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気絶
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体を洗っている皐月に俺はさっきの言葉を思い出しながら問いかけた。
「てかおまえ。象さんって連呼してたけど恥ずかしくないのか?」
その問いに皐月は顔と耳を真っ赤に染め目を逸らしたまま答えた。
「ちょっとというか結構恥ずかしい・・・。」
「なら言うなよ。」
どちらも精神的ダメージを受けることなったと言うわけだな。
俺がダメージを受けるの普通だがなんでこいつまで自滅してるんだ?馬鹿なの?
そして体を洗い終えたのだろうか皐月は立ち上がり風呂に入ろうとしていた。
「マジで入るのな・・・。」
「はい。寒いので入らせてもらいますね。」
俺は目を閉じなるべく見ない様にした。
するとチャプンと皐月が風呂に入る音がする。
数秒経っただろうか。俺は入ったのを確認すると目を開けた。
すると目の前には先程も見てしまった皐月の美しく可愛い白い肌。
俺は理性を失わないように頭を空っぽにした。
何も考えるな!相手はクラスメイトだぞ!ここで理性を失ったが最後ヤバイことになる。
俺が自分と格闘していると皐月の顔が俺の膝に落ちてきた。
見ると皐月の顔が赤くなっている。まさか・・・。
「目の前が回っています。アハハハ!レン君がいっぱい居ますね!」
やっぱりだ!こいつ上せてやがる!
てか早くないか?風呂好きなのに入った瞬間即アウトだなんて聞いたことないぞ?
しかも酔っ払ったみたいな反応。
皐月がそのまま俺の方に向き直ろうとしていた。
「バ・・バカ!こっち向くな!見えるだろうが!?」
その言葉に皐月は先程のような悪魔みたいな笑みを浮かべた。
「あれ~?まさか欲情してるの?良いんだよ。襲っても?クラスメイトを押し倒しても・・・?」
「うるせぇ!この淫乱が!」
そう叫んだあと支えられていた皐月の頭がガクンと落ちてきた。
「!!!!????」
恐る恐る頰を叩いてみる。反応がない。
あれ?こいつ気絶してね?という事は・・・。
「俺が運ばないといけないのかよ~!?」
野放しにしてもいいがそれで大変なことにでもなったら目覚めが悪いし何より皐月に祟り殺されそうだ。
俺は何回か深呼吸をし覚悟を決めた。
まずは脱衣所からバスタオルを持ってきてなるべく見ないようにしながら体に巻いてやる。
なんとか巻けた俺はなるべく下を見ないようにして皐月をお姫様抱っこした。
この状況。皐月が起きてたら怒られそうだな。
けど仕方ない事なんだ。皐月も分かってくれる・・・はずだよな?
そして俺は何とか皐月をソファに寝かせることに成功した。
「ふぅ~~~。」
ここまで疲れるだなんて思いもしなかった。てか思いたくなかった。
まさかこんな生活がこの先も続くのか?
憂鬱でしかなかった。
俺の安息の地は何処・・・・?
俺は着替えたがこいつを放っておくわけにはいかん。
風邪をひかれたら困る。ならばこいつも着替えさせたほうが良いんじゃないか?
いや待て。流石にそれはダメだ。
本人の許可なしにやってしまうなど善意であっても人として終わってしまう気がする。
なら仕方がない。俺は毛布を押し入れから引っ張り出し皐月に掛けてやるのだった。
「てかおまえ。象さんって連呼してたけど恥ずかしくないのか?」
その問いに皐月は顔と耳を真っ赤に染め目を逸らしたまま答えた。
「ちょっとというか結構恥ずかしい・・・。」
「なら言うなよ。」
どちらも精神的ダメージを受けることなったと言うわけだな。
俺がダメージを受けるの普通だがなんでこいつまで自滅してるんだ?馬鹿なの?
そして体を洗い終えたのだろうか皐月は立ち上がり風呂に入ろうとしていた。
「マジで入るのな・・・。」
「はい。寒いので入らせてもらいますね。」
俺は目を閉じなるべく見ない様にした。
するとチャプンと皐月が風呂に入る音がする。
数秒経っただろうか。俺は入ったのを確認すると目を開けた。
すると目の前には先程も見てしまった皐月の美しく可愛い白い肌。
俺は理性を失わないように頭を空っぽにした。
何も考えるな!相手はクラスメイトだぞ!ここで理性を失ったが最後ヤバイことになる。
俺が自分と格闘していると皐月の顔が俺の膝に落ちてきた。
見ると皐月の顔が赤くなっている。まさか・・・。
「目の前が回っています。アハハハ!レン君がいっぱい居ますね!」
やっぱりだ!こいつ上せてやがる!
てか早くないか?風呂好きなのに入った瞬間即アウトだなんて聞いたことないぞ?
しかも酔っ払ったみたいな反応。
皐月がそのまま俺の方に向き直ろうとしていた。
「バ・・バカ!こっち向くな!見えるだろうが!?」
その言葉に皐月は先程のような悪魔みたいな笑みを浮かべた。
「あれ~?まさか欲情してるの?良いんだよ。襲っても?クラスメイトを押し倒しても・・・?」
「うるせぇ!この淫乱が!」
そう叫んだあと支えられていた皐月の頭がガクンと落ちてきた。
「!!!!????」
恐る恐る頰を叩いてみる。反応がない。
あれ?こいつ気絶してね?という事は・・・。
「俺が運ばないといけないのかよ~!?」
野放しにしてもいいがそれで大変なことにでもなったら目覚めが悪いし何より皐月に祟り殺されそうだ。
俺は何回か深呼吸をし覚悟を決めた。
まずは脱衣所からバスタオルを持ってきてなるべく見ないようにしながら体に巻いてやる。
なんとか巻けた俺はなるべく下を見ないようにして皐月をお姫様抱っこした。
この状況。皐月が起きてたら怒られそうだな。
けど仕方ない事なんだ。皐月も分かってくれる・・・はずだよな?
そして俺は何とか皐月をソファに寝かせることに成功した。
「ふぅ~~~。」
ここまで疲れるだなんて思いもしなかった。てか思いたくなかった。
まさかこんな生活がこの先も続くのか?
憂鬱でしかなかった。
俺の安息の地は何処・・・・?
俺は着替えたがこいつを放っておくわけにはいかん。
風邪をひかれたら困る。ならばこいつも着替えさせたほうが良いんじゃないか?
いや待て。流石にそれはダメだ。
本人の許可なしにやってしまうなど善意であっても人として終わってしまう気がする。
なら仕方がない。俺は毛布を押し入れから引っ張り出し皐月に掛けてやるのだった。
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