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第154話:激しい総力戦!
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「グラアオオオオオオオオ―――――――――――――!!!!」
「オケウェー!またも再生したわね、マインハーラッドが!」
「さっきので沈んでたはずっすよなー!おまえの真体姿の聖霊でー!?」
オードリーとジェームズの言葉を聞きながら、あそこの遠くの上空にて飛び上がっていくマインハーラッドの超巨体を見据えている俺!どうやら斬首された首も接続済みで再生を終えたようだ!
くそ!やっぱイーズの危惧した通りに内蔵も切断された全ての身体の箇所を接続して超速再生しやがったかー!
「みんなサンは絶対にこの障壁の中から出ていかないで下さいましねー!もちろん、そこの【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のみんなサンもね?」
「アタクシらはこんな【輪壁究極防御術ギリカ=エズピノストレル】さえあれば良いだけデスぞ!デスぞ!」
「リリも一人だけでこのベリベリクレイジーなナイフ障壁があればグサグサって気持ちよくなんでも耐えられますなのですよ、敵からの如何なる攻撃であってもね、ふふふ....」
口々にそれぞれの対処法を明らかに伝えているクリス先輩とリーリスちゃん。確かにこのヒルドレッドの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】が彼女たちのことも包み込んで守らなくても、それぞれの精霊が張ってくれた独特な障壁で何とかなっちゃいそうだね!あれで!(さっきに大規模アイスブレスも見事に防げたし!)
「グケエエ―――――――――――――!!」
ん?いきなりそこで両翼をせわしなく交互で羽ばたかせながら今まで聞いたものよりも変な咆哮を上げたその兆候はー!
「皆は絶対にこの障壁の外へ出るなよー!【氷雪大鱗大量放出ヘルモッド=ヴェルガンディー】をー」
ズシャズシャズシャズシャズシャズシャ―――――――――――――――――!!
「来るぞ―――――!!」
グサグサグサグサグサグサグサグサー―――――――――――――!!!
マインハーラッドからの大量放出してきた、身体中からの【氷雪大鱗】が猛烈なスピードで放たれてこっちに向かって飛んできたんだけど、どれもがヒルドレッドの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】という絶壁な防御障壁を打ち崩せないようでザマだ―!
「皆!いつまでも攻撃を受けるばかりじゃいられないんだ!再生した氷竜だけど、イーズのお陰でさっき見せてきた数々の音速攻撃も出来なくなったって言われたんだ!ヒルドレッドのこの障壁が持つ間に、早いとこ反撃開始と行こうぜ―!」
「「「「「「「「「了解!(ウむ!)(南蛮人少年のお前に言われるまでもないー!)(ふふ、その通りなのですね)(そう言おうとしたっぽ)」」」」」」」」」
まずはー!
「皆サン。これからはこのわたくしの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】の中にいてもオケウエーサンの障壁みたいに仲間による応戦をこっちから外に向かってのどんな【魔技】でも放てるようになったのとは逆に、依然としてわたくし自身も同時発動の攻撃用精霊魔術を使えませんけれど、支援系の精霊魔術ならひとつだけ同時発動で使えましてよー!」
そう!それは先日、ヒルドレッドが独りだけで自身の広い王都での屋敷を一日に過ごして猛特訓した成果だと昨日、俺が彼女に囁かれたニュースだったー!その精霊魔術の名をー
「【追尾捕捉対象視力増幅霊術クルカドー・セギヴァールクルテック】――――――!!」
ピカア―――――――――――――――!!!
「わあ!前方に現れた大きな魔法陣が宙に浮いてるー!」
「うっす!うおおー!?そこを見てみるといきなり障壁が透明になっちゃって前方のどんな景色と箇所を眺めていても視力が何倍も増して注視したい特定な箇所だけズーム視覚でクリアに見れるように――!?」
「それだけじゃありませんわよ、ジェームズサン!この魔術を通して一瞥だけでも魔法陣を見た後、攻撃を当てたい対象を実際にあそこで見て自分で認定したら、皆サンのどんな精霊魔術を撃ち放っていっても追尾能力が追加でかけられていて、着弾するまでに追っていけるよう、わたくしがこれでお膳立てしてあげましてよー!お~ほほほほほほほほー!!」
「ならいいなのねー!『我が手元に倦怠感2射よ参れ【シュート・ザ・リタイアーリシャー】』ー!!そして!『我が目前に1射の巨大なる極太い貫通矢よ参れ【ピアース・ザ・リシャー】』--ー!
シュウウゥゥ――――――!シュウウゥゥ――――――!
ズッシャアアァ――――――――――――――――――――――!!!!!!
【追尾捕捉対象視力増幅霊術クルカドー・セギヴァールクルテック】の能力ブーストがかかって、今度はこんな遠い距離にいてもあの竜に向かって矢の攻撃が正確に当てられるような視力何倍も強化された効果となるだろう。たとえ当たらなくても自動で追尾効果が纏われ、どこまでも追っていけるはず!【聖眼】を一時間だけで使用できない俺にとっても有効だぜー!サンキュなヒルドレッド!
お陰様で、今はこうして、
グチャーー!グチャーー!
グチャアアアアアァ――――――――――――――――――!!!!!
とても大きな倦怠感を齎す二矢がクレアリスの遠距離で操作できる大弓から放たれ、そして途轍もなく巨大過ぎる極太な柱のような矢がその更に上の上空で出来上がったばかりの魔法陣から撃ち放たれ、どれもが全身を守ってる両翼に当たった―――!!
毎日の訓練の成果でついにクレアリスもこんな強力なのも習得したんだ!
「グラアアオオオオ――――――――――!!!!グラオー!@?」
小さな2矢が表面に浅く突き刺さっただけで、【氷雪大鱗】を深く貫通できないが、それでもマインハーラッドに眩暈を起こさせるみたいで、いきなりグラってなっては直ぐに持ち直したが、もっと巨大な柱のような一本の矢が深々と【氷雪大鱗】が薄くなってる翼を貫いて、それだけであんな大きな咆哮を出させたー!
「グラオオオ―――――!!!」
バサアア―――!!バサアア―――!!
カチャ―――――――!!
大量な霜を発生させながら両翼を羽ばたかせてるマインハーラッドが難なく翼たちに突き刺さったクレアリスの矢たちを追い払えたので、矢の既に叩き抜き落とされた傷ついた竜体の箇所が一瞬で超速再生した!
そうだ!超速再生が自動に発動されるのは傷ついた表面に【何も突き刺さってない状態】が必須条件で、たとえ俺からの【聖刃波斬】を受けていても波状な攻撃ってだけで何の武器も突き刺さってない時点で超速再生を阻むものが何もない状態で止めることができないが、クレアリスの矢たちなら叩き落されぬ限り、超速再生の機能も止められるのだ!
「集中攻撃で行くわよ、みんなー!【大災乱弾三十円陣撃、自身強化の凍氷戦女形態】――――――!!」
バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バ!バ!バ!バ!ババババババババババババババババーーーー!!!!!!!
次に、オードリーが自身の尤も強力過ぎる究極奥義の【大災乱弾三十円陣撃】を敵に向かっての正面向けの30円の丸い魔法陣で打つのではなく、今度は上方の上空に向かっての真上向き30円の魔法陣で以って、すべての中型氷弾が当たるのは敵であるマインハーラッドの方ではなくー
ゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴド―――――――!!
「きゃはーっ~!?くっ~~!!...」
そう!オードリー自身の胴体にその全部の360弾の中型氷弾が着弾したのだった!追尾能力が既にその究極奥義の精霊魔術で組み込まれたままで、オードリーに向かって全弾が飛び下がってきたのだった!
実は、前に俺がオードリーと最初に出会った時で危惧した一弾の小型氷弾が術者であるオードリーの身体に当たっても小さなダメージが入ることもなく無事になるだけだって当時の俺が知らなかったからああも心配して彼女に当たらぬよう俺が近距離転移術を使ってオードリーを吹き飛ばしたんだが、実際にはあの時、精霊に関する知識が乏しくて知る由もなかった俺があそこに居なくても、それをする必要もなくて無傷になるだけだった。
そして、ここ数日の訓練を経て、オードリーがもっと自身の身体に着弾してもより痛くなる中型氷弾をその身体で受ける訓練を鬼のように行った挙句、こうして360弾の【中型氷弾】を自身の身体で受けても激痛を耐えられるのだ!確かにヒルドレッドもあの大きな城を召喚するのに似てる訓練をつい最近の去年の12月で済ませたばかりってこの前言われてなかったっけー?(ちなみに、術者であるオードリーに【中型氷弾】が当たっても【氷柱】が発生されることなく、契約精霊の権能と権限で特別にちょっと数秒間だけの激痛を伴うだけの衝撃で済むって知った)
でも!今のオードリーがわざわざそれをしたのには訳があって!それもー
「はあああああ―――――――――――――!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオゴゴゴ........................
その通り!
自分の発動した【新型最究極奥義】、その【大災乱弾三十円陣撃、自身強化の凍氷戦女形態】で以って、身体に受けた360弾の契約精霊から齎される強化型の莫大なる凍てつく増幅効果にて、オードリー自身の身体を【氷の戦乙女】のように変えたのだ!
「はあああ―――――!!これで覚悟しなさいー!図体だけ無駄にデカい氷のトカゲの癖に―~!」
元々金髪だったオードリーの髪の毛が真っ白く塗りつぶされ、元々長髪な彼女の髪が更に足の後ろにまで及ぶ長さに一時的伸ばされ、そして元々白い肌が更にミルクのように変色していて、爪もちょっとだけ長くなったオードリーが自身の纏っている莫大なる氷結を齎す聖魔力を迸らせながら、鋭い目つきであそこにいる氷竜だけを見据え、そしてー
タアァ―――――――――――――!!
躊躇なく、飛びかけていったのだったー!
「やああ――――――!!せい―――――――!!」
氷竜の近くに向かって飛びかけながらも、両腕のそれぞれに纏わせた新たに生み出した柱のような巨大な氷の長い尻尾をその腕たちで操って、そしてー
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
「グラオオオ――――!!」
クリーンヒットだった!
鞭にように振るわれたその巨大な尻尾っぽい氷の触手を操ったオードリーが見事にマインハーラッドの身体へとその鞭のような花火よりも激しい爆発っぽい炸裂音が鳴ったほどの強烈過ぎる2撃を凄まじい音速をも超えるスピードで見舞いすることが出来た!
オードリーの契約精霊である子熊の【ベネフォーロッス】はマインハーラッドと同じ属性の【氷性攻撃】メインだから、たとえオードリーが普通に氷弾を放っていようとも効果薄か、まったく無いのと等しいー!
だが、同じ属性ながら齎される属性攻撃である【凍りつける能力】じゃなくて【激しい物理的な巨大打撃】ならどうだー?
「グラオオオオ―――――――!@!!?」
「まだまだ始まったばかりわよー!それ!またのこれ!受けろー!」
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
「グロアアオオオオイ――――――ツ!!!!#?グラオー!@?」
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
オードリーの容赦ない巨大な氷の鞭のような攻撃によって、目的であるその何十層にも重ね重ねで覆われてる【氷雪大鱗】を少しずつだが削ることができたみたいだー!
いくら超速再生といえども、同じ属性の氷が纏われてる巨大な氷鞭なら発動しないと前の教科書で読んだのだ!
これで俺達の集中火力で鱗がもっと薄く削られてる方の箇所を集中的に攻撃すれば超速再生を上回れる破壊力で内臓の何処かを深く傷つけ、1時間後に聖剣状態のイーズをまたも使えるようになる俺の【改:絶清大聖魔術技、第3段階!『聖大海霊抱敵陣浄化清巨楔』《エリーヴァララー・オネッグスバーグ=カッレンガールト》】のいい餌食にしてくれるだろう!(まあ、オードリー達のそんな激しい攻勢が一時間までも保てるの話なんだけどね!)
「僕も負けてられないっすー!【セフィーブレニエル】ー!!我が声に応じ嵐のような弾幕を我が敵めがけて撃ち滅ぼせ―!【剛弾連射弾幕機関銃ギブラ=ケナイラ】よ撃ち抜け-!」
ジェームズも負けじと自分の【セフィーブレニエル】を武器化した状態で召喚して、それを更なる一段階と強くなった改良型の機関銃として変化し、今はこうしてー
ラタタダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ―――――――――!!!!!!
「グロアア―――――!!!」
一分にしてジェームズの聖魔力が纏われてる3000発の【魔導弾】を連射できる機関銃と化した【セフィーブレニエル】はこの距離からでも見えるようになったジェームズが正確無比に、オードリーの巨大な氷鞭に叩かれてるマインハーラッドの傷ついてる箇所の【氷雪大鱗】に向かって撃ちまくり、攻撃の手を緩めない二人のようだ!
「ふふふ......うちのことも忘れてもらってはこまるのよ、氷のゴミちゃ・ん?」
シュウウゥゥ――――――!シュウウゥゥ――――――!
ズッシャアアァ――――――――――――――――――――――!!!!!!
またの【シュート・ザ・リタイアーリシャー】と【ピアース・ザ・リシャー】を無詠唱で発動してみせたクレアリスによってー
「グラアオオオオ――――!?グラ~~!??#$?」
よろめきながら飛んでるの覚束なくなった様子を見せ始めたマインハーラッド!!巨大な柱のような矢もその竜の動きをさらに怠慢にさせ、追い詰めている様子だ!
ザマだな、町の住民を皆殺ししようとした悪いトカゲ野郎がー!
「私も攻撃しますよー!【超特大火暴砲げー」
「待ちますなのですよ、ジュディ様!はいグサー!」
グサア―――!!
「きゃあーっ!?」
「「-!?」」
どういう訳か、連続攻撃に参加したいと言ってるジュディがこの前の訓練場で【武器化した状態のフロンデルヒート】で訓練しながらやっと使えるようになった【超特大火暴砲撃】をぶっ放そうとしたら、いきなりコンバットナイフの群れで形成されたリーリスがその障壁っぽいモノを解除して、ジュディに自分の契約精霊【ベリヘリヤール】をジュディの胸に突き刺したのだ!
「ふふふ....もう入ったでしょー?特別な援助なのですよ」
「.....!?はいです!なんか聖魔力量が爆発的に上がった気がしたんですねー!な、何してたんですか、いきなりナイフで突き刺してきたらこんなに能力がー」
「【一時的聖魔力量増幅クライネード・ゼファルディアー】なのですよ。この【ベリヘリヤール】の精霊魔術にて、ジュディ様の聖魔力量を5分だけの間で上げることができますなのですよ」
なるほど!ってことはー!
「【超特大火暴砲撃】を放ってもこの前の捕縛任務の際に見せてくれた、【巨炎大獄激火砲ナカレマ・アシュミナラエ】という真体姿の【フロンデルヒート】と左程かわらない威力を発揮するまでなのですね。だったらー」
「はいです!これでやっと使えるんですね!やああー!『【超巨大暴爆炎撃火災炎獄砲台リムヌス=エフォリトナス=ゲレムホールト】よ、我が敵全てを跡形もなく消し炭にして、火の植物神の生贄に捧げてくださいー!』」
リーリスの手助けにより、そう叫んだジュディが見えたのだ!
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「オケウェー!またも再生したわね、マインハーラッドが!」
「さっきので沈んでたはずっすよなー!おまえの真体姿の聖霊でー!?」
オードリーとジェームズの言葉を聞きながら、あそこの遠くの上空にて飛び上がっていくマインハーラッドの超巨体を見据えている俺!どうやら斬首された首も接続済みで再生を終えたようだ!
くそ!やっぱイーズの危惧した通りに内蔵も切断された全ての身体の箇所を接続して超速再生しやがったかー!
「みんなサンは絶対にこの障壁の中から出ていかないで下さいましねー!もちろん、そこの【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のみんなサンもね?」
「アタクシらはこんな【輪壁究極防御術ギリカ=エズピノストレル】さえあれば良いだけデスぞ!デスぞ!」
「リリも一人だけでこのベリベリクレイジーなナイフ障壁があればグサグサって気持ちよくなんでも耐えられますなのですよ、敵からの如何なる攻撃であってもね、ふふふ....」
口々にそれぞれの対処法を明らかに伝えているクリス先輩とリーリスちゃん。確かにこのヒルドレッドの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】が彼女たちのことも包み込んで守らなくても、それぞれの精霊が張ってくれた独特な障壁で何とかなっちゃいそうだね!あれで!(さっきに大規模アイスブレスも見事に防げたし!)
「グケエエ―――――――――――――!!」
ん?いきなりそこで両翼をせわしなく交互で羽ばたかせながら今まで聞いたものよりも変な咆哮を上げたその兆候はー!
「皆は絶対にこの障壁の外へ出るなよー!【氷雪大鱗大量放出ヘルモッド=ヴェルガンディー】をー」
ズシャズシャズシャズシャズシャズシャ―――――――――――――――――!!
「来るぞ―――――!!」
グサグサグサグサグサグサグサグサー―――――――――――――!!!
マインハーラッドからの大量放出してきた、身体中からの【氷雪大鱗】が猛烈なスピードで放たれてこっちに向かって飛んできたんだけど、どれもがヒルドレッドの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】という絶壁な防御障壁を打ち崩せないようでザマだ―!
「皆!いつまでも攻撃を受けるばかりじゃいられないんだ!再生した氷竜だけど、イーズのお陰でさっき見せてきた数々の音速攻撃も出来なくなったって言われたんだ!ヒルドレッドのこの障壁が持つ間に、早いとこ反撃開始と行こうぜ―!」
「「「「「「「「「了解!(ウむ!)(南蛮人少年のお前に言われるまでもないー!)(ふふ、その通りなのですね)(そう言おうとしたっぽ)」」」」」」」」」
まずはー!
「皆サン。これからはこのわたくしの【大守白霊防壁グレート・ホワイトスピリット・バリアー】の中にいてもオケウエーサンの障壁みたいに仲間による応戦をこっちから外に向かってのどんな【魔技】でも放てるようになったのとは逆に、依然としてわたくし自身も同時発動の攻撃用精霊魔術を使えませんけれど、支援系の精霊魔術ならひとつだけ同時発動で使えましてよー!」
そう!それは先日、ヒルドレッドが独りだけで自身の広い王都での屋敷を一日に過ごして猛特訓した成果だと昨日、俺が彼女に囁かれたニュースだったー!その精霊魔術の名をー
「【追尾捕捉対象視力増幅霊術クルカドー・セギヴァールクルテック】――――――!!」
ピカア―――――――――――――――!!!
「わあ!前方に現れた大きな魔法陣が宙に浮いてるー!」
「うっす!うおおー!?そこを見てみるといきなり障壁が透明になっちゃって前方のどんな景色と箇所を眺めていても視力が何倍も増して注視したい特定な箇所だけズーム視覚でクリアに見れるように――!?」
「それだけじゃありませんわよ、ジェームズサン!この魔術を通して一瞥だけでも魔法陣を見た後、攻撃を当てたい対象を実際にあそこで見て自分で認定したら、皆サンのどんな精霊魔術を撃ち放っていっても追尾能力が追加でかけられていて、着弾するまでに追っていけるよう、わたくしがこれでお膳立てしてあげましてよー!お~ほほほほほほほほー!!」
「ならいいなのねー!『我が手元に倦怠感2射よ参れ【シュート・ザ・リタイアーリシャー】』ー!!そして!『我が目前に1射の巨大なる極太い貫通矢よ参れ【ピアース・ザ・リシャー】』--ー!
シュウウゥゥ――――――!シュウウゥゥ――――――!
ズッシャアアァ――――――――――――――――――――――!!!!!!
【追尾捕捉対象視力増幅霊術クルカドー・セギヴァールクルテック】の能力ブーストがかかって、今度はこんな遠い距離にいてもあの竜に向かって矢の攻撃が正確に当てられるような視力何倍も強化された効果となるだろう。たとえ当たらなくても自動で追尾効果が纏われ、どこまでも追っていけるはず!【聖眼】を一時間だけで使用できない俺にとっても有効だぜー!サンキュなヒルドレッド!
お陰様で、今はこうして、
グチャーー!グチャーー!
グチャアアアアアァ――――――――――――――――――!!!!!
とても大きな倦怠感を齎す二矢がクレアリスの遠距離で操作できる大弓から放たれ、そして途轍もなく巨大過ぎる極太な柱のような矢がその更に上の上空で出来上がったばかりの魔法陣から撃ち放たれ、どれもが全身を守ってる両翼に当たった―――!!
毎日の訓練の成果でついにクレアリスもこんな強力なのも習得したんだ!
「グラアアオオオオ――――――――――!!!!グラオー!@?」
小さな2矢が表面に浅く突き刺さっただけで、【氷雪大鱗】を深く貫通できないが、それでもマインハーラッドに眩暈を起こさせるみたいで、いきなりグラってなっては直ぐに持ち直したが、もっと巨大な柱のような一本の矢が深々と【氷雪大鱗】が薄くなってる翼を貫いて、それだけであんな大きな咆哮を出させたー!
「グラオオオ―――――!!!」
バサアア―――!!バサアア―――!!
カチャ―――――――!!
大量な霜を発生させながら両翼を羽ばたかせてるマインハーラッドが難なく翼たちに突き刺さったクレアリスの矢たちを追い払えたので、矢の既に叩き抜き落とされた傷ついた竜体の箇所が一瞬で超速再生した!
そうだ!超速再生が自動に発動されるのは傷ついた表面に【何も突き刺さってない状態】が必須条件で、たとえ俺からの【聖刃波斬】を受けていても波状な攻撃ってだけで何の武器も突き刺さってない時点で超速再生を阻むものが何もない状態で止めることができないが、クレアリスの矢たちなら叩き落されぬ限り、超速再生の機能も止められるのだ!
「集中攻撃で行くわよ、みんなー!【大災乱弾三十円陣撃、自身強化の凍氷戦女形態】――――――!!」
バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バ!バ!バ!バ!ババババババババババババババババーーーー!!!!!!!
次に、オードリーが自身の尤も強力過ぎる究極奥義の【大災乱弾三十円陣撃】を敵に向かっての正面向けの30円の丸い魔法陣で打つのではなく、今度は上方の上空に向かっての真上向き30円の魔法陣で以って、すべての中型氷弾が当たるのは敵であるマインハーラッドの方ではなくー
ゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴド―――――――!!
「きゃはーっ~!?くっ~~!!...」
そう!オードリー自身の胴体にその全部の360弾の中型氷弾が着弾したのだった!追尾能力が既にその究極奥義の精霊魔術で組み込まれたままで、オードリーに向かって全弾が飛び下がってきたのだった!
実は、前に俺がオードリーと最初に出会った時で危惧した一弾の小型氷弾が術者であるオードリーの身体に当たっても小さなダメージが入ることもなく無事になるだけだって当時の俺が知らなかったからああも心配して彼女に当たらぬよう俺が近距離転移術を使ってオードリーを吹き飛ばしたんだが、実際にはあの時、精霊に関する知識が乏しくて知る由もなかった俺があそこに居なくても、それをする必要もなくて無傷になるだけだった。
そして、ここ数日の訓練を経て、オードリーがもっと自身の身体に着弾してもより痛くなる中型氷弾をその身体で受ける訓練を鬼のように行った挙句、こうして360弾の【中型氷弾】を自身の身体で受けても激痛を耐えられるのだ!確かにヒルドレッドもあの大きな城を召喚するのに似てる訓練をつい最近の去年の12月で済ませたばかりってこの前言われてなかったっけー?(ちなみに、術者であるオードリーに【中型氷弾】が当たっても【氷柱】が発生されることなく、契約精霊の権能と権限で特別にちょっと数秒間だけの激痛を伴うだけの衝撃で済むって知った)
でも!今のオードリーがわざわざそれをしたのには訳があって!それもー
「はあああああ―――――――――――――!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオゴゴゴ........................
その通り!
自分の発動した【新型最究極奥義】、その【大災乱弾三十円陣撃、自身強化の凍氷戦女形態】で以って、身体に受けた360弾の契約精霊から齎される強化型の莫大なる凍てつく増幅効果にて、オードリー自身の身体を【氷の戦乙女】のように変えたのだ!
「はあああ―――――!!これで覚悟しなさいー!図体だけ無駄にデカい氷のトカゲの癖に―~!」
元々金髪だったオードリーの髪の毛が真っ白く塗りつぶされ、元々長髪な彼女の髪が更に足の後ろにまで及ぶ長さに一時的伸ばされ、そして元々白い肌が更にミルクのように変色していて、爪もちょっとだけ長くなったオードリーが自身の纏っている莫大なる氷結を齎す聖魔力を迸らせながら、鋭い目つきであそこにいる氷竜だけを見据え、そしてー
タアァ―――――――――――――!!
躊躇なく、飛びかけていったのだったー!
「やああ――――――!!せい―――――――!!」
氷竜の近くに向かって飛びかけながらも、両腕のそれぞれに纏わせた新たに生み出した柱のような巨大な氷の長い尻尾をその腕たちで操って、そしてー
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
「グラオオオ――――!!」
クリーンヒットだった!
鞭にように振るわれたその巨大な尻尾っぽい氷の触手を操ったオードリーが見事にマインハーラッドの身体へとその鞭のような花火よりも激しい爆発っぽい炸裂音が鳴ったほどの強烈過ぎる2撃を凄まじい音速をも超えるスピードで見舞いすることが出来た!
オードリーの契約精霊である子熊の【ベネフォーロッス】はマインハーラッドと同じ属性の【氷性攻撃】メインだから、たとえオードリーが普通に氷弾を放っていようとも効果薄か、まったく無いのと等しいー!
だが、同じ属性ながら齎される属性攻撃である【凍りつける能力】じゃなくて【激しい物理的な巨大打撃】ならどうだー?
「グラオオオオ―――――――!@!!?」
「まだまだ始まったばかりわよー!それ!またのこれ!受けろー!」
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
「グロアアオオオオイ――――――ツ!!!!#?グラオー!@?」
グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!グラチャアア――――――!!
オードリーの容赦ない巨大な氷の鞭のような攻撃によって、目的であるその何十層にも重ね重ねで覆われてる【氷雪大鱗】を少しずつだが削ることができたみたいだー!
いくら超速再生といえども、同じ属性の氷が纏われてる巨大な氷鞭なら発動しないと前の教科書で読んだのだ!
これで俺達の集中火力で鱗がもっと薄く削られてる方の箇所を集中的に攻撃すれば超速再生を上回れる破壊力で内臓の何処かを深く傷つけ、1時間後に聖剣状態のイーズをまたも使えるようになる俺の【改:絶清大聖魔術技、第3段階!『聖大海霊抱敵陣浄化清巨楔』《エリーヴァララー・オネッグスバーグ=カッレンガールト》】のいい餌食にしてくれるだろう!(まあ、オードリー達のそんな激しい攻勢が一時間までも保てるの話なんだけどね!)
「僕も負けてられないっすー!【セフィーブレニエル】ー!!我が声に応じ嵐のような弾幕を我が敵めがけて撃ち滅ぼせ―!【剛弾連射弾幕機関銃ギブラ=ケナイラ】よ撃ち抜け-!」
ジェームズも負けじと自分の【セフィーブレニエル】を武器化した状態で召喚して、それを更なる一段階と強くなった改良型の機関銃として変化し、今はこうしてー
ラタタダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ―――――――――!!!!!!
「グロアア―――――!!!」
一分にしてジェームズの聖魔力が纏われてる3000発の【魔導弾】を連射できる機関銃と化した【セフィーブレニエル】はこの距離からでも見えるようになったジェームズが正確無比に、オードリーの巨大な氷鞭に叩かれてるマインハーラッドの傷ついてる箇所の【氷雪大鱗】に向かって撃ちまくり、攻撃の手を緩めない二人のようだ!
「ふふふ......うちのことも忘れてもらってはこまるのよ、氷のゴミちゃ・ん?」
シュウウゥゥ――――――!シュウウゥゥ――――――!
ズッシャアアァ――――――――――――――――――――――!!!!!!
またの【シュート・ザ・リタイアーリシャー】と【ピアース・ザ・リシャー】を無詠唱で発動してみせたクレアリスによってー
「グラアオオオオ――――!?グラ~~!??#$?」
よろめきながら飛んでるの覚束なくなった様子を見せ始めたマインハーラッド!!巨大な柱のような矢もその竜の動きをさらに怠慢にさせ、追い詰めている様子だ!
ザマだな、町の住民を皆殺ししようとした悪いトカゲ野郎がー!
「私も攻撃しますよー!【超特大火暴砲げー」
「待ちますなのですよ、ジュディ様!はいグサー!」
グサア―――!!
「きゃあーっ!?」
「「-!?」」
どういう訳か、連続攻撃に参加したいと言ってるジュディがこの前の訓練場で【武器化した状態のフロンデルヒート】で訓練しながらやっと使えるようになった【超特大火暴砲撃】をぶっ放そうとしたら、いきなりコンバットナイフの群れで形成されたリーリスがその障壁っぽいモノを解除して、ジュディに自分の契約精霊【ベリヘリヤール】をジュディの胸に突き刺したのだ!
「ふふふ....もう入ったでしょー?特別な援助なのですよ」
「.....!?はいです!なんか聖魔力量が爆発的に上がった気がしたんですねー!な、何してたんですか、いきなりナイフで突き刺してきたらこんなに能力がー」
「【一時的聖魔力量増幅クライネード・ゼファルディアー】なのですよ。この【ベリヘリヤール】の精霊魔術にて、ジュディ様の聖魔力量を5分だけの間で上げることができますなのですよ」
なるほど!ってことはー!
「【超特大火暴砲撃】を放ってもこの前の捕縛任務の際に見せてくれた、【巨炎大獄激火砲ナカレマ・アシュミナラエ】という真体姿の【フロンデルヒート】と左程かわらない威力を発揮するまでなのですね。だったらー」
「はいです!これでやっと使えるんですね!やああー!『【超巨大暴爆炎撃火災炎獄砲台リムヌス=エフォリトナス=ゲレムホールト】よ、我が敵全てを跡形もなく消し炭にして、火の植物神の生贄に捧げてくださいー!』」
リーリスの手助けにより、そう叫んだジュディが見えたのだ!
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でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
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