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第116話:ピンク色の男に遭遇してしまった無垢なる少女
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「わあおおーー!?なにやってるんだ、ジュディーーー!!?」
慌てて両手を顔にもって覆うとしたがー
「よく目を開けて見て下さいですー!オケウエーさん!恥を忍んでやってることなんですからッ!」
きっぱりと強い意志で声を張り上げながらもどこか恥じらいの面持ちも残しているジュディが俺に向かって顔を赤らませつつ指示してきたので、それで仕方なく彼女の意思を尊重して従うことにした俺は、
「……えー?そ、それってーー!?」
どういう訳か、ジュディの臍の上にあるのが、小さいながらもどこか恐ろしい髑髏の形している黒と赤が混じってる2色の入れ墨があり、そして髑髏の頭部の左右にはそれぞれ斜め上に伸びている細長い蝙蝠の羽があり、そして歯のところにはまたも細長い形してる舌が垂れ下がっており、なんか臍のところを舐めているようにも見えなくもない構図!キモッー!!
「それはーー!?一体ー!?」
なんか前にリーリスちゃんが見せてくれた、あの【聖神の生まれ変わり】って象徴の入れ墨を同じくお腹の辺りにあることを俺とイリーズカ先生に見せてくれた時のリーリスちゃんの状況と同様なこの場面なんだけど、果たしてジュディに一体なにがーー!?
「【醜顔悪臭クエラドリアスの呪い】です」
「なにッ?」
いきなりそういう訳の分からない言葉を漏らしたジュディなので、その単語一つひとつの意味を噛み締めて理解しようとすると、
「だから呪いだと言うんですよ!この髑髏の入れ墨は、実は4歳の頃から突然とこのお腹のところに現れたりして、そしてそれからずっと私の人生を翻弄し、苛んできたものになってるんです!何故なら……」
「……ごく!」
何か急に緊張が高まった感じの俺に、
「これは古いにしえの魔神、世界のどこに行っても【醜顔悪臭】と呼ばれる程に最も臭くて、最も醜い顔してた、…【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】とも呼称がついている魔神から、代々トンプソン家の父の家系が私の母と結婚することで受け継いできた【魔神の呪い】であり、そしてこれの所為で……………の……ひっく!所為で~~!うぅぅ……」
なんか一滴、2滴と涙が目から滴り落ち、耐えられないとばかりに過去の出来事について思い出すだけで辛くなったジュディがそれでも、耐え忍んで真っすぐに俺と目をそらさずに続こうとすると、
「全ては、しくッ!【あの最悪な日】が始まりなんです……ひっくッ!....」
大粒の涙を流しながら続こうとしたジュディは、遠い目を向けながら過去へと記憶を辿りながら話してくれるーーー
……………………………
…………………
ジュディが7歳の頃、聖神歴887年2月の自宅である【王都クレアハーツ】にて:
「ジュディ、退屈だったら公園にでも行って友達を作って遊んできてね?ママとパパはここでカフェの開店に備えて準備したりお掃除したりして、やることが山ほどあるんだから忙しいのよ?」
「わ、分かりましたー!ママ、パパ、頑張って下さいねー!私、引っ越してきたばかりだから、新しいお友達は欲しいですねー!」
意気揚々と意気込みながら立ち去っていったジュディを見るとー
「ガハハハッ!うちの娘は元気そうで何よりだ!今年に入って7歳だから、王侯貴族も多く平民に至っても収入とファションセンスが良い住民の多いこの王都なので、これから転校することになる学校じゃ大変だから早々に公園に寄って友達でも出来たら心の支えにでもなるからなー!ガハハハッ!「
「そうよね~。だって、アナタはいつもジュディの側にはいてやれないんだもの」
「当然だ!こういうことは同年代の友達にお任せするがなんぼよー!がはは!」
「そうね、むふふふ!」
元気に笑い合ってる夫婦だったが、
「こほっ!それじゃ、ハニー?」
「ええ、……『いよいよわね』?ジュディが自分の本当の姿、本来の宿命を知ってもらうための時間が……」
「おうとも!色々大変だとは思うが、これはお前のためでもあるぞー!なぁ、『魔神アフォローメロさん』よ」
どういう事か、そんな意味深な言葉を吐きながら空へと見上げるジャック・トンプソンであった!
......................
.........
「公園、この王都じゃいくつもそれがあるということを地図を昨日から見ていたばかりで知ってたんだから、私達の店よりも最も近いのは既に頭が覚えている道のりなので、もうすぐここを突き進んで右に曲がっていくとー」
ジュディが道に迷わずに正確な行程を突き進むとー!
バコ―――!
「ひゃあーん!?」
頭からぶつかったジュディに、一人の大人の姿がいるので、見上げてみたら、
「お主だな?ジュディ・トンプソンちゃんー?」
「ほえぇー!?」
これからお主とは『大~~事な用』があるから、お主の事をちょっと借りるフォー?フォ~ははひひ……」
ビュウウ―――――――ン!
それだけ告げた2本の角が頭の両側から生えたピンク色の肌をしている男が両手を伸ばし、ジュディを服越しの脇から掬い上げて、二人一緒になってどこかへと消えていったのである―――!!
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慌てて両手を顔にもって覆うとしたがー
「よく目を開けて見て下さいですー!オケウエーさん!恥を忍んでやってることなんですからッ!」
きっぱりと強い意志で声を張り上げながらもどこか恥じらいの面持ちも残しているジュディが俺に向かって顔を赤らませつつ指示してきたので、それで仕方なく彼女の意思を尊重して従うことにした俺は、
「……えー?そ、それってーー!?」
どういう訳か、ジュディの臍の上にあるのが、小さいながらもどこか恐ろしい髑髏の形している黒と赤が混じってる2色の入れ墨があり、そして髑髏の頭部の左右にはそれぞれ斜め上に伸びている細長い蝙蝠の羽があり、そして歯のところにはまたも細長い形してる舌が垂れ下がっており、なんか臍のところを舐めているようにも見えなくもない構図!キモッー!!
「それはーー!?一体ー!?」
なんか前にリーリスちゃんが見せてくれた、あの【聖神の生まれ変わり】って象徴の入れ墨を同じくお腹の辺りにあることを俺とイリーズカ先生に見せてくれた時のリーリスちゃんの状況と同様なこの場面なんだけど、果たしてジュディに一体なにがーー!?
「【醜顔悪臭クエラドリアスの呪い】です」
「なにッ?」
いきなりそういう訳の分からない言葉を漏らしたジュディなので、その単語一つひとつの意味を噛み締めて理解しようとすると、
「だから呪いだと言うんですよ!この髑髏の入れ墨は、実は4歳の頃から突然とこのお腹のところに現れたりして、そしてそれからずっと私の人生を翻弄し、苛んできたものになってるんです!何故なら……」
「……ごく!」
何か急に緊張が高まった感じの俺に、
「これは古いにしえの魔神、世界のどこに行っても【醜顔悪臭】と呼ばれる程に最も臭くて、最も醜い顔してた、…【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】とも呼称がついている魔神から、代々トンプソン家の父の家系が私の母と結婚することで受け継いできた【魔神の呪い】であり、そしてこれの所為で……………の……ひっく!所為で~~!うぅぅ……」
なんか一滴、2滴と涙が目から滴り落ち、耐えられないとばかりに過去の出来事について思い出すだけで辛くなったジュディがそれでも、耐え忍んで真っすぐに俺と目をそらさずに続こうとすると、
「全ては、しくッ!【あの最悪な日】が始まりなんです……ひっくッ!....」
大粒の涙を流しながら続こうとしたジュディは、遠い目を向けながら過去へと記憶を辿りながら話してくれるーーー
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ジュディが7歳の頃、聖神歴887年2月の自宅である【王都クレアハーツ】にて:
「ジュディ、退屈だったら公園にでも行って友達を作って遊んできてね?ママとパパはここでカフェの開店に備えて準備したりお掃除したりして、やることが山ほどあるんだから忙しいのよ?」
「わ、分かりましたー!ママ、パパ、頑張って下さいねー!私、引っ越してきたばかりだから、新しいお友達は欲しいですねー!」
意気揚々と意気込みながら立ち去っていったジュディを見るとー
「ガハハハッ!うちの娘は元気そうで何よりだ!今年に入って7歳だから、王侯貴族も多く平民に至っても収入とファションセンスが良い住民の多いこの王都なので、これから転校することになる学校じゃ大変だから早々に公園に寄って友達でも出来たら心の支えにでもなるからなー!ガハハハッ!「
「そうよね~。だって、アナタはいつもジュディの側にはいてやれないんだもの」
「当然だ!こういうことは同年代の友達にお任せするがなんぼよー!がはは!」
「そうね、むふふふ!」
元気に笑い合ってる夫婦だったが、
「こほっ!それじゃ、ハニー?」
「ええ、……『いよいよわね』?ジュディが自分の本当の姿、本来の宿命を知ってもらうための時間が……」
「おうとも!色々大変だとは思うが、これはお前のためでもあるぞー!なぁ、『魔神アフォローメロさん』よ」
どういう事か、そんな意味深な言葉を吐きながら空へと見上げるジャック・トンプソンであった!
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「公園、この王都じゃいくつもそれがあるということを地図を昨日から見ていたばかりで知ってたんだから、私達の店よりも最も近いのは既に頭が覚えている道のりなので、もうすぐここを突き進んで右に曲がっていくとー」
ジュディが道に迷わずに正確な行程を突き進むとー!
バコ―――!
「ひゃあーん!?」
頭からぶつかったジュディに、一人の大人の姿がいるので、見上げてみたら、
「お主だな?ジュディ・トンプソンちゃんー?」
「ほえぇー!?」
これからお主とは『大~~事な用』があるから、お主の事をちょっと借りるフォー?フォ~ははひひ……」
ビュウウ―――――――ン!
それだけ告げた2本の角が頭の両側から生えたピンク色の肌をしている男が両手を伸ばし、ジュディを服越しの脇から掬い上げて、二人一緒になってどこかへと消えていったのである―――!!
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