精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第156話:ジュディの思わぬ行動。そして決定的瞬間の到来!

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「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」



流石に寛大なイーズと違って、契約人間ではない方の俺達に【人間の言葉】を聞かせられないか、そこで2本の腕となる触手たちをただただ空中に伸ばしながら蠢かせているだけだったルミナリス王女の第2の契約精霊らしきものが言葉にならない変な音を発生させた!



「皆!良くここまで耐えてみせたものであるぞ!後は妾に任せるだけでいいのである!」



「ルミナリス王女!【チーム・リルカ】と一緒に地下施設にいる住民の防衛に徹していたと聞いたが、俺たちの増援のために来てくれてありがとう!」



「ふーん!またもオケウェーにセクハラ行為をしなければいいわ!」

ツンツンとした態度を崩せないオードリーを他所に、



ター!タ....



自分のその契約....精霊らしきキモイ物体から飛び降りてきた王女がこっちまでくると、



「あっちは妾の、前に..言ってた自分の第2番目契約精霊である【ヘヴィングストン・ジアソーン(Hevingston Giathone)】であるよ!真体姿として召喚したのである」



「あ~~はははははー。思った以上に、その、....独特な外見をしてらっしゃるんですね、あ~はははは......」

微妙な表情を浮かべてるジュディが言葉を濁しながらあの奇妙な外見してる精霊を困ったように王女と精霊を交互に見てるジュディのことを苦笑した気持ちで確認すれば、



「まあ、精霊にはそれぞれの姿形がいるしな、美的感覚なんて主観的なものであって、正確な判断など望めるものじゃないとは思うけどね....」



「オケウェ―君が言うともっと説得力があるように感じるのね、うふふふ....(かっこいいし、本当に素敵だわ....)」



それだけ言ったクレアリスが俺の側まで寄ってきて、微笑を浮かべながら俺の背中をポンポンと優しく叩いて来てくれた。そう言えば、クレアリスっていつも俺の肌色を見てフェッチに感じたことあったっけ?最初に会った時もチョコレートが何だとかいって触ってきたりしてるし....確かに家ではよくダークチョコレートも嗜んできたと言った覚えがあるんだが....もしかして俺の外見って彼女のどストライク過ぎてタイプなのかな?....ったく、外見で人を選ぶなよー?そういうの、もっと相手を良く知り合ってからでなければ....



「精霊の外見とかとうでもいいことですわ、オケウエーサンにクレアリスサン!では、ルミナリス王女サン、氷竜を一片も残さずにどうやってお滅ぼしにすると仰るんですのー?」



「ソれはアタクシも気になるところデス!ヴェルンライトの王女であるキミが、どうやったらそこの、..個性的..な精霊を使うことでこの膠着した戦況を変えられるのか、ちょっと見てみたくなったのデスぞ」



「クレイジな外見してる割に案外弱かったりしたら困るなのですね、ふふふ....」



「うむ!心配には及ばないであるよ!今は、ただそこでじっとして見ているだけでいいのである。....妾の、獣退治の瞬間を!」



ん?今度は改まってより真剣な表情になった王女が俺達を全員見回した後、



「『我が不屈なる剛腕の太刃持ちの厳獣アークメリオンよ、その刃を敵に向け蹂躙せよー!【グダライファス】ー!』」



ヴシュウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーー!!!!



戦端の幕が切って落とされる!



最初の一撃と言わんばかりに、まずはルミナリス王女のアークメリオンからの【グダライファス】でー

パチイィィ―――――――――――ンング!!

「グム~~!$%グマ~~~!@?」



太くて激しい聖魔力の本流が伴うそのティファニーブルー色のビームが王女の握ってるその大剣の切っ先から放たれた一瞬後に直ぐに目標である、ジュリア先輩の数百の鞭とクリス先輩の巨大な輪に捕らわれた氷竜の胸部に当たり、弾ける音を発生させたのだ!



ジュリア先輩のその複雑に絡み合わさってる大量な鞭の枝で口と顎が縛り付けられ開けたり声を発することも出来ぬか、咆哮しようとしてくぐもった音しか出せない様子だ!



「アークメリオンの【グダライファス】にて、相手の防御力を低下させたのであるぞ!今だ、【ヘヴィングストン・ジアソーン】よ!」



「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」



ニュルニュルニュルニュルニュルニュッルウウウウウウゥゥ――――――――――――!!!

ガッシ――――――!!

「グム~~!$%グマ~~~!!@??」



すごいー!王女の精霊の柱のような太くて大っきくて、..なんか気持ち悪いガムっぽい巨大な触手2本が未だに口と顎を鞭の群れに縛り付けられてるマインハーラッドを更にその頭部全てに巻き付いてもっときつく緊縛して覆い尽くしてることが見えたのだ!



「では、ヤツの首を抜き取って捥げー!」



ガッシ――――――!!

「グム~~!$%グマ~~~!!@??」

「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」



「オケウェー!あんたの聖霊イズべリアの聖剣姿はまだ召喚できないのー?」

「すまんオードリー!まだだ!」



「ちぇー!王女のあれで本当に首が捥げたなら、【超速再生】とかでまたも新たな首を生成したり元々捥がれた首を一度接続し直しても畳みかけられるように、あんたのこの前見せてくれた【改:絶清大聖の、....第3段階】だっていう究極奥義で、一欠けらも見逃さず消滅させられるのに......」



「残り時間は.....この腕時計を見ると、40分か38分まで残ってるようだ。....ここは我慢するしかないんだ、..オードリー」

「....ぐっ」

何もできないことについて悔しく感じるか、歯ぎしりで時間が早く来ることを願うオードリーの焦ってる顔を見つめてると―



ガッシ――――――!!ガッシ――――――!!ガッシ――――――!!

「グム~~!$%グマ~~~!!@??」

「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」



ん?思ったより捥ぐのに時間かかったな....



「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」

ガッシ――――――!!ガッシ――――――!!ガッシ――――――!!

パチ!

パチ!パチ!



ん?マインハーラッドの周りにいきなり顕著な霜と雪のような霧が微弱ではあるが広範囲に浮かび上がって漂うその空一帯のところに気づいたら、



パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!

え!?その急な冷気の上昇と【反人力】の爆発的な増加は―!?



「グラアオオオオオオオオオ――――――――――――――!!!」

ピリリ―――――――――――!!ピリリリ――――――――――!!!

プラチャー――――――――――――――――――!!



「「「「「「「「「「「「---!?」」」」」」」」」」」

くそ!弾ける強烈な音と共に、今度は爆発的に上がった【反人力】で以って、ヤツの口と顎を覆い尽くしてる2本のぶっとくて巨大過ぎる2本の巻き付いてる触手も依然として纏わりついている数百のジュリア先輩の鞭も、新たに得たばかりの凄まじい身体能力で以って強引に顎と口をこじ開けることで両方の拘束も打ち破って、そしてー



「グラアオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――――!!!!!!!」

バコオオオオオオ―――――――――――――――――――!!!!!



広範囲に亘って凍てつくような大量な氷の猛吹雪をその身体を中心にして全方位から発され、それに伴う地獄のような零度と絶大な【反人力】で以って、ヤツの身体に突き刺さった全ての何千にも及んだレーザーもヤツを取り囲んだクリス先輩の巨大な輪も綺麗さっぱり、跡形もなく全部を打ち消すことに成功したマインハーラッドのようだ!



「「「「「「「「「「--!?な!?」」」」」」」」」」」



そしてー!

「グラワヨオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――!!!」

ビュウウウウゥゥゥゥ――――――――――――!!!!



ルミナリス王女の【ヘヴィングストン・ジアソーン】に向かって、飛んでいくのだった!



「いかん!妾の精霊がー!」



「-!?おい、王女!どこへー!?」

自分の第2番目の契約精霊の安全が心配か、直ぐにこのヒルドレッドの張ってくれた障壁から出ていった王女!



「グラオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――!!!!!!」



「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」

ニュルニュルニュルニュルニュルニュッルルウウゥゥ――――――――!!!!



向かってきた氷竜に対抗すべく、さっきの竜の牢獄の際で破かれ引き裂かれた2本の触手をまたも再生した【ヘヴィングストン・ジアソーン】が再び、その2本を竜に伸ばして攻撃しようとするとー



「グラアアアアアアアアア―――――――――――――!!!!!」

ズシャ――――――――――!ズシャ――――――――!



羽ばたいたその2本の翼にて、精霊からの攻撃をブロックしたのだった!



「ヒルドレッド、...そしてクレアリス。俺は、..ルミナリス王女を連れ戻しに、..ちょっとこの障壁から出ていく!」



「え?本気ですのー?」



「オケウェ―君、それってー」



「オードリーもジェームズもジュディも皆も絶対にここから出るなよー?俺一人だけで行く!」

パチー――――!!



それだけ言うと、【異空間収納魔術】から、先日にてクレアリスから事前に借りてきた、前にも使ったことあるクレアリスのシュナイダー家の家宝的精練魔剣である、この【轟炎雷刃ロアーリングフレームズ・オブ・ライトニングブレイド】だ!



「よし!」

精霊魔術と四元素魔術が融合された【付与魔術】を永久に持続させられるような【シュナイダー家】が取って置きの秘伝で作った秘蔵物の【精練魔剣】で、聖剣イーズの代わりに手に取った俺!久しぶりだな、この魔剣を使うのって!



「じゃ、俺行くね!」

ター―――!

「「「「「「「「「「オケウェー!!!(待ちなさいよオケウエー!)」」」」」」」」」」



................



「ブヨブヨブヨオオオー―――――!!ブヨブヨブヨオオオー―――――!!」

ニュルニュルニュルニュルニュルニュッルルウウゥゥ――――――――!!!!

「グラアアアアアアアアア―――――――――――――!!!!!」



「ヘヴィングちゃん、しっかりしてー!もう直ぐにアークメリオンの迎撃態勢が整うからそっちでー」



「グラアアアアアアアアア―――――――――――――!!!!!」

一段と大きな咆哮を轟かせたマインハーラッドが瞬時で触手達から自身の身体を両翼の交差で守ってるところを、次はその両翼をはじけさせるように開け放つとすぐさま大量な【反人力】が伴う冷気と吹雪を発生させ、それでー!



カチャ――――――――――ン!!カチィ――――――――――ン!!



2本の巨大な触手を凍りつけにすることに成功!

確かに精霊は不滅だけれど、戦いにおける真体姿がたまに傷つくこともあるのは、特定な相手の世界獣とは相性が悪いからそうなった!(まあ、真体姿が滅ぼされても、精霊の霊的存在の永遠の破滅になった訳じゃないので、すぐに霊的存在に戻って契約人間からの召喚か回復を待ってからまたも顕現できるが)



ター!

「ルミナリス姫!~!?うお~!?」



ルミナリスが立ってるこの精霊に降りてきた俺だったが、思ったよりも粘着性と滑り性が高くて思わずズッコケて転倒しそうになった!

「オケウェ―!何故そなたがー!?」

「おしゃべりは後で!ほら来るぞ!」

「グラアアアアアアアアア―――――――――――――!!!!!」



さっきからの数々の攻撃を受け捲っていて鬱憤が溜まったのか、怒り心頭な様子を見せ、すぐに俺達の立ってるこのキモイ外見してる【ヘヴィングストン・ジアソーン】ってゼリーのような塊に見える精霊に向かって―

「グラアアア――――!!!」

バサバサバサバサ――――――――――!!!

キイイィィ――――――――――――――――――――――――ン!!!!



いきなりその巨大な両翼を4度も羽ばたかせてから限界まで広げてるその翼たちの中心にある目立つ鋼より何倍も堅そうな宝石っぽいモノから二つのぶっとい青いビームがこの精霊の笑ってる顔してるゼリーの塊に向かって撃ちだされたので、その所為でたちまちー



パチ――――――――!!

それだけで、この巨大なゼリーのような精霊が消えて、こうして空中に浮いてるような形になってる俺とルミナリス王女だけが残ってるのだ!



「おのれ氷竜めー!妾のヘヴィングちゃんをよくもまあ霊的存在に戻したであるなー!」

くっ!確かに一部の【伝説級の世界獣】って精霊使いの契約精霊を一日だけだが【真体姿】で顕現された一体を霊的存在に戻して、一日中の間は【真体姿】はもちろん、【武器化した状態】でさえ召喚出来なくすることが出来る能力を持ってる種類もいると【精霊術学】を担当していたイリーズカ先生の授業で学んだことある!



「ルミナリス姫ー!一旦ヒルドレッドの障壁の中に戻ってみんなと合流して下さい―!」

「し、しかしー!」

「ヤツを宣言通りやっつけてやりたい気持ちは分かる!でも今は冷静な行動をするべきー!あんたも一国の王女だからそうする責任があるはず!..違わないかー!?」



「~!?..う..うぅ..」



「....わ、分かったのである。今は..、 一旦、引-」

「グラアアアアアアアアア―――――――――――――!!!!!」

「ルミナリス姫避けろ――――!!」

「え!」



いきなり俺達二人に向かって、【大規模なアイスブレス】を吹き掛けてきたマインハーラッド!



王女は既に後ろへと飛び退って、聖魔力の気配が一気に遠ざかるのを感じた!多分、【近距離転移術エルノイーナゼフット】か何かを使ったんだと思う!でも!



真っ直ぐに俺の前に迫ってる氷竜とその【大規模なアイスブレス】があるので、この8メートル以内の近距離での【伝説級世界獣クラスの反人力】に晒されては俺自身が武器化した契約精霊無しでは【聖魔力】を消費しての【物理的無視魔術】である【近距離転移術エルノイーナゼフット】の発動が出来なくなるので、ここから一瞬で離脱することは不可能!なら!迎撃あるのみ!



「やぁああ――――――!!【新技!【大炎竜巻斬雷波ウェルトノール・ゲレンシュトールツ】---!!」



転移系魔術が出来なくなっただけで攻撃用の【一般的四元素魔術】も【精練魔剣】も依然として使えるのでこれで迎撃しようかと思ったんだがー



フシュウウウウウウウウウ―――――――――――――――――!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――――――――――――!!!!

「くっ!」



フシュウウウウウウウウウ―――――――――――――――――!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――――――――――――!!!!

「うぎゃ!?」

やっぱり、精練魔剣だけでは荷が重すぎたかー!



いくらクレアリスの家宝的な精練魔剣を使って、こうしてこの刀身を中心にして先端から発生させている巨大な炎の竜巻がそこの氷竜のアイスブレスの吹雪を何とかギリギリで蒸発させたり、飛び散らせたりすることで俺の身体に届くのを辛うじて止めて抑えつけていても、徐々に押され気味になってきてるんだ!



「クソが―――!」

フシュウウウウウウウウウ―――――――――――――――――!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――――――――――――!!!!



いくら契約精霊のご加護で、たとえ如何なる物理的も魔術的ダメージも大いに軽減させることができていようとも、この距離での直接的なアイスブレスを受けていてはたちまち身体が氷漬けられ、固まったアイスとなった状態で粉々に打ち砕かれる可能性大なので、早くこのアイスブレスを凌げて撤退したいー!



フシュウウウウウウウウウ―――――――――――――――――!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――――――――――――!!!!

「くーっ!こ!この~~~!!調子に乗るな、氷のトカゲのお前が――――――!!」



ズシュウウウウゥゥ――――――――――――――――――――――!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――――――――!!!!

パチ―――――――――――――!!



我慢ならなかった俺がありったけの全聖魔力量を迸らせることで何とか【大炎竜巻斬雷波ウェルトノール・ゲレンシュトールツ】にて、ヤツのアイスブレスを全て炎の竜巻で蒸発できたが!



「オケウェーサン!危ないですわー!」

ん?遠くからのヒルドレッドの声が聞こえてきたから後ろへ振り向いてみたが―



「オケウェ―さん!退いて下さい―!」

「え?」

バコ――――――!!

「うぐ~!?」


どういう訳か、俺がついさっきまでいたあそこの空中からいきなりジュディに突き飛ばされた来たんだけど、って、あれはジュディが【近距離転移術エルノイーナゼフット】を使って俺のと位置が入れ替わるようにここまで叩き落してきたのか―!?


「って、おい!ジュディー―――――――――!!!!??」



畜生ー!ジュディお前は――――!?



「ごめんね、オケウエーさん。....私の所為でいつも困らせてばかりして....でも、もう大丈夫です。....だって、こうすればー」



あ、ああぁ~~!



「もう皆さんに迷惑をかけることなく、静かにあの世行きにできますから!」



そんなー! すぐそこにいるジュディは、口を大きく開けた氷竜マインハーラッドに飲み込まれそうになっているんだ!



「これで、私の呪いについても悩む必要なくなったんです!だからー」



「ジュディ―――――――!!」



「健やかに、元気にお過ごして下さいね、オケウエーさんも皆さんもー!」



そんなの!



そんなのおおおーーーーー!!



俺が!



「俺が許す訳ないだろがーー!!オラああ―――――――――――――――!!!」



そう。



俺は絶対に!



何があってもー!



ジュディを死なせることだけはー!



絶対にしない!



お前の呪いを解くまでにー!



必ず救ってみせるー!



とあの日から誓ったんだ!



なのでー!



「うおおおおおおおお――――――――――――!!」

ビュウウウウウウウウゥゥ――――――――――――――――――――――!!!!



そう!



俺までもが!



25メートル離れてるここから発動できる【近距離転移術エルノイーナゼフット】にて!

「ジュディ――――――――――!!!」



彼女の直ぐ側まで転移して、身体を抱きしめて竜に背中を見せて庇うようにして、そしてその1秒後!


ガプ――――――――!



................



二人一緒に、氷竜マインハーラッドの口の中に入って、そして閉じられた顎と口によって、大きな口内の唾液に引きずられるようにして、喉深くへと飲み込まれていったのだったー!!




...........................................................





............................





_____________________________________



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