私の居場所

空宇海

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家族写真は残りを撮れば完成する。

休みの日にでも実家にでも帰ろうかな。
そう、思いながら考えてたら

バンッ!

勢いよくドアが開く音が聞こえたかと思って見たら

母さんが居た。

「あら、弥生、早かったわね」

「紅音なんのつもりなの?」

「楓さんが知らないと思ったから弥生と和さんの関係を話したのよ」

母さん?

母さんの顔が見れない。

どんな顔をしてる?

「紅音ってそうやって悪役をかってでるよね?どうしてそんなに…」

「あなたのためによ。それと…楓さんのためにも、かな?」

私?

なんで?

「楓、紅音のこと悪く思わないでね?いい人なのよ」

「……うん、母さんの顔でわかるから大丈夫」

きっと悪い人じゃない。

悪く思われてもいいように言ってただけ。

それだけなんだよね?

父さんと母さんを思って

ヒロくんを思って言ってたこと。


「楓さん宏樹のことお願いね?あの子が居ないときでもいいからこの家にいらっしゃい。楓さんと話してみたいわ」

「はい」

「だったら私も来るわよ」

え、無理じゃない?

だって3時間もかかるよ?

「はぁぁ…、弥生は無理でしょ?」

「近く、引っ越すかもしれないから」

驚いて母さんを見た。

確かに言ってたけど!

「ふふ、和さんが楓のことが心配なんだー!って言っててね、早めの引っ越しになるかも?」

そんなんでいいの?

会社は大丈夫なの?

「あ、大丈夫よ?朔弥さんが継ぐことは決まってるしそろそろって言ってたから」

顔に出てた?

まあ、決まってるならいいけど。

兄さんの大学生活後、1年は残ってるよ?

それまでは仕事してるってこと?

「そっか」

「その時は楓も顔を出してよ?ちゃんと相手も連れてね?」

「……イヤって言ったら?」

「和さんのことだから延期って言うかも?」

はあ?

パーティって嫌いなのに?

「ふふ、仲良くやってるようで」

「最近ね」

「うん」

それからは紅音さんと母さんと私とでたわいもない話しをしてた。

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