私の居場所

空宇海

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紙に書いてあるとおりに開けれるときにOPENにした。

大学から帰った日や休みの日だけ。
後の日、大学があってお店ができない日はお店をCLOSEにしてる。


今日は久しぶりにカフェをOPENにした。

すると朝から常連さんたちが来てくれた。
皆さんに心配される。

しばらくはこの状況が続く。
皆さんにヒロくんのことを聞いてくるが、いろいろあったと言った。


常連さんではないお客さんが来た。

ずっとキョロキョロしてる。

常連さんたちは帰った。

「……あなたが七瀬楓さんね?」

「……どちら様ですか?」

「霧野宏樹さんの知り合い、とでも言っておこうかしら」

あー…、あの日、一緒に歩いてた人。
知り合いって…

「……なんの用ですか?」

「宏樹さんと付き合ってると聞いたので」

はあ?
なんで…?

「もう、終わりました。帰ってください」

本気で好きだった。

「……わかりました」

好きだから、諦める。
それがお互いにいい選択。


私の心配した母さんが霧野家に行ったとか
一緒に歩いてた女性はヒロくんの心配した親戚の子らしい。

カフェに来たのは謝るためだったとか
もう、遅い…


カラン、とドアが開く音がした。

「いらっしゃい…っ!」

「……楓」

来るとは思ってもなかった。

後ろに

「楓ちゃん宏樹の話しを聞いてあげて?」

聞く?どうして?

私のことなんてなんとも思ってないのに?
デートらしいこともしたことなんてない。

それでも幸せだった…
でも、…やっぱり、好きって思ってしまう。

「……話し?あ、蘭さんちょうどいいところに試食してください」

新しくメニューを考えてるけど
なにかたりないんだよね…

「うわぁー!美味しそー!」

テンション高い。

「……どうです?」

「……うーん、なにか、たりない…?」

やっぱり?
はぁぁ、なにがたりないのかな…?

新しいメニューは先になりそう。

「ほら、宏樹」

「……」

黙ったままじゃん!
私と話したくない顔じゃん!

「私から言ってもしょうがないでしょ?宏樹から言わないと意味ないのよ?」

父さんと母さんからアルバムのお礼を言われた。
今日、来るって言ってたような?

「……家族が来るので早めに閉めたいのですが」

「……楓……、楓が見た女性は……遠い親戚の人なんだ」

遠い親戚の人?
ホントかな?

「親戚の人の相談を聞いてて…それで、その…」

「はぁぁ、めんどくさい男!楓ちゃんこの子ね、親戚の人に女性に人気の物を聞いてたのよ?相談してたの」

相談を聞いてた、じゃなく?
相談していた…?

なんのために?

「楓ちゃん、デートしたことないでしょ?この子ホント鈍いから」

確かにデートしなかった。
それは…お店があったし、私が学生だからで…

「……姉貴!」

「あら、ホントのことでしょ?あなたが誤解するような真似をしたからこうゆうふうになったの!」

蘭さんが強いみたい。
誤解、ね。

それがホントなら…
私が誤解してかってにキレて別れたアホってなる。

はぁぁ、ホント…バカみたい。
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感想 3

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みんなの感想(3件)

杏藤菜都
2017.04.11 杏藤菜都

更新を楽しみに読ませていただいてます。

このところ最新話を読むたびに前話との繋がりがないことが多く、数話遡って改稿されているので戸惑っています。
今後もこのスタイルでお話は進むのでしょうか?

2017.04.11 空宇海

ありがとうございます。

たまに話しが繋がらないかもしれませんが気づいたときに書き直すようにします。

なるべく話しが繋がるように話しを進めてく予定です。


今後も楽しみに読んでもらえるように頑張ります!

解除
秋羅
2017.03.30 秋羅

ほかっといて?ほっといて
ではないでしょうか?

1話めから気になってました

2017.04.01 空宇海

コメントありがとうございます。

直してみました。
他におかしいなって思ったらコメントしてください。

解除
稀桜
2017.03.30 稀桜

コメント失礼します。
更新楽しみに読まさせて頂いています。
4話なのですが
状況が少し分かりづらいと思います。
母親は誰と喧嘩しているのだしょうか??

2017.04.01 空宇海

コメントありがとうございます。

直してみましたが、状況わかりやすくなりましたか?
わかりやすくなってたらいいのですが。

また、おかしいなって思ったらコメントしてください。

解除

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