記憶の泉~くたびれたおじさんはイケメンアンドロイドと理想郷の夢を見る~

magu

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第二十一話 新たな日々

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マイケルとホープはキムの好意に甘えてペイトン家のビルで暮らし始めた。
このビルは先代、つまりチャールズが建造したビルで、その当時はこのNYの一等地では一番高いビルだったのだが今は周りにもっと高い建物が立ち並んでいる。
居住階は上の2フロアで下の階層はペイトンカンパニー、今はキムが代表を務める会社になっている。

マイケルはしっかりと目が覚めると自分の自我が完璧に連続していることを確認した。
記憶を持ったままアンドロイドになると決めたのは自分だがこんなに鮮明にすべてを覚えているとは驚きだ。
過去の記憶をすべて持っているのは喜ばしい反面困った事もある。
忘れていた痛い記憶や恥ずかしい記憶を隅々まで覚えているからだ。
つくづくと人間とは便利にできているものだ。忘れたい記憶を忘れる事ができるのだから。
痛みを伴う記憶が鮮明なのは辛いが、今マイケルにはそれ以上に自分がどんなに幸福な男だったかを実感することもできる。
ローズと共に居た時の喜びや、ホープとの想い出。
それを忘れなかった事が純粋に嬉しい。

エミリアはアメリカを去り、チャールズはこの世を去ってしまった。
本当はもう一度彼らに会いたかった。だが会えなくて良かったのかもしれない。
今のマイケルは記憶も感情的なものも以前の自分であると思っている。
思っているが、もしかするとそうではない可能性もある。自分ではわからない。
もし二人と会えたとしてもマイケルはもうチャールズと酒盛りをする事も叶わず、エミリアとカップケーキを食べることもできない。

それは寂しいことだと思う。

「貴方のボディの概要は父が記録を残しているんだけど」
とキムは言った。
「ほんと、うちの父は天才よね、ちょっとおかしな人だったけど、間違いなく天才だわ」
その言い草があまりにもチャールズとそっくりでマイケルは思わず笑ってしまった。
そうして告げられたマイケルが知っておくべき自身の機能はおおまかに二つだった。

一つは食物や飲料を摂取できること。
ただし栄養価としては無意味。
味はどう感じるか未知数なので一度試してみてはどうか?
(試すと味はした。少なくともマイケルはそう認識した)

もう一つは、性的な行為に及ぶための基本的な機能はきちんとあること。だった。

若い娘に言われるには少々面食らう話題だがキムとは最初から遠慮がない。彼女はやはりチャールズの娘であり優秀な科学者なのだ。
「つまりはホープとすれば、きちんと気持ちいいって事よ」そのあけすけな物言いに「そりゃ、どうも」という返答以外に返しようはなかった。
しかも「どうだったか教えてね?」なんて言われてしまった日には、更に返事に困ってしまう。
「私は科学者なのよ」と大真面目な顔で言われれば照れるのも憚られた。
だがやはりどうしても照れくさい。それは彼女がチャールズの子供であると同時に幼い自分の記憶を共有した同士だからかもしれない。
学者というのはすべからく大抵の人間はこういうものだ。
知的好奇心が羞恥等の感情を上回るらしい。
チャールズの妻であるパトリシアにも会った。
マイケルは知らなかったが彼女はチャールズの幼馴染であったらしい。非常に聡明な美しい女性だ。
成程さすがは「あの」チャールズの伴侶である、とマイケルは思った。
彼女もやはりキムと同じようにマイケルとホープの事を家族として扱ってくれている。

一通りの検査が終わると、ようやく一息つくことができた。
それにしても鏡に映る自分の容姿には時々驚いてしまう。
細部に及ぶまで自分の若いときにそっくりのボディは、だからこそ余計に違和感があった。
どうせなら、中年のあの姿のままにしてもらえれば良かったと思うがそんな贅沢は言えない。
それに、確かにホープの隣に並ぶにはこちらの方がしっくりくる。
人間だった時と今の肉体で一番違うのは「疲れない」事だ。
夜に眠くならないし腹も空かないという事実は、自分はもう人間ではないと強くマイケルに思わせる。
「ヴァンパイアになった気分だな・・」
「ヴァンパイアって太陽の光を浴びると死んじゃうっていうアレ?」
「そう」
「マイケル今浴びてるよ」
ホープの指摘にマイケルは思わず笑った。言われた通り、大きな明り取りの窓から太陽の光が自分に燦燦と照り付けていた。
「そういうことじゃなくてな・・・」
「もしかして、後悔してる?」
ホープがマイケルを後ろからぎゅっと抱きしめてそう聞いた。
なんて不安そうな声を出すんだ、とマイケルは思う。
「ちょっと戸惑ってるだけだ・・・後悔はしてない」
肩に乗ったホープの髪をマイケルはくしゃくしゃに撫でまわしてやったが彼は顔を上げない。
40年もの間。どんな気持ちで自分を待っていたのだろうかと思うと胸が痛む。
目が冷めてからも彼はマイケルに静かに寄り添うだけで自分のワガママを言う事すらしなかった。
「今日な。キムに言われたんだ」
ぽすん、と頭を軽く押すとやっとホープは顔を上げた。
「俺、ちゃんとお前とできるんだって」
マイケルがニヤリと笑って言うとホープはきょとんとした顔をしてから、やっと笑った。
「それ、僕の事誘ってるの?」
「さあな。どう思う?」
「ずっと貴方をもう一度腕に抱く日を待ってたよ。でも貴方は目覚めたばかりだったから無茶をさせられないし、もう人とは違うから」
「無茶するつもりだったのか?その前提がおかしいだろ?」
「だって、40年も・・・待ったんだよ」
「悪かった」
「ご褒美。ちょうだい」
その言葉に今度はマイケルが目を丸くする。
「お前、そういう言葉選びいつ覚えたの?」
「貴方を待っている間に勉強したんだよ」
ホープは笑うと突然しゃがみ込んでふわりとマイケルを横抱きにした。
「またこれか?」
「僕の趣味だからね」
抱かれたままの体勢で彼の顔が近づいてくる。
マイケルは自分の腕を伸ばしホープの首にしがみつくと、彼の唇をしっかりと受け止めた。

するりと彼の舌が自分の口内に入ってきた。
不思議な感覚だった。人だった時と違和感はあまりない。
口内を刺激されると唾液が出るとホープは昔言っていたが、これがそういう事か、とマイケルは妙に感心した。
ぬめぬめと舌を絡められると体中がウズウズとした。
長すぎるキスを受けてもマイケルの息は上がらない。人間との違いを少しずつマイケルは理解する。
今自分は息をしていないのだ。目覚めてからそれを意識した事がなかったがやっとわかった。
ホープはキスをしたままずんずんと歩くとマイケルを丁寧にベッドに下ろした。
唇が離れて上からホープが覗き込んでくる。
手がシャツの中に入ってきて胸の尖りをきゅっと摘まれた。
「ひあっ!」
思わず仰け反るとホープが嬉しそうに微笑む。
「貴方がまだ目覚めていない時にね、チャールズが言ってたよ」
「あ、ん、な、なにを?」
やわやわと体を刺激されると腰が跳ねる。腰に熱が集中していく。変だ、こんなに早く反応してしまっていただろうか。
「『喜べホープ。マイケルの体はとびきり感じやすく作っておいたぞ』ってね」
「はっ、あいつ、馬鹿じゃねぇの、う、んっ」
「同感だけど、今の貴方を見ると感謝しかないね」
ホープに触られている場所が熱くなる。気持ちいいと自分の脳が認識している。
腰が揺れる。あのクソ野郎、いらん機能までつけやがって、と故人を罵倒するもホープの手と唇にどんどん追い込まれる。
「服、脱がすね」
ホープはそう言うとマイケルのシャツも下着も素早く取り払ってしまう。
そして自分も服を脱ぐとぴったりと上に重なってきた。
「は、あつ、い」
「気持ちいいね?」
ホープに言われて頷くとまた唇が塞がれた。ホープの手が後ろに回って臀部を揉みしだかれる。
「マイケル、可愛い・・・。今の貴方も以前の貴方も変わらないよ」
ホープの唇が下に下にと下がっていく。
やがてマイケルの立ち上がった中心にたどり着くと彼は何の躊躇もなくそれを口に含んだ。
「あっ!や、ホープ・・・そこ、だめだって・・・」
頭を押しやろうとしたが快感で上手く力が入らずにただ彼の髪に指を埋めただけになった。
卑猥な水音をさせてホープはそこを味わっている。
大きな熱の塊が腹の底からせり上がるような気がした。股間からの熱が体中の回路を焼き切ってしまいそうに感じる。
「ひう!」
ホープがその場所を咥えたままマイケルの膝裏に手を入れてぐっと上に持ち上げた。
すべてが曝け出されてしまいとんでもない羞恥に見舞われるがそれも一瞬で彼の指に後の穴を刺激されると下半身が蕩けたみたいになる。とにかく熱くて気持ちよくてどうしようもない。
「あっ、ああ、や、やあ、俺・・・もう」
ホープはうっとりとそんなマイケルを見つめると「いいよ」とだけ言った。
かぷりとまた前を咥えられて力いっぱい吸い上げられる。
「ひっ!あっ、ああっ!」
腰が浮き上がってマイケルはホープの口の中に出してしまった。
一体何が出たんだろうとちらりと思う。多分ホープと同じような疑似精液が自分にもあるのだろう。
チャールズめ本当に余計な事ばかり・・・とそう思ったがホープの指が中で蠢くとその罵りもまたすぐに霧散する。
「痛い?」
その言葉にマイケルは首を横に振った。実際まったく痛くない。ただ中がじくじくと疼く。
自分でもわかる、そこがホープを求めている。
「おかしい・・ホープ」
「なにが?」
「気持ちいいばっかりだ、俺もしかして壊れてるかも」
「大丈夫だと思うよ、たくさん感じれる体になっただけ」
はやくして、と言ってもホープは中々してくれない。指をゆっくりと抜き差しされる。決定打にかける快感にマイケルはただただ悶えた。
「も、ああ、やだ、ホープ、はやく入れろって」
「ねぇマイケル、ここすごいよ、貴方の中蕩けてるもん」
─それもチャールズの仕業じゃねぇか、あのクソッタレ─
罵りは言葉にならず、甘い声だけがマイケルからは上がり続ける。
ホープはやっと指を抜くとガチガチに天を仰いだ砲身をそこに充てがった。
ずるりと先端が入ってきただけで目の前がチカチカとした。
マイケルの体は愛する者に求められて喜んでいる。
もっとと言わんばかりにその場所は柔らかく広がってホープを飲み込み始めた。
ず、ず、とゆっくりとホープは進む。
「っは・・・あっ・・・」
まだすべてを受け入れていないのに、マイケルは体を撓らせて精を吐き出した。
「っ、マイケル、貴方、イッたの?」
「わっかんねぇよぉ。もう、ああっ!もう俺ぐちゃぐちゃだよ・・・」
自分の体の制御が外れてしまったような気がした。頭の中は快感で塗りつぶされ、体は熱く猛っている。
「っ!ごめんマイケル。優しくしたいのにっ!無理っ!」
ホープがマイケルの腰を掴んで自分を奥まで一気にねじ込んだ。
「ひっ、ああああ!」
ぴっとマイケルのペニスの先からごく少量の精がまた吐き出された。
ごつごつと腰骨を打ち付けるような激しい律動が繰り返される。突かれる度にマイケルは何度も絶頂感に見舞われる。
けれど、今の自分に限界はない。快感は強く感じても疲れは感じない。
ホープはマイケルの足を揃え片方の肩に担ぐとその体勢でマイケルを攻め立てた。
「ひあ、あ、あ」
マイケルはただホープに翻弄された。だが構わなかった。だってホープは一人ぼっちで40年も待っていたのだから。だからホープの気の済むまで付き合う覚悟はできている。
マイケルもホープを求めていたのだから。
「うっううう」
ホープが腰を震わせてマイケルの中に放った。じわりと熱い感触がする。
「マイケル、ごめん。僕、まだ」
ホープのその言葉にマイケルは笑って彼の頬を撫でてやる。
「いいよ、俺もまだお前が足りないみたいだ。お前の気の済むまで付き合ってやるから」
そう答えるとホープはくしゃりと幸せそうに笑った。




マイケルの新しい体は相当敏感に作られたようで、どこを触っても素直な反応を返してくれる。
今ホープはマイケルを座った自分の上に乗せて下から彼をゆっくりと揺さぶっていた。
もうマイケルのペニスはくたりと力をなくしていて何も出すことがない。
ホープとマイケルの人工疑似精液は人間の男性と同じサイクルで作られる。つまりは3~5日かけて満杯になるまで作られ放出する事がなければ体内で吸収分解されるのだ。
マイケルの中はもう空なのだろう。何度かの絶頂でもう出すものがないのだ。
「はっ、うう、また、いきそ・・・」
震える彼の胸の頂きにむしゃぶりつく。
マイケルは体を震わせて駆け上がっていく。

40年。

どんなに彼を待ち焦がれていたか、ようやく実感した。
乾いた砂漠に水が際限なく吸い込まれていくように、ホープの心もまるで底なしにマイケルを求めている。
何度も体勢を変えてマイケルと交わった。
若いボディのマイケルの髪は以前よりも濃い金色で長い。彼が頭を振る度に髪がふわりふわりと揺れて可愛らしい。
ベッドに移動したのは昼だったはずなのに外はもう暗くなっていた。
腕の中でふるりと体を震わせたマイケルがホープの腕をぽすぽすと叩いた。
「マイケル?」
「やばい・・・・眠い・・・・」
「え?」
「も・・・むり・・・・」
言うと、突然マイケルはがくりと脱力した。
「マイケル?!」
呼びかけるも彼は瞳をしっかり閉じて微動だにしない。

焦ったホープは真っ裸のまま、思わずキムを呼びつける事態になった。

「寝てるだけよ。そのうち起きるわ」
裸のホープを呆れたように見た後、キムは眠そうにそう言った。
「また、長く眠ったりしないよね?」
「多分大丈夫。ねぇホープ。お願いだから服を着てくれない?」
ホープはキムに言われてやっと自分が素っ裸だった事に気がついた。
マイケルだけはシーツに包んでベッドに寝かせたのだが、自分の姿に気を遣う余裕がなかった。
「マイケルの中に入っている情報量は膨大で複雑なの、だからねホープ。マイケルは”疲れる”ようにできているのよ」
「アンドロイドなのに?」
「そう、だって脳や感情が人間なのよ、彼のAIにはオリジナルのマイケルがそのまま入っているのよ。眠らないと人間は狂っちゃうわ。貴方は人間に近い感情の発達があるけれど、生まれた時からずっとアンドロイドとして生きているからそういう事がないのよ。情報の整理をプログラムされていて、それをシチュエーションに応じて引き出して使っている。それは人間に近い脳の使い方だけれど、やはり違うのよ」
「そうなの?でも僕も元々は人間だよね?」
「貴方の場合は人の時の記憶がないからね。赤ちゃんのように無垢な状態の上にアンドロイドのプログラム処理をしたから、そこが違うのよ。人の脳はもっと不便で不合理なの。自分でも制御しかねるものよ」
「じゃあ、今マイケルは普通に眠っているって事?」
「そうよ。今までも定期的に寝ていたはずよ」
「そう言えば・・・・横になって目を閉じてたことがあった。あれ、眠ってたんだ?」
「今までは体力的にもそこまで酷使するような事がなかったのね、だから数分か、もしくは数十分で良かったはず。けど・・・これではね・・・」
あまりに乱れたベッドにマイケルの寝姿を見れば二人が何をしていたかは一目瞭然だ。
ホープにはそこまで羞恥はないが、マイケルは嫌がるかもしれない。
「あ~、うん。そっか。あのさぁ、キム・・」
「私は何も見てません」
キムはホープの言いたいことがわかったのか、きっぱりとそう言った。
「ありがとう・・・」
「どういたしまして。私は貴方たちの整備主任だからね。まぁ貴方たちにメンテナンスはほとんど必要ないけど。もし悪いと思っているなら今度マイケルには内緒でデータを取らせてね」
キムはそう冷静に言うと部屋を出ていった。

キムには敵わない。

すやすやと眠るマイケルをホープはじっと見つめた。髪を優しく梳いてやると「うん・・・」と寝ぼけた声を上げる。その姿に思わず笑みが溢れた。人間だった時より長めの髪は、今の彼によく似合っていてホープは好きだ。
自分と同じようにアンドロイドになったマイケルだが彼はもっと人に近いのだろう。
アンドロイドは生み出された時にはゼロであり無だ。
皆同じ工場で生まれ、同じ機能を持ち、時には同じ顔で生まれてくる。
けれど、結局は環境や使う人間によって千差万別の個性が生まれてくるのではないかとホープは思う。
自分とマイケルが特別な存在であるとチャールズもキムも言う。自分はともかくとしてマイケルは確実に特別なアンドロイドだ。
彼はある意味ではアンドロイドの到達点なのかもしれない。

でも、もしかしたら自分たちのようなアンドロイドが世界にはいるのかもしれない。
そうであればいいのに。と思う。
「愛」という感情はときに厄介だ。
けれど胸の中にランプが灯ったように気持ちよく暖かい。マイケルが眠っているのを見ているだけで心が温かくなる。だから皆がこんなふうならいいのにと思う。

ホープは眠るマイケルの隣に自分も横になった。
自分は眠る事ができないし夢も見ない。でもこうやって眠る事ができるマイケルの隣で目を閉じる事はできるのだ。
それが幸せだ。
ホープはマイケルを抱きしめた。もしかしたらまた夢を見ているのかも。ホープはそっとマイケルの頬に口づける。
彼が目覚めたら。

ずっと以前に二人で行った水族館に行ってみよう、と思った。

まだそこが残っていたなら。
そうして二人でなにか新しい事を始めてみるのもいいかもしれない。
浮き立つような気持ちでホープは目を閉じた。



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