精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第110話:白獣の再来

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ズゥズゥズゥズゥゥーーー!


「よし!これで縛り付けが完了した!」



オードリーから受け取った特殊な何ちゃって『魔導?縄』にて顔を深く傷つけられた犯人少女をやっと縛りつけ終えると、



「ところで、もう一人の犯罪女はさっき仲間の契約精霊が自身の身体の中へと隠したわよね?あの亀の。今はあそこで武器化した状態が光ってるとこを見れば、契約人間の気絶によりやっとその状態も解除され、本人が出されちゃいそうなものなんだけれど、少し遅すぎないかしら?」



言われてみれば、確かにあそこの岩肌で落とされた携行型な魔導砲台の形してる【武器化した契約精霊】が未だに光って点滅しているままで、まだ解除されずにあるんだが、確かに遅いなってと思うんだよね。



パチー―――――――――――――!!



「あ、どうやらやっと解除されたようですわね!」



フシュウゥゥゥ……………



そういうことだ。ヒルドレッドの言う通りに、既に武器化した状態のあいつの精霊が消えて、契約人間であるこいつの身体や魂の奥底へと保管されていったので、代わりに魔導砲台の転がってたところに現れるようにしたのがさっき倒したもう一人の犯人少女だということだ。こいつの仲間だな。



「結局、最後まで名乗ってくれなかったわよね?」



「ああ……よっぽどストイックな性格をしていて、敵に対して慣れ合ったり、礼儀を示す方の戦士ではなかったかもしれないな…」

オードリーの指摘に反応した俺に、



「そういう人間もたまにいるんっすよねー?礼儀作法も何もなくて、ただ己が突き進む道だけに集中していって、それ以外はどうでもいいと思っているような唯我独尊な悪人だと思うっす!」



「ふふふ……確かにそういうことなのかもしれないのね…」



ジェームズとクレアリスが言葉を交わしたら、



「では、オケウエーサンにオードリーサン。そっちの犯罪者はもう縄で縛り付けられたし、回収と運搬について頼めますの?」



「おうよー!元々はこういう『厄介な作業』は男がするもんだしな!任せろー!」



なにせ、聖魔力の宿る【人】を異空間収納などに保管することは不可能だから(人が中に入ると、1分が経たぬ内に自然とその中から出されるようにしてこっちの次元へと追い出されたからだ。食べ物とか道具とか前のレイーザリン先輩が見せたあの『精霊魔術』や『四元素魔術』といった無生物だけを【異空間収納】に保管できるので、普通にこいつらを運ばなくちゃならんからな、俺一人だけでも!



フェクモにいた頃、俺のゾンビー化した動物だけが異空間収納の中に永遠に保管できたのは、もはや俺の可愛い眷属達が微々たる聖魔力を宿している【生きた生物】って分類されずに【死の息吹】が体内に巡っているアンデッド扱いだからだ。アンデッドは生き物じゃなくて聖魔力の一切が宿ってない腐った死物だからな。本来は朽ちて身体そのもの崩壊して残骸と化しても不思議じゃないのに俺の魔術で強化され動けるようにしてバケモン級なアンデッド達として使役できるという訳だ!



と、俺が自分の死霊魔術について物思いにふけっている間に、

「イや、男も女も関係なく、みんな誰もがやっててもいいとアタクシは思うのデスがな、オケウエークン。ダって、二人までなんデスぞ?コの人数がいながら、 キミにだけ全てを押し付けるのは立派な淑女としてあるまじき行為デスぞよー!」



「リリは姉者と違って、男性の方がやると紳士っぽく見えてかっこいいとは思うなのですけどね。でも流石に二人もオケウエー様一人で抱え上げたり担いでいくのはきつそうなので、誰か一人に片方の彼女達を運ぶ必要があるようなのですね」



「あ、あたくしをじろじろ見つめすぎないようにしてよね、あんたらーー!?自分の役割ぐらい分かってるわよ、もう~~!」



むすっとしたオードリーが渋々といった体であそこで転がってる別の犯罪少女へ向かっていくと、



カチイイイイ――――――――――――――――――――ンンングーーーーーー!!!!



「「「「「「「「----!!??」」」」」」」」



どいうことか、いきなり強烈な弾ける音が聞こえたかと思うと、そこで転がってる犯人少女の身体がいきなり眩しく発光したら、



グググギョーーーー!!ググゲーーーー!!



閃光も徐々に収まってきて、突然に彼女の身体が少しだけ膨らんでいるかと思えば、オードリーが縛り付けたあの凄い合成物質で出来た縄をも破くことができたーー!!

「なー!お父様からもらった特製の縄がーーー!?」



『ハグアアーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』



けたたまし咆哮を上げたと同時に、彼女の身体がミルクのように真っ白く変色し、そして服全部を破く勢いで2倍以上も身体が膨らんでいて、そして頭が別なものになっていて、不気味な顔してるそれは両目が異常なまでに大きすぎて、鼻も突き出た刃みたいになって口はただ一線が左右から伸びているだけで、胴体も両手足もすべて白一色で統一された裸な状態になったーーーー!!



でも、乳房のところだけは乳首がなくなって、ただの硬い風船みたいな形になってる様子だー!!



あれじゃ、まるでーー!?



「その姿はー!?【聖体正義戦獣(ホリーボディ・オブ・ジャスティス=ファイティーングビースト)】 ー!?なのかーーーーー!!?イリナの時みたいにーー!!?」



「なにーー!?あんたがこの前、戦ったばかりっていう、……イリナが変貌を遂げたそれー?」



「そうだー!でも、この前のあれより体があそこまで巨大にならないみたいだから、もしかしてーー!!?」



『ハグアアーーーーーーーーーーーー!!!!』



「避けろオードリー――――――!!!!」

「ちぇー!」



バコオオオオーーーーーー!!!



間一髪のところで犯人少女の叩きおろしの両拳を跳躍で避けられたオードリーが斜め上後ろへと飛び上がってきてるので、俺も、



「【聖護守英防壁(ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー)】ーー!!! はあああーーーーーー!!!」



未だに気絶してるジュディーのために俺の【聖護守英防壁】にてかけると、すぐさま【聖体正義戦獣】っぽい姿に変貌した犯人少女へと聖剣イーズベリアで切りつけようとしたーー!!



バチャ――――――――ングーーー!

「くッー!」



駄目だ!やっぱり、前のイリナ戦と同様に、こいつの真っ白く塗りつぶされてる身体の表面には聖魔力が固体化し常備で覆い纏われ、密度の濃い物質として固体状態になっているようだ!



『ハグウウエエ――――――――――!!!』



「【聖魔力】で出来た鎧いかーーー!?ますますやりにくいったらありゃしないぜー!」



俺の切りつけを受けて無傷とはいえそれで激怒したか、すぐに応戦して太い腕を振り回してきたけれど跳躍しながら後退して、難なく交わした俺!



普段、聖魔力は身体の中から外へと放出したりして防御用として様々な魔術や精霊魔術を通しながら自身の身体や仲間達の身にも守る事が出来るんだが、その聖魔力を濃い物質として変質できるんだとしたら、身体中に纏えるようになった固体化した【聖魔力】を魔術使用として介しなくても自身の身体を敵の【聖なる攻撃】から守れるーー!!



「つまり、俺の【聖剣】とは相性が悪いってことだーーー!」



「オケウエーーー!!加勢するわねー!みんなもーー!これでも受けてみなさいーーー!中型氷弾、8発ーー!!」



バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!



ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャーーーーーーーーーー!!!!

『ハグアアアア―――――――――!!』



くそー!俺の側まで近づいてきたオードリーの武器化したピストルの形してる契約精霊が放った【精霊魔術】は俺みたいな【神聖なる精霊魔術】ではなくてただの【氷属性な精霊魔術】なのに、そんな威力だけじゃ相手をまったく凍りつけられなかったのかーー!?着弾して大きな氷柱が出来てもあの白いバケモンが数秒も満たぬ間で自力で凍った中から容易く壊しちゃって出てきやがったしー!



「わたくしもここにいることを忘れないで下さいまし―!化け物サンーーー!」



ガチャアアアアーーーーーーーーングウーーー!!!!



『ハグアアアアーーーーーーー!!!!』

「きゃあああああーーーーーー!?」



ヒルドレッドの契約精霊である『アールドヴィオーレ』は確かに普通な【聖魔力】による攻撃ができなくて、【白霊気流】だけが『アールドヴィオーレ』に使用できる唯一な能力だ。



普通な聖魔力と違って、禍々しき反人力の存在を真っ白い霊力の載せられている【槌鉾】にて、身体能力や訓練された撲殺力と腕力だけで相手を撲撃する攻撃手段をメインとしたはず!



でも、やっぱり【聖体正義戦獣】の白い鎧みたいな皮膚が硬すぎるか、あるいは【白霊気流】という聖魔力がちょっとだけ変質した【力の源】が纏われる槌鉾に叩かれても悪しき反人力を浄化する事に特化した【神聖なる精霊】であるイーズベリアと近い本質を持っている【白霊気流持ちの『アールドヴィオーレ』】の攻撃では聖なる【聖体正義戦獣】とまたも相性が悪いのか、さっきの俺が見舞いした切りつけと同様にバケモノはなんのダメージも負わなくてヒルドレッドを生やしたばかりの尻尾で突き飛ばしたーーー!!だからそんな悲鳴を上げたヒルドレッドだった!



ヒルドレッドが左手で持っている盾でガードしたから、たとえ尻尾で突き飛ばされてもあまりダメージは受けてないようなので心配する必要はないみたいなんだけどね!



「『我が手元に睡魔3射よ参れ【シュート・ザ・リシャー】』ー!!続いてー!『我が両側に麻痺の魔法陣20射よ制圧せよ【コンカー・ザ・リシャー】』--ー!!!」



ビュウーーー!!!ビュウウーーー!!ビュウウーーー!!ビュウウーーーー!!ビュウウーーーー!!!ビュウウーーーー!!!



クレアリスの弓からは三発の睡魔で眠らせられる矢が放たれ、両側から出現した二つの魔法陣からはそれぞれに10ずつの魔矢が出てきて、両方計23発の矢が【聖体正義戦獣】らしき姿に変貌を遂げた犯人少女に向かったー!



俺の屋敷にて先生が見せてくれたこの前の試合映像よりも速度を増したクレアリスの矢たちのようだがーーー



カチャカチャカチャカチャカチャーーーーーーー!!!!

『ハグアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーー!!!!!』



まったく効果が一切なく、硬すぎる真っ白い皮膚によってその魔矢たちが皮膚を貫けずに着弾すると同時に破壊されたようだーー!貫けないってことは、その睡魔状態と麻痺状態を催す能力が敵の身体の中へと送り込めないってことを意味するーーー!



「舐めるんじゃありませんわよーーー!!血の気がまるで何も入ってないこの異様に白い化け物がーーー!!」



クレアリスの矢たちを受けても無傷を保った【聖体正義戦獣】に苛立ちを覚えているのか、あるいはさっき突き飛ばされたことが気に入らなかったのか、ヒルドレッドが激高してまたも槌鉾で叩き下ろしてきたんだが、



『『ハゲエエエエーーーーー!!!!』

「ひきゃあああーーーーーーーーー!!~」



またも尻尾により突き飛ばされた。盾でガードしたためダメージがあまり入ってないのもさっきのと同じで芸がないな、まったくだ!まあ、【あの城】を召喚しない限り、近接戦闘しかできないヒルドレッドにとっての弱点なんだけどね。



「【聖刃波斬ホリーブレイド・カッティングウェーブ】ーーー!!!」



フシュウゥゥ―ーーー!!



パチー――――!!



くそ!やっぱり確認のために試してみたかったが、俺の『神聖なる聖魔力』を属性としている【愛の大聖霊イーズベリア】の放ったこれでも『神聖なる聖魔力』と同質な存在と化した【聖魔力の塊】となった犯人少女の身体を傷つけられないようだーーー!!



前回のイリナ戦みたいに、死霊魔術を使わない限り苦戦することが予感されるが、生憎とみんなの前でそんな力は見せられないので、どうしたものかと思案している中ーー



「【セフィーブレニエル】よ形作られろーー!我が声に応じ強敵を赤獄の巨糸にて射貫けー!【ウェルン=ヌアキアー】!」



今度は武器化した状態のジェームズの精霊、魔導ライフルっぽい形となっている【セフィーブレニエル】を通して放った彼の【精霊魔術】だったが、



パチー――――!!

『ハグアアーーーーーー!!!』



「くそー!これも無理っすかあーーー!!」



自身の持っているライフルを照準しながら遠距離から撃てるという利点のおかげで、たとえ攻撃に失敗しても相手からの反撃を喰らわずに済むが、それだけでも自分の放った渾身の一撃で以っても仲間の助けにならない事が悔しいのか、落胆した顔となったジェームズがまたも照準を敵に向けて撃ちだそうとするとーー



「コれならどうデスーーーー!」

パチャパチャチャチャチャパチャーーーーーーー!!!



フショオオオオオオオオォォーーーーーーー!!!



クリスは左手で握り持っているリボンっぽい黄金色な波状なオーラを揺らしたら、花火みたいなけたたましい音が発生すると同時に、振られたリボンっぽいオーラからは夥しい程の黄金色の小さな輪たちが変貌した姿の犯人少女へ向けて飛んでいったーーー!



『グキ~~!?グキキキキキキ~~~~~~~~~!??????????』



今度は天使っぽい姿になったクリス先輩の究極奥義を使用中の状態での左手による【精霊魔術】がジェームズの使ったものよりも威力と力の差があったからなのか、やっと攻撃が効いているそれは【聖体正義戦獣】と化したヤツの身体すべてに着弾した黄金色の輪で以って、ヤツを全身くまなく痒くさせられ、それでヤツが耐えられないとばかりに大声で呻きながらあっちこっちを引っ掻いてるところのようだーーーーー!!!!



やっぱり、クリス先輩の契約精霊は俺やヒルドレッドみたいな『反人力や世界獣を真っ先に駆逐するために特化した』【神聖なる聖魔力】かそれと近い感じの【白霊気流】を属性としていないものなので、上手い具合に聖なる【聖体正義戦獣】が持つ【神聖な魔術への耐性】という特性を無視して、威力も抜群なそれを相手に対して効果を発揮できた訳(理由)だーーー!





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