精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第155話:激しい総力戦その2、そしてルミナリス王女の参戦!

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グラチャグラチャグラチャ――――――――――――――!!



【超巨大暴爆炎撃火災炎獄砲台リムヌス=エフォリトナス=ゲレムホールト】をぶっ放そうとしたジュディ!



確かに、その究極なフロンデルヒートの武器化した状態での精霊魔術があんな風に、ジュディのレイピアだった形の武器を前に投げ出すことによって、あそこに変貌を遂げた巨大な砲台のような【魔導兵器】に見えるモノと化させ、そしてー



ブラコココココオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――!!!!!



その大きな砲台から、この前の捕縛任務で見せてくれた【巨炎大獄激火砲ナカレマ・アシュミナラエ】の威力よりも遥かに5倍以上まで凌駕できる、暴虐にも対象となるモノすべてを地獄のような大火災獄炎へと誘うかのような純粋なる火力申し分ないの超巨大な劫火川のような炎の本流がその砲台から一直線にあそこにいる氷竜へと2秒も経たぬうちにー



ブワアアアアアアアア――――――――――――――――――――!!!!!!!!


「決まったな、ジュディー!氷竜にとっての大の弱点である【火属性攻撃】が最も最大限に発揮される究極な奥義をやっとお前の精霊と共に使えるようになったね!」


「うん!これも全部リーリスのお陰ですね!ありがとうございました、リーリスちゃん~!」


「ふふふ、どういたしまして。お力になれて何よりなのですね、ジュディ様」



ジュディの満面な笑顔を向けられたリーリスちゃんは満更でもなさそう顔で微笑み返していて、それからニコニコと前方にいる氷竜の激しく燃え盛る様、そしてその空中辺り一帯を覆い尽くしてる程の巨大な爆炎の圧倒的な煙がその空を大きく包み込んでる戦慄の光景に振り向いて楽しく眺めるだけだった!



火災の煙幕がまだ燃え上がってるあそこの空中は軽く見積もってみても400メートルに及ぶ規模なので、マジですご過ぎるぞ、ジュディの【超巨大暴爆炎撃火災炎獄砲台リムヌス=エフォリトナス=ゲレムホールト】って。爆発地点が町の地面じゃなくて上空なのは良かったね、地下施設に避難した住民にとって。



そういえば、リーリスちゃんって確かにこの前、屋敷に招待した際に、イリーズカ先生が彼女のことを【聖神の生まれ変わり】とか言ってなかったっけ?そして、これは最近イザベラ経由で知るようになった情報だが、どうやらリーリスちゃんの精霊って2重人格までも持っている【頭のおかしい精霊】であるという事も教えてくれて、契約を交わした人間にも憑依したりとか影響を与え、たまに狂わせられることも可能だとか........



「ん?どうしたなのですか、オケウェー様?リリの顔に何かついてますなのですか?」



「あ、いや!な、何でもない!....」



俺が長く彼女のことを見つめ過ぎたのに気づいたか、直ぐに疑問に思ったリーリスちゃんがそんな質問を投げかけてきたのだった!なるべくリーリスちゃんのような色々と変な子を怒らせたたり、気持ち悪がられたりしたくないもんなー!



「次はこちらの番デスぞー!氷の竜よ受けてみろー!」



次には、未だに激しく燃え盛るあの煙の炎一杯で覆い尽くされたあそこの空一帯に向かって、既に【黄金輪形態二種類攻勢体構メルアンヌ・アークシューラッス=スウーエド】って姿になったクリス先輩が左手で握り持っているリボンっぽい黄金色な波状なオーラを揺らして、そして今度はー



パチャーー!パチャパチャパチャパチャチャチャチャパチャーーーーーーーーー!!!!!



花火が炸裂したような音を響かせてる事は前のと変わらずとも、今度こそ振るわれたそのリボンっぽいオーラからは放出されるのは、夥しい程の黄金色の小さな輪たちでなく、一つの小さな輪のような形したオーラが氷竜に向かって飛んでいくの近づければ近づける程にもっと大きくなり、そしてー



「カかったなー!ソれー!」



未だにそこら辺の空を赤い炎と煙で覆われてるマインハーラッドを今度こそクリス先輩の巨大になった輪のオーラが竜の全高の身体を上下でその中に収めると―

プラチャプラチャプラチャプラチャプラチャプラチャプラチャ―――――――――――!!!!!



その通りー!

上下左右だけじゃなくて全方位に輪で囲まれたマインハーラッドがその輪からの全方位からの何千もの狭くて小さいながらも鋭くレーザーのように絞られた指向性のある夥しい程のビームを身体の全身で貫かれ、【氷雪大鱗】があるのにも関わらず、恐らく浅くもなく深すぎるもない程に貫通されることになったのだ!



「今デス!竜が弱体化した今こそが責め時デスぞ!ジュリア―!」


「分かりましたよ、会長!我が瞳に薔薇の霊と茨の鞭を生えさせろー!【ニョールクテングライム(Njorktengrime)】よ生み落とせー!」


既にクリス先輩の解除された輪の障壁から出てきたジュリアは自分自身の武器化した契約精霊であるその『茨の鞭を目を通して生えさせ取り出す』とー



「せいー!【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】」



ズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュ.

―――――――――!!!



右目と左目からそれぞれ取り出した茨の鞭2本を両手で握って遠くまでへと乱暴なギャングスターのような動きで振り上げながら伸ばしていってるジュリア先輩がそんな【精霊魔術】を唱えると、たちまち2本の鞭の先端それぞれが数百にも及ぶ枝のように細長く大量に分かれては猛スピードで氷竜のいるあそこの紅蓮な炎の煙幕へと猛進していった!



「グラアアポオオオオオオオオオオオオオオオオ――――――――――――――!!!!!%$@???」


これなら、あの輪の中心に囲まれるままにして、全方位からの何千もの狭くて鋭いレーザーで突き刺され接続されてるまま、その身体の四肢、頭部と両翼を更にきつく数百ものジュリア先輩の鞭の枝できつく縛り上げられ緊縛されてるしか結末がないのだ、あの忌々しき人殺しの竜が!



その徐々に晴れていく煙からこの世のものとは思えぬ程の地獄から湧き出てくるような咆哮を上げた竜の轟いた激痛による叫びも聞こえてきたのだ!



そして、それだけじゃなくて、ジュリア先輩もー

【捕食薔薇獣化恐撃ザルクトゥー・アゼールサイノス】



竜の身体に巻き付いて絡み取ってる数百にも及ぶ【茨の鞭】の何百もの先端たちから、先端の周りにある二つの薔薇の花が巨大化すると、中心にある『可愛い顔』がいきなり怒ったような『憤怒の顔』に切り替わると、それも巨大化して、鋭い牙がいっぱい並んでいる口腔を開けている【薔薇の兵士】を夥しい程に生み出したジュリア先輩の契約精霊【ニョールクテングライム】が見えたのだ!



『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』『みゅ~みゅ~みゅ~みゅみゅうう~~~』



蠢動しながら、どれの数百体もの【薔薇の兵士】もが氷竜マインハーラッドの身体中を駆け回り吸い付いて離れず、ヤツから【反人力】を吸い出そうとしたのだー!



「ジュリア先輩ー!先輩の精霊って人間の精霊術使いからの聖魔力だけ対象範囲じゃないのかー!?」



「お前に言う必要はないぞ、南蛮人少年!だが会長のためなら聞かせてやらないこともないから良く聞くようにだぞ!ふん!そうだ!わたしの【ニョールクテングライム】は世界獣からの【反人力】も吸い出すことは可能だが悪いかー!ぁあー!?」



「いや!悪いとか悪くないとかじゃなくて、ただ好奇心が湧いて知りたいってだけ!こちらこそ聞くけど悪いかな?先輩......」



俺達はもはや敵対同士のチームじゃなくなって協力関係にあるんだし、なので、....なんか、俺の前だといつも怒ってる顔ばかりしてるジュリア先輩のその苛立った態度と表情に飽きて悲しんでる面持ちを思わず浮かべてしまった俺に、



「....ふーふん!可愛い顔して俯いて悲しむような振りしても認めてあげないからなー、お前のことが!....会長のためだからお前の存在を許容しただけだけど、それ以上を求めるなよー!南黒人蛮族のお前が!」



「ちぇー!演技で先輩の少しの笑ってる顔とまで行かなくても、少しは嘲笑いした顔も見たくなったのに、全然引っかかってないね、ジュリア先輩ってー!」



悲しんでる演技と心境な振りしてもまったく動じないとか、堅物だなジュリア先輩って!男嫌いを少しでも抜いたら人生楽なのによー!



「マあまあ、二人共も落ち着いてくれ、デスぞ!今、ジュリアのあれでマインハーラッドの口とその嘴もその数百本の鞭の枝がきつく縛りつけていて、氷の大規模ブレスを吐かせないようにしてるんデスし、これからも攻撃の嵐を緩めずに続けていこうぞ!」



「分かった!先輩!(分かりましたよ会長!)」



「では、今度はあっしの番になるっぽね?始末するんでしょ、あのトカゲ」



パチー――――――――――――――!!



今度、帽子を被ってるそこのレイーザリン先輩が、その契約精霊である【ネリティーゼー】の武器化した状態のあの短めの魔法杖みたいなロッドを氷竜に向かって突き付けると―

「【敵滅全撃爆炎大凶激焔川ニクルネス・セフネディーッス・ゾルメッド=シェーダー】――――――――――!!」



そのロッドの先端から放たれた巨大な炎の洪水のような本流が爆炎のように迸って、さっきのジュディの【超巨大暴爆炎撃火災炎獄砲台リムヌス=エフォリトナス=ゲレムホールト】より数倍と劣ってる威力でもー



ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!



バゴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゴゴゴゴゴゴオオオオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!



すさまじい炎の本流がまたも煙が晴れたその竜の空の辺りをまたも紅蓮な爆炎に燃え上がらせ、地獄のような莫大な火災をあちらを再び覆い尽くした―!



立て続けの【火属性の精霊魔術】を何度も受ける【氷竜】からすればたまったもんじゃないだろうな、ザマー!



あそこで夥しい程の【薔薇の兵士】からの【反人力】を吸われたばかりだし!今のレイーザリン先輩の精霊魔術があちらへ到達するまえにどれの可愛い薔薇の兵士達も既に竜に纏わりついてる発生源の薔薇へと入って鞭の中に隠れたままなので、その炎の爆発に巻き込まれないままだ!



「【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のみんなサンは相変わらずのおバカ力揃いですわね、お~ほほほほほ!」



「うっす!【伝説の世界獣】をああも赤ん坊も同然に振り回して遊ぶなんて、クリスティーナ先輩たちもそこのフェクモ野郎と同じで規格外ばかりな実力者集団っすね!」



ター!

「オケウェ―!状況はどうなってるのー!そこのクリスティーナ嬢が【魔導通信機】越しであたくしに攻撃の連携を注意するよう合図を送ってきたのは良かったけれど、これからどうやって止めを刺すっていうのー?」



「そう..だな....って、オードリー!お前のその格好....さっき見てきたが、その......かっこよかったぞー!」



着地してきた、さっきの巨大な尻尾っぽい氷の触手を解除しても未だにその【氷の戦乙女】を維持したままのミルク色の肌して髪の毛も真っ白く塗りつぶされたオードリーが聞いてきたので思わずその珍しくて凛々しい姿をこの至近距離で見れて感嘆とした面持ちになるとー



「ふーん!褒めても何も出ないわー、オケウエー!....でも、心に響く、....なら、それはそれで、....お、お世辞でも良い気分にならない訳はないわよねー!一応はね!ふーん!」



「あ~ははははは....」



尚もそっぽを向いて照れだしてるオードリーがその氷のような全身でありながらも朱が差す横側の頬から確認できるとー



「取り込み中悪かったんデスが、今の状況を簡潔に解説すると、【黄金輪形態二種類攻勢体構メルアンヌ・アークシューラッス=スウーエド】を通してアタクシの【輪界滅籠死舞獄アヴェニエー・グラシドストラス】にて、全方位から突き刺さった指向性オーラで竜体のそういう箇所すべての超速再生の機能を止めて、少しは封じることが出来るんデスが.......」



「そして、いくらわたしの【凶恐全側面棘鞭緊縛死罠エヴリバンズ・デッドハート=トラップ・オブ=アブソリュート・ボンデージ=ヘール】を通してヤツの嘴となるあの大きな顎を鞭たちで抑え込んで閉ざすことでアイスブレスの放出も封じれるとはいえ、未だに全身を一瞬で【超速再生】させられぬような【完全消滅】ができる精霊魔術をわたし達が未だに習得してないままなんだぞー!」



「その【奇跡の南地男子】を除いて、っぽね?」



「た、確かに....でも、...イーズをさっきの【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】の状態で戦わせたら、俺がまたも聖剣姿のイーズを召喚するのに1時間弱までも有する今のままの丸腰状態なんだし、....それまでは...」



なにせ、さっきの氷竜の弱点であるはずのジュディとレイーザリン先輩の激しくて超強力な【火属性攻撃】の絶大な火力を喰らった竜でもイーズの【純真無垢愛戦子ライン、ウンシュルディヒ・リーベ=クリーグスキント】に遠く及ばない威力を見せた訳だったし..... そして、受けたどんな火属性の精霊魔術によるダメージも超速再生で治されたし!



やっぱ砲撃系の魔技の類じゃなくて、鋼鉄より何倍も堅いと言われてる【氷雪大鱗】を削れる【聖魔力】の高いクレアリスの矢、クリス先輩のあの巨大な輪といった【突き刺す系の魔技】でないと、あの【超速再生】を上回る破壊力を発揮できないだろう!



だから、クレアリスの矢みたいな精霊魔術をジュディやレイーザリン先輩が使えたら、突き刺すことによって【超速再生】を止められるんだけど、それが出来ないんじゃ前者のようにはダメージを負わせられないね!



やっぱりイーズの力がないと駄目だな!【死霊魔術】を堂々と使えない今の俺の立場からすれば!



「....かなり困った状況になってしまいそうなのね、【漆黒の魔王】君?」



「まったくもう~!こうなったらあたくしが絶えずにまたもトカゲの鱗全部そぎ落とせるまで頑張るしかないわね!剥き出しにしたあいつの肉の表面が浮上してきたら、少なくともまたの【氷雪大鱗】の再生があたくしの氷性打撃で封じたから便利になっちゃうので、鱗のなくなった肉へと槍のように尖らせるあたくしの氷の尻尾で穿ちながら、またも鞭の纏わりついてない方の竜体の箇所へと鞭撃を仕掛けに行くわねー!」



「おいオードリー!待てー!焦るなー」



「『巨大なる触手を解き放ち、この世に汝の歓喜を現せ!笑顔の混沌獣【ヘヴィングストン・ジアソーン】よ蠢けー!』」



「「「「「「「「「「-----!!??」」」」」」」」」」



何だ何だー!?

俺がオードリーに待てって言い終わらぬうちにその声はー!

「ルミナリス王女だ!」



ふとあそこの斜め左の位置へと視線を移すと、確かに既に巨大な鋼の人型ゴーレムって形してる機動機械スーツに乗ってるルミナリス王女がいるんだけど、それよりもっと驚くべきことはー!



「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」


そうだ。あの光景を誰もが見たらきっと驚愕の表情を浮かべちゃうこと間違いないだろう!


何故ならー!



ルミナリス王女が座ってるその位置は、下には巨大な塊のような粘着性の高そうに見える生き物がいて、ほぼ頭部となってるそのゼリーみたいな塊には大きく笑った顔と、閉じてはいるが幸せそうな瞼、そして非常に大きな口でニヤニヤと笑っており、太くてぬるぬるした濃い青色の大型柱っぽいサイズを誇るデカくて巨大過ぎるゴムのような二本の触手を伸ばしながら、蠢かせている変な生物がいるのだ!



あれは、........おそらく、王女が前に知らせてくれた、第2の契約精霊の真体姿か何かがそこで不気味にも存在感をいっそう放てるよう堂々と触手たちを頻繁に揺らして俺達へと挨拶っぽい動きもしてるかもしれない!



アークメリオンと違って不気味で気持ち悪い外見してるんだな、そのぬるぬると粘着性高めなゼリー状の塊とキモイ巨大な口でニヤニヤしてるの見ると........




........................................................




.......................




____________________________________
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