精霊術学院の死霊魔術使い

ワガドゥー男子

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第167話:戦闘の真っただ中、謎の聖神の一時的乱入...

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「グワワアアアアアア―――――――――――――!!!」



あそこは未だに【氷の超巨大な氷息吹スパー・ラールジュ・アイスブレス】を吐いてるマインハーラッドがジュディの契約精霊フロンデルヒートが発動した【超巨炎球獄滅大火災円殺ルプヴォー・ゼラニアン・クリフォネイティーズ】という超巨大な火球を押し返していく威勢が見えるので、竜の奮闘を挫くべく、俺がこの【大聖刃波斬】を至近距離で見舞いして首を落とすって準備してるところに、



「あいつの尻尾を封じてくれて良かったわ、オケウエー!じゃ、畳みかけにいくわよ!」



フシュウウウゥゥゥ―――――――――――――――――――――――!!!!



いうが早いか、直ぐにオードリーが自分の両腕で纏われてる巨大な氷の触手を槍の形にするとー



「受けてみなさい――――!!ハアアア――――――――――――――!!!」



ぷちゅ―――!!ぷちゅ―――!!

オードリーの今の莫大な聖魔力の多さと濃さ、桁外れな強さを誇る【氷の戦乙女】状態で巨大な氷槍を音速2倍の速度で刺し穿ったのが功を奏したか、その長くて太い首を覆ってる【氷雪大鱗】を深々と刺し貫いたオードリーはその成功と共に―



「ウガアアアア――――――――――――――――――!!!!%@??」



やっと竜のその大規模なアイスブレスを止めることができた!2本の巨大な氷の槍をその首の中程の位置で貫かれた竜が激痛を訴えるように叫んだ――!!



「ナイスアシスト、オードリー!今あそこのジュディの精霊の超巨大火球も巻き返してまたも竜の方へと燃やしに行くことだし、その前に俺も早く斬首をー」



「ウグワアアアア――――――――――――――――――!!!!!」



竜のとてつもなく大きな、耳を劈くような咆哮が轟いてきたので、何事かと振り向くとー



ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!ビュウウウゥゥ―――――――!!!



「なー!?」



どういうことか、俺達の真上の天高くの空へと振り仰いでみたら、いきなり九つの巨大で異様な光沢と眩しく光ってる太陽光がその表面から反射されて絶景を誇る氷の大型柱が上から降ってくるという信じられない光景を目にしたー!



「あの竜が召喚したものかーー!?自分の【反人力】を消費してー!?」



首を貫かれてる最中なのに、なんてデタラメな―!



「氷のトカゲの癖に、やるわねー!だけど、あたくし達も負けないわよそんな攻撃でー!」



そういうが否や、オードリーが直ぐに、



グラチャアアア―――――――――――――――――!!!!

1本だけの巨大な氷の槍を竜の首から取り外して尻尾形状に戻してから、上の一つの巨大な氷柱へと音速を越える凄まじさでと叩き上げると、すぐに大きく穴が開くほど崩壊を始めて粉々に氷片を振りかけてきたがー



ビュウウウ――――――――――――!!!!

残り八つの巨大氷柱が降ってくる速度が2倍も増した途端―



パチイィ―――――――――――――――!!!


「「―――――!!」」


どういう訳か、その空にいきなり巨大氷柱が最も降ってくるの近くな位置に、一人のイケメンと称しても差し支えない色白な長髪な男性が見えたのだ!



柔和な微笑を俺とオードリーの方に見せながら手を振ってると、いっそうその異様な光景が信じられず、ぽかんってなってると柱が彼の頭に触れた途端、たちまち一瞬にして消し去られ霧散していったー!


「そーその大海より濃くて深い聖魔力は―!?」

「あの山のサイズの氷柱を一瞬で―!?」



信じられないと言った顔してる俺とオードリーを安心させるように、



ぱち!



シュゥゥゥ.......................................



その男が指を鳴らしただけで、いきなりこの戦場一帯が静かになり、そして見回してみたら―



「え!?みんなの動きがいきなり止まって何も動かない―――――!??」

「それに、この静寂な空間って感じの変な現象は―――――!!?」



「ただ時間を一時的やけど、止めたっただけやで」



「....お、お前は、....誰だ?」



「若造やけど、産まれてから100年間も生きてきた【聖神スタンレー・オーエンズ】やな」



「「なー―――――――!!?」」



.................................................



..............



「そ、そうかぁ...あ、あんたは本当に聖神のようだなー?」

「ええ、そう呼んでくれて差し支えないやで」



聖神の癖して地味な名前だな、ったく....



彼の近くに寄ってきて話し合いを試みてみると、



「....言いたいことは分かったわ、....神『さん』。....だけど、どうして戦闘中のあたくし達の前に?」



「それや!それを説明するとこやったで!」



「....変な方言ついてる【ギャラ―ル語】だな、あんたのその独特な喋り方....」



「ドンマイどんまい。ただの癖なだけやで」



「....そんなことどうでもいいわ、あたくしが聞きたいさっきの質問に答えなさい!」



「ちぇ、ちぇ、せっかちな嬢ちゃんやな。まあ、ええけどな。ほな、きみたちに忠告しとくわ。これから、大事な何かが起こるで。きみたちが未熟かどうか、見届ける必要があるんや」



「そ、それってどういう意味よー?」



むっとしたオードリーに構わず、聖神と名乗ったそのスタンレーって男は次に、



「すぐ分かるで。いつか、ボクの助けが必要になる時が来ると思うから、それまでに元気にして過ごしていってな!」



手を振りながら、音を立てずに消えたスタンレー。



あ!た、確かに伝説級かどうかに関わらず、全ての世界獣による【反人力】の籠った攻撃は人間以外の存在である高度な聖神や魔神には一切効果がないって学んだんだったっけー?



だから、ああやって【反人力】が多く含まれるさっきの氷柱に当たっても霧散するだけで彼に何のダメージも影響も及ぼさないままだったね!



スウウゥ.....................



「ブワアアアア――――――――――――――――!!!!」



「「-!?」」



元に戻ったようだな、時間が!



「じゃ、首のところが弱ってる状態になってる竜へ、一気に切り落とす!先に行くぜ、オードリー!」



「ええ!」



降ってくる残りの巨大氷柱の迎撃と破壊をオードリー任せて、竜の首を切り落とすべく飛んでいく俺。



ビュウウウゥ――――――――――――――!!!



「ハァァ――――――――!!!【大聖刃波斬】―――――――!!」



グチャアアァ―――――――――!!!!



.....................................................



....................



斬首に成功!



もう直ぐにそこで止まったままの超巨大な火球にしてくれたフロンデルヒートもいるし、俺達に12本の触手を動かして振っている!



超巨大火球による竜の燃やし尽くしはこの後、重要になってくるから、待つよう合図を送った!



後は、この切断された首の表面に、【絶対封獄聖箱ボックスシール・イドデリオン・ガルヴィール】をかけてまたもにょきっと再生して生え出てこないようにするだけだ!



「南蛮人少年、ついに斬首する作業が終わったな!まったく、奇跡の南地ともよばれているのに時間をかけ過ぎたぞー!」



「ジュリアー!あんたもここに!?」



「ジュリア【先輩】だろうが、お前にとっては!」



ズシャア――――――――!!!

怒ったジュリアに蹴られそうになったが避けたので無問題。



「ごめん!戦ったばかりだからその時特有の俺の口が悪くなった癖抜けきらないまま先輩に話しかけられたから―!」



そう。いつも戦ってる最中の場合、田舎者とか森育ちの所為だったか、俺の口癖が乱暴になって口悪い言葉ばかり使うようになった。



だって、戦闘のそういう勢いと雰囲気がそうさせてきたからその熱い男のバトルって感じも空気に影響され、そうさせてきたからだ!

まあ、でも社交場の時とか、王様に向かってお話するとなると、流石に俺も分別して然るべき態度と言葉遣いを心掛けてきたつもりだったので、そこも抜かりない!屋敷を貰っただけで領地は与えられてないが、もう男爵の身分になったばかりだからな!



「ご苦労、オケウエーくん。アタクシもさっきので聖魔力量の半分を消費してしまったんデスし、後はキミたちに任せようかと思うんデスぞ」



「ハフェフェフェ!任せて頂戴、会長!あっしの活躍を期待して良いっぽね」



「ふふふ....血気盛んな目してるなのですよ、レイーザリン先輩」



「早くあの超巨大火球を使って燃やし尽くせー!超速再生する隙と時間を与えるな―!



そう催促してきたジュリアを他所に、俺の近くまで寄ってきた【チーム・純粋なる淑女研鑽会】のみんなの元気な姿を確認した! いかん、超速再生される前に、早くこの切断された首の断面に【絶対封獄聖箱ボックスシール・イドデリオン・ガルヴィール】をかけないと―!



これさえかければ、たとえ身体中のどこからでも超速再生されても封印をかけた箇所だけ呪いのように再生できなくなるだろう!頭部も尻尾もねー!竜の戦力をじわじわと削っていこうー!




....................................................................




................................




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