7 / 39
2章(2)
しおりを挟む
ユルハ王国、第二王子アウストルが率いるユルハ王国軍の帰還式は盛大に執り行われた。
城下では帰還式の騒ぎに乗じて屋台がいくつも並び、冬だというのに冷たい麦酒が飛ぶように売れる。ほろ酔いで騒ぐ大人、珍しい屋台に目を輝かせる子ども。店の店主たちも、この先の実入りを想像して、生唾を飲み込んでいる。
遠征から帰ってきた王国軍は、城下の店で三日三晩飲めや歌えの大騒ぎをするのが習わしになっている。自分の強さ、そして金払いの良さをまざまざと見せつけ、国民からより一層の信頼と尊敬を得る。
その騒ぎは、なにも城下だけのものではない。城内も、遠征の成功とアウストルはじめ王国軍の指揮官の帰還を祝い、盛大な晩餐会や夜会が開かれる。
今回の東方遠征の立役者であるアウストルは、どこへ行っても人々の中心にいた。あいかわらずの鉄面皮ではあるが、時にはうっすらと口元をゆるませ、彼なりにこの祝いの場を楽しもうとしている様子が窺える。
メルフェリーゼは、遠巻きにその様子を眺めているだけだ。本来であればアウストルの後ろに控え、妻として一緒に要人たちと挨拶を交わさねばならないが、アウストルは「お前は来なくていい」の一言で、メルフェリーゼを遠ざけた。
夫に必要とされていない。その事実がメルフェリーゼの心を抉る。
フロアを照らすきらびやかな明かりも、貴族令嬢の着込んでいる華やかなドレスも、メルフェリーゼにはすべてが滲んで見える。
アウストルに面と向かって聞きたかった。メルフェリーゼのことなど必要としていないのに、なぜ嫁に迎えたのか。いらないのにどうして、解放してくれないのか。
ぽたりと落ちた涙が、手に持っていたシャンパングラスの縁を濡らす。
メルフェリーゼは慌てて目元を拭ったが、涙は次から次へとこぼれ落ち、頬を濡らした。
人に見られないようにうつむき、そっとフロアの隅に移動する。また途中で抜け出したら、後でアウストルになんと言われるか分かったものではない。自分の心が落ち着くまで、メルフェリーゼはフロアの隅でやり過ごすはずだった。
雑踏の中で、メルフェリーゼの耳がコツコツとした靴音を捉える。目の端に映ったコートの刺繍を見て、メルフェリーゼは深くうなだれた。
「なぜ、泣いている」
アウストルの刺すような声が頭上から振ってくる。本当のことは言えない。言ったところで、アウストルがメルフェリーゼの苦しみを分かってくれるとは思わない。メルフェリーゼはますます縮こまって、グラスを持つ手に力を込める。
「泣くほど夜会がつまらなかったか?」
アウストルの非難めいた嘲笑的な声に、メルフェリーゼの肩が震える。その翡翠色の目は、メルフェリーゼをくまなく観察しているだろう。夫からドレスのひとつもプレゼントされず、他の男から贈られたドレスで夜会に出る妻のことを、アウストルはなんの感慨もこもらない厳しい目で、じっと見ているはずだ。
ふうっと、息を吐く音が聞こえる。
「まあ、いい。泣くくらいなら部屋に戻っていろ。そんな顔でうろつかれても困る」
コートの裾が翻り、コツコツと足音が去っていく。
メルフェリーゼは耐えきれず、手近な侍女にシャンパングラスを押しつけるとフロアを飛び出した。
◇ ◇ ◇
メルフェリーゼは重たいドレスの裾を持ち上げ、城内を走った。途中、驚いた侍女がメルフェリーゼを呼び止めたような気がしたが、どうでもよかった。
走るごとに酔いが回り、楽しいような泣きたいような、なんとも形容しがたい感情が体内を暴れ回る。
メルフェリーゼは自室の隣の扉を前に、立ち止まった。もしかしたら、カイリエンはもう寝ているかもしれない。夜会は遅くまで行われており、今はもう深夜と呼ぶべき時間だ。廊下を照らすランプの数も少なく、遠くから夜会の喧騒が響く。
一目、彼の姿を見るだけでいい。会話はできなくてもいい。メルフェリーゼはノックもせずに、そっと扉を開けた――。
入り口に背を向けて、ベッドにカイリエンが腰かけていた。メルフェリーゼは急に恥ずかしさで息も切れ切れになる。まさか、起きているとは思わなかったのだ。寝顔を見て、満足して帰ろうと思っていたのに。
室内にランプの明かりはなく、窓から差し込む月明かりがベッドシーツの白さを際立たせている。
振り向いたカイリエンの顔を見て、メルフェリーゼは目を見張った。
「メル……」
カイリエンも驚いている。はじめてその目で見る、メルフェリーゼの姿に。
メルフェリーゼはドレスの裾を持ち上げ、よたよたとカイリエンに近づく。カイリエンも立ち上がり、メルフェリーゼを歓迎するかのように両手を広げた。
今だけは、なにもかも忘れたい。アウストルのことも、自分のことも、この国のことも、王子妃という立場の前に広がる未来のことも。
倒れ込むようにして駆け寄ったメルフェリーゼの身体を、カイリエンの腕がきつく抱きとめる。カイリエンの肌から立ち上る石鹸の香りを胸いっぱいに吸い込み、メルフェリーゼはそっと顔を上げた。
左目にはむごたらしい傷跡が残り、まぶたがくっついてしまったように固く閉ざされている。
無傷の右目は、月明かりを受けて蜂蜜色に輝いていた。目つきは鋭いが、不思議と険しい印象は与えない。目をふちどるまつげは長く、その顔に陰を落として美しい憂いを残していた。
とろりとした蜂蜜色の瞳に見つめられ、メルフェリーゼの心臓が暴れ出す。
「俺の想像通り、メルはとても美しい人だ」
熱っぽく囁かれて、腰に回された腕を意識してしまう。知らずしらずのうちにメルフェリーゼの体温がぐっと上がる。
カイリエンの手がメルフェリーゼのブロンドの髪を一房すくい上げ、愛おしげに唇を寄せる。
「髪も……こんなに綺麗なブロンドだったんだな」
メルフェリーゼはたまらず、視線を逸らしてうつむいた。これ以上、彼を見ていてはいけない。戻れないところまで来てしまう。
けれど、カイリエンはメルフェリーゼを解放するどころか、ますます抱く腕に力を込めた。
「夜会は楽しかった?」
いじわるな質問だと思った。メルフェリーゼが、ひとつしか答えを持ち合わせていないことを、カイリエンはとっくに知っているのだ。
カイリエンの腕に抱かれたまま、ふるふると首を振る。
「楽しかったら、カイのところへは来ていないわ」
顔を上げれば、カイリエンの射抜くような視線とかち合う。
「メルフェリーゼ」
低く、じっとりとした質感を持った声がメルフェリーゼの名前を呼ぶ。
もう、後戻りはできない。うるんだ目で、カイリエンを見つめる。
「俺は、あなたを抱きたい」
城下では帰還式の騒ぎに乗じて屋台がいくつも並び、冬だというのに冷たい麦酒が飛ぶように売れる。ほろ酔いで騒ぐ大人、珍しい屋台に目を輝かせる子ども。店の店主たちも、この先の実入りを想像して、生唾を飲み込んでいる。
遠征から帰ってきた王国軍は、城下の店で三日三晩飲めや歌えの大騒ぎをするのが習わしになっている。自分の強さ、そして金払いの良さをまざまざと見せつけ、国民からより一層の信頼と尊敬を得る。
その騒ぎは、なにも城下だけのものではない。城内も、遠征の成功とアウストルはじめ王国軍の指揮官の帰還を祝い、盛大な晩餐会や夜会が開かれる。
今回の東方遠征の立役者であるアウストルは、どこへ行っても人々の中心にいた。あいかわらずの鉄面皮ではあるが、時にはうっすらと口元をゆるませ、彼なりにこの祝いの場を楽しもうとしている様子が窺える。
メルフェリーゼは、遠巻きにその様子を眺めているだけだ。本来であればアウストルの後ろに控え、妻として一緒に要人たちと挨拶を交わさねばならないが、アウストルは「お前は来なくていい」の一言で、メルフェリーゼを遠ざけた。
夫に必要とされていない。その事実がメルフェリーゼの心を抉る。
フロアを照らすきらびやかな明かりも、貴族令嬢の着込んでいる華やかなドレスも、メルフェリーゼにはすべてが滲んで見える。
アウストルに面と向かって聞きたかった。メルフェリーゼのことなど必要としていないのに、なぜ嫁に迎えたのか。いらないのにどうして、解放してくれないのか。
ぽたりと落ちた涙が、手に持っていたシャンパングラスの縁を濡らす。
メルフェリーゼは慌てて目元を拭ったが、涙は次から次へとこぼれ落ち、頬を濡らした。
人に見られないようにうつむき、そっとフロアの隅に移動する。また途中で抜け出したら、後でアウストルになんと言われるか分かったものではない。自分の心が落ち着くまで、メルフェリーゼはフロアの隅でやり過ごすはずだった。
雑踏の中で、メルフェリーゼの耳がコツコツとした靴音を捉える。目の端に映ったコートの刺繍を見て、メルフェリーゼは深くうなだれた。
「なぜ、泣いている」
アウストルの刺すような声が頭上から振ってくる。本当のことは言えない。言ったところで、アウストルがメルフェリーゼの苦しみを分かってくれるとは思わない。メルフェリーゼはますます縮こまって、グラスを持つ手に力を込める。
「泣くほど夜会がつまらなかったか?」
アウストルの非難めいた嘲笑的な声に、メルフェリーゼの肩が震える。その翡翠色の目は、メルフェリーゼをくまなく観察しているだろう。夫からドレスのひとつもプレゼントされず、他の男から贈られたドレスで夜会に出る妻のことを、アウストルはなんの感慨もこもらない厳しい目で、じっと見ているはずだ。
ふうっと、息を吐く音が聞こえる。
「まあ、いい。泣くくらいなら部屋に戻っていろ。そんな顔でうろつかれても困る」
コートの裾が翻り、コツコツと足音が去っていく。
メルフェリーゼは耐えきれず、手近な侍女にシャンパングラスを押しつけるとフロアを飛び出した。
◇ ◇ ◇
メルフェリーゼは重たいドレスの裾を持ち上げ、城内を走った。途中、驚いた侍女がメルフェリーゼを呼び止めたような気がしたが、どうでもよかった。
走るごとに酔いが回り、楽しいような泣きたいような、なんとも形容しがたい感情が体内を暴れ回る。
メルフェリーゼは自室の隣の扉を前に、立ち止まった。もしかしたら、カイリエンはもう寝ているかもしれない。夜会は遅くまで行われており、今はもう深夜と呼ぶべき時間だ。廊下を照らすランプの数も少なく、遠くから夜会の喧騒が響く。
一目、彼の姿を見るだけでいい。会話はできなくてもいい。メルフェリーゼはノックもせずに、そっと扉を開けた――。
入り口に背を向けて、ベッドにカイリエンが腰かけていた。メルフェリーゼは急に恥ずかしさで息も切れ切れになる。まさか、起きているとは思わなかったのだ。寝顔を見て、満足して帰ろうと思っていたのに。
室内にランプの明かりはなく、窓から差し込む月明かりがベッドシーツの白さを際立たせている。
振り向いたカイリエンの顔を見て、メルフェリーゼは目を見張った。
「メル……」
カイリエンも驚いている。はじめてその目で見る、メルフェリーゼの姿に。
メルフェリーゼはドレスの裾を持ち上げ、よたよたとカイリエンに近づく。カイリエンも立ち上がり、メルフェリーゼを歓迎するかのように両手を広げた。
今だけは、なにもかも忘れたい。アウストルのことも、自分のことも、この国のことも、王子妃という立場の前に広がる未来のことも。
倒れ込むようにして駆け寄ったメルフェリーゼの身体を、カイリエンの腕がきつく抱きとめる。カイリエンの肌から立ち上る石鹸の香りを胸いっぱいに吸い込み、メルフェリーゼはそっと顔を上げた。
左目にはむごたらしい傷跡が残り、まぶたがくっついてしまったように固く閉ざされている。
無傷の右目は、月明かりを受けて蜂蜜色に輝いていた。目つきは鋭いが、不思議と険しい印象は与えない。目をふちどるまつげは長く、その顔に陰を落として美しい憂いを残していた。
とろりとした蜂蜜色の瞳に見つめられ、メルフェリーゼの心臓が暴れ出す。
「俺の想像通り、メルはとても美しい人だ」
熱っぽく囁かれて、腰に回された腕を意識してしまう。知らずしらずのうちにメルフェリーゼの体温がぐっと上がる。
カイリエンの手がメルフェリーゼのブロンドの髪を一房すくい上げ、愛おしげに唇を寄せる。
「髪も……こんなに綺麗なブロンドだったんだな」
メルフェリーゼはたまらず、視線を逸らしてうつむいた。これ以上、彼を見ていてはいけない。戻れないところまで来てしまう。
けれど、カイリエンはメルフェリーゼを解放するどころか、ますます抱く腕に力を込めた。
「夜会は楽しかった?」
いじわるな質問だと思った。メルフェリーゼが、ひとつしか答えを持ち合わせていないことを、カイリエンはとっくに知っているのだ。
カイリエンの腕に抱かれたまま、ふるふると首を振る。
「楽しかったら、カイのところへは来ていないわ」
顔を上げれば、カイリエンの射抜くような視線とかち合う。
「メルフェリーゼ」
低く、じっとりとした質感を持った声がメルフェリーゼの名前を呼ぶ。
もう、後戻りはできない。うるんだ目で、カイリエンを見つめる。
「俺は、あなたを抱きたい」
6
あなたにおすすめの小説
【完】夫に売られて、売られた先の旦那様に溺愛されています。
112
恋愛
夫に売られた。他所に女を作り、売人から受け取った銀貨の入った小袋を懐に入れて、出ていった。呆気ない別れだった。
ローズ・クローは、元々公爵令嬢だった。夫、だった人物は男爵の三男。到底釣合うはずがなく、手に手を取って家を出た。いわゆる駆け落ち婚だった。
ローズは夫を信じ切っていた。金が尽き、宝石を差し出しても、夫は自分を愛していると信じて疑わなかった。
※完結しました。ありがとうございました。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
病弱な第四皇子は屈強な皇帝となって、兎耳宮廷薬師に求愛する
藤原 秋
恋愛
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされたアズール王国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
召喚先は、誰も居ない森でした
みん
恋愛
事故に巻き込まれて行方不明になった母を探す茉白。そんな茉白を側で支えてくれていた留学生のフィンもまた、居なくなってしまい、寂しいながらも毎日を過ごしていた。そんなある日、バイト帰りに名前を呼ばれたかと思った次の瞬間、眩しい程の光に包まれて──
次に目を開けた時、茉白は森の中に居た。そして、そこには誰も居らず──
その先で、茉白が見たモノは──
最初はシリアス展開が続きます。
❋他視点のお話もあります
❋独自設定有り
❋気を付けてはいますが、誤字脱字があると思います。気付いた時に訂正していきます。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
【完結】いくら溺愛されても、顔がいいから結婚したいと言う男は信用できません!
大森 樹
恋愛
天使の生まれ変わりと言われるほど可愛い子爵令嬢のアイラは、ある日突然騎士のオスカーに求婚される。
なぜアイラに求婚してくれたのか尋ねると「それはもちろん、君の顔がいいからだ!」と言われてしまった。
顔で女を選ぶ男が一番嫌いなアイラは、こっ酷くオスカーを振るがそれでもオスカーは諦める様子はなく毎日アイラに熱烈なラブコールを送るのだった。
それに加えて、美形で紳士な公爵令息ファビアンもアイラが好きなようで!?
しかし、アイラには結婚よりも叶えたい夢があった。
アイラはどちらと恋をする? もしくは恋は諦めて、夢を選ぶのか……最後までお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる