精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第103話:百合っ子の奇襲

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チームCの場面:



「トころで、ルミナリス姫さん。キミは昔にクレアリスくんと【国際精練魔剣使い武闘会】で良きライバルとして戦っていた時期があったと聞いたのデスが、ソの最後の試合で戦った後は4年間近くも彼女とはずっと会わずにブランクがあるという事実も判明できたので、ドうやらその間にクレアリスくんが契約精霊を獲得して、弓矢での武器化した精霊でいつも戦うようになって一切の精練魔剣の使用をしなくなったと推察するんデスが、ドうしてそんなことになっているのか分析して貰えるんデスかー?」



開けただだっ広い岩場のある峡谷で一緒に歩いている3人の内にクリスティーナがルミナリス王女にそう訊いてきたので、



「それであったら、多分クレアリス殿は契約してる精霊が弓矢の形でしか武器化できないと思うから、それを最初に知るようになった彼女はそれから、自身の契約精霊の機嫌を損ねないために、ずっと精練魔剣の使用をやめて弓矢メインの武器化した精霊でしか主な戦闘手段に出来ないはずだから、そうしてきたんだと思うであるが、少し謎がある感じがしてならないのであるな?」



複雑な考え事の顔をしたルミナリスに、クリスティーナも彼女の見解に同意するように、



「ソうデスなぁ………。『契約精霊』は滅多なことにしか主人である『契約人間』に逆らえないし、怒ったりすることも殆どしない可愛い【四種の生】の一種であるはずデスが、怒られるかもしれない事が嫌デスからといって精練魔剣の使用を一切しなくなったのは如何にも不自然な話に聞こえるのデスが、本当になんか訳ありそうな事情を抱えているみたいデスな、クレアリスくん………」



「リリもそう思うなのですね!きっと、……人に言えない事情でもあって、それでお得意だった精練魔剣も握れなくなっただけだと思うなのですが、やっぱりそれってルミナリス王女様には寂しく感じちゃうなのですねー?」



「…まあね。確かに妾は久しぶりにクレアリス殿と会わずに、今日でまたも再会できたのは嬉しいであるが、四年間近くも剣を交えずに日常生活をずっと続けてきたんだから、またも出会ったら少しの腕試しに付き合ってもらいたくもあるんだが、クレアリス殿があの調子であるし、大変であるぞー!」



「オ気の毒デスな、ルミナリス姫さん!ヤっと旧友と再会できたのにあのざまデスからね!」



「なにか、……なにか彼女がもっと剣をまたも握れるようにする説得方法とかきっかけがあれば良いなのですが……」



「まあ、まあ、落ち着けであるぞ、二人とも!お主らと知り合いになったのは今この場所で自己紹介をお互いに済ませたばかりの吉日でもあるから、お近づきの印に妾のために何かしてあげたいとお主らが思うのはこちらとしてもやぶさかではないであるが、如何せん気が早すぎるであるぞ!もう少しリラックスして、クレアリス殿の好きにしてくれ。それが彼女のためでもあるのであるからなー!」



「…ウむ!ルミナリス姫さんがそう仰るならばこれ以上の口出しは出来ぬな。分かったデスぞよ!」



「リリもルミナリス王女様のリクエストに沿って精練魔剣のことについて、一切その話をクレアリス様の前でしないようにしておくなのですから、これで良いなのですよね、ルミナリス王女様ー?」



「助かるであるぞー!こういうのは強制すべきじゃないと思うであるし、妾の余興のためにまたも精練魔剣を握らせるのはちょっと違う感じがするのであるな!」



「デは、犯人共の捜索を集中的に再開するんデスぞー!リリもルミナリス姫さんも気をつけながら探すのデスぞよーー!!」



「「はいー!」」



それだけ意気揚々とクリスティーナが言って、先頭に立って2人をリードする形で峡谷の最も深い前方方角になる山々に挟まれる小さくて狭すぎる通り道へと歩き出していったー! その狭い道に罠を仕掛けながら犯人少女二人のどっちかを誘うように。






…………………………………





…………………





チームAの場面に切り替わる:





「オケウエー!そっちに聖魔力反応の顕著な変化はないのーー?」



「ああーー!依然として進展がないんだーー!犯人達から感じ取れる聖魔力の識別波長が小さすぎて、広範囲に亘って反応の出所がいくつか点在してるから、どの位置にいるかまったく見当がつかないよーー!!」



「私もこの山の峰から眼下を見下ろしていたばかりでしたけど、やっぱりここにいても正確な犯人の聖魔力発生地点が特定できませんよーー!!」



ジュディも俺と同じで成果が全くないというようなことを言ってるので、オードリーは明らかに落胆の色と若干の焦りのような声でこう返してくる、



「……何よもう~!…いつになったら見つけられるようになるのよー、全く!腕時計をまたも見てるけど、もう午前8:00時になったばかりで朝の太陽も昇ってきたばかりだし、本当に2時間近くでここら辺をぶらぶらしてきたまま発見できずにいるなんて~、手こずってるばかりでなんか腹立つわねーー!!」



あそこで明らかに不機嫌そうにしてるオードリーの小石を蹴る姿が見えたので、苦笑しながらも俺はもっと犯人の少女二人から発せられている聖魔力をこれでもかと集中して正確な位置と座標を導き出せるように自分の全神経の聖魔力を【聖魔力識別波長源捕捉マグリア・マグライット】にて注入してるとー



「ん?あそこから……なのかなー?識別波長が他の箇所と違って一段と強くなってるのって……確かめに行きたいんだが、……俺一人でも大丈夫…だよなー?」



オードリー達に何も言わずに独りで抜け出していくのは悪いと思うけど、もしこの感覚を逃してしまったら、またも識別反応が小さくなってどこに目ぼしいところがあるか分からなくなったから、今はこの千載一遇のチャンスを掴み取りにーー!



「もらったー―――――――!!!!」



ボコ―――――――!!!

「きゃああああーーーーーーーーーー!!!??」



「「----!!?」」



どういうことだー!?誰かの叫び声が聞こえたと同時に衝突音に加えてジュディの悲鳴も聞こえてきたようだけれど、早く加勢しに行かなくちゃーー!



ビュウウウウウウウーーーーーーーーーーーーー!!!



ジュディのいたあの峰がある方向に飛び出していく俺に、



「オケウエーー!!さっきジュディからの悲鳴が聞こえたあそこに敵性的な識別波長の新しい聖魔力を感じたけれどやっぱり犯人のものよねー!」



「ああ、急いでジュディの加勢に行こうー!」



「了解だわー!」



「【短距離集団許可中念話】という魔術は半径1キロメートルだけしか念話ができないので、作戦中における連絡手段なら最も優れてる『耳装着型の近距離通信機器』を俺達のチームも採用しておいた!



なので、会話を交わした俺とオードリーだったんだが、あまり遠くないあそこにいるオードリーなら直ぐに追いついてくるだろう!





…………




「嫌です~~!放してよーー!」



「ぐへへ~!そうはいかないのよー!大人しくわたしからの接吻を堪能しなさないってばー!」



「嫌あああああ―――――――――――――!!!!近づかないでよおおおおぉーーーーー!!」



あ!あそこだ!



わあおーー!?なんてことだ!



恐らくついさっきは峰から体当たりしていっただろうから、今はそこの下の岩場へとジュディを押し倒している最中のポニーテール金髪をしている片方の犯人が顔を近づけてジュディに口づけをしそうな至近距離にいるけど、いかんーー!!



ジュディは前に俺がそういう体勢にさせると半狂乱して嫌がってたから、今は尚さら敵にだけはトラウマを刺激されるような体験を絶対にさせてはならないから、早く助けないとーーーー!!!



「嫌あああぁ――――――!!!助けてえぇ―――!!!」



「ぐへへへ~~!どうよ、【妙薬エヌトーロイス】を呑んだ後のわたしの腕力ー?わたしの拘束から抜け出せずにいるでしょ、きひひひひ~~!!なので、大人しくキスされなさいよーー!わたし、顔が気に入りの女の子の唇しか奪いたくないタマだから、光栄に思いなさい~~!きひひひ~~!」



「嫌あぁああああああああ――――!!やめてーーーーーー!!!!!」



がしいいーーーー!!



「させないぞ、不埒者がーーー!!!うりゃああああーーーーーーーーー!!!!」



ゴド―――――――――――――――!!!



間に合って二人のところまで近づいた俺は素早く両手と両腕全体を犯人の金髪少女の腰に巻き付くと、そして間髪入れずに【ジャーマンスープレックス】を喰らわせたーーー!!



「やあぁーん~!男の子に抱きつかれたまま後方へと投げ飛ばされたわぁーー!きひひひ~~!」



「ちぇーッ!」



やっぱりさっき彼女が言ったように聖魔力を3倍から5倍まで上げられる【妙薬エヌトーロイス】を服用しただけあって、イーズの権能にて強化された俺の身体に加えて【身体能力強化魔術】まで自身に唱えた俺の【ジャーマンスープレックス】を喰らっていてもぴんぴんと一瞬で体勢を立て直せた様子で、今は立ち上がりながら俊敏なバックフリップまでして俺達から後退していったようだがーー!



「油断大敵なのよー!きひ!」

バ――ン!!

「なにーッ!?」


懐から【魔道拳銃】らしき武器を取り出した金髪ポニーテールの犯人がそれを使って俺目がけて打ち出してきたので、一瞬面食らったけど、


『気を付けて、オケ兄ちゃんーー!』



イーズの【鈍い動きこそ愛の神髄】というもう一つの権能を自動的に発動してくれたイーズが俺の感覚上の時間の動きをスローモーションに展開させられたので、それで容易く犯人の少女から撃たれた秒速800メートルの3発連続の鉄の弾を避けることが出来た―――!!



バコ―!バコ―!バコ―!

「避けられたっていうのーーーー!!?あの3発の弾は特性な製造法で作られたものでわたしからの聖魔力も纏われる貫通力抜群の優れものだっていうのに、なにその3発っきりの限られた高価すぎる貴重な弾を避けるのよおおーーーーーーーーーーーー!!!?許さないわ――!」


ゴオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


犯人少女の撃ってきた弾を避けられ、それで逆切れしたのか憤怒の表情を浮かべなら叫んだ彼女はすかさずに自身の身体を劫火の炎で纏わせ、そしてーーー!!



「どりゃああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!」



あろうことか、【四元素魔術】の火炎魔術第3階梯の【炎霧の柱】に似ても似つかない激しい炎が発生される魔技を炎々と自身の身体を中心に燃え盛らせる金髪少女は凄い剣幕で俺の方へと駆け出してきた――!そしてーーーーーー!!!



フシュウウ―――――――――――――――――――!!!

「くーーーーッ!?」



燃え上がる右脚を鋭く蹴り技の回転キックを放ってきた犯人に一瞬驚きながらもなんとか一日で一回しか使用できない【鈍い動きこそ愛の神髄】無しでも避けられた俺は、



「このぉーー!!」



聖剣イーズベリアを腰の鞘から抜き取ろうとした俺だったが、



バコオォ―――――――――!!!

「ぐわあぁーーーッ!」



間に合わず、聖魔力が5倍近くも増大されたのはずの犯人少女の炎で纏われてる右手による腹パンチを喰らった俺なので、剣を抜き取ることも叶わずに地面へと痛みを抑えるように蹲ってしまうとーー



「きひひ~!これでお終いよね~、お兄さんーー!!わたしの綺麗な燃え燃えのすごい脚をその可愛くて可哀想なチョコ肌の頭で以って堪能なさいね~~、『チョコ犬くん』~!きひひ!」


「ぐーッ」



紅蓮の凄まじい炎で纏われている左足を天高く上げて、俺の頭の天辺に踵落としを見舞いしようとしてくる金髪犯人が目の前にいることが分かっていても腹の体内にまで炎が燃え盛るような錯覚を覚える程の激痛を感じてるあまり、何も反撃できずにいるとーー


「調子に乗らないでよーー!!ただの犯罪者の最低少女のあんたはーーーー!!」



バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!

「きひゃーーーん?」



ゴドーーーゴドーーーーー!!



犯人少女の纏う炎とは真逆な属性である氷の弾、小型5発が彼女に着弾しそうなのをすかさずに良い反応神経で後方へと避けきってみせた犯人少女だが、



ター!



「オケウエー!無事なの―――!?」



「あ、ああー!サンキュな、オードリー!」



そう。いつも俺がオードリーを助けてきたように、今回は俺のピンチだった時にオードリーが俺を助ける番を見事にこなしてみせた!



正に【希望の才女】と言われても差し支えない程の凛々しいポーズで犯人を睨みながら俺に右手を差し伸べて立ち上がらせようとしてくれるので、マジで頼りになる俺のもう一人の『信頼のおける相棒』だなー!





…………………………………………………





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