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古の島編
二度目の死、そして復活
しおりを挟む「クソが!ふざけんな!」
晃は真っ暗な世界で絶叫していた。周りには何も無いので物には当たれず、怒りの感情をあらわにして何度も地団駄を踏んでいた。
「おかしいだろ!なんなんだよあの木、急に地面から生えて来やがった!あんなん想像できる訳ねえだろうが!」
頭を抱えながら叫び続け暫く怒り狂い続けた後、深く溜息をついた後に深呼吸をして心を落ち着かせた。
「お前にしてはすげえ感情を出してるなぁ」
話しかけるタイミングを伺って居たのか、頭を掻きながら何処からか男が話しかけて来る。
「…いいだろ別に、此処だからやってんだよ俺とお前…それにラプラスしか居ない此処で」
「そうか…にしても派手にぶっ飛んだなぁ!」
男は何処か可笑そうな言い方で言ってくる。
「黙れ、あんな理不尽な攻撃どうすればいいんだよ」
おかしいのはあの攻撃だ!唐突に生えてくる大木、しかもかなりの勢いでだ、そしてそれにぶっ飛ばされた所を狙ったあの緑の極太ビームのような何か…今まで見てきた事から考えてLV200近くはあるだろうステータスだったのに一撃で殺された。
「痛みを感じる隙も無く身体が消滅したんだぞ、あの島の生き物共の中には化け物を超えた化け物が居んのかよ!」
正直勝てる気がしない、遠距離攻撃しか強く無いという希望的観測に賭けなければ戦う気すら起きない。
「ハッハー!俺が変わってやろうか?あの島の生物を皆殺しにすれば俺の力も完全に使いこなせるようになるだろう!お前が闘争を続けて適合するより俺が変わって暴れ回る方が効率いいぞ!」
コイツが言っているのはつまり暴れさせろという事だ、これだから戦闘狂は…コイツは俺に取り憑いてるのかよく分からないが俺の肉体でコイツの力を使うことが出来る、その力はとんでも無く、今の俺の能力なら元の世界の比では無い力が出せるだろうな、ただでさえ異世界でチート気味だと言うのに…前回の暴走の被害はどんなものだったのだろう…。
「断る、お前が暴走した後は身体が痛くなるんだ、それにただでさえ力を持て余してる中アグゼルに力を貰ったんだ、それを俺の使いこなせる様になるまで待ってろ、後前回の暴走はどれくらいの規模だった」
俺がそう言うと、男は俺の目を見た後に見えない顔をサッと逸らした。
「人は殺していない…筈だ」
「…なら良いが」
それが最低限だ、周りに被害が出ていたとしても、人を手に掛けていないならまだ許せる。
[復活の準備が整ったようです]
お、今回は案外早いな。
「もう行くのか?」
「ああ、早く来ているかもしれないミインに会いたいし、帰りたい」
晃が溜息を付いてそう言うと男は軽く笑いながら空間に穴を開けた。そして手招きをして、晃を呼び寄せた。
「一目惚れからのゾッコンかよ、向こうも若干好意があるみてぇだし、せいぜい頑張れ青春野郎」
「うっせ、一言余計だ」
また、軽口を叩き合いながら、俺は出口に入っていった。
*********************************
「…ん?どうなったんだこりゃ…」
どうやら島に戻ってきたが、地面からは冷たい岩の感覚がした。目を開けると地面は少し前に見た砂浜では無く、空に青空や太陽が見えず前方には海で無く暗闇が広がっていた。
「復活した場所が変わった?何でだ…?それに服も…」
透明狼の爪で切り裂かれた服の裾は元に戻り、辺りを見渡すと透明狼の死体と木の実が転がっていた、
どうやら復活した地点は昨日洞窟で寝ていた場所らしい。
…寝床にした場所が復活地点になるのか?それじゃ本当に某
オープンワールドのサバイバルゲームだろ。
「魔物が概念になって存在しているってラプラスは言っていたが…本当にゲームみたいだな、この島」
死んでも生き返れるし魔物が本物じゃ無い、本当に何なんだこの島…何か分かるか?ラプラス。
[…返答不可現在の連携及び権限ではその質問に答えられません]
……は?何だそりゃ、分からないでは無くて答えられない?後、連携は分かるが権限って何のことだ?
[…返答不可現在の連携が足りません]
今度は連携だけか…説明が足りない!もう少し融通を利かないのか!
[申し訳ございません]
…ああもういい、謝らなくていい。
[現在の連携は14%です]
そうか…まあ、取り敢えず洞窟から出るか。
洞窟を出ると、先程死ぬまでと変わらない景色が広がっていた、しかし一つだけ違うものがあった。
「…あれか、俺をぶっ飛ばしたのは」
そこには傾いて生えた巨大な木が見えた、どうやらあれが俺のことを空にぶっ飛ばしたヤツらしい。だが…あれは何で急に生えてきたんだ?何かの魔法か…だとしたら俺を殺したのは魔法を使う魔物…いやもしくは…。
「…クソ、考えても拉致が開かねえ」
……よし決めたぞ、修行だ修行、今のステータスを使いこなして更に能力を伸ばしてそれをまた使えるようにする、魔法やスキルも練習し、完璧な状態で俺を潰したゴリラとでかい木を生やした何かを狩る…絶対に!
**********************************
〈???〉
ボロボロの家の廃墟、そこの壁の残骸らしき木材の瓦礫の上で二人の男が座っていた。
その片方、血塗れのレザーコートに錆びた籠手をつけた男が目を開ける。
「すまん、少し寝てた」
その謝罪に対してもう一人の方、血塗れのマントに黒い槍を持った男が「構わない」と反応する。
「はぁ…」
なんだか夢を見ていた気がするな……それにしても寒い、此処はとても寒い、夜だからだろうか?最近はいつも寒く感じる、何故だろうか?
とにかく寒いのだ、凍え死んでしまう程に、辛く苦しく死んでしまう程に…いつかこの寒さは無くなるのだろうか?
「寒いな」
槍の男が籠手をつけた男の方を向いて聞いてくる。
「…そうだな」
会話は続かない、戦友であり共に死線を潜った中ではあったが下らない世間話をする余裕はあ互いに精神的にも肉体的にも疲弊しているので無い。
ガゴン!という音が廃墟の外から聞こえ、二人が飛び起きて臨戦態勢に移る、どうやら何かが崩れて壊れた音のようで、その音のすぐ後に「ズシン…ズシン…」と何か大きな物が定間隔で動いてるようで、マントの男の槍を握る力が強くなり、廃墟の崩れた二階の床に飛び乗った。
「…ははっ運が良いな、崩亜神が一体だ」
「そうか、あのデカブツだけなら俺だけで十分だが…」
コートの男は立ち上がり、軽くストレッチを始める。しかしマントの男はそれに対して咎める様な眼差しを向ける。
「…分かってる、リスクを冒す事はしない」
「なら良い、二人でだ」
マントの男がそう言うと、二人は一斉に飛び上がり、廃墟から出た。廃墟から出るとそこには巨大な人型のモノが歩いており、まさにそれは鎧を纏った巨人と言っても良い見た目だった。
「…俺が右腕を潰す」
マントの男がそう呟くと黒い槍から腕にかけて赤く光だし、槍先端部にその光が集まった、そしてその槍を崩亜神に向けて
「紅光槍砲!」
と叫んだ、その声と同時に槍先端に集まった光が太く大きく一直線に放たれて崩亜神の肩を貫いた。そしてその巨腕はドサリと落ちた。
「グガッ!ナンダ!?」
崩亜神は急な不意打ちに驚きの声を上げて腕が落ちた右肩を抑え、二人の方向を向こうとする。しかしその行動に対し、コートの男は振り向いてくる顔面を蹴り込んだ。
バゴン!という音が鳴り、崩亜神の顔が向こうとしていた方とは逆の方にのけぞってその身体倒れた。
「チッ…やっぱり崩亜神は硬さだけは一人前だな」
「ググゥ…」
崩亜神は起き上がろうとするが、片手を失っている挙句に顔面を勢い良く蹴り込まれてバランスを崩しているため、立ち上がることが出来ずにいた。
「やはりコイツは生物だな、少なくとも痛みを感じて頭に衝撃を与えれば思考と動きが鈍る」
そこにマントの男が近付き、槍を構える。
「そうだな、貫通力か衝撃が強い技で攻撃すれば勝てるだろう」
「キザマァッ!?」
崩亜神は近付いて来た二人を残った左腕で倒れながらも攻撃しようと振り回してコートの男に激突して大きな衝撃音が鳴ったが、その腕を片手で簡単に受け止めていた。
「うるせえ、くたばれ」
コートの男は拳を崩亜神の腹部に叩き込んだ。
「ゴァッ!?」
そしてその拳を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も…まるで怒りを叩き付ける様に、強く早く、鈍い音が鳴り続けた。
「グッ、ゴッガ!ギッ、ガァッ!?」
「おい、その辺りにしておけ」
その声を聞いて我に返ったのか、コートの男は動きを止め、立ち上がった。
「…そうだな」
コートの男は足を振り上げると高い場所で足を止め、そして…
「これで死ね」
渾身のかかと落としを頭部に叩き付けた、バゴン!と大きな音と共に、崩亜神は絶命した。
「…行くか、敵に集まられると面倒だ」
「そうだな、神を討つ日までもう少しだ、死神達と合流するぞ」
そのまま二人はその場を立ち去っていった。
これは、少しだけ先のお話。
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