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二章 最強の叛逆
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その後の話をすると俺は任務を終えた後、杏花を連れ無能力者の住むアジトへと移動していた。理由は追手を避けるため。
俺は学園を襲撃した。能力者の最高峰である場所を敵に回したのだ。そしてその中の煌と天音に俺の正体を告げた。その事に後悔はない。
ただ煌と天音が先生や同級生に俺の正体を話す恐れがある。正体を知った奴らは俺の家に奇襲を仕掛けてくるかもしれない。流石にいきなり来られては俺とて対処しきれない。そのため妹を連れここに来たのだ・・・。
学園襲撃から3日後、前から茜と約束していた”休息”をしっかり取り俺は部屋で休んでいた。
「体の疲れも取れたし活動を再開できそうだ!」
俺は意気揚々とそう叫んだ。すると・・・
ガチャリッ!
部屋のドアを開く音がした。そして扉を開けて入ってきたのはロキだった。
「よぉ斗真。次に潰す研究所って何処なんだよ。」
次の標的について聞いてくるロキ。俺はそんなロキに呆れた様子でため息をついた。
「ロキ・・・。ノックしてから入ってこい。プライベートゾーンだぞ。」
注意したのだがロキは「わ~たよ。」とあまり聞いていない様子だった。
「まぁいい。それでお前のその問いについてだがもう決めてある。お前が仲間になった時点で決定した。」
俺のその言葉にロキは少し口角を上げた。
「へぇ~。どこなんだよ?そこは・・・。」
近いうち襲撃する研究所はこれまで襲ってきた他の場所と比べものにならないほどでかい場所だった。
名を『シャッフ・ヴァハノン』と言った。
「『シャッフ・ヴァハノン』だぁ?随分スカした名前してんな。」
似合わない名前に鼻で笑うロキ。だが俺はその研究所について気になる点があった。
「・・・確かに名前もそうなんだがそれ以上に気になる点がある。立地だ。」
そうだ。この研究所がある場所が気にかかるのだ。他の研究所に比べ人が住む住宅街から遠く孤立した場所にある。まるで何かを隠すように・・・。
「ここに行く。決行日は明日の夜だ。俺とお前の2人だけだ。茜には俺から言っておく。」
「りょうか~い♪♪」
そして時は過ぎ決行日になった・・・。
「なぁ斗真。俺にもお前みたいな仮面とかないわけ?」
「いやお前に関してはブレエドの件で有名になりすぎたし俺がお前と仲間だってのも知られているから仮面とかはいらん。」
「そりゃそうか!」
「無駄話もここまでだ。もうそろそろ行くぞ。」
会話を中断し研究所入り口の近くまで来ていた。
「ロキ。今一度言うが誰も殺すなよ・・・。」
「分かったよ!全くとんでもなく甘い奴だぜ・・・。」
殺すなと言われ渋々、了承しているが文句も言っている。だが斗真はそれを無視した。
気配からして建物には200~300人程度の人間がいるな・・・。今まで襲撃場所と比較にならないほど厳しい警備態勢。やはり此処に何かがあるのは間違いない。
流石に俺1人では厳しかったが今はロキもいる。しかもこの人数では隠密行動は不可能だろう。ならばする事は一つ。
「ロキ。行くぞ!正面突破だ!」
「それしかねぇよな!斗真!」
こうして2人は研究時内部へと走っていった。
この先に何があるのか知らぬままに・・・。
俺は学園を襲撃した。能力者の最高峰である場所を敵に回したのだ。そしてその中の煌と天音に俺の正体を告げた。その事に後悔はない。
ただ煌と天音が先生や同級生に俺の正体を話す恐れがある。正体を知った奴らは俺の家に奇襲を仕掛けてくるかもしれない。流石にいきなり来られては俺とて対処しきれない。そのため妹を連れここに来たのだ・・・。
学園襲撃から3日後、前から茜と約束していた”休息”をしっかり取り俺は部屋で休んでいた。
「体の疲れも取れたし活動を再開できそうだ!」
俺は意気揚々とそう叫んだ。すると・・・
ガチャリッ!
部屋のドアを開く音がした。そして扉を開けて入ってきたのはロキだった。
「よぉ斗真。次に潰す研究所って何処なんだよ。」
次の標的について聞いてくるロキ。俺はそんなロキに呆れた様子でため息をついた。
「ロキ・・・。ノックしてから入ってこい。プライベートゾーンだぞ。」
注意したのだがロキは「わ~たよ。」とあまり聞いていない様子だった。
「まぁいい。それでお前のその問いについてだがもう決めてある。お前が仲間になった時点で決定した。」
俺のその言葉にロキは少し口角を上げた。
「へぇ~。どこなんだよ?そこは・・・。」
近いうち襲撃する研究所はこれまで襲ってきた他の場所と比べものにならないほどでかい場所だった。
名を『シャッフ・ヴァハノン』と言った。
「『シャッフ・ヴァハノン』だぁ?随分スカした名前してんな。」
似合わない名前に鼻で笑うロキ。だが俺はその研究所について気になる点があった。
「・・・確かに名前もそうなんだがそれ以上に気になる点がある。立地だ。」
そうだ。この研究所がある場所が気にかかるのだ。他の研究所に比べ人が住む住宅街から遠く孤立した場所にある。まるで何かを隠すように・・・。
「ここに行く。決行日は明日の夜だ。俺とお前の2人だけだ。茜には俺から言っておく。」
「りょうか~い♪♪」
そして時は過ぎ決行日になった・・・。
「なぁ斗真。俺にもお前みたいな仮面とかないわけ?」
「いやお前に関してはブレエドの件で有名になりすぎたし俺がお前と仲間だってのも知られているから仮面とかはいらん。」
「そりゃそうか!」
「無駄話もここまでだ。もうそろそろ行くぞ。」
会話を中断し研究所入り口の近くまで来ていた。
「ロキ。今一度言うが誰も殺すなよ・・・。」
「分かったよ!全くとんでもなく甘い奴だぜ・・・。」
殺すなと言われ渋々、了承しているが文句も言っている。だが斗真はそれを無視した。
気配からして建物には200~300人程度の人間がいるな・・・。今まで襲撃場所と比較にならないほど厳しい警備態勢。やはり此処に何かがあるのは間違いない。
流石に俺1人では厳しかったが今はロキもいる。しかもこの人数では隠密行動は不可能だろう。ならばする事は一つ。
「ロキ。行くぞ!正面突破だ!」
「それしかねぇよな!斗真!」
こうして2人は研究時内部へと走っていった。
この先に何があるのか知らぬままに・・・。
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