術を無効化できたんデスが、サあ、これからどうするのデス?この能力がある限り、明らかにアタクシより聖魔力量が劣るキサマら二人にアタクシに傷をつけることは不可能なんデスぞーー?(…デも、あのフェクモ南蛮人少年、……確かに【敵身聖魔力量測定目力アニウェールト・ファルノイー】を通してこの『変化した目』】で見ると、少年の聖魔力量がもう少しだけでアタクシに匹敵しそうなことが判明できたなー!コれは2,3週間もすれば完全に抜かれるはずデスなぁ………やはり成長速度が尋常じゃない男だなぁ……ダから、早く学院から追い出してやらないとマズイぞーー!)」



自信満々に歩を進んでゆっくりと俺の方へと足を動かしてくるクリスティーナに、



「精霊魔術が効かないなら、至近距離でお前と切り込むなり、白兵戦で挑むだけだー!オードリー!」



「分かったわよー!」



近距離でクリスとやり合ってると、遠くからの狙撃系の砲撃も防げた!リーダーであるクリスにフレンドリーファイアで巻き込まないようにするはずのレイーザリンだから!


「「おおおおーーー!!!!「やあああーーーー!!!!」」


雄たけびを上げながら、俺とオードリーは両側面から会長に向かって、


「せやーーー!!」

「はいやーっ!!」


カー――ン!!ゴド―――!!



直接的な剣戟を俺の振り下ろしのイーズがクリスに直撃しそうになると、すぐさま彼女が手に持っているロングソードで以って、雷のような速さで斜め切り上げにてはじいてきやがったー!



でも、その間にオードリーからの『ピストルの銃口から【大氷拳】を形成する』攻撃がやってきて、氷の大きな拳で殴られそうになったクリスが素早く身体を半回転させ、次はーー!!



「はあーーっ!」

チャーーーーーーーーカング!!!



あろうことか、『身体能力強化』にて、たった鋭く蹴り上げるだけで、オードリーの銃口から生えた氷の大きいな拳が成す術もなく砕け散り、そしてー!


「ジュリアより2倍以上は凄まじいぞ、アタクシからの蹴りが―!」



ボ――――ゴーッ!!!!!

「きゃああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」



ピストルを持つ方の手をはじかれ、体勢を崩されながら氷の拳が破壊されることに未だショック状態にあったオードリーをクリスが上手い具合で隙をついて、オードリーの肋骨に対して、普通の試合とは思えぬほどの強烈すぎた骨をも砕ける右脚ストレートの蹴りで攻撃し、何十メートルも後ろへと吹き飛ばしていったようだーー!!!



「オードリーーーー!!!」



「ヨそ見するでないぞ、肌黒少年はだぐろしょうねんー!」



「--!?」



シュウウ―――――――――!!!!

「くそー!」



なんて回転と機転の速さを持ってるんだー!



オードリーを遠く後ろへと吹き飛ばしたことで油断も隙も見せぬまま、すぐに俺への攻撃に転じて身体を半回転してきたクリスに今度はロングソードによる横薙ぎ払いがあって、それでバックステップで避けた俺が、



「このーー!!」

ガチャ―――――ング!!!



斜め振り上げしてみたが、クリスのロングソードを斜め上から握り持っている彼女に受け止められたー!実に見事な迎撃にして美しいポーズである!



「ぐぬぬぬぬ~~!?」

鍔迫り合いでも彼女の腕力が強力すぎて、男のはずの俺が何もー!?



「フはははー!ソの程度か、肌黒少年はだぐろしょうねんよー!今度は白いアタクシからの生涯においての忘れ得ぬ蹴りを見舞いするから男女の根本たる優劣を脳内に叩き込まれ、そして一生その性別の差を埋められないことに関してもがき苦しみなさいー!フはー!」



ボーーーーーゲーッ!!!!!

「~~#$!?あぁうあゥうぅゥあああああああああがああ#*ーーーーーーーーーつ!?」


一瞬、何が起こったか分からなかった!



「く~~~っ~~うぎゥゥぅッ?」

だが、どうやら股間をけられ、地面に蹲っているだけという事実を俺が体験してるってことぐらいがはっきりと分かった!


「痛すぎるよ~~~~!?イーズがなければ、完全にショックで即気絶しちゃいそうな激痛だった!」


「悪いな、肌黒少年よ~。チーム戦と決闘において急所を攻撃しては駄目デスって学則がないのでな。何分、今までは『女性だけ』しか通ってはいないからな、コこの学院には……フはははは!だが、キサマとて大聖霊と契約してきたばかりの男デス。コの程度で気絶したりすることはあるまいー!?」



俺が契約精霊の持ち主だからって手加減せずに攻撃してもいいと考えたんだろう!残忍な笑みになって地面に這い蹲ってる俺を見下ろしながら、


「コれで分かっただろうー?女性と男性には埋められない差があり、女性であるアタクシの脚に縋りついて命乞いばかりすればいいだけ、というのがキサマら『男』の惨めな存在だという事実をー!」



まだ激痛に苛まれ立ちあがれない俺の背中に、クリスティーナの足が乗せられている!



「ドうデスー?降伏すればこれ以上の痛みは与えまいー!ソれともまたも白いアタクシからいたぶられてみたいというのか、コのマゾ気質な南蛮人の黒い男は~?ソの選択肢、キサマの判断に委ねてもいいぞ~?フははー!」



尚も蔑んだ視線を俺に向けようとすると!



がしーー!!

激痛から回復したばかりの地面に這い蹲ってるままの俺は、彼女の足を掴んだー!



「優れてる女性である白くて尊いアタクシの足になんの真似だ、黒い男の子よー?」



「……じょぉーせ…い~が何だかどうとか言ってるんだけどさあ、空虚に思ったりしないか、いつも性別とか肌色を気にして戦うとかさあー?」



「何のことデスー?言ってる言葉の意味が理解できないのデスが…」



「だから、儚くてバカバカしいだって思わねえのかって聞いてるんだよ――!男憎しでよくもまあ、そんなとんでもない言葉ばかり口走ってきたようだけれど、もしかして言ってることとは真逆に本当はドSで男をイジメたいばかりだとかせずに、本質は反撃をいつか喰らって、自分こそは男に負かされ、惨めに苛め抜かれたいドMなしょうもない白豚女だってんだろうー!!?」



「~!?コ~の!!言わせておけば、次々と戯言をー!怒らせながらアタクシの片方の足を握って来てるようだがこれにてアタクシの動きを封じれるとでもー!?警告しておくぞ、5秒経って放さないと、コのブーツを使ってキサマの顔を蹴ってみるけど、ソれでもいいと言うのなら、喜んでー!」



「いいや、そんなことにはならないぜー!何故なら、【聖封第11、敵身地面縫止凶白大爆(エネミーセルグ・シューッド=トゥ=ザ=グラウンド・デンジャラス=ビッグホワイト=エックスプロジョン)】ーーーー!!!」



ビュウウウーーーー!!

「ナーー!?」



真っ白い光が俺達二人を力強く包み込んで、そしてー!



バココココココココココココココココココココココココココココココココココココーーーーーー!!!!!!!!!!!



本当に激しくて巨大すぎる白い大爆発が巻き起こり、俺とクリスの身体を巻き込んで炸裂したーーー!!



この瞬間を待っていたぞー!クリスのあの半径2メートルだけ展開してる障壁っていう、【同等聖魔力量以下全魔技無効化】の内側に入っているのをー!



この至近距離で発動させた【聖封第11、敵身地面縫止凶白大爆】で以って、会長のその能力に引っかからずに大ダメージを与えられる!



そして、術者である俺の身にもその白い爆発の影響が及ばずに、範囲内であるのにもかかわらず、能力の特性として術者の特殊な聖魔力の波長をしている俺を傷つけられないようにできたんだ!



「ナイスですわ、オケウエーサン!これでクリスティーナサンの邪魔に遭わずに、真っ直ぐとレイーザリンのところへ一直線して行けますわーーー!!」



そう。



白い大爆発が巻き起こった最中に、クリスをこちらが縫い留められてることを好機だって捉えるヒルドレッドがまっすぐに【空中浮遊魔術】で俺達の上を通過していって真っ直ぐに敵陣形の後ろへと陣取っているレイーザリンへと向かっていく!



これが俺の狙いだったー!



クリスの攻撃にさらされずにヒルドレッドを敵陣の奥へと行かせるためにーー!



「うぐッ!なんてことしてくれたわよね、クリスティーナ!!ドレンフィールド家の一族であるあたくしの肋骨をよくもまあ、蹴り砕いてきたわねー!だけど、オケウエーの爆撃を喰らった今ならーー!」



オードリーもよろよろと木々が多く一直線に倒れている方角からまたも歩いてくると、右の肋を抑えて痛そうにしながらも、


「【傷所凍結一時止痛(ウーンデッド=パーツ・フリージング・オブ・テンポラリー・ペインキラー)】--!!」


オードリーがその精霊魔術を唱えると、銃口を自分の右肋に向けて撃った!



カチャック!カチャック!カチャック!



みるみる内に、彼女の制服の上に右肋のところだけ氷の塊がぴったりとついてきて、彼女の感じた痛みを一時的にだが和らげられる効果を持っている様子だ!



術者との聖魔力の波長が同じ普通な【小型氷弾】なら、自身の身体に撃っていても凍りつかないらしいオードリーなので、きっと自分の精霊に話して波長が異なるもんでも新規で開発し、自分が戦いの場で受けた傷の痛みを一時的だが感じないようにするための技を開発したのだろう!



そして、今は役に立ったみたいだ!



シュウウゥウ…………………



白い爆発が徐々に晴れると、霧も消えていき、オードリーも俺の加勢にきてくれるように歩いてくると、



「もらったぞ、オードリー!!」



バコオオオーーーーーーーーーーーー!!!!

「きゃあああーーーーー!!!」


今度はどこから来たのか、いきなり飛んできたジュリアがオードリーの顔めがけて蹴ってきたんだけど、後方へとまたも吹き飛ばされるままにしながらも頭を両腕でガードすることによって顔へのダメージが一切ないオードリーはまたも俺から離れていったーー!!


「ひゃああーーーーー!?」

「--!?なにッ!?」



どうやら、良くみてみると、こちらへと乱暴に登場しながらオードリーを蹴り飛ばしていったジュリアは、それをやってのけた最中に手にも握り持っている茨の鞭をこっちへと振り下ろしながら、絡みとっていたクレアリスをーー!!


バコオオオオーーーーッ!!!

「あが~っ!」


容赦もなく全身を鞭で捉えられたままのクレアリスをそこの地面で乱暴に力強く突き落としたようだーーー!!


「くそがー!俺の仲間ふたりを同時にも大打撃を与えられるとは、ジュリアめ!許せないぞー!


「イいえ、許せないのはこちらの方デスぞー?」



さすがは【純粋なる淑女研鑽会】の会長というだけあって、爆発に巻き込まれても倒れることなく未だに足を俺に掴まれているままに立っていられるようだ。



「それはどうかなー?」


「エー?」


そう。



霧が晴れて、まだ地面に這い蹲ったままの俺は服が少しだけ破かれて火傷の跡があっちこっちに残しているクリスティーナの足を掴んでいる最中に、彼女からの反論の言葉を俺が挑発して言い返すと、


「【聖封第7、莫大規模聖白浄清球状魔封(マッシーヴ=スケール・オブ・ホリーホワイト・クレンジングスフェーリカル・マジック・シール)ーーーー!!!】


そう!


まだ片方の手でイーズを握っているままの俺だから、素早くクリスティーナの脚に聖剣の先端を触れさせると俺の究極な【聖霊魔術】であるあの真っ白い球体を発生させ、クリスティーナを真っ白い球状のオーラへと包み込んだことに成功できたーー!!!



「これでどうだ、クリスティーナよー!今の俺はお前とこんなにも至近距離にいるものだから、お前ほどの聖魔力量を持たない今の俺にはお前の身体から半径2メートル以上にいると俺からの【精霊魔術】や【魔技マジック・アーツ】が一切の効果を発揮できないけれど、こんなくっついてる状態なら、否が応でもお前は俺のこの究極なイーズベリアの必殺技に巻き込まれ、成す術もなく真っ白い球体に包み込まれ石化していくだけだぜーー!!」


「きーーさーーーーまーーーーーーーーーーー~~~~~!!!!!」



球体の中へと入っているままなので、殆ど彼女からの叫びを聞こえなくなった様子だ!



今回の相手は俺のイーズベリアと同質な【聖なる特性と権能】を持っていた【聖体正義戦獣】と【白霊気流】を持っているヒルドレッドではなく、普通にそうじゃない属性を持っているクリスティーナの精霊だから、自然と俺の【聖封第7、莫大規模聖白浄清球状魔封】の良い餌食となったことだ!ザマ見ろー!ははは!



「お前―!わたし達の会長様になんてことをーーーーーーー!!!!」



どうやら一連のやりとりをそこで見ていたジュリアが激怒すると、すぐさま血も出て傷だらけのクレアリスの身体に巻き付いているままにしている茨の鞭を解放すると、今度はこっちへ駆け出しながらその鞭を振りつけてきたのだけれどー!



「残念ー!俺もこの中に入るんだから届かないぞジュリア!はは!」



起き上がった俺は直ぐにミルクのような白さで彩られている巨大な球体に入っていったので、その鞭が俺に届くはずもないけどねーー!!ははーッ!まあ、オードリー達のことは信じるから、きっと彼女達もジュリアに勝てると思う!



「よそ見してんじゃないわよ、この暴力女めーーー!!」



フシュウーーーーーー!!!!

「くそー!」



オケウエーに向けて鞭が届かないことに対して、未だに悔しそうにしているジュリアを舞い戻ってきたオードリーが飛びながら鋭い飛び蹴りを放ってくるので、舌打ちしながら後ろへと飛び退ったことで避けられたジュリアだった!



タター!



「クレアリスーー!立てるのーー!?」



「……え、ええ~!なんとか……」



さっきは巻き付かれ茨による傷の後があっちこっちへと細かくできているクレアリスを抱え直して立たせてやっているオードリー。


「う~~?……くーッ!?」



「クレアリスーー!?あんた大丈夫なのーー!?まだ戦えるーー!?」



「え、え……まだやられてないの、……うちは…。だから手を放して、オードリー嬢…」



どうやら、さっきの強烈なジュリアの鞭による地面への突き落としも影響しているのか今のクレアリスが頭を抱えながら頭痛を感じてふらふらとしている様子だー!



「はー!その傷だらけのお前達ふたりに、わたしの相手を務められると思うかー!」



勝ち誇った顔をしているジュリアに、



「それはどうかしらねーー!!」



「うぅぅ……そう……なのね…まだ勝負ついて、…ない、し!これからが本番よね~、ふふふ…」



強がりを見せているオードリーとクレアリスがお互い身体に対して活を入れると、ジュリアへと対峙していく様子だ!



「私もまだやられてないですーー!!」



「なんだとーー!?さっきはあんなに容赦のない蹴りを放ったつもりだったのに、まだ気絶してないんだとーー!?」



そう。



この場へと乱入してきた前に、さっきジュリアに激しく蹴られ、倒れるかと思われていたジュディも頭に感じた痛みを抑えながら、なんとかふらふらとジュリアの後ろ姿へ歩いてきて、実質3対1となったピンチ状態?のジュリアがいる!



だが、満身創痍に見えている【チーム・オケウエー】のオードリー、クレアリスとジュディに対して、未だに傷もついておらずのピンピンな状態のジュリアが優位に臨めるように見えるが?……………





……………………………………………





…………………………




一方、ジェームズがやっとリーリスのところへ着くと、




「初めまして、ジェームズ・フォン・ウィンチェスター男爵。自分はクリスティーナ会長の妹であるリーリス・フォン・イルレッドノイズなのですが、精霊術学院の片方の初の男子生徒としてリリの相手を務めてくれて光栄なのですよー」



「これは丁寧に名乗ってくれているようで嬉しいっすねー!僕とふたりっきりで戦っても平気ー?仲間から離れている1年生のきみが……」



「問題ないのですよ?ところで、ジェームズ様って痛いのが好きなのですか?それとも優しくされながら沈んでいくのが好きなのですか?」



「えー?」



それだけの意味深な言葉をジェームズに聞いていたリーリスに、ただはてなマークを浮かべるみたいな顔しているジェームズがいるのだった!




…………………………………………………




…………………………………




一方、ヒルドレッドがレイーザリンのところへ着くと、




「あら、もう擬態魔術は解けたんですのー?」



「ええ、オールズティニアさんの【アールドヴィオーレ】はこの近くになると、あっしの【マールキエール】が発動した【透視化魔光霧】とあまりにも相性の悪い【白霊気流】を持ってるようなので、見える状態で戦うことにしたっぽよー?」



「それなら良かったですわー!過去に貴女から受けた屈辱の数々をようやく晴らさせてもらうことができるんですものー!貴女が惨めに半べそをかいて許しを乞うお顔そのままのを見ることをずっと楽しみにしてきたんですのよ~!お~ほほほ!」



「…それはどうかしらっぽねー?」



それだけ言って、樹の枝で対峙しながらお互いを挑発し合うヒルドレッドとレイーザリンがいるのだった!




………………………………………………………………




………………………………………




____________________________________________

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