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ホルモン屋エールのプレオープン
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あまり寝てないが、出社する俺のためにリカルドまで起きてくれた。
朝食はベーコンエッグとトマトサラダ、バタートースト。
俺が木イチゴのジャムをたっぷりつけて食べるのを、リカルドは幸福そうに見つめていた。
「朝から朝食も用意してくれてありがとう。俺は今日ボウリング場を見てくるわ」
「あっ、俺がお世話になってるアラブレヒトもボウリング上手なんだよ。機会があれば二人で対決してみて」
「おう。是非やってみたいわ。俺がいない間にどれだけ猛者が増えたか、楽しみだ」
リカルドはボウリングがすごく得意なのだ。
リカルドの目がキラキラ輝くのを見ていると、こっちも幸せな気分になる。
食事を終えて、家を出る。
リカルドが見送ってくれた。
「じゃあ、鐘5つが鳴ったら迎えにいく」
「うん、わかった。じゃあ、またあとでね」
俺達はチュッとキスをして、俺は家を出た。
俺はホルモン屋エールに来ていた。
プレオープンを控えて、皆緊張気味だ。
やがて鐘10が鳴り、開店。
かといって、今日はプレオープン。
お客さんは昼まで来ないだろう。
俺はカウンター担当3名に声をかけて、好きなメニューを食べるように言ってみた。
「もつ鍋定食お願いします!」
「私は味噌煮込み定食で!」
「俺はピリ辛ホルモン焼き定食で」
キッチン担当が慌ただしく調理していく。
カウンターで食べ始めた三人は、食べるなり歓声を上げた。
「ぷりぷりでうめえっ!」
「脂が甘くて美味しいわ」
「ピリ辛も合うぜっ」
カウンター担当は全員完食すると、持ち場へ戻った。
キッチン担当も交代で好きなメニューを食べて貰った。
俺もピリ辛煮込み定食をオーダーした。
お昼時がやってきた。
まずやってきたのは、ジノリンさん達料理ギルドの六名だった。
オーダーを取り終わった後、挨拶に出向く。
「ジノリンさん、お越し頂き、ありがとうございます。ゆっくりしていって下さい」
「ハヤト、招待状をありがとう。お洒落で雰囲気の良い店だな。料理をゆっくり味あわせて貰うよ」
俺は頭を下げて、キッチンへ戻った。
次にやってきたのは、アラブレヒトと友人5名だった。
オーダーを取り終わった後、挨拶に出向く。
「アラブレヒト、来てくれてありがとう。皆さんも、ゆっくりしていって下さい」
「ハヤト、開店おめでとう。雰囲気の良い店だね。寒くなってきたし、これからにぴったりだね」
俺はアラブレヒトに笑顔を返すと、キッチンに戻った。
その次にサンラクさんとギルド長もやってきた。
俺は順番に挨拶した。
「ハヤト、良い店じゃな。料理も期待しとるぞ。あと、デザートが欲しいのう」
そう言ったのは、サンラクさんだった。
「わかりました。メニューにプリンを追加します。ご意見、ありがとうございます」
俺は厨房にプリンの作り方を教えた。
小間物屋で蒸し器を買って帰ってくる。
伝言屋に頼んで、絵師とメニュー屋も呼んだ。
「ハヤト、ホルモン焼き美味かったぞ。冒険者ギルドにも広告出すんだろ? 結構冒険者も来ると思うぞ」
「ありがとうございます、ギルド長。皆様のご来店をお待ちしています」
お客様が全員帰った後、気付いたら鐘3つが鳴った。
全員でプリンを食べた。
うん、甘くてプルプルで美味しい。
「今日はこれで閉店だ。明日からは鐘9つまで頼むぞ」
俺達は後片付けをして、店を出た。
エルランドさんもヘンリエッタも仕事が早い。
報酬を渡すと、ニッコリ笑って帰って行った。
俺は冒険者ギルドに来ていた。
「新規オープン店の広告をお願いします」
「かしこまりました。謳い文句をどうぞ」
「明日の日付を入れて下さい。ぷるぷるで美味しいホルモン料理で皆様をお待ちしています」
「書けました。では、地図と一緒に貼っておきますね」
俺は料金を支払って冒険者ギルドを後にした。
次にやってきたのは不動産屋だ。
俺はとろろそば屋をやる為に、物件を買いに来ていた。
少し狭いが、大通り沿いの物件を見つけて購入した。
契約書にサインして控えを受け取る。
次にやってきたのは、建築ギルドだ。
担当してくれるのは、女性建築士だった。
俺達は二人で現地へ行き、要望を伝えた。
「そうですね。テーブルは8台。後はカウンターで……こんな感じでどうでしょう?」
「いいね、それで頼むよ。女性が入れるような店にして欲しい」
「かしこまりました。では、四日下さいますか」
「わかった。四日経ったら様子を見に来るよ」
俺は彼女に鍵を渡し、商業ギルドにやってきた。
「カウンター担当3名、キッチン担当3名お願いします。とろろそば屋です」
「承りました」
用事を済ませて外に出ると、すっかり日が落ちていた。
俺は支店に戻り、居間にいたアラブレヒトに報告した。
「アラブレヒト。ホルモン屋エールはプレオープン大成功。次のとろろそば屋の準備も進めてきたよ。明日から三日間、お休みを貰って良い?」
「お疲れ様、ハヤト。休みは勿論良いよ。今日、迎えに来るの?」
「うん。鐘5つが鳴ったら迎えに来るって」
「もうすぐだね。来たら俺も呼んで貰える? 挨拶しときたい」
「わかった! じゃあ、来たら呼ぶね」
丁度鐘5つが鳴ったので、俺は外に出た。
随分風も冷たくなってきた。
しばらくすると、リカルドがやってきた。
「会いたかった、ハヤト」
「うん、俺も。あのねリカルド。アラブレヒトが挨拶したいって」
「おう、勿論良いぞ。呼んでくれ」
俺はリカルドにチュッとキスをして、アラブレヒトを呼びに行った。
「俺がアラブレヒトだ。リカルドの名はボウリング場でよく聞いた。ハヤトの旦那さんとしても、改めて挨拶しておきたい」
「わざわざどうも。俺がリカルドだ。俺もアラブレヒトの名をボウリング場で良く聞いた。ハヤトの夫として、これからも宜しく頼む」
二人はガッと手を組み、あははと笑った。
何か分かり合ってる。
「ハヤトは三日間連休なんだよ。明日はボウリングしない? 対決しようよ」
「良いぜ。受けて立つ。ハヤト、良いよな?」
「良いよ。二人の勇姿を見守らせて貰うよ」
「ハヤト。今日行ったら3レーンあった。お前も遊ぶと良いぞ。……んじゃ、今日は飯食いに行くから、またな。アラブレヒト」
「うん。明日は早朝に紳士の遊び場で待ってる」
リカルドは頷くと、俺の手を取って歩き出した。
「今日は何食おうか。通りがかりに見た屋台が気になってるんだが、そこでいいか?」
「いいよ。俺もたくさん屋台やお店を作ったよ。明日新規オープンするホルモン屋エールも、明日見に行きたい」
「へえ、冒険者ギルドに貼ってあった店だな。いいぜ、行こう。ボウリングの合間にな」
やがて着いた屋台は、ラーメンの屋台だった。
「リカルド、これはラーメン。俺の店だよ」
「そうなのか。入って良いか?」
「勿論だよ。行こう」
リカルドがラーメン二杯を注文すると、女性店主が慣れた仕草でラーメンの麺を茹でていく。
「あっ、オーナー。お疲れ様です」
「お疲れ様。あ、この人は俺の夫。ラーメン初めてなんだ」
「そうなんですね。今茹で上がります……お待ちどう様、しょうゆラーメンです」
「頂きます……うん、美味い! スープと麺が合っているな。上の肉も美味い」
リカルドは上機嫌でラーメンをすすっている。
俺もラーメンを一口。
うん、うまっ。
豚骨ラーメンとか塩ラーメンを誰か作ってくれないものか。
……暇が出来たら考えてみよう。
「……麺のおかわりって出来るか?」
「替え玉ですね。出来ますよ。少々お待ち下さい。オーナーも替え玉します?」
「うん、お願いするよ」
店主はよどみない手つきで麺を茹で上げ、俺達の器に入れた。
「うん、やっぱり美味いな。スープも美味い」
リカルドはもう一度替え玉して、スープも飲み干した。
食べ終わったので、店主に挨拶して屋台を後にした。
朝食はベーコンエッグとトマトサラダ、バタートースト。
俺が木イチゴのジャムをたっぷりつけて食べるのを、リカルドは幸福そうに見つめていた。
「朝から朝食も用意してくれてありがとう。俺は今日ボウリング場を見てくるわ」
「あっ、俺がお世話になってるアラブレヒトもボウリング上手なんだよ。機会があれば二人で対決してみて」
「おう。是非やってみたいわ。俺がいない間にどれだけ猛者が増えたか、楽しみだ」
リカルドはボウリングがすごく得意なのだ。
リカルドの目がキラキラ輝くのを見ていると、こっちも幸せな気分になる。
食事を終えて、家を出る。
リカルドが見送ってくれた。
「じゃあ、鐘5つが鳴ったら迎えにいく」
「うん、わかった。じゃあ、またあとでね」
俺達はチュッとキスをして、俺は家を出た。
俺はホルモン屋エールに来ていた。
プレオープンを控えて、皆緊張気味だ。
やがて鐘10が鳴り、開店。
かといって、今日はプレオープン。
お客さんは昼まで来ないだろう。
俺はカウンター担当3名に声をかけて、好きなメニューを食べるように言ってみた。
「もつ鍋定食お願いします!」
「私は味噌煮込み定食で!」
「俺はピリ辛ホルモン焼き定食で」
キッチン担当が慌ただしく調理していく。
カウンターで食べ始めた三人は、食べるなり歓声を上げた。
「ぷりぷりでうめえっ!」
「脂が甘くて美味しいわ」
「ピリ辛も合うぜっ」
カウンター担当は全員完食すると、持ち場へ戻った。
キッチン担当も交代で好きなメニューを食べて貰った。
俺もピリ辛煮込み定食をオーダーした。
お昼時がやってきた。
まずやってきたのは、ジノリンさん達料理ギルドの六名だった。
オーダーを取り終わった後、挨拶に出向く。
「ジノリンさん、お越し頂き、ありがとうございます。ゆっくりしていって下さい」
「ハヤト、招待状をありがとう。お洒落で雰囲気の良い店だな。料理をゆっくり味あわせて貰うよ」
俺は頭を下げて、キッチンへ戻った。
次にやってきたのは、アラブレヒトと友人5名だった。
オーダーを取り終わった後、挨拶に出向く。
「アラブレヒト、来てくれてありがとう。皆さんも、ゆっくりしていって下さい」
「ハヤト、開店おめでとう。雰囲気の良い店だね。寒くなってきたし、これからにぴったりだね」
俺はアラブレヒトに笑顔を返すと、キッチンに戻った。
その次にサンラクさんとギルド長もやってきた。
俺は順番に挨拶した。
「ハヤト、良い店じゃな。料理も期待しとるぞ。あと、デザートが欲しいのう」
そう言ったのは、サンラクさんだった。
「わかりました。メニューにプリンを追加します。ご意見、ありがとうございます」
俺は厨房にプリンの作り方を教えた。
小間物屋で蒸し器を買って帰ってくる。
伝言屋に頼んで、絵師とメニュー屋も呼んだ。
「ハヤト、ホルモン焼き美味かったぞ。冒険者ギルドにも広告出すんだろ? 結構冒険者も来ると思うぞ」
「ありがとうございます、ギルド長。皆様のご来店をお待ちしています」
お客様が全員帰った後、気付いたら鐘3つが鳴った。
全員でプリンを食べた。
うん、甘くてプルプルで美味しい。
「今日はこれで閉店だ。明日からは鐘9つまで頼むぞ」
俺達は後片付けをして、店を出た。
エルランドさんもヘンリエッタも仕事が早い。
報酬を渡すと、ニッコリ笑って帰って行った。
俺は冒険者ギルドに来ていた。
「新規オープン店の広告をお願いします」
「かしこまりました。謳い文句をどうぞ」
「明日の日付を入れて下さい。ぷるぷるで美味しいホルモン料理で皆様をお待ちしています」
「書けました。では、地図と一緒に貼っておきますね」
俺は料金を支払って冒険者ギルドを後にした。
次にやってきたのは不動産屋だ。
俺はとろろそば屋をやる為に、物件を買いに来ていた。
少し狭いが、大通り沿いの物件を見つけて購入した。
契約書にサインして控えを受け取る。
次にやってきたのは、建築ギルドだ。
担当してくれるのは、女性建築士だった。
俺達は二人で現地へ行き、要望を伝えた。
「そうですね。テーブルは8台。後はカウンターで……こんな感じでどうでしょう?」
「いいね、それで頼むよ。女性が入れるような店にして欲しい」
「かしこまりました。では、四日下さいますか」
「わかった。四日経ったら様子を見に来るよ」
俺は彼女に鍵を渡し、商業ギルドにやってきた。
「カウンター担当3名、キッチン担当3名お願いします。とろろそば屋です」
「承りました」
用事を済ませて外に出ると、すっかり日が落ちていた。
俺は支店に戻り、居間にいたアラブレヒトに報告した。
「アラブレヒト。ホルモン屋エールはプレオープン大成功。次のとろろそば屋の準備も進めてきたよ。明日から三日間、お休みを貰って良い?」
「お疲れ様、ハヤト。休みは勿論良いよ。今日、迎えに来るの?」
「うん。鐘5つが鳴ったら迎えに来るって」
「もうすぐだね。来たら俺も呼んで貰える? 挨拶しときたい」
「わかった! じゃあ、来たら呼ぶね」
丁度鐘5つが鳴ったので、俺は外に出た。
随分風も冷たくなってきた。
しばらくすると、リカルドがやってきた。
「会いたかった、ハヤト」
「うん、俺も。あのねリカルド。アラブレヒトが挨拶したいって」
「おう、勿論良いぞ。呼んでくれ」
俺はリカルドにチュッとキスをして、アラブレヒトを呼びに行った。
「俺がアラブレヒトだ。リカルドの名はボウリング場でよく聞いた。ハヤトの旦那さんとしても、改めて挨拶しておきたい」
「わざわざどうも。俺がリカルドだ。俺もアラブレヒトの名をボウリング場で良く聞いた。ハヤトの夫として、これからも宜しく頼む」
二人はガッと手を組み、あははと笑った。
何か分かり合ってる。
「ハヤトは三日間連休なんだよ。明日はボウリングしない? 対決しようよ」
「良いぜ。受けて立つ。ハヤト、良いよな?」
「良いよ。二人の勇姿を見守らせて貰うよ」
「ハヤト。今日行ったら3レーンあった。お前も遊ぶと良いぞ。……んじゃ、今日は飯食いに行くから、またな。アラブレヒト」
「うん。明日は早朝に紳士の遊び場で待ってる」
リカルドは頷くと、俺の手を取って歩き出した。
「今日は何食おうか。通りがかりに見た屋台が気になってるんだが、そこでいいか?」
「いいよ。俺もたくさん屋台やお店を作ったよ。明日新規オープンするホルモン屋エールも、明日見に行きたい」
「へえ、冒険者ギルドに貼ってあった店だな。いいぜ、行こう。ボウリングの合間にな」
やがて着いた屋台は、ラーメンの屋台だった。
「リカルド、これはラーメン。俺の店だよ」
「そうなのか。入って良いか?」
「勿論だよ。行こう」
リカルドがラーメン二杯を注文すると、女性店主が慣れた仕草でラーメンの麺を茹でていく。
「あっ、オーナー。お疲れ様です」
「お疲れ様。あ、この人は俺の夫。ラーメン初めてなんだ」
「そうなんですね。今茹で上がります……お待ちどう様、しょうゆラーメンです」
「頂きます……うん、美味い! スープと麺が合っているな。上の肉も美味い」
リカルドは上機嫌でラーメンをすすっている。
俺もラーメンを一口。
うん、うまっ。
豚骨ラーメンとか塩ラーメンを誰か作ってくれないものか。
……暇が出来たら考えてみよう。
「……麺のおかわりって出来るか?」
「替え玉ですね。出来ますよ。少々お待ち下さい。オーナーも替え玉します?」
「うん、お願いするよ」
店主はよどみない手つきで麺を茹で上げ、俺達の器に入れた。
「うん、やっぱり美味いな。スープも美味い」
リカルドはもう一度替え玉して、スープも飲み干した。
食べ終わったので、店主に挨拶して屋台を後にした。
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