2 / 7
恋
しおりを挟む
次の日の夜も私はあの場所に来ていた。
今日も良い雰囲気が流れていて寛ぐには良い場所なのだが残念ながら隣にうるさい奴がいる。
「わぁ!星が綺麗だねぇ!」
私の気も知らずに子供みたいにはしゃぐショウ。
本当に鬱陶しい。
そしてショウは何か思い出したのかあ!と声をあげて私に質問してきた。
「僕の名前は言ったけど君の名前を聞いてないじゃん!教えて?名前はなんて言うの?」
「前にも言ったが知らねぇ奴に教える義理はない。」
「知らないことはないでしょ?僕の名前はショウ!前にも言ったじゃん!」
「これで知り合い同士でしょ?ねぇお願い!!君の名前を教えて?」
「嫌だ。」
「頑固だなぁ~。名前くらい良いじゃんか。」
「それよりなんでアンタはまたここに来たの?」
私は不機嫌気味に質問した。
お気に入りになったからという返答が返ってくるのかと思ったが実際は違った。
「俺、実はさ。君に惚れちゃったみたいなんだよね。」
「ぶっ・・・・!」
突拍子もなくとんでもないようなことを言ってきたから思わず吹いてしまった。
「バカ!変なこと言ってんじゃないわよ!アホ!」
小学生みたいな暴言を吐いている私を見てショウは揶揄うような笑みを浮かべ言った。
「もう~!照れちゃって~!可愛いなぁ。」
可愛いなんて今まで生きてきた中で言われた事などなかったから余計に焦る。
「くだらないこと言うな!もうどっか行け!」
「てか照れてねぇし!というか好きになる要素なんてどこにあったの!?」
「もうつれないなぁ~。ちなみに返事はいつでも良いよ。待ってるよ。」
「ちなみに好きになった理由に関してだけど今は言わないさ。きっといつか僕の口から言うよ。」
すると何かを思い立ったのかショウがいきなり立ち上がり背伸びをした。
「さてと!もう時間だし僕もそろそろ帰ろうかな。」
「僕がいなくなったら寂しい??」
そんなふざけたことを聞いてくるので私は余計、声を荒げた。
「寂しくないから!調子に乗るな!」
「アハハハハ!やっぱり可愛いね。また今度!」
手を振りながら走って帰っていくショウ。
私はショウの後ろ姿を見ながら汗が出て体が妙に熱を帯びているのを感じた。
出会ってまだ二日目なのにショウみたいに図々しい奴なんてこの世にいる?
多分いないわね。この世のどこを探しても。
なんかショウと話していたら昨日より疲れたな。
私も早く帰って寝よう。
そして私も欠伸をしながら家へと帰るのであった。
家に帰り風呂に入ったあと畳の上に大の字になって呆然としていると不意にショウの言葉を思い出した。
「ん~~~~~~~!」
声にならない叫びが辺りを木霊する。
思い出すだけで顔が熱くなる。
ちくしょう!アイツが変なこと言うからだ!
鏡を見てもこれまでに経験したことがないぐらい顔がすごく赤くなっていた。
次は絶対に殴ってやる!!!
殴ることに決めた私はそのまま布団を敷き上昇した体温を下げようと頑張りながら寝るのだった。
と言っても途中で思い出してしまったりしてなかなか寝付けなかったのは内緒である。
今日も良い雰囲気が流れていて寛ぐには良い場所なのだが残念ながら隣にうるさい奴がいる。
「わぁ!星が綺麗だねぇ!」
私の気も知らずに子供みたいにはしゃぐショウ。
本当に鬱陶しい。
そしてショウは何か思い出したのかあ!と声をあげて私に質問してきた。
「僕の名前は言ったけど君の名前を聞いてないじゃん!教えて?名前はなんて言うの?」
「前にも言ったが知らねぇ奴に教える義理はない。」
「知らないことはないでしょ?僕の名前はショウ!前にも言ったじゃん!」
「これで知り合い同士でしょ?ねぇお願い!!君の名前を教えて?」
「嫌だ。」
「頑固だなぁ~。名前くらい良いじゃんか。」
「それよりなんでアンタはまたここに来たの?」
私は不機嫌気味に質問した。
お気に入りになったからという返答が返ってくるのかと思ったが実際は違った。
「俺、実はさ。君に惚れちゃったみたいなんだよね。」
「ぶっ・・・・!」
突拍子もなくとんでもないようなことを言ってきたから思わず吹いてしまった。
「バカ!変なこと言ってんじゃないわよ!アホ!」
小学生みたいな暴言を吐いている私を見てショウは揶揄うような笑みを浮かべ言った。
「もう~!照れちゃって~!可愛いなぁ。」
可愛いなんて今まで生きてきた中で言われた事などなかったから余計に焦る。
「くだらないこと言うな!もうどっか行け!」
「てか照れてねぇし!というか好きになる要素なんてどこにあったの!?」
「もうつれないなぁ~。ちなみに返事はいつでも良いよ。待ってるよ。」
「ちなみに好きになった理由に関してだけど今は言わないさ。きっといつか僕の口から言うよ。」
すると何かを思い立ったのかショウがいきなり立ち上がり背伸びをした。
「さてと!もう時間だし僕もそろそろ帰ろうかな。」
「僕がいなくなったら寂しい??」
そんなふざけたことを聞いてくるので私は余計、声を荒げた。
「寂しくないから!調子に乗るな!」
「アハハハハ!やっぱり可愛いね。また今度!」
手を振りながら走って帰っていくショウ。
私はショウの後ろ姿を見ながら汗が出て体が妙に熱を帯びているのを感じた。
出会ってまだ二日目なのにショウみたいに図々しい奴なんてこの世にいる?
多分いないわね。この世のどこを探しても。
なんかショウと話していたら昨日より疲れたな。
私も早く帰って寝よう。
そして私も欠伸をしながら家へと帰るのであった。
家に帰り風呂に入ったあと畳の上に大の字になって呆然としていると不意にショウの言葉を思い出した。
「ん~~~~~~~!」
声にならない叫びが辺りを木霊する。
思い出すだけで顔が熱くなる。
ちくしょう!アイツが変なこと言うからだ!
鏡を見てもこれまでに経験したことがないぐらい顔がすごく赤くなっていた。
次は絶対に殴ってやる!!!
殴ることに決めた私はそのまま布団を敷き上昇した体温を下げようと頑張りながら寝るのだった。
と言っても途中で思い出してしまったりしてなかなか寝付けなかったのは内緒である。
0
あなたにおすすめの小説
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
本当に、貴女は彼と王妃の座が欲しいのですか?
もにゃむ
ファンタジー
侯爵令嬢のオリビアは、生まれた瞬間から第一王子である王太子の婚約者だった。
政略ではあったが、二人の間には信頼と親愛があり、お互いを大切にしている、とオリビアは信じていた。
王子妃教育を終えたオリビアは、王城に移り住んで王妃教育を受け始めた。
王妃教育で用意された大量の教材の中のある一冊の教本を読んだオリビアは、婚約者である第一王子との関係に疑問を抱き始める。
オリビアの心が揺れ始めたとき、異世界から聖女が召喚された。
王子様への置き手紙
あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
そんなにその方が気になるなら、どうぞずっと一緒にいて下さい。私は二度とあなたとは関わりませんので……。
しげむろ ゆうき
恋愛
男爵令嬢と仲良くする婚約者に、何度注意しても聞いてくれない
そして、ある日、婚約者のある言葉を聞き、私はつい言ってしまうのだった
全五話
※ホラー無し
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる