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第114話:ジュディの不調...
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1月31日の日曜日、その日の大半を軍本部や警察との事情聴取もあったため、一日中は張り詰めた空気を感じるみんなはあまり遊ぶ気にならなかったので、ヴェルンライトのルミナリス王女はレイクウッド8世王様へ報告しに行くために王城へ戻ったし、そしてチームメイトの皆もそれぞれが屋敷に戻ったり、学院生寮へと帰ったりして様々な休憩時間を自分で作っていきたかったので、ほっといてやったんだが、次の月曜日の2月1日という時刻になると、ついに新しい髪型に変えた俺も学生寮に戻って登校してきたのだ:
「オケウエーちゃん~!またもヒーローなことをチームのみんなと一緒にやっちゃってたんだネ!この【奇跡の南地ボイー】は!一体どんな凄い貢献をし続ければ気が済むっていうのー?うりうりー!」
「ちょー!?」
あろうことか、教室のホームルームが始まる前に着いてきたことが災いしたか、早起きのイザベラの好奇心に捕まって今は全身を隈なくつつかれてじゃれ付かれている最中だー!
「や、止めて下さいよ、イザベラさん!アタシ達の教室は学ぶための場所であり、男子にセクハラするためのところじゃないよー?」
至極当然なことを言ったニナが諭すと、
「ちぇ~!ニナちゃんも堅物すぎて面白くな~い!あたしちゃんはただオケウエーちゃんのチームが成したまたの英雄的な活躍っぷりが気になって聞こうとしてるだけなのにーー!」
その割には聞こうはとせず、ただただ俺の身体を触りまくってきたんだけどぉー!?っていうか、お尻はメ~~~!?
「そこまでよ、あんたらーー!!」
ゴド―――――!!
オードリーがやってきた。憤怒のごとく顔をイザベラに向けるかと思えば、
ダ―――!
「痛-!」
「校内での性的ハラスメントは禁止されてるって何度もいえば分かるのー!もう!」
イザベラの胸倉を掴んで壁際へと押し付けているオードリーが番長よろしく顔を彼女の至近距離で近づけてすごい剣幕で凄んでいるのを見ると、
「だからさっきも言ってたじゃないー!オードリーさんと先生が怒るから、……そしてやっちゃいけない事だったからオケウエーくんに過剰なスキンシップは控えるようにってこの間も注意されてたばかりじゃないー!」
ニナも俺の味方してるのか、席に座ってる俺の側まできてイザベラがオードリーによって説教をくらってるところを見ている。
まあ、昨日は【変な危ない薬も広めて複数な女性暴行事件にも関わった銀行強盗の極悪犯人の手練れな魔術使い二人】の捕縛任務に偶然に参加している【チーム・オケウエー】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】二人という公式ニュースとして報道されてたから、それで自分のクラスメートがその功績に関わって興奮して舞い上がった気持ちは分からんでもないけど………
バサー
「ん?」
今度は控えめなドアの開ける音が聞こえたので、あっちに目を向けると、
「お早ようございます…」
なんか元気ないジュディが教室に入ってきたんだけど、もしかして具合でも悪いのか?昨日の奥義をオードリーと一緒に敵に向かってぶっ放したんだから、なにか体調に不都合でもー
「ジュディー!どうしたんだ?元気ないように見えるけど、昨日のジュディが使ったっていう『あれ』がまだ影響を及ぼして、消費した【聖魔力】がまだ全回復してないのかな?」
ガサー!
沈黙を保ったまま自分の席である俺の隣に椅子を引いてオレンジ色ストレートヘアを靡かせて座り込むと、
「そ、そんなところ……です。私、…なんか身体中が怠く感じて、喉も少しだけ痛みを感じるから、今日はそっとしてくれるとありがたいです、…オケウエーさん…」
本当に元気がないみたいで、机に突っ伏して寝ようとしてるジュディなんだけど、
「保健室に行った方がいいのでは?というか、体調が悪いのなら、今日は休んで自室にて寝た方がいいんじゃー?寮母のマティルダーさんならきっと看病してくれるって!」
ホットミルクとかスープやお粥つくるの上手だからね、うちの寮母さんは…
「ごめん、今のところはほっといてもらえます?………」
「「「「あぁ…」」」」
俺、オードリー、ニナやイザベラ4人もがジュディの異変に気付いて、彼女の元気そうにない状態を確認するなり対応に困ってるところに、
バサ――――!
「~はいはい~~!みんなは席についてきなさいね~~!一週間の始まりになった今日の月曜日だから、これからの勉強に励んで気合をーー~?って、あら~~?」
すぐに後ろの席にいる俺達の困惑してる仕草に気づいたか、見ているうちに慌ててジュディのここの席まで歩いてきて、
「額をチェックしてみたんだけど~、熱はないみたいだし~……もしかしたら、ただの【聖魔力酔い】に遭ってるだけじゃないかしらー?」
「【聖魔力酔い】?」
これもまた聞きなれない単語だったので、イリーズカ先生に聞き返すと、
「あ~れ?知らないのー?ああ、そうだった、オケウエー君は元々フェクモ人なので、南大陸では【聖魔力】による【魔術】と【精霊魔術】が一切使えなかった大陸からやってきた者だから、【聖魔力】に関する知識が浅いんだったわねぇ~~?こほ!では~~」
咳払いをし、説明する姿勢を見せる先生、
「【聖魔力酔い】というのはね~、【精霊術使い】だけが体験できる珍しい現象だということわよ~ん。『特殊な環境』で育った者が、最初の【契約精霊】による【強力な上級者向け精霊魔術】を発動し使ったら、初めて起こる病状のことわよ~ん。特に、元々は【聖魔力】の『魔術使用への変換速度がずば抜けて早い』って言われてたジュディだから、何年も経験を積んだ熟練度高いオードリーと違ってこの前は【精霊術使い】になったばかりのジュディは、何かしらの体調不良を起こしちゃっても不思議じゃないわよ~~?」
「それが本当なら、どうして【精霊術使い】になったばかりのオケウエーくんにも起こらなかった現象なの?」
訊ねたニナに、
「まあ、それはさあ~?オケウエー君が特殊だからかしら~んッ?~てへ~っ!」
ウインクをして人差し指を上に向け可愛くポーズを決めている先生だが、まあ、先生は【俺の正体】知ってるからね……ニナとかオードリー達の前に真実を明かせないってだけで……
「だから、今日のところは寮の部屋にでも戻って、次の日か、あるいは明後日までに英気を養って休んだ方がいいわよ、ジュディ~ちゃ・ん~?」
先生命令なので、仕方なく従うことになったジュディは素直に寮へ戻って休むことにした!
というか、氷竜マインハーラッドとの決戦が9、10日間後しか残ってないのに、ジュディが俺らと一緒に【氷竜討伐任務】に参加しててもいいのーー?
それにしても、先月の1月……本当に色々あり過ぎた、『濃い一ヶ月間』になったな……俺の人生にとってもチームメイトの皆にとっても………
あの伝説級なんちゃってっていうすごくデタラメすぎる氷竜と戦うことになると自覚したら、少しの身震いを感じた俺は今から起こるとんでもない展開について、これから俺達に降りかかるどんなハードルでも軽減されるように、危険度が減らされるように祈るばかりしか出来ない気分だった………
だって、いくら聖剣イーズベリアを手に入れられたからって、ハードというよりイージーモードな試練や人生があれば後者を選ぶに違いないよねー!
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「オケウエーちゃん~!またもヒーローなことをチームのみんなと一緒にやっちゃってたんだネ!この【奇跡の南地ボイー】は!一体どんな凄い貢献をし続ければ気が済むっていうのー?うりうりー!」
「ちょー!?」
あろうことか、教室のホームルームが始まる前に着いてきたことが災いしたか、早起きのイザベラの好奇心に捕まって今は全身を隈なくつつかれてじゃれ付かれている最中だー!
「や、止めて下さいよ、イザベラさん!アタシ達の教室は学ぶための場所であり、男子にセクハラするためのところじゃないよー?」
至極当然なことを言ったニナが諭すと、
「ちぇ~!ニナちゃんも堅物すぎて面白くな~い!あたしちゃんはただオケウエーちゃんのチームが成したまたの英雄的な活躍っぷりが気になって聞こうとしてるだけなのにーー!」
その割には聞こうはとせず、ただただ俺の身体を触りまくってきたんだけどぉー!?っていうか、お尻はメ~~~!?
「そこまでよ、あんたらーー!!」
ゴド―――――!!
オードリーがやってきた。憤怒のごとく顔をイザベラに向けるかと思えば、
ダ―――!
「痛-!」
「校内での性的ハラスメントは禁止されてるって何度もいえば分かるのー!もう!」
イザベラの胸倉を掴んで壁際へと押し付けているオードリーが番長よろしく顔を彼女の至近距離で近づけてすごい剣幕で凄んでいるのを見ると、
「だからさっきも言ってたじゃないー!オードリーさんと先生が怒るから、……そしてやっちゃいけない事だったからオケウエーくんに過剰なスキンシップは控えるようにってこの間も注意されてたばかりじゃないー!」
ニナも俺の味方してるのか、席に座ってる俺の側まできてイザベラがオードリーによって説教をくらってるところを見ている。
まあ、昨日は【変な危ない薬も広めて複数な女性暴行事件にも関わった銀行強盗の極悪犯人の手練れな魔術使い二人】の捕縛任務に偶然に参加している【チーム・オケウエー】と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】二人という公式ニュースとして報道されてたから、それで自分のクラスメートがその功績に関わって興奮して舞い上がった気持ちは分からんでもないけど………
バサー
「ん?」
今度は控えめなドアの開ける音が聞こえたので、あっちに目を向けると、
「お早ようございます…」
なんか元気ないジュディが教室に入ってきたんだけど、もしかして具合でも悪いのか?昨日の奥義をオードリーと一緒に敵に向かってぶっ放したんだから、なにか体調に不都合でもー
「ジュディー!どうしたんだ?元気ないように見えるけど、昨日のジュディが使ったっていう『あれ』がまだ影響を及ぼして、消費した【聖魔力】がまだ全回復してないのかな?」
ガサー!
沈黙を保ったまま自分の席である俺の隣に椅子を引いてオレンジ色ストレートヘアを靡かせて座り込むと、
「そ、そんなところ……です。私、…なんか身体中が怠く感じて、喉も少しだけ痛みを感じるから、今日はそっとしてくれるとありがたいです、…オケウエーさん…」
本当に元気がないみたいで、机に突っ伏して寝ようとしてるジュディなんだけど、
「保健室に行った方がいいのでは?というか、体調が悪いのなら、今日は休んで自室にて寝た方がいいんじゃー?寮母のマティルダーさんならきっと看病してくれるって!」
ホットミルクとかスープやお粥つくるの上手だからね、うちの寮母さんは…
「ごめん、今のところはほっといてもらえます?………」
「「「「あぁ…」」」」
俺、オードリー、ニナやイザベラ4人もがジュディの異変に気付いて、彼女の元気そうにない状態を確認するなり対応に困ってるところに、
バサ――――!
「~はいはい~~!みんなは席についてきなさいね~~!一週間の始まりになった今日の月曜日だから、これからの勉強に励んで気合をーー~?って、あら~~?」
すぐに後ろの席にいる俺達の困惑してる仕草に気づいたか、見ているうちに慌ててジュディのここの席まで歩いてきて、
「額をチェックしてみたんだけど~、熱はないみたいだし~……もしかしたら、ただの【聖魔力酔い】に遭ってるだけじゃないかしらー?」
「【聖魔力酔い】?」
これもまた聞きなれない単語だったので、イリーズカ先生に聞き返すと、
「あ~れ?知らないのー?ああ、そうだった、オケウエー君は元々フェクモ人なので、南大陸では【聖魔力】による【魔術】と【精霊魔術】が一切使えなかった大陸からやってきた者だから、【聖魔力】に関する知識が浅いんだったわねぇ~~?こほ!では~~」
咳払いをし、説明する姿勢を見せる先生、
「【聖魔力酔い】というのはね~、【精霊術使い】だけが体験できる珍しい現象だということわよ~ん。『特殊な環境』で育った者が、最初の【契約精霊】による【強力な上級者向け精霊魔術】を発動し使ったら、初めて起こる病状のことわよ~ん。特に、元々は【聖魔力】の『魔術使用への変換速度がずば抜けて早い』って言われてたジュディだから、何年も経験を積んだ熟練度高いオードリーと違ってこの前は【精霊術使い】になったばかりのジュディは、何かしらの体調不良を起こしちゃっても不思議じゃないわよ~~?」
「それが本当なら、どうして【精霊術使い】になったばかりのオケウエーくんにも起こらなかった現象なの?」
訊ねたニナに、
「まあ、それはさあ~?オケウエー君が特殊だからかしら~んッ?~てへ~っ!」
ウインクをして人差し指を上に向け可愛くポーズを決めている先生だが、まあ、先生は【俺の正体】知ってるからね……ニナとかオードリー達の前に真実を明かせないってだけで……
「だから、今日のところは寮の部屋にでも戻って、次の日か、あるいは明後日までに英気を養って休んだ方がいいわよ、ジュディ~ちゃ・ん~?」
先生命令なので、仕方なく従うことになったジュディは素直に寮へ戻って休むことにした!
というか、氷竜マインハーラッドとの決戦が9、10日間後しか残ってないのに、ジュディが俺らと一緒に【氷竜討伐任務】に参加しててもいいのーー?
それにしても、先月の1月……本当に色々あり過ぎた、『濃い一ヶ月間』になったな……俺の人生にとってもチームメイトの皆にとっても………
あの伝説級なんちゃってっていうすごくデタラメすぎる氷竜と戦うことになると自覚したら、少しの身震いを感じた俺は今から起こるとんでもない展開について、これから俺達に降りかかるどんなハードルでも軽減されるように、危険度が減らされるように祈るばかりしか出来ない気分だった………
だって、いくら聖剣イーズベリアを手に入れられたからって、ハードというよりイージーモードな試練や人生があれば後者を選ぶに違いないよねー!
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