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第98話:警鐘が鳴った
しおりを挟むオケウエー屋敷、1月の30日、土曜日の午後9時25分:
「という訳だから、今夜はワタシが監視役として務めてあげるから、学生である君達が安心して同じ屋根の下で寝泊まりしていってもいいわよ~~ん! 」
と、俺の家についてきたイリーズカ先生が横一列に並らんでいるリビングにいる俺達へ告げた。
「イリーズカ先生、今夜も麗しゅうご恰好で素敵デスねー」
「あら、ティーナちゃん~、お世辞でも嬉しいわ~」
「オ世辞ではなく本当のことを思ったまま言ったつもりだけデシタのに……」
先生の姿を見るなり、いきなり赤面し始めているクリス先輩。どうやら、昔から先生とは何か親しい関係みたいなのがあったっぽいんだね……
って、初めて先輩を打ち負かした男の子である俺に対しても、時々そういう反応を見せたこともこの短期間であったような覚えがあるし、意外にも先輩が好意を持っている相手に対してだけはそう露骨に感情が表に出ちまう体質なのかなぁー?
「先生がやってきてほっとするわね。これで、お父様にあたくしとオケウエーが一つの家の中に夜を過ごしていてもあらぬ疑いをかけられずに済むでしょうし…」
まあ、オードリーの場合は彼女のお父さんが既に自分の娘は頼んだっていうようなことを娘に内緒でこっそりと俺に言ってきたんだから、むしろ今の状況を知ってたら喜んで俺を強制的に彼女といち早く婚約せせる流れに使うんだろうけど。
「でもでも、オケウエーさんもこれからこういう展開になるだろうと思うはずですし、一応大人の立場であるメイドさんとか執事さんを雇ったりはしませんか?」
「うっす!僕も同じ事を思ったんすよね!どうだ、オケウエー?これからはこういう寝泊まり会をする度に、一々先生の手を借りることもなく、大人のメイドや執事とかが管理する立場になってもらえるから、雇う気になったかー?」
「そうは言っても、俺は学生の身分でありこの国ではまだ働いたことすらないから、ちゃんとした給料は貰ってないんだけど……」
この屋敷は無料で授けられたし、王様から頂いた賞金もあるけれど、出来る限り無闇には使いたくない。
「ふふ、でもこれから毎月は国王様から振り込んでもらえる『収入』ならあるでしょうー?それを使って雇うとかどう?」
クレアリスからの提案に、
「それもあまり使いたくないなぁ……だって、こんな広い屋敷に住んでいる男爵の身分となった俺に仕えるということなんだぞー?つまり、……その地位についている者の下で働くということなら、相当な給料を用意しなきゃいけないし、平日は大抵で学生寮で過ごすことになる俺はこの広い屋敷の掃除と留守を彼らに任せることになるんだろう?大変だろうし、労働力に見合う給料って....」
大体、執事とかメイドとして働く者は殆ど【魔術の才能が一切ない住民】にしかなってはいけない法律なんだし、そういう人達が身体能力強化を使って疲労感とかあまり感じなくなる工夫はできないんだけど……。だから、給料はそれなりに高く払わないといけない法律が定められてるはずだし.....
「はいはい~~、そういう難しいことは今夜の内に考えなくてもいいわよ~ん!今夜は【チーム・オケウエー】の勝利を祝うためのパーティーなんだから、寝る前にもっと楽しまないとねぇ~~」
と、他人事じゃないはずなのに暢気に言ったイリーズカ先生なので、それからの俺達はよくケーキを食ったり、踊り合ったり、楽器を奏でたりしてとことん遊んだが、
「………」
心なしか、オードリーとカードゲームをやっていた間に、少し曇った表情を浮かべるリーリスが視界に入った。
……………………………………
……………………
時刻が次の日へと移った、1月31日の午前5時:25分:
「……確か、こんな時間帯で起きて、俺の屋敷の外の屋根のところでの待ち合わせになってるんだっけー?」
よっと!
自室の窓から飛んで、屋根の上まで着地すると、
「やっほ~!オケウエー君~!どうやらワタシが一番乗りみたいわね~~?」
イリーズカ先生が屋根に既に着いたことを見ると、
「しー!一応、俺達がこれから交わす会話って他には内緒にしててって頼まれたから、先生!」
「まあ~まあ~、そんなに大っき声出したつもりはないんだけど~~?」
てへぺろってお茶目っ気にいう先生を見たら、
「先生にオケウエー様!もういらしたんなのですねー?」
と、俺が正座で腰を下ろしている先生の横に座る直後に『彼女』の声が聞こえたので、振り向くと、
「リーリスちゃん!時間ピッタリだね。やっぱり生真面目だという印象その通りだな!」
「ひひひ…それほどでもないのですよ、オケウエー様。約束の時間も守らないようでは【四大貴族】として失格なのですから」
小笑いしたリーリスちゃんを見て元気な子だなって思ったが、そろそろ本題を、
「それで、大事な話というのは?」
そう。
これは昨晩の午後11:55時で起こったこと。
…………………………
……………
野郎二人である俺とジェームズは俺の2階の部屋で、他の全ての女性陣も2階だけど別のルームで寝ることになったっていう、俺達それぞれを先生が決めた通りの男女別々の寝るスペースで床へ着く前に、
トゥトゥー!トゥトゥー!
ん?俺のポケット式な魔道通信機がなったけど、見てみると、
《オケウエー様。明日の明朝午前5時:25分にて、この屋敷の屋根でリリと待ち合わせして下さい。イリーズカ先生も来てもらう予定なのです。後、ジェームズ様には内緒でお願いしますなのです》
とだけメッセージがリーリスちゃんから送られてきたのを確認した。幸い、さっき部屋へ入るなりジェームズがあそこのベッドへとダイヴしてから5分しか経たずに熟睡してしまうものだから、今は俺が自分の魔道通信機を見ることもジェームズが知る訳がない。
「先生も呼ばれた?」
《はい。それだけ伝えておきますから、詳しいことはその時間にてお話するなのです。では!》
カチャ―!
本当に伝えたいこと終わったら切るってなって苦笑した俺はそのまま、寝ることにした。もちろん、寝る前に目覚まし時計もちゃんと言われた通りに『午前5時:25分』に設定しておくように。
………………………
………………
回想から屋根にいる俺達に戻ると、なんで俺と先生が呼ばれたか疑問に思った俺だったが今はこうしてリーリスちゃんの顔色を見ると、確かに訳ありそうな思い詰めた感じに見える!
「……」
タター!
屋根の上で、俺達の近くまで進んで歩いてきて座ろうとはせずにただ直立したままのリーリスちゃん。
「……」
「リーリスちゃん、どうしたの?座らないのか?...話があって俺と先生を呼んでくれたんだろう?...なんで黙っているだけなのかな?」
であれば、話し合いたいと思うことをきちんと始めないかなって先生と目配せして、リーリスちゃんに視線を集中させると、
ずいー!
「「----!!!~?」」
「なー!?」
「あらまあ~~」
目の前の光景がショックすぎて動揺した俺と違って、片手を自分の頬に持っていき撫でるだけの先生は、リーリスちゃんの取った行動がまるで予想済みかのようにあまり驚かない先生。
「………」
だって、目の前には自分の可愛いフリルのついたシャーツをたくし上げて、真っ白い肌色いっぱいのお腹のところを俺達二人に見せているから!
と、いうだけならまだしも、実はそのお腹のへその上で、あるべきではないものが堂々と張り付いていて、そぎ落とせないようだから、そういう行動を取ったのは恐らくその箇所を俺達に見せたいがためにやっただけだろう!
「……り、リーリスちゃん……そ、その虹色の入れ墨は…?」
そう。
リーリスちゃんのお腹には7つの色からなる【虹色】の【両翼を広げる大鳥】という形をした入れ墨があり、見る者を感嘆とさせられるほどに複雑な文様で出来ているからだ!
道理でリーリスちゃんが俺の屋敷への先生の来訪もあんなに望んでいたんだ!
その入れ墨について先生に聞くために!学生身分だから先生を俺達が一つの屋根の下で寝止まってもいいようにっていうのはただの方便か、ついでの大義名分にすぎない。法律うんぬんよりも大事にしてる本題はそっちのはずだ!
「…【聖神の生まれ変わり】……」
「…えー?」
どういう訳か、イリーズカ先生がリーリスちゃんの見せた入れ墨を見て、小さな声でそんな意味不明なことを漏らした。
「……せ、先生……。こ、この入れ墨、実はジェームズ様を倒した後で、学生寮にある自分の部屋へ戻っていこうとする際にいきなり『変な感覚』がこのお腹の辺りに発生してたからチェックしてみれば、……こ、こんな入れ墨がいきなりどこからともなく張り付いてくるようにはなったんなのですが、…これはどういうものか、……わ、分かっているなの、...ですか?」
振るえる手でシャーツの裾をたくし上げるままのリーリスちゃんが先生にそう訊ねたので、
「はいはい~~まずはそのシャーツの裾を下げて下げてよね~~?一応、ここには男の子であるオケウエー君もいるわよ~?」
と、入れ墨の方が心配でそんなことは構わないと言っていたリーリスちゃんだったが先生の有無を言わせない迫力に負けて言われた通りにした後、
……
「要するに、その入れ墨は実は【聖神の生まれ変わり】であると言う証拠なのよねえ~~。【始まりの二神】が魂の融合をしたから、それで伴う【大光の爆発】によって我々の世界、【シルヴェーン】ができたんだけど~、人間が誕生してから長い~2万年の歴史を振り返ってみれば、伝説の話によれば数少ない3人の人間しかいなかったらしいんだけど紛れもなくその3人こそが、【聖神】達が転生に使う【器】として受肉したものだということになっているのよね~~~」
「ーー!?そ、それって?」
驚いた顔をするリーリスちゃんに、先生が、
「そうよ~。リーちゃんこそが、【聖神】の誰かの生まれ変わりの四番目になるということよね~~。そして、その文様の入れ墨である、『翼を広げる大鳥』というものは、恐らく【理性の聖神、エリオンネッステーシア】の権能を示す紋章で違いないわ~~」
「………そ、そんな……リリが聖神の生まれ変わりなのだなんて……特別に大きな力に目覚めたという実感も感覚もないし、......そ、それにー!き、記憶も!...前世の記憶も全くないのに……」
「例え前世の記憶がなくてもいいの~~!最初から莫大な力と特殊な神業級な能力に目覚めなくてもいいの~~!【聖神の生まれ変わり】というのはそういうものだからなのよ~~」
「でも、入れ墨を見るだけで、どうしてそれが本当に【聖神の生まれ変わり】だという証拠になってるんだ、先生ー?確かに、その『翼を広げる大鳥』って紋章があの...【理性の聖神、エリオンネッステーシア】のものらしいけど、あの神の生まれ変わりだという確証もないだろう?もしかして、誰か変な高級な魔術でも使って、その聖神の紋章をいたずら用に遠距離でリーリスちゃんのお腹の辺りで刻み込んでいただけなのかもしれないよー?」
俺の死霊魔術も対象の身体の一部でも人形に装着したら、人形の身体の部位に何かしたら本人にも起きるって技があるんだから、とっても高級な【物理法則無視魔術】ならば、似たようなもんがあっても不思議じゃないはず!
ぎゅっと!
「ちょ、先生ぇー!?なにしてぇー!?ひゃーーんっ?」
「むへへへ、良いではないか良いではないか、この小さな【聖神】めー!」
どういうことか、俺の質問を無視したまま、いきなり立ち上がった先生がリーリスちゃんの後ろへ回り込んだかと思うと、後ろから彼女の貧乳を鷲づかんでいる様子だー!
「ひゅ~っ!?ひゃあーうん~?ちょ、くすぐったいっ~よ、せんー、ひゃう~んっ!」
まだやっている先生のようだけれど、
「あ、あの先生、……さっき先生が言った言葉、…今は俺からもしっかりと先生に言ってやるんだけど、この場では一応、『男の子である俺』もいるんだけど……」
それに、先生がいきなり教え子であるリーリスちゃんにそんなことをするというのは、いささかイケナイことなのではー?明らかなセクハラ行為なんだけどー?
「もう大丈夫よ~?これはただリーリスちゃんの体内に宿る【聖魔力】を図るためのマッサージに過ぎないわよ~~。そして、これをやって分かってるんだけど、確かにリーリスちゃんの体内に宿る『新たな聖魔力の塊』を感じたのよねぇ~~。それも心臓の辺りに集中してるっぽい~~」
「あー!?だから、姉者と合流するまでの間にずっと胸の辺りか苦しく感じたのはそういうー」
解放されたリーリスちゃんが素早く先生の側から離れて、俺の後ろへ隠れるようにやってきながらそう訊ねると、
「そうよ~?これでリーリスちゃんが【聖神の生まれ変わり】って確定ねえ~!~大体、【理性の聖神、エリオンネッステーシア】は伝説の話によれば、理性を象徴した聖神で、生前はいつも合理的な方法と決断で、人が住んでいた東の大陸である【アラマナイ=イルン】にて、人間社会が健やかに、争うことなく暮らせるように【最適な文明技術】と【限定的な魔術の使用しかできない】ように自分の【理性の渇望】って権能で以って、全てを厳重ではないにしてもある程度は制限された管理体制の下で大陸の国々を陰ながらも多大な影響を広く伸ばしていたことがあるとされているが、実は、その聖神はねえ~~」
ふむ。
なんかきな臭い話になってるんだが、こういう伝説の話は初めて聞くことになるし、もしかして先生って、その伝承をああも詳しく語ることができたということは、先生自身がーー!?
「自分のあるべき、【理性の聖神】たる在り様に背いてまで、少数の人間の命を救ったり、死なせないために色んな【大多数】の人間を皆殺しに、見捨てることになったと聞いたわよ~~?もちろん、皆殺しの対象には、動物も世界獣もいっぱいだったと聞いたわよねえ~~」
「「----!!?」」
リーリスちゃんが俺の後ろで隠れたまま俺の貴族用の服装を握り持っているまま手がびくって震えている感じがしたので、
「リーリスちゃん?ど、どうしたのー?なんでいきなりそんな反応ー」
キリリリリリリリリリリリリリリリリリリリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
「「「---!!?」」」
俺達3人の誰もが会話は遮られたなって感じてしまったのは、いきなり街中からけたたましい鳴り響いているアラーム音が発生したからだーー!
「先生ー!?先生が聖神についてどうしてそんなに詳しいのかは後から聞くが、このアラーム音はなんだー?」
俺が聞くと、
「今は急いで外に出るのよ~~!他の皆もきっと起きていくから、今はワタシ達3人だけでも様子を見に行くべきわよ~~」
「ふん!まあそうなるよな、分かった!…り、リーリスー?」
「…あ、はい!オケウエー様!」
「だい、大丈夫?立てるかー?」
「……う、うん!……もう平気なのです。……最初は、どうしてこんな入れ墨が出来たのか理解できませんでしたけれど、先生がそういうこと言うなら、なんか納得できる部分がいっぱいあるって気付きましたし……リリが何故、あんなに【残虐なる衝動】を狂おしい程に抱いていたのかを………」
「【残虐なる衝動】ー?なにそれ?」
「あ!こ、これは説明すると長くなるのですから、今は先生の言う通りに先に外へ出て様子を見るのが先決のはずなのですよー!」
それもそうか!よし!
「じゃ、リーリスちゃん!もう平気だろうとは思うが、外で何が起こっているかはっきりしてない状況だから、いくらお前がオードリーより強いからと言って、一応は俺の側からあまり離れすぎないようにねー!」
「はい、お言葉に甘えてそうさせてもらうなのですよ、オケウエー様!」
実際に前に戦ったことある【聖体正義戦獣イリナ】が多分、クレガーキールから貰ったペンダントで変身したように、今度は奴からどんな企みがあるかも知らないから、警戒に越したことはないはず!
「じゃ、早く見に行こうー!念頭に置いて損はないはずなので、敢えて言うが今の【世界樹ワールドツリー】の心臓部は未だにこの国の敵として認定済みなクレガーキールが抑えているらしくて、自由自在にそこから生まれた新規な脈たちを操ってあっちこっちへとその【樹界脈】を伸ばし放題だったはず!だから、今回のアラーム音の騒動も、もしかしたらこの前の王都で発生した『樹界域展開』にならないとも限らないので、一応【剛力級】かそれ以上と戦えるような心の準備をしておくんだぞ、リーリスちゃん!」
寝る前にクレガーキールについての話を既にイルレッドノイズ姉妹に聞かせてやったので、今は問題なく話題についていけるはず!
「分かりましたなのですよ、オケウエー様!では、先生はもう先いってるようなのですし、リリ達もー!」
「ええ!行こうー!」
それだけいって、俺とリーリスちゃんはお互いに側から離れないまま、【空中浮遊魔術】を使って屋敷の前で待っているであろうイリーズカ先生と皆さんのところへと飛び降りるために動き出したのだった!
………………………………………………………
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