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第一章 カラス色の聖女
リュカの背中6
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「リュカっ!!」
足をもつれさせながら小鳥はその木へと駆け寄った。意を決してその木の裏へ回り込むと、そこにはぐったりと木の幹に身体を預けている人影があった。
そこにいたのは、えも言えぬほど美しい一人の見知らぬ青年だった。
腰よりも長く伸びた髪は、水色から浅葱色へと段々と色を変え、流れるように地面へと広がっている。その流れるような髪の間から見える耳は百合の蕾のように尖り、伏せられた目元には複雑な模様が描かれている。
そして、今まで薄布だと思っていた背中のそれは、くしゃりと力なく地に広がる蝶のような見事な羽であった。夢で見たような美しい輝きはなく、羽の先から暗く染まり所々欠けているのが見て取れる。
目の前にいるのは明らかに人間ではない、美麗な青年だ。しかし、不思議なことにこの青年がリュカであるのだと小鳥には分かったのだ。
「リュカ、リュカ!しっかりして!」
「………小鳥?…いや、こんな所にいる訳がないね。夢かな……」
「夢じゃないから!ほら!!」
リュカの頬を小鳥が両手で包むと、焦点が合わないその目を無理やり合わせる。金色の双眸が小鳥を捉えた瞬間、ぼんやりとしていた瞳に少し力が戻ってきた。
「え……ほんとに小鳥……?なんでこんな所にいるの?」
「……心配して、探しに来たの」
「小鳥、泣かないで。ありがとう、ボクを探しに来てくれたんだね。でも、どうして森に入れたんだろ……」
「っ……!リュカ、その手……」
小鳥の瞳に浮かんだ涙をリュカの指が掬った時、その手の異変に気が付いた。
リュカの爪先から黒く染まり、肌は所々爛れている。その黒い物は手だけに留まらず、露わになっている首元までじんわりと黒く染め上げていた。
思わず小鳥がその手を取ると、苦笑したリュカがその理由を話し出した。
「これ?これは穢れを浄化しきれなかったから、少しだけ身体に穢れが蓄積されちゃったの。一人でも何とかなると思ったんだけど、想定よりも事態が悪化していたんだ…。でも、小鳥がくれた星の欠片のおかげで致命傷には至らなかったんだよ。少し休めば身体は治るから心配しないで大丈夫」
「……どのくらい休めば治るの?」
「そうだね……。これくらいなら何十年か休めば身体の穢れは抜けるはずだよ。ボクはこの通り人間ではないからね。その根源さえ残っていれば生きていられるんだ」
リュカの痛ましいその姿に顔を歪める小鳥の頬を、リュカは黒く染まった指先で優しく撫でる。少女のような姿の時とは比べ物にならないほど大きく、けれどもどこかしなやかなその手に小鳥も頬を寄せる。
「ここまではボクの力で何とかなったんだけど、もう今は無理みたい。でもこれで百年くらいの猶予は出来たかな」
その金の瞳が見つめる先には夢で見た泉があった。夢の最後に見たようなどろりと汚染された様子はなく、雨の後のように少しの濁りはあるものの、一見すると清らかであった。
しかし、その泉の中心には黒いもやを纏った瘴石が浮かび、そこから滲み出た瘴気がじわじわと泉を穢そうとしている。
「リュカがあの泉をここまで綺麗にしたんだね…」
夢で見たあの酷い状態からリュカが一人で浄化したのだろう。しかし、全てを元の状態には戻す事は出来なかった。
小鳥はふと、夢の中で聞こえた声を思い出した。知らない声であるはずなのに、何故だか信用したいと思ってしまった暖かな声。
(あの声が何だったのかは分からないけれど、私にも出来る事があるって言ってた。今ここで私に何が出来るだろうか……)
「うっ………」
リュカの口から漏れた苦しげなうめき声に小鳥が慌てて振り返ると、苦しげな表情で自身の胸を押さえていた。小鳥は優しくリュカの肩を支えながら、覚悟を決める。
「……私がやらなくちゃね」
「くっ……こ、とり……?」
リュカの肩からそっと手を離し立ち上がると、投げ出されていたリュカの長い足の間に小鳥は静かに膝をつく。そんな小鳥の様子を訝しげに見ていたリュカに、安心させるかのように小鳥はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫だよ。リュカは私が守ってあげるから」
「小鳥、待って。何をする気……?」
「大丈夫。リュカは少し休んでいて」
リュカの言葉を遮るように小鳥はリュカの首元へ手を回し、ぎゅっとその身体を抱きしめる。いつもよりも冷たいリュカの体温を感じながら、耳元で囁くようにどこか懐かしい子守唄を口ずさむ。
〈良い子よ さあ、お眠り
夢の庭へ さあ、お休み――〉
遠い昔に母親が歌っていたその子守唄はどこまでも優しく、眠りへと幼い小鳥を導いてくれた。今は小鳥が眠りへの道標を示すべき時だ。
すとんと意識を手放したリュカは、小鳥の肩で穏やかな寝息を立てている。このまま肩を貸してあげたいところだが、小鳥にはやらなくてはならない事がある。
(このままここで寝かせておこう。少しは身体が楽になるはず。リュカの身体も早く何とかしてあげたいけど、まずはあの泉の真ん中にある瘴石を浄化しないといけない気がする)
小鳥の肩に乗ったリュカの頭をそっと木の幹に寄り掛からせる。小鳥がさらりと落ちたリュカの水色の髪を軽く直してやると、泉に向かって歩き出した。
泉の側まで辿り着くとその異様さが際立っていた。泉の半分以上は浄化されているのに、真ん中にはどんよりとした重い空気が漂っている。よく見れば瘴石から黒い雫がぽたりぽたりと落ちているのが分かった。
清廉さと穢れが隣り合わせのこの場所では、動物も妖精も生きてはいけないだろう。
「さてと。とりあえずあそこまで行ってみますか」
よし、と気合いを入れると、小鳥はドレスの背中のボタンを外してゆく。少々苦労して背中のボタンを全て外して終わると、小鳥は一気にドレスを脱いだ。そして、続けて靴と靴下も脱いでゆく。
軽く畳んだドレス共々濡れない場所へと置くと、小鳥は身軽なアンダードレス姿となった。こちらの世界では下着のひとつであるが、日本で暮らしていた小鳥にとっては半袖で膝丈の夏用ワンピースのような物だ。
こちら基準では少々はしたない姿であるが、リュカもぐっすりと眠っている今周りの事など気にする必要はないだろう。薄いスカートをはためかせながら小鳥は泉へと足を進めた。
小鳥はざぶざぶと音を立てながら泉を進んで行く。薄いアンダードレスだけであっても、水の中ではスカートが足に纏わり付き歩き辛いものであった。
どこまでの深さがある泉なのか不安であったが、一番深い所で小鳥の胸の下ほどの深さであったため、なんとか歩いて泉の中心まで向かう事が出来た。
「これがリュカが浄化しきれなかった瘴石。でも、これどうしたらいいんだろ……?」
瘴石の側まで来ると、泉に浸かった身体にヒリヒリとした痛みが走る。早めに対処したかったが、どうすれば良いのか小鳥には分からなかった。
前に森で穢れを浄化した時は星の欠片があった。しかし、今回はもうすでに星の欠片は全て使い切っているのだ。
「とりあえず、これをこの泉から引き離せば少しは良くなるかな?」
小鳥が目の前に浮かぶ瘴石を取ろうと手を伸ばす。すると、瞬きをひとつした瞬間に見知らぬどこかへと目の前の景色が一転した。
足をもつれさせながら小鳥はその木へと駆け寄った。意を決してその木の裏へ回り込むと、そこにはぐったりと木の幹に身体を預けている人影があった。
そこにいたのは、えも言えぬほど美しい一人の見知らぬ青年だった。
腰よりも長く伸びた髪は、水色から浅葱色へと段々と色を変え、流れるように地面へと広がっている。その流れるような髪の間から見える耳は百合の蕾のように尖り、伏せられた目元には複雑な模様が描かれている。
そして、今まで薄布だと思っていた背中のそれは、くしゃりと力なく地に広がる蝶のような見事な羽であった。夢で見たような美しい輝きはなく、羽の先から暗く染まり所々欠けているのが見て取れる。
目の前にいるのは明らかに人間ではない、美麗な青年だ。しかし、不思議なことにこの青年がリュカであるのだと小鳥には分かったのだ。
「リュカ、リュカ!しっかりして!」
「………小鳥?…いや、こんな所にいる訳がないね。夢かな……」
「夢じゃないから!ほら!!」
リュカの頬を小鳥が両手で包むと、焦点が合わないその目を無理やり合わせる。金色の双眸が小鳥を捉えた瞬間、ぼんやりとしていた瞳に少し力が戻ってきた。
「え……ほんとに小鳥……?なんでこんな所にいるの?」
「……心配して、探しに来たの」
「小鳥、泣かないで。ありがとう、ボクを探しに来てくれたんだね。でも、どうして森に入れたんだろ……」
「っ……!リュカ、その手……」
小鳥の瞳に浮かんだ涙をリュカの指が掬った時、その手の異変に気が付いた。
リュカの爪先から黒く染まり、肌は所々爛れている。その黒い物は手だけに留まらず、露わになっている首元までじんわりと黒く染め上げていた。
思わず小鳥がその手を取ると、苦笑したリュカがその理由を話し出した。
「これ?これは穢れを浄化しきれなかったから、少しだけ身体に穢れが蓄積されちゃったの。一人でも何とかなると思ったんだけど、想定よりも事態が悪化していたんだ…。でも、小鳥がくれた星の欠片のおかげで致命傷には至らなかったんだよ。少し休めば身体は治るから心配しないで大丈夫」
「……どのくらい休めば治るの?」
「そうだね……。これくらいなら何十年か休めば身体の穢れは抜けるはずだよ。ボクはこの通り人間ではないからね。その根源さえ残っていれば生きていられるんだ」
リュカの痛ましいその姿に顔を歪める小鳥の頬を、リュカは黒く染まった指先で優しく撫でる。少女のような姿の時とは比べ物にならないほど大きく、けれどもどこかしなやかなその手に小鳥も頬を寄せる。
「ここまではボクの力で何とかなったんだけど、もう今は無理みたい。でもこれで百年くらいの猶予は出来たかな」
その金の瞳が見つめる先には夢で見た泉があった。夢の最後に見たようなどろりと汚染された様子はなく、雨の後のように少しの濁りはあるものの、一見すると清らかであった。
しかし、その泉の中心には黒いもやを纏った瘴石が浮かび、そこから滲み出た瘴気がじわじわと泉を穢そうとしている。
「リュカがあの泉をここまで綺麗にしたんだね…」
夢で見たあの酷い状態からリュカが一人で浄化したのだろう。しかし、全てを元の状態には戻す事は出来なかった。
小鳥はふと、夢の中で聞こえた声を思い出した。知らない声であるはずなのに、何故だか信用したいと思ってしまった暖かな声。
(あの声が何だったのかは分からないけれど、私にも出来る事があるって言ってた。今ここで私に何が出来るだろうか……)
「うっ………」
リュカの口から漏れた苦しげなうめき声に小鳥が慌てて振り返ると、苦しげな表情で自身の胸を押さえていた。小鳥は優しくリュカの肩を支えながら、覚悟を決める。
「……私がやらなくちゃね」
「くっ……こ、とり……?」
リュカの肩からそっと手を離し立ち上がると、投げ出されていたリュカの長い足の間に小鳥は静かに膝をつく。そんな小鳥の様子を訝しげに見ていたリュカに、安心させるかのように小鳥はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫だよ。リュカは私が守ってあげるから」
「小鳥、待って。何をする気……?」
「大丈夫。リュカは少し休んでいて」
リュカの言葉を遮るように小鳥はリュカの首元へ手を回し、ぎゅっとその身体を抱きしめる。いつもよりも冷たいリュカの体温を感じながら、耳元で囁くようにどこか懐かしい子守唄を口ずさむ。
〈良い子よ さあ、お眠り
夢の庭へ さあ、お休み――〉
遠い昔に母親が歌っていたその子守唄はどこまでも優しく、眠りへと幼い小鳥を導いてくれた。今は小鳥が眠りへの道標を示すべき時だ。
すとんと意識を手放したリュカは、小鳥の肩で穏やかな寝息を立てている。このまま肩を貸してあげたいところだが、小鳥にはやらなくてはならない事がある。
(このままここで寝かせておこう。少しは身体が楽になるはず。リュカの身体も早く何とかしてあげたいけど、まずはあの泉の真ん中にある瘴石を浄化しないといけない気がする)
小鳥の肩に乗ったリュカの頭をそっと木の幹に寄り掛からせる。小鳥がさらりと落ちたリュカの水色の髪を軽く直してやると、泉に向かって歩き出した。
泉の側まで辿り着くとその異様さが際立っていた。泉の半分以上は浄化されているのに、真ん中にはどんよりとした重い空気が漂っている。よく見れば瘴石から黒い雫がぽたりぽたりと落ちているのが分かった。
清廉さと穢れが隣り合わせのこの場所では、動物も妖精も生きてはいけないだろう。
「さてと。とりあえずあそこまで行ってみますか」
よし、と気合いを入れると、小鳥はドレスの背中のボタンを外してゆく。少々苦労して背中のボタンを全て外して終わると、小鳥は一気にドレスを脱いだ。そして、続けて靴と靴下も脱いでゆく。
軽く畳んだドレス共々濡れない場所へと置くと、小鳥は身軽なアンダードレス姿となった。こちらの世界では下着のひとつであるが、日本で暮らしていた小鳥にとっては半袖で膝丈の夏用ワンピースのような物だ。
こちら基準では少々はしたない姿であるが、リュカもぐっすりと眠っている今周りの事など気にする必要はないだろう。薄いスカートをはためかせながら小鳥は泉へと足を進めた。
小鳥はざぶざぶと音を立てながら泉を進んで行く。薄いアンダードレスだけであっても、水の中ではスカートが足に纏わり付き歩き辛いものであった。
どこまでの深さがある泉なのか不安であったが、一番深い所で小鳥の胸の下ほどの深さであったため、なんとか歩いて泉の中心まで向かう事が出来た。
「これがリュカが浄化しきれなかった瘴石。でも、これどうしたらいいんだろ……?」
瘴石の側まで来ると、泉に浸かった身体にヒリヒリとした痛みが走る。早めに対処したかったが、どうすれば良いのか小鳥には分からなかった。
前に森で穢れを浄化した時は星の欠片があった。しかし、今回はもうすでに星の欠片は全て使い切っているのだ。
「とりあえず、これをこの泉から引き離せば少しは良くなるかな?」
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