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第152話:氷竜の猛反撃!そしてイーズの初めての【純真無垢愛戦子(Reine, unschuldige Liebe, Kriegskind)
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パチイイイイイ―――――――――!!
「グラワハアアアアア―――――――――――!!!!!」
バサバサババサ――――――――!!!
「あ!直ぐに再生しやがったー!」
「そしてもっと上に飛び上がったっすねー!」
「逃がさないデスぞ――――!!」
フシュウううぅぅぅぅぅぅ―――――――――――――――――――――!!!!!
バチャアア――――――――ツ!!
「グラアオオ――――――!!」
バサ――――――!!
「あ!」
「なんだとー!?」
やっぱり賢い竜だったかー、今度のクリス先輩からの、あの【炸裂した突きつけ槍の衝撃波】が自身の弱点であるデコに当たらないよう、今は自身の持つ二つのデカくて巨大過ぎる両翼を交差させ頭部だけじゃなくて上半身に攻撃が届かないように守っている様子だ!
「グラワオオオオオ――――――――!!!」
「「「「「「「「「「―――――!!!!???」」」」」」」」」」
パチイイ―――――――!!
「いかん!みんな早く俺の【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中に入れ―――――!!」
ブワアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「はいですわ!」「了解っす!」「分かったわ!」「了解だわ」「分かりました!」
素早く返事したヒルドレッド、ジェームズ、オードリー、クレアリスとジュディは直ぐに俺の今張ったばかりの【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中に入って、そして――
カチャ――――――――――――ンング!!!!カチャ――――――――――――ンング!!!!
カチカチカチカチャァ―――――――――――!!!
フシュゥゥゥ....................
...........................
ここにいる俺達、【チーム・オケウェ―】の全員と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】に向かって、氷竜マインハーラッドからの【氷の大規模ブレス】が吹き掛けられてきたのだった――――!!
............................
.............
ここら辺一帯の区画が広範囲に亘って凍りつけられ、どれを見渡してみても氷に包まれてる地面や建物がある中、俺達障壁の小さな周りだけがその影響を全く受けず、ここから出ていっても氷にきつく囲まれることなく普通に飛び上がっていけるだろう!(そうじゃなくても強引に色々な精霊魔術の数々や『身体能力強化』でぶっ飛ばして出る道を作るだけのことだ)。
「み、みんな大丈夫――!?」
「はい、すぐ隣にいますよ?えへへへ....」
ジュディの生存と障壁の中に入ってることを確認!だから、安心感いっぱいのジュディのその可愛い顔を見て思わず彼女の頭を撫でてしまうと、
「あたくしはあんたの目の前なのに、聞くまでもないわよそんなのー!」
「分かったよオードリー。みんなへの点呼のためだ。いるならいるって返事するだけでいいのに、なんでむくれてんだよ、ったく...」
「だ!だって!あ、あんたが.....そ、そうやって、戦場の中に.....ジュディと....」
ん?小声でなんかブツブツ言ってるオードリーがそこでしおらしくなってきてるんだけど、一体なにをー
「ふふふ......戦場でじゃれ付くの程々にね、オケウエー君?【漆黒の魔王】は遊んでるばかりじゃいられないの」
「うっす!ジュディの安堵した可愛い顔に癒されて撫でたくなるの分からない話でもないっすけれど、今は戦闘中っすよー隊長さん!」
「彼女持ちの貴方が別の女性に対して『可愛い顔』と表現するのは彼女さんに対してマナー違反なのではなっくてー?」
ヒルドレッドに御尤もなツッコみを入れられたジェームズをよそに、俺は自分の張っ【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中にクリス先輩たちが入っていないことに気づいたが、すぐに透明度高いこの障壁の外へと視線を移すとー
ズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユ...................
「うおー!なにあれー!?」
ジェームズの驚愕した反応も無理はない。
何故なら、俺らのいるこの障壁の外のもっと斜め前の右ってところに、夥しいほどのコンバットナイフが蜂蜜のごとく大量に群れを成しながら螺旋状に何かを窮屈に囲みながら飛ぶ回ってる様が見えたからだー!
前のチーム戦で見ていた映像で確認できたように、確かにコンバットナイフを武器化した精霊に持ってるのは―!
「リリの【ベリヘリヤール】を甘く見るんじゃないなのですよ?氷竜様...」
そう!何十ものナイフの大群層で自身の身体を包み尽くして雪と氷の粒どころか塵一片すらも寄せ付けないその飛び回ってるコンバットナイフ達って【武器化したベリヘリヤール】はそれぞれに鋭いキラキラとした光沢をその刀身から反射させながら、夥しい程の【聖魔力量】がその全ての何千もの刃から発されてるのを感じた!
「やっぱオードリーより強い【一年生1位】のリリースってのは伊達じゃないね」
「当然なのですよ、オケウエー様?それだけじゃなくて、上にも注目してほしいものなのです」
「オケウエーサン。上ですわ」
「ああ」
そう。ヒルドレッドの言う通り。
俺達の直ぐ真上を見上げてみたら、
ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!............
クリス先輩もだ!
リリと同じく、俺達の障壁に頼るまでもなく、既に【黄金輪形態二種類攻勢体構メルアンヌ・アークシューラッス=スウーエド】っていう究極奥義の状態にいたクリス先輩は自身の身体を中心にして新たに発生させている何条もの巨大な転回してる輪が何十までも重ね重ねに重ね合わさって、それが障壁みたいな効果を発揮して如何なる【反人力】の大量に載せられてるアイスブレスをも防ぎきるようだ!
「俺の【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】と同じような強力な防護力だな!」
〈当然だぞ、南蛮人少年!わたし達の会長様を何だと思ってるんだー!〉
〈ファフェフェフェー!あっしらの会長殿もその妹君であるリーリス殿もソナタらと同じで規格外な精霊術使いだから侮れないっぽね〉
どうやら、ジュリア.....えっと、先輩もレイーザリン先輩も既にクリスのその輪状の障壁っぽいモノの中に入ってるようで、俺達と同じであっちのチームも全員が無事だってあちらが【魔導通信機】を通して知らせてくれた!
「グラオオオオー――――――!」
バサバサバサー!
俺達がどれもこれらの三つの優れてる【防御系の精霊魔術】って障壁の中にいる限り、自身の吹き掛ける【氷の大規模ブレス】がまったく俺達に届かないことを察したか、今度もまた賢くブレスを吹き掛けるの止めて、そしてそれだけじゃなくて町への破壊行為も凍りつける作業もやめて、今は天高くへと飛び上がってる様子なんだが.........
ん?
あれってー?
「!?いかん!みんな!」
「ええ、分かったわ!あいつは【音速飛行急下降隕石衝突ヴェグル=ヴェルガラード】を使う気なのだわ――――!」
【音速飛行急下降隕石衝突ヴェグル=ヴェルガラード】!
天高く、それも精霊術使いと【物理的無視系魔術】の使う【飛行魔術】よりも遥かに飛行することのできない【神界】の【次元壁】までの空の境界線に到達した高度へと竜が飛び上がってから、そしてその距離と高度から音の速度で急降下してきて、【神界】から撃ち落とす神聖なる隕石のごとくこの町とここ数キロメートルの周辺地帯を滅ぼす気満々だー!
〈イーズ!衝突が起きて町が滅ぼされても、俺達の障壁が持つかー!?〉
『イエス。......元々、【3体の大聖霊】は、......【反人力】を持つ世界獣を滅ぼすことに......特化された精霊。だから、......【混沌の波力】や純粋なる【聖魔力】を......【力の源】にしない攻撃方法なら、......たとえ音速のような......急降下衝突であろうとも......それに伴う【反人力】の衝撃波に、......容易に防ぎきることができる......今のオケ兄ちゃんの実力なら。問題は......』
と、念話で送り込んできた頭の中の映像に、イーズの伝えたいことが既に分かった!
「クリス先輩たちの障壁がイーズのこれほど頑丈じゃなくて、防ぎきれないんだ.....」
つまり、俺達【チーム・オケウェ―】が入ってるこの【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】ならともかく、クリス先輩たちのあれらの障壁では完全に防ぎきれなくて、死ぬしか結末がないってこと.......
クリス先輩にお願いすれば、俺の障壁の中に入れることもできるが、プライドの高い【チーム・純粋なる淑女研鑽会】の皆なら、きっと了承してくれないだろうなぁ......
そして!
『町の住民が避難していったこの地下施設も....」
「爆発に巻き込まれ燃やされていくんっすよねー!?超高温熱波の影響で!」
「当然な結論ですわ!では、オケウエーサンー!どうやって対抗するんですのー!?【愛の大聖霊】持ちですから、きっと今度もまたの【南地からの奇跡】を用意できるんですわよねー?わよねー?」
「ああ...もちろんだとも!」
【3体の大聖霊】のどれも伊達じゃなくて、伝説級の世界獣に負けるどころか、全力で全能力が解放された暁には遥かに凌駕できるほどの【伝説級な精霊】ってことだ!
大規模な氷雪攻撃だけじゃなくて、あんな音の速度も自由自在に操れるマインハーラッドでさえ、10分の2も未だに開放されてない能力を持ってるイーズベリアの本気には到底及ばないものだ。
なので!
「イーズ!準備できたなー?」
『イエス。マイ―マスター......』
「よし!なら変身してくれ!【我が眼前にその美しき聖なる真体トゥルーフォームを顕現するだけでなく、大いなる愛の裁きの元で莫大な対刃の破滅を齎せ】ー!!」
『「【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】--!!】』
ブワアー―――――――――――――――――!!!
パチャ――――――!!
シュウウゥゥゥゥ...........
「「「「「「「「「―――――!!」」」」」」」」」
「ふぅぅぅ......イーズをこの姿にすると、一旦イーズの張ってくれた【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】を解除しなきゃいけなかったので、今は解除して障壁無くなった。だから、【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】を発動してくれないのか、ヒルドレッド?」
「........え?」
「ヒルドレッド?【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】を発動してもらえる?今の俺は、イーズをこの状態にした代わりに、【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】だけじゃなくて、他の精霊魔術の一切を俺が使えなくなったんだ。聖剣姿のイーズも無くなり、俺は今、ほら、丸腰の状態だよー?」
尤も、この丸腰も同然になった俺は必然的に、その戦闘力の全てをこのイーズベリアの全身に注いでいるんだからだ!
そう!
目の前には、俺に後ろ姿を見せ、契約をルネヨー・フラックシスに済ませてから精霊術学院に帰って来てからのいつもの制服姿で顕現してきた【真体姿トゥルー=フォーム】の髪型がクラウン型なイーズじゃなくて、髪が自由に長髪になって伸ばされ、最初にあった時の全身を包帯に薄く巻かれていて白い肌もところどころ覗かせてるその幼いながらも妖艶っぽい恰好をしているイーズベリアになったんだが、それを更に豪華な姿として頭の上には小さな赤い色の十字架が浮かんでいて、そしてその両手に持ってるのは豪華な形している対となってるブロードソードのような大剣を軽々しく片手で握り持っているイーズベリアがいるのだ!
それぞれのブロードソードでは対となってる形なので、どれも柄の部分には下の最先端の一番底の部分には突き出てるハートの形状してる赤色の出っ張りがある!
そうだ!この状態のイーズベリアにすると、俺は他に全ての聖霊魔術を使うことができない!(一般的は精霊魔術だが、【3体の大聖霊】の発動するそれを【聖霊魔術】と置き換えても差し支えないほどもっと強力な技ばかり扱ってるからそう呼ばれてる。
無論、これは聖剣状態のイーズも召喚できないのと同じ。まあ、それする必要はそもそもないからだ。
何故なら、この状態のイーズベリアにすると、
『オケ兄ちゃんの敵全てを......イーズがやっつけてやるからだ......よ?』
そう。だが、【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】のイーズベリア状態にすると、その状態を保っていられるのは、今の俺の実力じゃ15秒だけだ。その短すぎる期間を超えると、イーズが消えて100%完全な霊的状態に戻って、またの真体姿の召喚はもちろん、聖剣姿のイーズもその他の一切の聖霊魔術も1時間ほど使えなくなり、俺に使えるその【イーズ休憩時間内】なのはただの精練魔剣と事前に学んできた【四元素魔術】と【物理的無視魔術】の類ばかりになってる。
そして、イーズを【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】状態に使用すると、次に同じように使用できるのは一週間後になるんだ(今の俺の実力とイーズの全能力解放状態じゃ...)。無論、聖剣状態にするならば、1時間後だったらまたも使えるがな....
無論、俺の【あれ】もあるんだけど、それを自由に、...........使えないから計算から除外させた。この特殊な戦闘型の姿になったイーズベリアは、普段の90%物理的な人間姿の【真体姿】じゃなくて、もっと霊的に近い40%霊的60%物的姿として顕現するので、攻撃力も半端ないんだ!
「さあ、イーズ!あの白いトカゲを撃ち落とせー!そして殲滅せよー!」
『了解だよ、......オケ兄ちゃん。......でも、終わってから、......イーズにキスのご褒美をたくさん、だね?......』
「あ~はははは......善処はするよ、イーズ...(そのお若いあどけない姿の何千年も生きたことある年齢感覚が狂おしい精霊ちゃんに......ったく...)」
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「グラワハアアアアア―――――――――――!!!!!」
バサバサババサ――――――――!!!
「あ!直ぐに再生しやがったー!」
「そしてもっと上に飛び上がったっすねー!」
「逃がさないデスぞ――――!!」
フシュウううぅぅぅぅぅぅ―――――――――――――――――――――!!!!!
バチャアア――――――――ツ!!
「グラアオオ――――――!!」
バサ――――――!!
「あ!」
「なんだとー!?」
やっぱり賢い竜だったかー、今度のクリス先輩からの、あの【炸裂した突きつけ槍の衝撃波】が自身の弱点であるデコに当たらないよう、今は自身の持つ二つのデカくて巨大過ぎる両翼を交差させ頭部だけじゃなくて上半身に攻撃が届かないように守っている様子だ!
「グラワオオオオオ――――――――!!!」
「「「「「「「「「「―――――!!!!???」」」」」」」」」」
パチイイ―――――――!!
「いかん!みんな早く俺の【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中に入れ―――――!!」
ブワアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「はいですわ!」「了解っす!」「分かったわ!」「了解だわ」「分かりました!」
素早く返事したヒルドレッド、ジェームズ、オードリー、クレアリスとジュディは直ぐに俺の今張ったばかりの【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中に入って、そして――
カチャ――――――――――――ンング!!!!カチャ――――――――――――ンング!!!!
カチカチカチカチャァ―――――――――――!!!
フシュゥゥゥ....................
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ここにいる俺達、【チーム・オケウェ―】の全員と【チーム・純粋なる淑女研鑽会】に向かって、氷竜マインハーラッドからの【氷の大規模ブレス】が吹き掛けられてきたのだった――――!!
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ここら辺一帯の区画が広範囲に亘って凍りつけられ、どれを見渡してみても氷に包まれてる地面や建物がある中、俺達障壁の小さな周りだけがその影響を全く受けず、ここから出ていっても氷にきつく囲まれることなく普通に飛び上がっていけるだろう!(そうじゃなくても強引に色々な精霊魔術の数々や『身体能力強化』でぶっ飛ばして出る道を作るだけのことだ)。
「み、みんな大丈夫――!?」
「はい、すぐ隣にいますよ?えへへへ....」
ジュディの生存と障壁の中に入ってることを確認!だから、安心感いっぱいのジュディのその可愛い顔を見て思わず彼女の頭を撫でてしまうと、
「あたくしはあんたの目の前なのに、聞くまでもないわよそんなのー!」
「分かったよオードリー。みんなへの点呼のためだ。いるならいるって返事するだけでいいのに、なんでむくれてんだよ、ったく...」
「だ!だって!あ、あんたが.....そ、そうやって、戦場の中に.....ジュディと....」
ん?小声でなんかブツブツ言ってるオードリーがそこでしおらしくなってきてるんだけど、一体なにをー
「ふふふ......戦場でじゃれ付くの程々にね、オケウエー君?【漆黒の魔王】は遊んでるばかりじゃいられないの」
「うっす!ジュディの安堵した可愛い顔に癒されて撫でたくなるの分からない話でもないっすけれど、今は戦闘中っすよー隊長さん!」
「彼女持ちの貴方が別の女性に対して『可愛い顔』と表現するのは彼女さんに対してマナー違反なのではなっくてー?」
ヒルドレッドに御尤もなツッコみを入れられたジェームズをよそに、俺は自分の張っ【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】の中にクリス先輩たちが入っていないことに気づいたが、すぐに透明度高いこの障壁の外へと視線を移すとー
ズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユズユ...................
「うおー!なにあれー!?」
ジェームズの驚愕した反応も無理はない。
何故なら、俺らのいるこの障壁の外のもっと斜め前の右ってところに、夥しいほどのコンバットナイフが蜂蜜のごとく大量に群れを成しながら螺旋状に何かを窮屈に囲みながら飛ぶ回ってる様が見えたからだー!
前のチーム戦で見ていた映像で確認できたように、確かにコンバットナイフを武器化した精霊に持ってるのは―!
「リリの【ベリヘリヤール】を甘く見るんじゃないなのですよ?氷竜様...」
そう!何十ものナイフの大群層で自身の身体を包み尽くして雪と氷の粒どころか塵一片すらも寄せ付けないその飛び回ってるコンバットナイフ達って【武器化したベリヘリヤール】はそれぞれに鋭いキラキラとした光沢をその刀身から反射させながら、夥しい程の【聖魔力量】がその全ての何千もの刃から発されてるのを感じた!
「やっぱオードリーより強い【一年生1位】のリリースってのは伊達じゃないね」
「当然なのですよ、オケウエー様?それだけじゃなくて、上にも注目してほしいものなのです」
「オケウエーサン。上ですわ」
「ああ」
そう。ヒルドレッドの言う通り。
俺達の直ぐ真上を見上げてみたら、
ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!ブーィン!............
クリス先輩もだ!
リリと同じく、俺達の障壁に頼るまでもなく、既に【黄金輪形態二種類攻勢体構メルアンヌ・アークシューラッス=スウーエド】っていう究極奥義の状態にいたクリス先輩は自身の身体を中心にして新たに発生させている何条もの巨大な転回してる輪が何十までも重ね重ねに重ね合わさって、それが障壁みたいな効果を発揮して如何なる【反人力】の大量に載せられてるアイスブレスをも防ぎきるようだ!
「俺の【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】と同じような強力な防護力だな!」
〈当然だぞ、南蛮人少年!わたし達の会長様を何だと思ってるんだー!〉
〈ファフェフェフェー!あっしらの会長殿もその妹君であるリーリス殿もソナタらと同じで規格外な精霊術使いだから侮れないっぽね〉
どうやら、ジュリア.....えっと、先輩もレイーザリン先輩も既にクリスのその輪状の障壁っぽいモノの中に入ってるようで、俺達と同じであっちのチームも全員が無事だってあちらが【魔導通信機】を通して知らせてくれた!
「グラオオオオー――――――!」
バサバサバサー!
俺達がどれもこれらの三つの優れてる【防御系の精霊魔術】って障壁の中にいる限り、自身の吹き掛ける【氷の大規模ブレス】がまったく俺達に届かないことを察したか、今度もまた賢くブレスを吹き掛けるの止めて、そしてそれだけじゃなくて町への破壊行為も凍りつける作業もやめて、今は天高くへと飛び上がってる様子なんだが.........
ん?
あれってー?
「!?いかん!みんな!」
「ええ、分かったわ!あいつは【音速飛行急下降隕石衝突ヴェグル=ヴェルガラード】を使う気なのだわ――――!」
【音速飛行急下降隕石衝突ヴェグル=ヴェルガラード】!
天高く、それも精霊術使いと【物理的無視系魔術】の使う【飛行魔術】よりも遥かに飛行することのできない【神界】の【次元壁】までの空の境界線に到達した高度へと竜が飛び上がってから、そしてその距離と高度から音の速度で急降下してきて、【神界】から撃ち落とす神聖なる隕石のごとくこの町とここ数キロメートルの周辺地帯を滅ぼす気満々だー!
〈イーズ!衝突が起きて町が滅ぼされても、俺達の障壁が持つかー!?〉
『イエス。......元々、【3体の大聖霊】は、......【反人力】を持つ世界獣を滅ぼすことに......特化された精霊。だから、......【混沌の波力】や純粋なる【聖魔力】を......【力の源】にしない攻撃方法なら、......たとえ音速のような......急降下衝突であろうとも......それに伴う【反人力】の衝撃波に、......容易に防ぎきることができる......今のオケ兄ちゃんの実力なら。問題は......』
と、念話で送り込んできた頭の中の映像に、イーズの伝えたいことが既に分かった!
「クリス先輩たちの障壁がイーズのこれほど頑丈じゃなくて、防ぎきれないんだ.....」
つまり、俺達【チーム・オケウェ―】が入ってるこの【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】ならともかく、クリス先輩たちのあれらの障壁では完全に防ぎきれなくて、死ぬしか結末がないってこと.......
クリス先輩にお願いすれば、俺の障壁の中に入れることもできるが、プライドの高い【チーム・純粋なる淑女研鑽会】の皆なら、きっと了承してくれないだろうなぁ......
そして!
『町の住民が避難していったこの地下施設も....」
「爆発に巻き込まれ燃やされていくんっすよねー!?超高温熱波の影響で!」
「当然な結論ですわ!では、オケウエーサンー!どうやって対抗するんですのー!?【愛の大聖霊】持ちですから、きっと今度もまたの【南地からの奇跡】を用意できるんですわよねー?わよねー?」
「ああ...もちろんだとも!」
【3体の大聖霊】のどれも伊達じゃなくて、伝説級の世界獣に負けるどころか、全力で全能力が解放された暁には遥かに凌駕できるほどの【伝説級な精霊】ってことだ!
大規模な氷雪攻撃だけじゃなくて、あんな音の速度も自由自在に操れるマインハーラッドでさえ、10分の2も未だに開放されてない能力を持ってるイーズベリアの本気には到底及ばないものだ。
なので!
「イーズ!準備できたなー?」
『イエス。マイ―マスター......』
「よし!なら変身してくれ!【我が眼前にその美しき聖なる真体トゥルーフォームを顕現するだけでなく、大いなる愛の裁きの元で莫大な対刃の破滅を齎せ】ー!!」
『「【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】--!!】』
ブワアー―――――――――――――――――!!!
パチャ――――――!!
シュウウゥゥゥゥ...........
「「「「「「「「「―――――!!」」」」」」」」」
「ふぅぅぅ......イーズをこの姿にすると、一旦イーズの張ってくれた【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】を解除しなきゃいけなかったので、今は解除して障壁無くなった。だから、【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】を発動してくれないのか、ヒルドレッド?」
「........え?」
「ヒルドレッド?【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】を発動してもらえる?今の俺は、イーズをこの状態にした代わりに、【聖護守英防壁ホリー・ディーフェンシーヴ・エックセレント・ガーディングバリアー】だけじゃなくて、他の精霊魔術の一切を俺が使えなくなったんだ。聖剣姿のイーズも無くなり、俺は今、ほら、丸腰の状態だよー?」
尤も、この丸腰も同然になった俺は必然的に、その戦闘力の全てをこのイーズベリアの全身に注いでいるんだからだ!
そう!
目の前には、俺に後ろ姿を見せ、契約をルネヨー・フラックシスに済ませてから精霊術学院に帰って来てからのいつもの制服姿で顕現してきた【真体姿トゥルー=フォーム】の髪型がクラウン型なイーズじゃなくて、髪が自由に長髪になって伸ばされ、最初にあった時の全身を包帯に薄く巻かれていて白い肌もところどころ覗かせてるその幼いながらも妖艶っぽい恰好をしているイーズベリアになったんだが、それを更に豪華な姿として頭の上には小さな赤い色の十字架が浮かんでいて、そしてその両手に持ってるのは豪華な形している対となってるブロードソードのような大剣を軽々しく片手で握り持っているイーズベリアがいるのだ!
それぞれのブロードソードでは対となってる形なので、どれも柄の部分には下の最先端の一番底の部分には突き出てるハートの形状してる赤色の出っ張りがある!
そうだ!この状態のイーズベリアにすると、俺は他に全ての聖霊魔術を使うことができない!(一般的は精霊魔術だが、【3体の大聖霊】の発動するそれを【聖霊魔術】と置き換えても差し支えないほどもっと強力な技ばかり扱ってるからそう呼ばれてる。
無論、これは聖剣状態のイーズも召喚できないのと同じ。まあ、それする必要はそもそもないからだ。
何故なら、この状態のイーズベリアにすると、
『オケ兄ちゃんの敵全てを......イーズがやっつけてやるからだ......よ?』
そう。だが、【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】のイーズベリア状態にすると、その状態を保っていられるのは、今の俺の実力じゃ15秒だけだ。その短すぎる期間を超えると、イーズが消えて100%完全な霊的状態に戻って、またの真体姿の召喚はもちろん、聖剣姿のイーズもその他の一切の聖霊魔術も1時間ほど使えなくなり、俺に使えるその【イーズ休憩時間内】なのはただの精練魔剣と事前に学んできた【四元素魔術】と【物理的無視魔術】の類ばかりになってる。
そして、イーズを【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】状態に使用すると、次に同じように使用できるのは一週間後になるんだ(今の俺の実力とイーズの全能力解放状態じゃ...)。無論、聖剣状態にするならば、1時間後だったらまたも使えるがな....
無論、俺の【あれ】もあるんだけど、それを自由に、...........使えないから計算から除外させた。この特殊な戦闘型の姿になったイーズベリアは、普段の90%物理的な人間姿の【真体姿】じゃなくて、もっと霊的に近い40%霊的60%物的姿として顕現するので、攻撃力も半端ないんだ!
「さあ、イーズ!あの白いトカゲを撃ち落とせー!そして殲滅せよー!」
『了解だよ、......オケ兄ちゃん。......でも、終わってから、......イーズにキスのご褒美をたくさん、だね?......』
「あ~はははは......善処はするよ、イーズ...(そのお若いあどけない姿の何千年も生きたことある年齢感覚が狂おしい精霊ちゃんに......ったく...)」
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